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神話

2010年04月06日 | 時事
【教育】正義と勇気 「神話」が新鮮 来年度小学1、2年の国語教科書に
確かに神話は面白いですね。自分も昨年度にはまったばかりです。

町探検に出るとやたら神社に出くわしますから、昨年度、自分も子どもに説明するために色々神話やら神社の成り立ちやらを調べていました。そのうち、全然別の神社で祭られている神様が親子関係や親戚関係にあることに気づき、神々の系譜というものに行きつき、大変興味を引かれましたました。最終的に神武天皇につながっていくその系譜に、見つけた神社の神様を当てはめて掲示していったり、神話の話を調べて参観日に発表したりなど、総合的な学習の時間として十分に実りのある学習ができたと思います。

神話の面白さは「物語なのか史実なのかはっきりしない」所にあると思います。明らかにありえない話なのに、先に述べたように、そのまま天皇家の系譜につながっていたり、たくさんの神社に祭られていたり、“三種の神器”なるものが存在したりすることで、「もしかしたら本当なのかも?」と想像を膨らませる楽しみが含まれているように思います。昔話の面白さに通じるものがありますね。また、これは逆説的なのですが、ワンピースやナルト、昔で言うと火の鳥、ドラクエなど、神話をもとにしたストーリーやキャラ、技などが巷にあふれていて、子ども達は知らないうちに神話の世界観に浸っているわけです。そこで、元ネタである神話に触れることで、双方をより好きになるという相乗効果のようなものもあるような気もします。まあ、この辺は聖書やギリシャ神話とかも同じですけどね。

必ずしも勧善懲悪の話ばかりではないですが、日本に伝わる最も古いお話として神話に興味をもつことは悪いことではないでしょう。かと言って10年前、「新しい歴史教科書を作る会」が記述したような、ことさらに神話の陰の部分を強調する記述は必要ないですけどね。「アマノウズメって神様がすっぽんぽんで踊ったからアマテラスオオミカミが出てきたんだよ」くらいで止めておいたほうが。

え?これもNG?
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