この間WOWOWで「さくらん」観たんです
最初は後ろ半分だけ、たまたま
で、もっと観たくてこの間やっと全部
昔ミル姉さんが言ってた(わかる人だけわかって)
「WOWOWで録画した映画はほとんど観ない」
って結構当たってたりするんだけど
映画館までは・・・ってのをやってくれると
とってもありがたいんですよね
「さくらん」私とっても好きです
色がとても綺麗でした
さすが蜷川実花さんです
女の人が好みそうな映像
大きなスクリーンならもっと良かったですね、きっと
あんなぶっ飛んでる花魁なんてね
まぁあんま考えずに楽しみました
ポイントは音楽
「椎名林檎」
やっぱハマります、あの声は
月を見上げてるシーンは良かったぁ
そして林檎さんといえば
ずーっと気になってる人なんです
何年か前にハマって聴きまくってた頃もあったんですけど
だいぶご無沙汰してまして
きっかけは去年のMUCICA
「キラーチューン」特集の東京事変インタビュー
「音楽なんて誰が書いても良けりゃいい、クオリティ第一」
私はこの人の世界は特別みたいに思ってたから
こんな風に考えてるんだってちょっと驚いた
考えてみれば私が育ってきた次代
作詞家、作曲家って当たり前だったし
誰が作ったかなんて特別考えてなかった
曲聴いていいと思えば聴く
もうそれだけだった
「シンガーソングライター」って言葉を耳にしだして
この人すごいんだな、とか思ったもんだけど
今じゃ言葉すら聞かなくなったもんね
作るのが当たり前になってる
私も林檎さんと同じ
「その曲がグッとくるかこないか、ゾクッとしたかしないか」
「これは使える、ヌケる、ノレる」
ホント音楽はそれだけだと思う
安易に誰でも作っちゃう今の時代は
ちょっと理解できない部分もある
やっぱこれって才能だと思うから
バンドやってるから書けますってもんじゃないと思うしね
でその才能ありありだと思ってる林檎さんが
誰が書いてもいいものをって思ってるところが
なんともすごい事だと感じました
今東京事変のアルバム2枚レンタル中
やっぱ「キラーチューン」
グッっときちゃうね