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「煉獄」返上

2006年03月02日 | Weblog
やはり「地獄」と呼ぶにふさわしい、学年末の成績付けシーズンが到来しました。

去年も書きましたけど、養護学校にも当然指導要録はあって、3月は単純に手間が倍増するのです。しかも、教科については通常学級なら3段階評価などハンコを押すだけですが、こちらは全ての教科について所見のような文章を書かなければいけません。何が嫌って、やはりそれが手書きだってことです。
この御時世に、いつまでも手書きに拘っているのは時代錯誤も甚だしいと、このシーズンが訪れる度に不満を募らせています。下手な字を補うためにパソコンで出したいと思うのは、足が悪いから優先席に座りたいと思うのと、そんなに違うことですかね。下書きはパソコンでというのは最近主流になったようで、その点では大変ありがたいのですが、清書の段階で、パソコン最大の利点である「コピー」をせず、アナログに「転記」するというのは単なる二度手間以外の何物でもないと思うのです。中には通知票や要録もパソコンで出している学校もあるそうですけど、残念ながらこの学校でこう思う僕みたいな人種はまだまだ少数派のようで、今からでも日ペン習おうかなぁと毎回成績付けシーズンになると思わされます。

まあ、それは良いとして、年度末には通知票、要録の他にも個別の指導計画まとめ、個別の教育支援計画まとめ、教科の年間単元指導計画まとめ、校内研究のまとめ、教育課程の時数計算、会計まとめなど決算書類関係に加え、卒業式用のプレゼン作成、一人一人にメッセージ作成など学級のまとめに向けても動き出さねばならず、文字通り仕事が山積みです。しかも2年前に3学期の期末手当が出なくなり、これらの仕事は言わば奉仕活動も同然となっているのです。これでも教員の給料は高いですかね。
さらに今回は中3を担任しているため、成績の締め切りが他学年より1週間も早いです。成績類の下書きは月曜提出ですし、あと正味2週間は戦場ですね。卒業式後でもできる仕事ときっちり分けてやっていかないと、とても頭と体がもちません。次の土日辺り、この学校で初の休日出勤となるかもしれません。

まあ、お約束通り今日は全く手をつけていませんがね。
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3 コメント

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Unknown (穏高)
2006-03-03 00:41:24
「手のわろき人の、はばからず文書きちらすはよし。見苦しとて人に書かするはうるさし」



字の下手な人でも、遠慮せずにどんどんと書くのは良いことだ。逆に、字が下手だからと言って他人に代筆させるのは嫌味だ。



吉田兼好は斯様におっしゃいました。



…でもねぇ、下手な字は見せたくないよね。ワープロなりパソコンで済むなら、それが良い。
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Unknown (土龍)
2006-03-03 12:36:08
なんというか誠意を見せるとか以外、手書きの意味っていうのはないですよねぇ……



業務を非効率的なままにして改革だの給料カットだの上層部の体裁を繕うことだけ実行させて後は次の世代に任せた~とかなんでしょうねぇ。
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Unknown (alpha)
2006-03-03 21:47:58
代筆か・・・それ考えていたのですがね。「全員の下書き僕が考えて打ちますから、清書はお願いします」とか。

次の学校はオールデジタル化の所がいいなぁ。異動希望にそう書いておこうかな?
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