最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

目の手術

2008年06月19日 | 川柳
 「川柳番傘」の8月号に下記を投句しました。
目の手術くらいに何で車椅子
  歩いて手術室までいける体力が十分なのに大事をとって
  でしょうか。でも、かつて十二指腸検査のときの帰りは
  とても歩けた状態ではなかったです。
ついている主治医が美人目の手術
  初診のとき、若い女性の医師で、まさかこの人が手術を
  するとは思いませんでした。他の医師は殆んど男性。若
  い女性医師の方が繊細で器用かも。その上美人とは!
恒星が生まれて消える目の手術
  放送大学でおま「宇宙とその歴史」を履修中ですが、手
  術中に見える光の明滅はまるで恒星の一生、つまり百億
  年の縮図のような体験でした。
手術終え梅雨の晴れ間の清い風
  白内障の手術は最近は日帰りで、10分程度と聞いてい
  ましたが、1時間20分…。途中胸元が暑くて動いたら
  注意され、足元の布だけ取られその方は寒かったです。
こんなにもですか目薬飲み薬
  目薬は5種類あり1日6回。プラス朝の検診前に瞳孔を
  開く薬を2回。飲み薬は普段飲んでいるもの以外に化膿
  止めなど。空容器を毎回チェックされる徹底ぶりでした。
ひと昔前廃人となる病
  白内障はかつては緑内障や黒内障とともに「そこひ」と
  いわれ、最悪のときは殆んど失明状態になったとか。医
  学の進歩は有難く、今や年間1万数千の手術例とか。
コメント
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