梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

農作業

2010年05月05日 | 農場
 4日は6号線が混雑するのではと思い、朝5時15分に家を出て、筑波山の麓の八郷村にある農場に行きました。道はがらがらでスイスイと気持ちよく運転し、1時間半ほどで農場に着きました。今回の目的はジャガイモの芽掻きと土寄せ、ヤーコンの植え付け、ハヤト瓜の植え付けです。この所恒例になっている、農場近くのコンビの駐車場からの筑波山です。既に田植は終っていました。

 ジャガイモは3月20日に男爵3キロ、メークイン5キロ、北アカリ系のソウヤ?5キロを植えつけました。芋の植え付けの土地は粘土質でよくない土地です。キロ当たりの収穫量もよくないです。今まで移植用の小さなスコップで穴を掘り、一握りの肥料を入れて、植えつけていましたが今回は大きなスコップで20cmほどの穴を堀、肥料を両手で掴み居れ、スコップでよく土に馴染ませた後に種芋を植えました。このやり方が効果が有ればと期待しています。この方法は昨年のヤーコンやハヤト瓜の植え付けに使い効果が有りました。庭や市民農園での夏野菜の植え付けにも来年は採用しようと思います。
 筑波山の麓では今までに5月の連休頃まで遅霜が発生する事が有り、昔霜の被害を受けた事が有ります。その為に3月20日頃にジャガイモの植え付けを行っています。今年は霜の害を受けているのではと思っていましたが、早く発芽したジャガイモは葉や茶色く枯れています。しかし、わき芽が出て、株は回復しています。

 芽掻きをして、鶏糞を与え、土寄せを行います。発芽が早かったのはソウヤで、大分大きくなっていました。男爵は大分発芽していましたが、メークインは場所の関係で二箇所に植えましたが、畑の上の方に植えたメークインは発芽してないものが多く見受けられました。しかし、午後になりますと発芽し出す株が多く見受けられました。数日のばらつきですが、これが収穫に影響を与えます。どうしても発芽したばかりの株は土寄せを行えません。近くでしたら日を変えて作業が出来ますが、筑波山の麓では第一回目の大事な芽掻き、土寄せがスキップされてしまいます。
 作業前のジャガイモ畑(左側3列がソウヤ、右側1列がメークイン)

 芽掻きを行い肥料を与えたジャガイモ(茶色は鶏糞)

 土寄せを行った後のジャガイモ畑

 途中で鶏糞が無くなりましたので、鶏糞を貰いに行って貰いました。軽トラ一杯分の鶏糞です。しかし、今回の鶏糞は発酵が足りず、ジャガイモに撒きましたら、葉が枯れた株が発生しました。今までこの様な事は有りませんでしたが、アンモニアの匂いがして、鶏舎から出したばかりの鶏糞を持ってきたようです。無料で貰うので、タイミング的なこともあり、この様なこともあるのですね。ビニールシートを掛で、少し発酵を待とうと思います。



 ヤーコンは芋を採った後の株を土に埋めて冬の寒さを防ぎます。4月17日に雪が降り農場に行けなかったので、ポットで育てる事が出来ませんでした。埋めた株を掘ると、既に発芽前後の芽があり、その芽を株から分けて植えつけます。今年は株を堀、発芽前後の物を分けるので、作業効率はよくなかったです。ヤーコンはスコップで穴を掘り、鶏糞を穴に入れ、土に馴染ませて、苗を植えました。27株のヤーコンを植えました。



 5日は朝5時前から農作業です。朝食前にハヤト瓜の植え替えを行ないました。ハヤト瓜は今までは芽が出た瓜を芽の成長点を土の外に出して、庭で大きな鉢に埋め、連休まで育てました。しかし、連休中の作業が大変なので今年は3月20日に芽が出だしたハヤト瓜を土に埋めました。しかし、そのハヤト瓜は発芽しません。たまたま、霜の影響でハヤト瓜が枯れているのではと思い、家に残っていたハヤト瓜を2株鉢で育てて、4日に持っていきました。掘り起こしたハヤト瓜は駄目になっており、持っていったハヤト瓜を植え直しました。
 農場ではこの時期は苗代のビニールを取除く作業を行っています。ビニールの取除きが遅くなると高温になり、苗が焼け、駄目になります。苗代には緑色の小さな苗が芽吹いています。30日が田植の予定です。手植えですので苗が有る程度大きくないと作業が出来ません。



 6号線が混雑するのではと思い、予定の農作業が終ったので、9時に農場を出て、柏に向いました。まだ、帰りの混雑は無く、2時間ほどで家に着きました。
 
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