第一回山の日

登山遭難事故増加、スマホ普及で登山者同士の会話減も影響か
初の山の日は非常に巡りの良いカレンダーとなりました。

１１日（金）から土日をはさんで４日特休、さらに１日年休を使えば最大１０連休ですね。残念ながら日直が当たって適いませんでしたがorz
岐阜市内で手軽に登れる山としては金華山があり、自分も年に１～２回くらいは何だかんだで登っています。標高３３４ｍですから３０分～１時間程度で登頂できますし、難易度も幼稚園から中学生レベルまで色々コースが選べます。しかしもちろん油断は禁物。２０年ほど前ですが友人達と登った時に帰り道で日が暮れはじめてしまい、急いで戻っていたら途中で道を間違えてしまったことがありました。何か違うなと話しつつもまあ山なので下ればどこかには出るだろうと思ったのが運の尽き。しかも中学生か高校生くらいだったので、みんなで間違えても来た道を戻るなんてカッコ悪い選択はできません（笑）これが正常性バイアスというやつですね。まあその時は幸い「標高を保って横に歩く」という選択をしたため正しい登山道に戻れましたけど、おそらく護国神社側だったので、そのまま強引に下っていたらどこかの崖に出くわしていたかもしれません。

最近は登山者の方が頻繁に挨拶をするようになりました。街中ではすれ違う人に声をかけると不審者扱いされてしまいますが（笑）登山中はマナーというより、挨拶とか気軽に話をすることでお互い印象付けて、「途中で会ったあの人がまだ降りてこない」など、万が一遭難した時に気にかけてもらえるという利点があります。スマホに夢中になっているとそういうこともできなくなってしまうので、スマホ越しの友人よりすれ違う登山者を大切にしたいですね。