もやいマンション日記

マンション役員の体験を綴った「マンション日記」に、プライベート所感を綴った「nonnon日記」が混ざっています。

No.135「除雪苦難の思い出」

2009-12-30 | 日記・エッセイ・コラム

          マンション日記

冬ーマンションの除雪が良いと幸せを感じてしまう。

5年前までー

毎年毎年、我が家の南ベランダ前に雪が山と積まれ・・・

ついには昼間、我が家にお天とう様が差さなくなって・・・

夫と息子がせっせと山を崩して別の場所に雪を運んだものだった。

この‘事態’に憤った私が、夜中、窓をガラーと開けてブルドーザーの業者に

「そこに雪置くのヤメテークダサーイ」と必死で叫んだことも。

(除雪業者は、仲通りをザザーと除雪してきた雪を、いつもマンション1階の

端である我が家の中庭前に捨てていたのだ。)

集合玄関前でも5階屋上から雪庇が落ちてきたこともあり、

「危ないので、落としていただけませんか」と電話すると・・

「そっちに行くついでがあったら行く」 と業者。

「オレも忙しいんだ。そういうことは理事長を通して言ってくれ」

・・・・そこで当時の理事長に告げると・・・・

「北海道なんだから雪庇くらいできるのは当たり前」 という返事。

この理事長さん、屋内駐車場前にできた雪の段差で、車が入れなくなったお宅が

あっても、「自己責任」とおっしゃって、業者に手配してくれなかったので、

住人5~6人が声を掛け合って除雪したことも。

そういえば、共用廊下の電灯も端の住戸が暗くて、理事会で何度訴えても取り上げて

もらえず・・・・‘生活の不便’こそが4年前に理事長を引き受けた動機でした。

理事長になって、除雪業者も、格段に良い除雪をしてくれる業者にかえることが

できましたし、(合い見積もりをとって決めたお陰で、年間除雪費も15万円

下がったのです。)

各戸玄関ライトはセンサーライトに更新して皆さんに喜ばれています。

役員を引き受けると‘労力’はかかりますが、生活環境の改善を‘実行’できます。

大雪でも、すばやく除雪してくださる業者さん、ありがとうございます。

5年前までの‘苦難’を思い出せば、ホントに幸せ感じます。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

No.134「幼稚園か保育園か」

2009-12-05 | 日記・エッセイ・コラム

             nonnon日記

仕事で、月に1回、幼児サロンを受け持っている。

赤ちゃんや幼児を連れた30組ばかりの若いママ(パパも少し)が毎週来館して

いろいろなオモチャで遊んだり、歌ったり、体操を楽しむ時間である。

専業主婦の若いお母さんが多くて、私にはキラキラと輝いて見える。

先日、3歳児のお母さんから、「幼稚園にしようか、それとも働いて保育園に

預けようか、迷っているんです。」と相談された。

「保育園の子は、早くから自立心が育つので、小学校で‘強い’ですよね。」

・・・・「ウーン、そうですね。確かに・・・。」

(これは軽率には答えられない問題だぞ、と考え込む・・・)

「幼稚園児はお母さんと一緒に過ごす時間が長いので、愛情やしつけが行き届く、

というメリットはあると思います。

保育園児は早くから集団の中で育つので、わがままが許されなくて、

その分、競争の中で、たくましく育つと思いますが・・・」 とお答えした。

個人的には、保育園出身児には、乱暴な子が多いのも事実である、と思っている。

たまに、‘人柄がいい’と感じる子に出会って出身を聞くと、

他の‘優しさを持った’子と同じ保育園だったりする。

良い保母さんがいて、愛情を注がれて育った集団なのか・・・。

でも大抵のお母さんは、保育園も保母さんも選べない。

‘空き’があったらラッキー、という状態で預けるであろう。

何年も仕事から離れていたら職場復帰も難しくなるであろう。

何があるか分からないこの時代、お母さんが安定した仕事を持っていることは、

子供を守り育てるためにも必要であると思う。私が子供を育てた時代とは、

社会的背景が全然違ってきているのだから・・・。

輝いている若いお母さんに、何を伝えるべきか・・・・

首をひねっている。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする