nonnon日記
ここ北国でも、暑い日が続いていますが、夫の入院している病院は、
山の中にあるので、空気がよく、冷房もしっかり効いている。
夫の病状が悪い時以外では、私の病室付き添いも快適で、癒される。
先日は、夫、72歳の誕生日を迎えることができた。
服は病衣だし、食べることもできないので、プレゼントは、いつも
家族の写真と寄せ書きの色紙だけである。先日は娘が来てくれたので、
「ハッピバースデイ、お父さんーーー」と二人で歌った。
夫は喋れないけれど、嬉しそうに目をクリクリした。
55歳で病気になって・・・実に17年である!
病名を知った時は、本当に不安におののいたものだったけれど、よくここまで
来れた・・・と感無量! 夫の忍耐力、精神力は尊敬!
夫は今、幸せなのか、不幸なのか・・・
体が痛かったり、苦しくなくて、お気に入りのTV番組の音が聞こえれば・・・
少しでも、楽しい時間があればいい、と願うのみだ。
人生いくばくぞーーーー
人生の意味は良く分からないけれど、(分からないままに死にそうだけど)
ただこの時点を喜びたいと思う。