テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

プレミアム野菜のエキス

2011年11月29日 | お笑い
■『KーPROプレミアムライブ5』を観に行きました(19時~21時20分 座高円寺2)

出演
ツィンテル・ラブレターズ・うしろシティ・ジンカーズ・風藤松原・流れ星・磁石
トップリード・エルシャラカーニ・THE GEESE・ラバーガール・キングオブコメディ


関東の若手お笑いシーンがわかるのは
毎週放送ビタミン寄席か、このプレミアムライブ。

ラブレターズのネタ合わせのコントが、とてもおもしろかった。
ラバガ大水の気持ち悪さの進行は、誰にも止められない。
両生類は、ぐんぐん気持ち悪く成長している。

世界観にこだわるTHE GEESEは、それがたとえコントに向かないスーパーの営業であっても
絶対に自分達の世界を壊したくないと話す。
だから営業先でも、暗転は譲れないそう。
(しかし、さすがにヨーカ堂ではウケないらしい)

そんなTHE GEESE尾関が、最近は自分を切り捨ててユーモア軍団とばかり遊んでいると
キンコメ高橋は寂しそうに述べる。
それにしても高橋は、今日も話題の美魔女よりもよっぽど奇跡の40歳の若手壮年芸人だ。


実力派揃いのこのライブでは
漫才師達が集いトークとなれば、暗い暗いTHE MANZAI猛反省トークが繰り広げられる。
流れ星ちゅうえいは、THE MANZAIの事を考えれば
いつでも泣ける準備はできているという。

みんなに居酒屋で祝ってもらった流れ星永沢でさえも
年上や先輩の芸人達と飲んだのに
自分が一番多く払わされたのはおかしいと
納得いかない様子を見せていた。
そして、みんなで芸人の困窮を嘆く。

いつも大きく時間が押してしまうこのライブは
本日も、盛り沢山で押しに押して終演した。

K-PROプレミアムライブ4

川口家結婚披露パーティー

2011年11月28日 | お笑い
■『「川口家結婚披露パーティー」と題したお笑いライブ』を観に行きました
(21時45分~22時45分 無限大ホール)

出演
ロシアンモンキー・グランジ大、五明・マキシマムパーパーサム・アームストロング
チーモンチョーチュウ・ものいい・ふくろとじ・LLR・ミルククラウン


ロシモン川口の結婚披露宴。
ロシモンマキパグランジの3カード揃い踏みと聞いたら、行かない理由が見つからない。

客席に招待客の芸人軍団が座り、披露宴が始まった。
「ライブには絶対に出たくない」という新婦の強い意志を尊重し
いよいよ、披露宴は新郎川口のみが登場した。
ルミネで借りたタキシードに身を包んだ新郎川口
ウエディングソングの定番、GET WILDが流れている。
目を閉じれば思い出すあの名場面
もうすぐ視力を失う海坊主との死闘…実は細工されていた香の拳銃…
そして、新郎川口初めての単独作業であるケーキ入刀。

披露宴は、滞りなく進む。
グランジ大の乾杯の挨拶が始まると、一気に団体の決起集会臭が充満する。
しかし、それからは同期後輩芸人達による心のこもった余興の時間。

まずは、史上最強の出オチキャラトラ力士がやって来た。
グランジ五明も、1人野球拳最後の1枚ブリーフ一丁という絶体絶命の状況でありながら
新郎川口を祝う。
後輩のLLRは、パンスト相撲でお祝い。
福田が勝ったら、すぐに池尻大橋に喜びを伝えに駆け出してしまうので
手の大きさは横綱級の伊藤にがんばってほしいところ。
このパンスト相撲が、今まで見たLLRの中で1番おもしろかった。

チーモン菊地の華麗なるブレイクダンスには、新郎川口も目を丸くして驚き
思わずアンコールをお願いする。
けれども、いくら新郎のリクエストとは言え簡単にプログラムを変えられない。
応えたい気持ちは山々だが、次の出し物の芸人も控えているのだ。

続いての出し物は、菊地のブレイクダンス。
なんと偶然にも、連続で菊地のブレイクダンスになっていた。
新郎川口は喜び、さらにもう1回どうしても見たいとお願いするが
やはり、決まっているプログラムは変えられない。

気を取り直して続いての出し物は、またまたもや菊地のブレイクダンス。
再びの偶然で、ブレイクダンスに興奮する川口と
へとへとになりながらも、ダンスのキレは落ちない菊地だった。

アームストロングからは、10年以上の付き合いとなると
もはや想いが強すぎて言葉はいらないので、歌を贈ります。
アームストロングによる歌のプレゼントは、GET WILD


このように綴っていると
どうせ、だらだらぐだぐだしたライブだったのだろうと思われてしまうだろうが
そんな事は全く無かった。
だって、要所要所で締めハゲがあったから。
各所でハゲるマキパ長澤と
もはや名人芸、瞬時に「ハゲとるやないかッ」を刺してくるマキパつよしに
客席は拍手喝采だった。
どんな場面も、この締めハゲですごく締まる。


最後は新郎川口から、両親への手紙、新婦への手紙と
彼女と別れる度に引っ越すでお馴染み恋に全力
歴代の彼女達への熱い感謝の手紙の朗読があった。

ハゲとるやないかッあり、大巨人の裸あり、白熱のパンスト相撲ありで
とても感動的、こんな披露宴私もしたい
と、女子心をくすぐる素敵な結婚披露パーティーだった。
行った事はないけれど、きっと帝国ホテルやペニンシュラやマンダリンの挙式も
こんな感じなのだろう。

プチノリシアター

2011年11月27日 | お笑い
■『どりあんず平井のプチノリシアターinロフト
~うまいヘタは関係ない、歌が好きなヤツ集まれよ!SAY PUUUUUN!~』に行きました

出演
どりあんず・サカイストまさよし・ノンスモーキン菊池・永井祐一郎
初恋タローこうすけ・少年少女阿部・catch!あっしー・御茶ノ水男子
他、若手芸人多数


どりあんず平井のイベント。
よしもとプリンスシアター閉館イベントを、まさかの早朝5時から大いに盛り上げ
さっきまでは、サタデーナイトライブの前説をしてきて
今夜はまた、オールナイトで歌い踊る。
HIRAIは、恐ろしいスケジュールをこなしている。
さらに、ヘルニアを患っているので
いつもは1本のところ、今日は座薬を2本ブチ込んで
この阿佐ヶ谷ロフトAにやって来たそう。
腰に爆弾を抱え、HIRAIはブチ上げる。
というか、連日何をやっているのだろうか、どりあんず平井。


「Let's party」で、いよいよイベントが始まれば
フロアのギャル達は、ノリノリのアゲアゲのキメキメで歓声を送る。
ボンバヘッドは学生時代から歌い込み過ぎていて、クセがすごいどころか
もう、コースを大きくはずれている。
そんなHIRAIだから、焦らす焦らす。
楽屋から1コーラス歌声を届けるだけで、もったいぶってなかなか登場しない。


フロアのギャル達にとって、HIRAIは憧れの存在。
幸運にもHIRAIと一緒に歌える事になりステージに上がったギャル達は
HIRAIさん大好きですと口を揃え
「結婚したい??」「…それは、ちょっと…」
「付き合いたい??」「…うっ…いや…」
と、明石家サンタの八木さんのようなくだりをやっていた。

オールナイトキュートンに引き続き、ここでも休憩時間の男どりあんず堤までもが
「抱きしめてあげるよ」と言って、ギャル達をキャーキャー言わせていた。

なぜか坊主になっていて、出所後感を漂わせるノンスモ菊池は
本日はリモコン大王として、正確にカラオケの番号を入力する。

藤森一家の御茶男さとうは
「だいたい六本木のクラブにいるんで、クラブで会ったら番号教えてください」
と、告知も忘れない。

Jガールのあいすけが柔道着ではない姿は、初めて見た。

そして、みんなのお気に入りは
はないちもんめもっちゃん。
30組以上の超若手芸人がひしめき合い出演した中で、1番強烈だった。


最後は、永井祐一郎が大トリを飾っていた。
永井祐一郎が大トリな事に驚いて、何を歌っていたかは忘れてしまった程。

もちろん、HIRAIに対する今宵のような熱狂的な声援歓声が
無限大ホールでは、一切響かない事にも驚く。

つるかめランド噛み砕ける

2011年11月19日 | トークライブ
■『つるかめランド』を観に行きました(21時30分~22時40分 神保町花月)

出演
かたつむり林・ブレーメン岡部・畑中しんじろう


林と岡部と畑中しんじろうの、ネタとトークとコーナーのライブ。

ハンサムなだけの畑中しんじろうと
気のちがった野郎の林に加えて
何歳になったら口を閉じる事を覚えるのか、童脳岡部の3人が何をしてくれるのだろうか。

恐ろしい事に、3人の中で最年長は岡部で
岡部はもう30歳になったそう。

時間のあるダメ人間程
ケータイゲームに課金するという説をリアルに体現しているような
ケータイゲームに鬼ハマりしているという話から始まった。

岡部なんて、給料以上にケータイゲームのアイテム課金につぎ込んでいるそう。
アルカちゃんのおねだりのルールと同じくらい、常人には難解な岡部のトーク。
でも、無邪気で毒のない岡部の話ならずっと聞いていられる。


無性にイラッとくる水牛のツイートと
ブッ壊れていておもしろい大のツイートを紹介するコーナーがあった。
畑中しんじろうと西島とのTwitterケンカの話もあった。
Twitterをやっていないせいか、ぼんやり顔の岡部の口はあいたままだった。

3人それぞれのネタもあって
さすがの3人だから、3人のうち岡部を除く2人は死んでしまうオチだった。
もはやコントかただの支離滅裂か、激しいダンスをした岡部はまだ口があいていた。

最後は衝撃
岡部発信の「ハゲてない??」で
隠していた林のゲーハーが発覚した。
祖父と父譲りで逃れられない林の毛根の悲運をケタケタ笑う岡部は
やっぱりだらしなく口があいていた。

スポーツコートチェンジ意味無

2011年11月18日 | 単独ライブ
■『バカリズムライブ SPORTS』を観に行きました(19時~20時40分 サンモール)

出演
バカリズム


バカリズムの単独ライブ。
お笑い性豪のバカリズムは
いつまでたっても、高クオリティでおもしろい単独ライブを乱発している。

全然似合わない、審判にギリギリ見える、スポーツのユニフォームに身を包んだバカリズム。
今回は、スポーツと銘打っているものの
どんなスポーツもバカリズムのコントにかかれば、スポーツマンシップに乗っ取らない。
素晴らしいコントの数々だった。
特に、おっぱいをさわらせたくない理由コントが極上だった。

単独ライブ必須の、バカリズムの泣きの演技が見所のコントは今日もちゃんとあった。
やっぱりバカリズムが泣けば泣く程に、ウケる。
ルールちゃんも登場して、仲良くコントをしていた。
オープニングテーマはかっこよくて、エンディングテーマはしっとりしていた。


とにかく
いつまでもギンギンで単独ライブをヤリまくっている
バカリズムのお笑い絶倫ぶりに、笑わされてばかり。

5月は案

カネナリマンズさっくんが人気

2011年11月17日 | お笑い
■『カネナリマンズ』を観に行きました
(21時30分~23時 よしもとプリンスシアター)

出演
Bコース・ガリットチュウ福島・ニブンノゴ!・ギンナナ・佐久間一行
ポテト少年団・グランジ大、五明・アームストロング安村


Bコースガリチュウポテ少の3カードが揃ったら、行かない理由なんてないと思っている。
なので、“熊谷の出演はございません”は、とてもショックだった。

1番好きな祭はなんですかと聞かれたら
しんじが解き放たれ怪力福島に会場が1つになるしんじ追い祭。
いつもは前に出る程に若手芸人ファンから反感を大人買いしている
東京吉本の黎明期を支えてきた旧若手芸人のみなさんの年季の入った団体芸は大好物。
となれば、やはり
まるで、ゲームコーナーライブという名のミニコントのライブの
カネナリンピックの番外編である
カネナリマンズも大ファン。


これでも今夜は1番の若手、アルコールの6期生代表のグランジ大が「もうダメだよ」と
とても人前に出られるようではない、かすれブルース酒やけ声で言い放つ。
なぜなら、泥の2期生軍団とヘドロの3期生ポテ少がのびのびしているから。
今日だけは、わざわざ観に来たお客様が悪いと言わんばかり。


チーム対抗戦のお約束“勝ったらギャラ2倍負けたらギャラなし”に
今時、どうしたらここまでのリアクションをとれるのだろうか。
イス取りゲームは、どういう順番で並ぶかのくだりを長々やっていて始まらない。
ジェスチャークイズの回答中に、結局全員でミニコントを始めてしまうものだから
全然ポイントが獲得できない。


ついに舞台上に留まらず
全員が客席におりて、お客様を攫い舞台に上げていた。
最後のコーナーは、お客様と一緒に一発ギャグ対決。

芸人にさらわれたお客様は、艱難辛苦を乗り越え次々にちゃんと真面目にギャグを披露する。
そのおかげで、コーナーの体裁は保たれた。
いつまでたっても芸人軍団は油断すると、すぐにミニコントに走る。
結局、一番きちんとコーナーに取り組んだのは舞台に上げられたお客様だけ。


それでもやっぱり、最後はニブゴ大川ウソ告知と
激ギレ説教する大のくだりは忘れない。
玉石混交で、もはやウソ告知がないとライブが終われない。

2月にルミネで開催されたカネナリマンズ

キュートン冬仕上げトイレ

2011年11月13日 | キュートン系
■『オールナイトキュートン』に行きました

出演
増谷キートン・くまだまさし・しんじ・椿鬼奴・アホマイルド
ずん飯尾
Bコースハブ・どりあんず・チャド・マレーン加藤・とくこ・水上拓郎・ストロベビー
黒蟻、他


毛は毛で隠す、メンバーはハゲかロン毛、正装はタンクトップにブリーフ
ポイズンは毎回生尻を出す、などなど
常人には耐えられない、数々の厳しい戒律で知られているキュートンの
オールナイトライブ。

今ではしんじも、ZQNゾンビや進撃の巨人と並び立派な市民権を得ている。
だが、あらびき団に出演が決まった時は
いくらあらびき団とは言え地上波だから…と目立たないようにいじられないようにしていたそう。
それが、「あのパソコンのヤツ」と、ライト東野に目ざとく見つかってしまったのが
幸か不幸か
おかげで、めちゃイケに出演を果たすまでになったという。

椿鬼奴は、大好きなハブにマジ告白をしてマジでフラれるのが
バラエティー番組で放送されるくらい
今や、本業のホール浸りもできない程に副業のテレビタレントで忙しくなった。
(しかしドッキリだと知らなかった素のハブの超放送禁止言動のためVTRはお蔵入り)

お騒がせキートンの周辺は大炎上し
くまだまさしは、車もマンションも購入し12キロものダイエットに成功したそう。
アホマイルドクニは、サイコ作家先生になった。
個々の活躍も輝かしい。

そんなキュートンは
今は、自主的に銘打って勝手に行っている9大都市ツアーの真っ最中。
特に、フランスで開催されたジャパンエキスポでの公演が印象深いという。
まさかの、しんじがフランスで新ネタぶち込み芸の
椿鬼奴の声量に、フランスの音響さん大爆笑だったらしい。

しかしこのオールナイトキュートンも、負けやしない。
ピッコロにインド人にジョブズ氏獣神・サンダーライガーや
死すら覚悟してヘルニアのどりあんず平井も駆けつけた。

デカい男に後ろから壊されるのが夢な加藤と、どりあんず堤のラブラブ緊縛ショーも健在。
キュートンの左とん平的存在水上拓郎は、今宵もすこぶる気味が悪かった。
次世代ゲロネタの安定銘柄の黒蟻は、今夜も有無を言わせぬ手堅いゲロネタだった。
とくこにいたっては、ひかるちゃんの格好でミポリンのゲロネタをしていた。

天才ハブは、文句なし。向かうところ敵なし。

そしてキートンは、炎上や脅迫に屈せず
浅田選手をブリブリ推す。


ゲストのずん飯尾和樹は物腰が柔らかかった。
やすとジョニ男と3人でプリンスシアターに2人のビッグショーを見に行った時は
感動して、3人で大崎まで歩いてしまったと話していた。
飯尾「もう電車なんか乗ってられるかって」
つい先日、トップリードに感激して意味もなく歩いてしまったのですさまじく共感した。
人は感動すると歩く。さらにどうしようもなくなると森脇健児のように走り出す。
そこまでチェックしなくていいのに、明石家さんまは走る男までチェックする。
お笑い輪廻。


楽しい時間はアッという間だった。
お楽しみの9大都市ツアーの次回は、東京公演の予定だという。

昨年のオールナイトキュートン

東京吉本若手漫才協会っしょ

2011年11月12日 | 漫才のライブ
■『東京吉本若手漫才協会本公演~日本のドラマ編~』を観に行きました
(19時~21時20分 よしもとプリンスシアター)

出演
ロシアンモンキー・LLR・若月・マヂカルラブリー・デスペラード・ゆったり感・天狗
囲碁将棋・エリートヤンキー・トレンディエンジェル・タモンズ・トンファー
井下好井・ヒダリウマ


ロシモン中須が会長をつとめる東京吉本若手漫才協会の、本公演である漫才のライブ。

順番は、会長特権の独断で決められた。
前回、会長のくせして大トリを後輩のLLRに押し付け
自分達はウケた記憶が忘れられないよう。
今回も、後輩のLLRにトリは丸投げな上に
自分達ロシモンの出番前には、安心の爆笑保険タモンズを配置。
いつもウケ過ぎで、会長が嫉妬しているエリヤンを
まだ客席が温まり切っていないだろう序盤にブチ込みの
良い感じのところで、イロモノのデスペラードを投入して冷却し
自分達以外ではバカウケにならないよう、隙のない香盤表になっている。

何しろ、ラーメンズ的に露出を抑えているロシモンが頭で
LLRエリヤンと劇場限定芸人が名を連ねている。
本日の、ぬかりのないネタの順番に安心したのか
“漫才”とライブ名に模しているにも関わらず
オープニングトークを長々と30分以上もやってみせた。
ガチガチの漫才のむしろ逆で
ギラギラとしたその目と、テカテカとしたその頬は
舞台上でのフリートークで結果を出そうとしていたようにしか見えない。
そんなオープニングが長いという異常事態に「早く漫才しましょう」と言う者もいない。
一緒になってノっかっている。

だが、舞台の端にいたLLR福田だけはいつも以上に目を細め睨みつけていた。
しかしそれは、盛り上がるトークに嫉妬しているだけだそうで
隙を見つけては、ぐいぐいトークにカットインしていた。


天狗とエリヤンは動きで笑わせ
すべてのボケはハゲネタへと通じるトレンディエンジェルは
斉藤のエガちゃん化が止まらない。
タモンズ保険が当たり前のようにウケたおかげで、会長達のロシモンも爆笑。
トンファーは、激アツ大爆笑で
大トリをなすりつけられたLLRも、立派に仕事を果たしていた。


今夜はみんながおもしろくて楽しい漫才のライブでした、終演。
とは、なかなかならなくて
もう気が抜けたのか明日の鍋パが楽しみなのか、ゴキゲンな会長は
エンディングからの告知に、ロスタイムどころか後半戦くらいにたっぷりと時間をかけていた。
福田は、あゆのモノマネまでしていた。
かと思ったら、地声だった。

だから、“本公演”というのは誤植で
正しくはトークライブだった。

首脳陣の会議

しゃべくり道場ズーシー

2011年11月11日 | トークライブ
■『しゃべくり道場~超若手トークライブ~』を観に行きました
(21時30分から22時30分 神保町花月)

出演
ロシアンモンキー川口・LLR福田・ゆったり感中村
タモンズ大波・井下好井好井・トンファー山西
Vステーション西本・ラビッツ和田・パルパティーン増田・ジェラードン上村
テクノポッピン村上


しゃべくりに定評のある若手芸人達が
しゃべくり道場破りの東京NSC12期生軍を、迎え撃つライブ。

○○な話で活躍する好井に、ゲスト出演した芸人報道が何度も再生されている福田に
ぱちんこ飯出演の際はガッツリ自腹だった山西に
勢いだけが良い後輩を見ると、昔の自分を思い出すという中村に
芸歴5年位の時はつるんつるんのズルズルに滑っていたという川口。
そうそうたる先輩方を前に
道場破りの12期生軍団は、実力を発揮できるのか。

上村も増田も和田も、しっかりおもしろかった。
ハンサムな村上はおもしろい話の後に、爽やかな甘いマスクでテへと微笑むのがマスト。
結局顔が良ければすべて良しだと、ハンサムのテへに見とれながら思う。

しかし西本が強烈だった。
まず1エピソードを披露したところで、珍しく福田が説教を始める。
福田が注意をする姿なんて、見たことがない。
福田「あのさぁ、怒ってるわけじゃないんだけど
今の話を同じようにするから、どこで笑ったらいいのか教えてくれない??」


西本は、憧れているという福田と中村の間の席に強制的に移動させられ
徹底的にトークの作法を叩き込まれる。
さっきの話を福田に指摘された通りにすれば、盛り上がる。
好井「もうその話、福田さんのやん」

芸人だったら先輩と遊ぶようにすることと教える、急遽開校福田中村お笑い塾。
福田「イシバシハザマと仲良くなりたかったら
エメマンバトルどうなったんですかって聞けばいいから」

西本は、福田と中村の手をしっかり握りながらトークのリベンジに挑む。
しかし、お笑い詰め込み教育に耐えられなかったのか。
最後は、勝手に顔芸に走る西本だった。
12期生軍団、道場破りならず。

ITIライブいぞったいぞった

2011年11月10日 | お笑い
■『ITIライブ』を観に行きました

出演
囲碁将棋・タモンズ・井下好井
マンキンタン


ITIとは囲碁将棋タモンズ井下好井のことで、3組の漫才と相撲のライブ。
ヒルナンデスを見ていたら、ゲスト城田優が外タレよりもはるかにデカい
嘘のような大巨人だったが
ITIライブも、囲碁将棋の身長の高さがいつも以上に際立つのが印象に残った。
井下は、ちっこさが際立っていた。


タモンズ大波は、今日もキレキレでイケイケでいきいきとのびのびと
果敢にツッコんでいた。
それだけでは飽き足らず、オールナイトライブのプロデュースもしているそう。
その名も“砂金に挑戦する14人のツッコミ達”
しかも
大波「砂金は、ほとんど出ません」
とんだ砂金ナイトを企画しているよう。

タモンズ安部は声変わり知らずで、オギャーからこの声でやっているという。

同じく、声変わりをせずに身長185センチで今までやってきた囲碁将棋根建は
この年齢になって、声変わり到来の第二次性徴中だという。
むしろ、この1年は声が枯れている。
時に歌ネタと言われている囲碁将棋なのに、今日も根建はかすれハスキーボイス。

圧巻の6人漫才では、全員で歌い出した。
お笑い界のイル・ディーヴォ


コーナーは、根建持ち込み企画の“いぞりが出るまで帰れません”
相撲の幻の決まり手いぞりが出るまで、永遠に取り組みが続く地獄企画。
根建が満を持して投入した、このいぞりが出るまで帰れませんは
年末の、期待の若手の大型お笑いライブのingにも企画案として出したところ
真っ先に却下されたものだそう。

思い思いのいぞりが繰り出されては
根建は、いつも下手投げで負けていた。
とにかくいぞりが出てくれて良かった。
帰れないところだった。

タレントツアーユニークおじさん

2011年11月08日 | トークライブ
■『タレント川口が神保町にやって来た!タレント川口とツアーに行こうツアーライブ
~ツアーの行き先が今日決まる~』
を観に行きました(19時~20時 神保町花月)

出演
タレント川口清行・西行寺光マネージャー
ロシアンモンキー中須・LLR福田・ミルククラウン・ライス


あの“タレント川口”と一緒にツアーに行ける
そんな夢の企画が、来年また実施されるそうで
タレント川口と行くツアーの行き先がついに決まるライブ。
そんなライブがあるはずはないので、確かめなくてはいけない。

超敏腕西行寺光マネージャーと共に走り続けた芸歴11年。
仕事のオファーは数年先になるという、デイトナ的フロール的タレント川口が
タレント川口と行くツアーのために、なんとか2日間空けてくれた。
それだけではない。
西行寺光マネージャーの完璧なスケジューリングのおかげで
なんと今日は、タレント川口が神保町花月にわざわざやって来てくれる。


タレント川口の「さすがに今日くらいは少人数でやりたい」という意向を汲んでか
本日、タレント川口目当てで
前売1000円の激激レアレアプレミアチケットを手に入れ(ネットオークションでは価格がつかない程)
集まった幸運なお客様は30人強。

開演前には、実はタレント川口が正体を隠して活動をしているらしい
ロシアンモンキーという漫才師の中須という人の、前説があった。
中須「タレントーッ」客席「川口ーッ」で、声出し。
それから、いくら憧れのタレント川口がやって来ると言っても
くれぐれも興奮し過ぎないでくださいという諸注意。
そんな事はわかっていても、憧れのタレント川口を前にしたら
失神してしまうお客様続出だろう。


そして、ついにタレント川口が登場した。

しかも、中島みゆきのカバーをした徳永英明をカバーした♪時代を熱唱しながら。
思ってもみなかったタレント川口のカバーオンカバーに、盛り上がる。

さらに、今さら改めて見る事はないのだが
ちょうど先週放送された、情熱大陸のタレント川口の回が上映された。


いよいよ、ツアーの行き先が決まる時、つまりライブも終演
タレント川口とお別れの時間が来てしまった。
ニューヨークツアー(タレント川口と一緒にナイアガラの滝壺に飛び込める権付)や
ゲレンデツアー(タレント川口がそりで描くシュプール付)などの候補があったものの
真冬にBBQツアー(タレント川口と混浴付)に決定した。

過去2回のタレント川口同行ツアーでは
火起こしから盛り付けまで、全てタレント川口が行ってみせたそう。
しかし、すぐに焼けるウインナー等で参加者は腹一杯になり
結局誰も、タレント川口が手間暇かけて作った特製カレーを全然食べてくれなかったという。

本物のタレント川口とパーフェクトな西行寺光マネージャーも登場したし
どうやら本当に、またタレント川口ツアーは行われる予定のよう。
タレント川口は、特製カレーリベンジを決意していた。

裏3333宇宙からの物体A

2011年11月06日 | トークライブ
■『裏3333』に行きました

出演
Bコース・ニブンノゴ!・ポテト少年団・グランジ


「本家333のレギュラーは、こちらからお断りさせていただいた」
「テレビとか、メディアには出ないスタンスでやらせていただいている」
いぶし銀の、おっさんトリオ4組のトークライブ。

ポテ少菊地の家族紹介は、今夜も鉄板。
菊地「お姉ちゃん55歳」全員「それじゃお母さん」
菊地「お母さんは75歳」全員「それじゃおばあちゃん」
Bコースタケトに「もう数字ボケは止めてよ」とまで、言われている。

お約束のくだりを、いちいちしっかりやるから
オープニングどころか、自己紹介だけで早くも30分が経過している。
それでも、トリおっさん達はボケやミニコントの拾い食いをどうしてもやめられない。
菊地「もう、全員にマイクいらないです」


ニブゴ大川は、まだ何もしていないポテ少中谷に対して
「泣かないの??」と、雑過ぎるフリ。
さらに、「死んでんの??」「ソバ食ってんの??」と
加工前の無茶苦茶なフリが続く。
大川封じのため隣に座らされた
「もう一生分の酒を飲んだから、今1番うまいドリンクは水」と悟りの境地の大をもってしても
もう降参。
ボケ方がもはや連想ゲーム、簡単にツッコめないクラッシャーのニブゴ大川が絶好調だから。
「ハブか大が来てくれる」と、大川は全く枯れない。


今までずっと誤解していたが、実はBコースはトリオではないそう。
Bコースとはハブの事で、タケトとナベの2人はハブのトップヲタ。
全ての現場に、ハブを追いかけてきているだけ。
3人で衣装を揃えているように見えるが
熱狂的ファンだから、ハブの衣装を真似しているにすぎないらしい。
「よくBコースはトリオだと間違えられて困るんですよ」とハブが言っていたから
間違いない。

そんなハブは相変わらずルミネに住みます芸人で、独自のお笑い哲学を貫いている。
ルミネの警備員は「お疲れ様でした」と芸人に挨拶をするのに
ハブに対してだけは「おかえりなさい」だし
“○○様、楽屋で打ち合わせ”“○○様、舞台でリハーサル”と
通常は警備報告書に書くところ、毎晩やって来るハブについて
“Bコースハブ様、鍛錬”と書かれているのだそう。


333には、各トリオにハゲか坊主がいる。
そこはクリアしているのに、なぜ我々は売れていないのか??
まさかコントのオチが、たいてい
「もういい」の絶叫、赤照明で爆発、絶命なのが原因なのか??
このライブの発起人であり勃起人であるハブこと、トリおっさんの自称向井。
菅的存在のタケト。尾形的存在のリーダーはじめ、全員で考えるがわからない。
禅問答だ。


最後は客席アンケート、トリおっさん人気者ランキングの発表。
こんなメンバーの深夜のイベントにわざわざ足を運ぶ好きもの客の本領発揮で
人気ランキングは混迷を極める。
数年前まで、ライブの前2列はD軍団が占めていたというグランジ遠山は見る影もない。

絶対的最下位の逆エースを覚悟していたハブは、なかなかの好順位で
「今年1番うれしい」と、喜んでいた。
本日も、多くのお客様に来ていただき
「次回は、ロフトを改修してもっと広くして開催したいです」と、展望を語っていた。

さらにハブには
庄司オールナイトトークライブ、オールナイトキュートン
ご乱心イベントしんじが司会の東京クレイジーサミット2011が控えているようで
大好きなルミネに帰れなくてかわいそうだ、と思った。

二日坊主犬は噛むためのフリ

2011年11月04日 | 単独ライブ
■『トップリード単独ライブ 二日坊主』を観に行きました
(19時~20時45分 笹塚ファクトリー)

出演
トップリード

トップリードの単独ライブ。
コント優等生コンビのトップリードである。
すべてに意味のある、隙のないライブだった。
計算されているのに、いやらしくない。
関西弁にまで妥協をしない。方言指導は風藤先生。

以前トップリードが、ライブで話していた。
常に、まだお客様に見せたことのないコントの貯えがある。
なんなら、いつでも新ネタライブができるくらいだそう。

そんなネタ富裕層のトップリードは、豊富なネタの数々をひけらかすでもない。
昨日、通し稽古をしてみて、ライブが1時間50分にもなってしまうと判明し
これじゃあ長過ぎると、ネタも映像も削る事にしたという。
その甲斐あって、今日の公演は1時間45分
見事5分の削減に大成功。

いや、トップリードのコントに引き込まれあっという間だった。
むしろ、カットしたというコントも映像も見たかったくらい。


新妻は、本日もすこぶるいい顔をしていた。
みっちりといい汗を流していた。
あと2回、この公演が控えているが
同じ熱演をしたら、きっと死んでしまうと心配している。

良いライブだった。
感動して、この興奮をどうしてくれようかと
帰路、笹塚から中野駅まで歩いてしまったほど。
全く意味はないのに。

グランジVS ホントにライオン

2011年11月02日 | お笑い
■『グランジVS鬼ヶ島』を観に行きました
(19時~20時55分 よしもとプリンスシアター)

出演
グランジ・鬼ヶ島・ガリバートンネル


グランジと鬼ヶ島の再戦ライブ。
グランジは地下からなんとか手だけを地上に出し、強い力で鬼ヶ島の足を引っ張っり
また地中に引き戻そうとしているそうだが
最近の鬼ヶ島の活躍は、まぶしすぎて直視できない。
これは全て、昨年、芸人アゲチンのグランジとヤッたおかげなのだと
グランジが言っている。
Wコロンも小梅太夫も、みんなグランジとカリスマ芸人待合室でヤッたから売れたと
グランジが言っている。


やはり、会う人みなに
2本目はナイトオブファイヤ以外なら何でも良かったと言われているという
キングオブコントの事が話題になる。
鬼ヶ島野田は決勝進出が本当にうれしかったと語る。
これでバイトが辞められるから。



「同じコント師として、決勝戦は本当に素晴らしかった
10点つけましたよ」
と、鬼ヶ島には満点をつけたとグランジ大は話す。
グランジ遠山「この人、点数をつける機械持ってなかったですよ」

鬼ヶ島は、ちゃんと芸人としての収入が上がったそう。
大富豪アクセサリー3DSの購入は無理だが
月収を全額つぎ込めば、なんとか中古のPSPくらい買えるようになったらしい。
Suicaにはチャージできるようになったし
こんなにもらったら、金銭感覚がおかしくなってしまうと恐れている。
バイトができる時間がなくなって生活がヤバいと、怯えている始末。

顔バレする機会も増えたようで
鬼ヶ島大川原は、今野と一緒にいれば「復帰おめでとうございます」と声をかけられ
どきキャン岸と一緒にいれば「コンビ2人のサインをください」と、お願いされ
芸人と認識をされるようにはなってきたよう。

野田は、学ランまでしっかり着てフルテンションで
居酒屋で、女子達に向けて操り人形の大安売りをしているそう。
それでも毎回持ち帰るのは、ちゃんとキレイにたたんだ学ランだけ。


かつてのライブの面影がない事に鬼ヶ島は驚いていたが
プリンスシアターで開催されるグランジVSシリーズは、今日が最後。
次回は、無限大ホールにて
グランジは、人力舎からの第参刺客ラバガを迎え撃つ。

vsキングオブコメディ