ものぐささんの短歌日記

日々の気づきを短歌にのせて・・・

夏至

2011-06-21 | ものぐさの独り言
こんばんは

今日は娘の習い事の送り迎えで、帰りが7時近くになりました。

でも、外はまだ夕暮れ時のように明るくて7時とは思えないほどでした。

もうすぐ「夏至」ですね。一年で1番昼間の長い日・・・

子供の頃、夏至とか冬至とか春分・秋分の日を発見した人って凄いな!!と思っていました。

理科は得意ではなかったですが、空に輝く星や月や虹・・・自分の力では決して生み出すことのできない
不思議で壮大なものが好きだったものぐさ。

子供の時はおバカと思えるような疑問は付きませんでした。

宇宙はどうやってできたのだろう?宇宙の「外」ってあるんだろうか?
誰かが創った?自然とできていった?偶然だけでこんなに絶妙で壮大なものができるのだろうか?

何故、雨は降る?風が吹く?雪は・・・子供心に理解を超えたものばかり(いや、今もですが

挙句の果てに、一通り保健体育で人間の身体の構造を学んでいたので浅~い知識を持っていたのですが
道端で動く「ありんこ」を見つめているうちに、衝動的に疑問が押し寄せてきました。

何で??心臓もないのにどうして蟻は生きているの!?どんな構造なわけ!?(お恥ずかしい話ですが、これは20歳頃のことです)

これのどれかでも徹底的に突き詰める勤勉さがあったら、ものぐさも「先生」になれたかも知れませんね

どうなってるの?と言う知りたいと言う衝動は、今もあまり変ってはいません。もちろん勤勉さの「無さ」も変っていないので
疑問は疑問のままですけどね

もしも・・・もしも、「神様」が全てを創り緻密にコントロールしているとしたら、神様の偉大さは桁外れですよね。

宇宙と言うマクロから遺伝子レベル原子レベルのミクロまで創造しうる完璧な存在に不可能は無いのだと思います。

「諸法無我」という言葉の凄さはそこにあるような気がしています。

私の周りにある人も物も空気も水も土も授かり物ばかりで、どれ一つ何一つ自分で「無」から作り出し生み出しているものは無いのです。
できているのは授かり物を形態を変えているだけに過ぎません。

お預かりした数々のもので、人生を満喫したらやがて全てお返しする日が来るのですね・・・

今日みたいに自然の不思議と大きさに触れると、授かりものの中で生かされている自分ですよ~とふと思う、ものぐさです。

今日も読んで下さってありがとうございました。

そんな今日の一首は・・・

大海の 広さを知らぬ 蟻同様

命の凄さを 知らない私

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忘れた頃に・・・

2011-06-15 | ものぐさの独り言
こんばんは

うっとうしい梅雨時期ではございますが・・・皆様、いかがお過ごしでしょうか?
気が付いていましたが6月もはや半月が経とうとしております。

2週間も更新がなかったにも関わらずご訪問下さいました皆様、本当にありがとうございました

ここのところ、勤務日数が多かったことや子供達の用事でお疲れモードが続き、パソコンも開かないまま過ごしておりました。
たまにパソコンに向かっても「更新しなくては」と思えば思うほど、面白いほど何も浮かばず・・・今日に至ってしまいました。

あれもこれもと忙しい気持ちにすっかり呑まれてしまうと、ものぐさはすぐに365日の罠に嵌ってしまいます。
すると目線が下がり、ため息が出始め、鬱々とした空気が自分の周りに立ちこめてきます。

生きている限り終わることのない日常・・・はぁ~・・・という具合に

皆様にとっての「幸せ」とは何でしょう?

私にとっての「幸せ」とは、生きていることを喜べることです。
「生きてて良かった、生まれて来れてよかった、生きてるって凄いことだよな」そんな風に思える瞬間が私にとっての幸せです。
もちろん、何か特別で嬉しいことがあっても「幸せ」は感じます。

けれど、365日の罠に嵌っっている真っ只中でその瞬間に出会うと、たまらなく嬉しくなります。
鬱々とした空気感が一瞬のうちに吹き飛ばされて、自然に目線が上がり、心が満たされていくのが分かります。
生きていることをしっかり味わおうというやる気に満たされます。

一瞬と書くぐらいですから、いつも一瞬ですけどね

でも、梅雨空の貴重な晴れ間のように心の換気にはピッタリです

ジメジメしているとのぐさの心には、危うくカビが生えるところでした・・・いや、生えてる部分もチラホラですね

生きてることを喜べないのは、生きてる楽しさも見逃しているってことになります。
通り一遍の固定された見方ばかりで自分の周りの出来事を見ている・・・変化のない景色はそりゃぁ「つまんない」ですよね。

変化のない景色ではなくて、変化に気付かないから変らないように見える景色が正しいですけどね

その風景を見るアングルはいつも自分に委ねられています。見たいように見れるのです。

生きていることを喜べるアングルからいつも景色を見ていたい・・・とジメジメな梅雨空の下、心の換気に奮闘するものぐさです

今日も読んで下さってありがとうございました。

そんな今日の一首は・・・

「生きている」 疑問も持たぬ 当然に

気付けた時が 一番幸せ
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