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叙事詩 人間賛歌

想像もできない力を持つ生命の素晴らしさを綴っています !

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人間賛歌 「新・仏教教室」 二

2008年05月12日 | 新・仏教教室

 パスカルの賭け。

 死後の生命があるかどうか、理性ではどちらとも言えない。
もし、ある人が、
 「死後の生命がある」ほうに賭けて生き、死んだとする。
その結果賭けに負けた。つまりそれがなかったとする。それでも、

 「あなたは何も損をしないではないか」とバスカルは言うのです。

 一方、「死後の生命はない」ほうに賭けて生き、死んだとする。
それでもし死後の生命が実在していたら、もうとり返しがつかない。
生きているあいだに善行を積んで、死後に備えていればよかったと思っ
ても、もう間に合わない。

 だから死後を信じるほうに賭ければ、賭けに勝てば幸福だし、
負けても何も失わない。
反対のほうに賭けて、賭けに負ければとり返しがつかない。

 こう冷静に考えれば、死後の生命を信じるほうに賭けることは、
つまり宗教を受け入れることはきわめて「合理的な選択」であり、
理性的である人ならば、これ以外の選択はないという論理です。

異論もあるかもしれないが、パスカルの理論には今でも説得力があると
私は思っている。

 (法華経の智慧・池田大作著より引用)


ジツチャン、
「いま人間賛歌で「人間は何をしに来て、どこえ行くのか」を更新している
が、そのなかで、
学問的に初めて死後の生命の研究をした医学者、キュブラー・ロス博士
について語っている。

ロス博士はなん万人ともいわれる臨死体験者と直接面接したり、
死を迎えた末期患者との対話、それに自分の体験をとおして一つの結論
に達したのだ。結論というのは、

「人々が考えているような死は存在しない。
そのことについて心から知りたければ、知る方法を教えてあげるが、
 知りたくなければ、それでいっこうに構いません。
なぜなら、みなさんもどちらにせよ死ねば分かることだからです」

 つづく   

 



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