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本能寺の変

2014年07月13日 | 時事
“織田信長”江口洋介、独占取材!「本能寺の変」で壮絶シーン
大河ドラマ「軍師官兵衛」の世界で、ついに本能寺の変が起こりました。

いよいよ戦国時代最大の見せ場ということで、NHKでもものすごい特集を組んで宣伝していました。直前スペシャルはもちろん、一昨日も黒田二十四騎の話をやっていましたし、昨夜は過去の「軍師官兵衛」関連作品の再放送を2時間分まとめて放送していましたしね。NHKとしても、戦国時代をやるなら本能寺の変は一番の見せ場になることは分かっていますし、官兵衛にとってもおそらく物語上一番の知略を巡らせた場面ですから、今回に賭けるNHKの本気度が良く分かりました。視聴率も最近は盛り返しているようですが、がんばりの成果がどれだけ上がったか、今回の視聴率の結果は楽しみです。

大河ドラマは歴史上の人物を扱うので、フィクションとはいっても一応史実に沿って展開が組まれます。もちろん、演出の範囲で多少史実を曲げることもありますが、全体的なバランスを崩さないよう時代考証などはしっかりとなされていると思います。今回久しぶりに第1話から見続け、官兵衛関連の本も何冊か読んだので、今の所は官兵衛を中心にした戦国時代の移り変わりが、特に矛盾なく上手に描かれていると思います。有岡城の件で官兵衛や松寿丸がまだ生きていると皆が知っていたと言う演出は流石にやりすぎだと思いましたが(笑)

ただ、今日の最後の部分は少々疑問でした。信長の死の知らせを持ってきたのが敵方でなく味方側だったのは物語をスムーズにする演出だとしても、和議を結ぶ席で敵方の参報に信長の死を漏らしてしまったのは、如何なものかと思います。毛利側がそれを知ったのは全てが終わった後だったのいうのが史実のはずですし、この時点ではむしろ毛利側に絶対漏れないよう万全の策を講じていたはずです。恵瓊に口止めしたとしても、それは腹心の部下である善助に口止めするのとは訳が違います。まあ、と言いつつもあの「腹黒い笑み」は痛快でしたし、あれを演出するために変更されたのでしょうけど、大きな見せ場とした分、来週どう帳尻を合わせるのか、別の意味で気になってきました。

本能寺は子どもの頃行った記憶しかないので、一度しっかり訪れてみたい所ですね。というか、いつもドラマの最後にくっついている史跡案内を見ると全部行きたくなります(笑)

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