怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

1月30日 両手いっぱいの娘を残して2<卒業アルバムの反響>

2013-01-30 08:34:49 | 事故後の動き
              事故から2年7ヶ月  花菜一色の時間だった・・

                両手いっぱいに娘がいた形を残して・・




*****
昨日1/29主人は市教委に1/28に渡された 「和解文回答書」  を持って、
豊橋市役所 市政記者室に10時にいた。

予想外に 記者会見 の準備も整っていた。
和解文の回答書への記者達の質問に加え、

誠意のない中学の対応への質問に、
今直面している 「章南中卒業アルバム」の問題について話したと言う



卒業アルバムに、

章南中学の事故によって命を落とした、

娘の写真も記述もない事実



全記者に驚かれ、記者達はそのまま市役所内にある 「市教委 学校教育課」へ。
宮崎教育課長からの「章南中卒業アルバム」の対応 記者会見が、午後から急遽開かれる事態に。



常識ある人間ならば、

章南中卒業アルバムへの 当事者校が取った非常識な対応に

疑問の声が挙がるのも無理はない。




宮崎課長の記者会見を受け、夕方には我が家は電話取材の嵐。




                     あまりにも鈍感な章南中学

          卒業アルバムへの思わぬ反響の大きさに、驚いたのは私達だけではないはずだ。






*****
                   今日の朝日新聞社会面 ↓ ↓ ↓ 



                          卒業アルバムに
                        「花菜の事故も」

浜名湖転覆 遺族要望拒まれる


 2010年に浜名湖でボートが転覆して中学1年の女子生徒が死亡した事故で、通っていた中学校の卒業アルバムに事故のことを掲載するかで遺族と学校が対立している。掲載を求めている遺族に対して、学校側は「生徒のフラッシュバックを起こすかもしれない」と掲載しない考えだ。
 事故は、愛知県豊橋市立章南中学校の野外活動中に起きた。死亡した西野花菜さん(当時12)の両親が豊橋市などを提訴し、昨年10月、引率教員の責任も認める形で和解が成立した。
 市教育委員会によると、学校側が昨年12月、花菜さんが写っている入学式や教室での写真を卒業アルバムに掲載したいと両親に申し出た。
 両親は「事故のことや、裁判の和解文も載せてほしい」と求めたが、教員と保護者らによる検討委員会は「事故は触れない」と回答した。 父の友章さん(53)は「再発防止のために裁判まで起こしたのにいまだに学校が事故を隠そうとしているように思える」と話す。事故について掲載しない場合は「花菜の写真を使わないでほしい」と語る。
 アルバムを間に合わせるには2月1日までに結論を出す必要がある。市教委は29日、検討委員会で再度話し合うよう指導した。学校教育課の宮崎正道課長は「同級生らは一緒に卒業したいと願って、写真は掲載されるべきだ。事故の記録については学校でしっかり調整してもらう」と話した。





*****
今日1/30は、娘の同級生達の高校入学試験だ。







1月29日 市教委に任せたけれど・・・ 3<山川先生、卒業アルバム>

2013-01-29 10:34:21 | 私のつぶやき
1/25期限の市の和解文回答書  を持って1/23に弔問したいとの市教委の電話に、
1/23は先約(N刑事)がありますとお断りした。

それで月命日からは遅れたが、昨日1/28晩が市教委の弔問となった。


*****
先月同様に、今月も、私と教育長との激しいバトルトーク
その売り言葉に買い言葉の論戦に、
宮崎教育課長と主人が、二人の論戦?をフォローするという形。

先月は、私の抗議を最後まで聞かず、
 「それは違うな。」 
と何度も私の言葉を遮って、教育長が話し出す。
子どものような不毛なことを言い争っていることを自覚しつつ、私も負けない

私が言い争っている相手は、
校長も経験した行政トップの教育長である。
教育長の資質として、先に冷静になるのは、彼の役割だ。

先月は教育長の「お互いどちらも水掛け論だ。」で、バトルトークは納まった。

しかし昨晩は、どんどんお互い語気が強くなり、
私: 「 (先生が生徒を叱るように)私を怒らないで下さい! 」 で、
バトルトークは納まった。



*****
昨日のバトルトークの内容は、大きく(若者言葉ではざっくりと?)2点

今月市教委の弔問に同席させる約束をした、山川先生の不在の件と、

市教委に任せた卒業アルバムの件。



*****<山川先生の件>
宮崎課長の回答書の説明を終え、山川先生の姿も不在説明も無い事に、

私:「 私が山川先生の弔問にこだわっているのは、

最後の花菜文庫書籍選定を3月寄贈までに、山川先生に相談したいからです。

2010年12/18文庫寄贈に際し、
「(お母さんより)私の方が中学生の読みたい本は知ってます!」と言った山川先生。
二人で意見を戦わせながら、決定していった文庫書籍。
書籍選定なら、図書館司書に頼めと言う教育長。

私: 「  それではダメなんです!

事故で娘を亡くした母親の私と、娘と同じボートに乗船し自分も命の危険を感じた山川先生。

その二人が選定した本だから、花菜文庫の書籍として、

                 意味があるんです!!



相変らず、
山川にはここに来るのは無理だと、山川先生に配慮しているように、
山川先生を強く誘えない理由を、山川先生異動から2年近く言い続ける教育長。

意地悪な見方をすれば、教育委員会が、

うちに山川先生が来る不都合を隠しているかのように・・



*****<卒業アルバムの件>

私:「 アルバムに、花菜の写真掲載拒否をしたら、
章南中は、保護者会で検討して、在籍した娘の名前まで簡単に消そうとしています


私は、命の重さを重視した動き を、
生徒にもPTAからも出させなかった章南中に、失望しています



教育長:「 事故後の保護者説明会で、激しく学校を非難したPTA

(その姿を見た私には)PTAから、(この2年7ヶ月)何も声が出てこなかったのが不思議だ。



どうやら市教委の指示は、

章南中に、PTA役員会でアルバム検討をすることで終わっていた。

事故で亡くなった生徒の写真も名前も掲載しない顛末は、知りもしなかった・・



アルバムの娘の写真と名前掲載の重要性を強調しつつ、

 「今からでも間に合うかな?」と心配する市教委。 




  だから8月から、私達は、問題にしているのに・・    今更慌てている・・     


          常識のない章南中に全て任せるから・・

1月27日 両手いっぱいの娘を残して1<卒業アルバム・卒業式を控えて>

2013-01-27 08:42:34 | 私のつぶやき
              事故から2年7ヶ月  花菜一色の時間だった・・

                両手いっぱいに娘がいた形を残して・・





*****
1/24金曜弔問に来た教務主任に、

私: 「卒業アルバムの件ですが、先週連絡がないので、
こちらからどうなりました?

3年学年主任から、PTA役員会(の議題として)でやりましたよ、だけ。
それで完結しています。

うちが お断りしたのは、花菜の写真掲載だけ です! 

卒業アルバムには、生徒の3年間の記録と同時に、

生徒の 「在籍証明」 としての役割もあると思います。

当然の権利として、

娘の名前掲載はどうなっていますか?  」



卒業アルバムは写真と名前がセットになっていて、娘の名前掲載は中学で問題にもなっていなかった・・




*****
教務主任から卒業式に娘の名前を呼ぶ案の話が出て、

私:「 非常に恥ずかしい話ですが、私達から言わないと章南中は考えてもくれないものですから、はっきり言います。

私達が花菜文庫に3年間寄贈し続けてきた書籍は、100冊を超えているはずです。

私達への、3年間の寄贈書籍総数を挙げた感謝状ってもらえないのでしょうか?

その感謝状を卒業式に、花菜の卒業証書の代わりにはできませんか? 



事故情報プレート設置でもめた1年以上前、

文庫寄贈からいつまで経っても、寄贈主の氏名ひとつ掲載してくれなかった中学。

100万円以上もする本棚を寄贈し、被害者の母親が設計までした文庫。(どんな思いか!)

             忘れられている私達の名前も残して下さい、と。  →  





娘の死後も給食費を引き落とされた事件同様、

被害者から、常識を言わないと気づきもしない中学・・ 」




*****
1/23刑事さんに来てもらった日に私は言っていた。


「    法律で、   被害者に、


                       復讐権    って   あるそうですね。 
 」


1月25日  カウントダウン 6

2013-01-25 08:32:28 | 私のつぶやき
「九州の件(長崎への広域捜査)で、今月は遅くなって申し訳ないです。
毎月来て頂ける信頼のN刑事が今月も、予約時間に1分も遅れずに1/23晩現れた。

多忙な中 後輩のO刑事を伴い、遺族を尊重して下さる姿勢に頭が下がる。

主人:「送検はどうですか?」

O刑事:「 ほぼ準備は整っている状態です。 明日あと一人聴取して終わりです。 」



*****
初めてN刑事に来て頂けたのは2010年7/16.

水野校長の遺族感情を無視した、状況説明に大泣きした私は、
翌日正確な状況説明が欲しいと、浜松細江署刑事課U部長に大胆にも電話を入れた。

それで事故状況説明と私達の疑問に応えるため、片道1時間近くかかる豊橋に来てくれたのが、
章南中ボート転覆事故捜査担当のN刑事であった。

「現場の刑事」という普通の日常生活からは遠い存在の人を前に、緊張する主人?と私。

N刑事の 事件に真剣に取り組む姿勢は、説明の節々に感じられ、自然と私達の心を溶かしてくれた。 

また、若くきさくなN刑事の仕事の話は可笑しくて(ドラマの踊るではないけれど普通はドンパチなどしない)、
事故後初めて夫婦で声を出して笑っていた。 
見える世界も変わり、食べる物の味もわからない位、悲しかった私達が、
まだ笑うという生きる力が残っていた事を実感した時間の喜び。

嬉しくて私はN刑事や細江署の迷惑も顧みず、
「毎月来て頂けませんか?」とお願いしていた。

まさか2年7ヶ月も続くとは思いもせずに・・



*****
主人:「送検後、起訴か不起訴かの決定には、1、2年と時間がかかることはあるのですか?」

私達は彼らを信頼し、捜査内容について質問したことは無かった。

事故に対し親として精一杯取り組んできた私達には、

検察の進捗状況はもう手の届かないところの話であり、
地検も含め細江署の方々の綿密な捜査を知り、
静かにその時を待つだけであった。 




*****
いつも通り、最後にお焼香をして帰られる二人に、

私:  「 来月も来て頂けるんですか? 」 

 初めて困った表情を浮かべた刑事さん二人であった。 

1月22日 被害者が加害者にされる現実 4<市議会・中学全関係者から>

2013-01-22 08:25:52 | 私のつぶやき
学校の正課の授業で、生徒一人の命が失われた現実を、なかったことにして、


その死を招いた加害者校が非難されることの方が、被害者の「死」よりも重大な事であるとする、

                   

                       異常な現実・・





花菜が命を落とすことになった学校を責めず、

被害者遺族の私達を加害者のように責め立てる、この異常な現実





*****
事故発生当初のテレビ・新聞等のメディア報道は、                       

民間施設側の責任を問うものが 主であった。


主人と私は 確かな情報もつかめず(葬儀夜の保護者説明会にも出席できず)、

ただ    「 学校に預けた娘を、  学校が戻すことができなかった 」

                  その  ひとつ   であった。


施設側から事故状況調査の時系列の細かい報告が示される中、

学校を含む豊橋側の調査報告は遅れた






*****
事故状況があいまいにならないうちに真相究明を急ぎ、

2010年11月 豊橋市議会に、 署名をたずさえ  、請願。


しかし、

 「市議会は原因究明の場(=犯人捜し?)ではない」 と、

市議会多数を占める自民党市議から、否決(趣旨採択)されただけでなく、いやがらせまで受ける始末だった。



*****
2012年1月 国交省事故調査報告発表

予想はしていたが、メカニックな転覆原因の報告だけで、

学校の責任はスルーされたもの であった。


だが、私達には国の細かい調査報告から、

学校の事故に対する数々の疑問が見え、

2012年4月 学校の責任を問う民事提訴に踏み切った。


娘の命をお金(備賞金)でしか争うことができない民事裁判

国家賠償法により、被告は国か市(学校を被告にはできない)となる民事裁判


 「 西野さん達の目的は 中学が責任を認め謝って欲しい だけなんだよね。 」 

理解してくれる弁護士案から、裁判で争わずに済むよう市に、 3月 謝罪申し入れ書提出



*****
2012年10月 全面勝訴と同じ 学校の非を認めた和解成立。 

同9月 国交省の海難審判にて、転覆の原因は学校側にある と   翻る真実    



*****
何歩も前進した と思う私に、

同級生・保護者を含む学校全関係者の意識は、一歩も前進してはいなかった。


そこには事故から2年7ヶ月すぎても、

(再発防止のためにも)真実を見ようとしない姿




学校が生徒の命を守る責任をはっきりさせた和解文掲載を拒む、隠蔽体質の当事者中学

卒業アルバムへの事故関連記述掲載を拒む、心の配慮という隠蔽癖がついた生徒と保護者







1月19日 被害者が加害者にされる現実 3<PTAから>

2013-01-19 08:43:16 | 私のつぶやき
学校の正課の授業で、生徒一人の命が失われた現実を、なかったことにして、


その死を招いた加害者校が非難されることの方が、被害者の「死」よりも重大な事であるとする、

                   

                       異常な現実・・







花菜が命を落とすことになった学校を責めず、

被害者遺族の私達を加害者のように責め立てる、この異常な現実






*****
昨日18日は、章南中の月命日の弔問があった。   

教頭の代わりに主幹教諭、私立願書提出のため不在のS先生以外の4人の3年教師の弔問である。



開口一番に3年学年主任:「S先生から、卒業式に花菜さんの名を同級生が返事する案を頂きまして、ありがとうございます。」

中学としては珍しく遺族に壁を作らず、中学が好感度の演出に満足そうであった。

この2年7ヶ月、遺族の要望(花壇・プレート・記念樹等)を受けてしか、再発防止の形を作れない、
発想力の無い事故当事者校を心配し、

卒業式に娘も遺族もないがしろにされることへの危惧から、


遺族の母親が先手を取った形である。



*****
昨日私達が中学に要望・質問したことは、つあった

1. 毎月寄贈(2013年3月まで)の花菜文庫書籍以外に、2011年2012年命の日に合わせて寄贈した書籍のように、
最後の寄贈として選定している書籍リストの、学校図書室在庫の有無

2. 月命日・金曜弔問の、今後

3. 章南中ノートの今後

4. 章南中HPへの文庫無断掲載

5. 和解文への当時者校の取り組み




*****<3. 章南中ノートの今後>

私:「 ノートへの 現場の先生の生徒への姿勢の手紙は、
生徒保護者用に配布されたプリントを貼ったもの(私達が見たくもない形)に、相談も無く変えられました。

ノートの表紙の 「花菜さんへ」という言葉も、

教頭も含め新しく赴任してきた先生になり、いつのまにか無くなっています

(左)新規異動教師作 ↓  ← (右)事故引率教師作・2011年異動


これは章南中が、

事故で生徒の命が絶たれたことの重大性を感じなくなった 

                          現れ
 であると思います。 」



*****<4. 章南中HPへの文庫無断掲載>

私:「先生達の弔問があるので、先日 章南中HPを閲覧しました。 →  

無断で学校の取り組みのように、花菜文庫が掲載されていました。

しかも、その冒頭の文章・・ 」    ↓  ↓  ↓

平成22年6月18日、浜名湖で実施されたカッターとう漕実習中、カッターボートの転覆により本校1年生徒の尊い命を失いました。今後、二度とこのような事故が起こることのないよう、章南中学校は次のことを約束します。


「 学校が生徒の命を奪った という記述はまるでありません

不慮の事故が起き、生徒が命を落としてしまった(んですか?)。

裁判でも学校の責任をはっきりさせたはずです!
 」




*****
5つの要望・質問が終わり、なんの報告もない中学に、

私:「 1/11のPTA役員会で、卒業アルバムについて検討すると、教頭から聞いたのですが?」

終わった事のように3年学年主任:「やりましたよ。」


アルバムへのカッターボート事故掲載の事実を隠し

娘も在籍していなかったように隠蔽する中学


以前ブログコメントで頂いた、「豊橋学校命の日」制定のいきさつ掲載の提案をすることもできず、
葬られた 娘と親




私:「 (会って3ヶ月もたたない先生達を信じ、命を絶たれた)娘が、

今の学校の姿勢を知ったら、

無念さ以上に、

 絶望を感じているはずです!!!  



1月17日 被害者が加害者にされる現実 2<章南中OB、同級生から>

2013-01-17 07:56:45 | 私のつぶやき
学校の正課の授業で、生徒一人の命が失われた現実を、なかったことにして、


その死を招いた加害者校が非難されることの方が、被害者の「死」よりも重大な事であるとする、

                   

                       異常な現実・・






花菜が命を落とすことになった学校を責めず、

被害者遺族の私達を加害者のように責め立てる、この異常な現実





*****
犯罪被害者が、世間の責任のない 誹謗中傷に苦しめられることは知っていた。

それを覚悟で、学校犯罪の中での生徒の命を問う、この厳しいブログ公開に踏み切った。


驚きだったのは、章南中OB(10年前の老津地区出身卒業生という)や、娘の同級生を名乗って入る、

個人の小さな世界での、このブログや私への不快感を表す(異質な他者を排除しようとする) 

20代半ばや15歳と思えぬ コメントの幼さ・・


自分達の中学章南中で生徒1人の 命が奪われたという問題の大きさ を無視する幼稚さ・・


同一人物が名前を変え入れるコメントの幼さから、 「 君達大丈夫? 」 と心配しながら、

他のOBや同級生の名誉を守るため、コメントを削除した。



きわめつけは、「正義の味方」と変質者のような名前で入れられたコメント



                         間違いなく   アウトでしょ? 

1月14日  被害者が加害者にされる現実 1<市教委・校長から>

2013-01-14 08:37:59 | 私のつぶやき
学校の正課の授業で、生徒一人の命が失われた現実を、なかったことにして、


その死を招いた加害者校が非難されることの方が、被害者の「死」よりも重大な事であるとする、

                   

                       異常な現実・・





花菜が命を落とすことになった学校を責めず、

被害者遺族の私達を加害者のように責め立てる、この異常な現実




*****
学校管理下において子どもの生命が奪われるという事態は、決してあってはならない。

学校事故が発生した場合において、

速やかに対処して子どもの生命と安全を守れるよう、

学校はもちろんのこと市教育委員会 においても、

危機管理・危機対応の体制を周到に確立する必要がある。


しかし、

章南中カッターボート転覆事故においては全く機能する状態にはなかった。


これらのことが引率教員個人の判断に委ねられることなく、

学校の体制として、さらには学校を統括する市教育委員会の体制としても、

十分に機能する状態であったならば、

娘花菜の乗船するカッターボートが転覆することはあっても、

死に至るという最悪の事態だけは阻止し得た。


決して再び子どもの死亡事故を繰り返してはならない。

そのためにこそ、章南中カッターボート転覆 死亡事故を真の教訓としなければならない。


悲しいかな、本件死亡事故が、

豊橋市教育委員会及び市立章南中学校の

真の教訓に十分になり得ているとは、現段階ではいえない。




*****
私達親は、この2年半、再発防止のため、市の事故マニュアル改訂や、

1/25までの回答の和解事項質問書を、提出し続けてきた。


市教委、章南中、そして被害者遺族が、

死亡事故の教訓を真に共有する道筋においてこそ、

本件死亡事故に対する再発防止が、より確かなものになることを願う。
 





*****
                                   参照文献:   

1月12日  S先生への最後のお願い

2013-01-12 08:40:24 | 学校に対して
昨日1/11の金曜弔問は教務主任と、こちらから1/4に指名した3C担任のS先生だった。



「             卒業式に、花菜の名前も 呼んで下さい。 


そして、


花菜のことを今でも想ってくれている同級生全員に、


        花菜の代わりに「ハイ!」って返事してもらえませんか?  
 





2012年11/16に、市長・副市長・教育長と謝罪した    ) 花菜の遺影も持っていって下さい。  」



遺族のお願いを聞いたS先生は深くうなづき、教務主任共々、
この遺族の卒業式の要望を(前向きに検討して)章南中に持ち帰らせてもらうと。



私:「 S先生だから お願いしましたが、

遺族への配慮のない 合川校長や教頭には いつも壁を作られます。


去年の卒業式の後の金曜弔問時、私が<あ~ぁ 嫌だ!>と大きくつぶやいたら、
翌週には合川校長から卒業式への出席の打診がありました。
卒業アルバムと一緒です!

どういう式にするか どういうアルバムへの掲載方法にするか なんの説明もない!

遺族の感情を無視して、 安易に 出席しろ!  安易に掲載する!  です。 
 」




*****
今日1/12(土)朝日新聞 ▼

1月11日  市民報告会4<和解成立>

2013-01-11 08:05:10 | 学校に対して
1/8 主人と、民事訴訟で私達が依頼した小林弁護士事務所へ、2/2の市民報告会の打ち合わせに行った。

*****
昨年9月13日に「なぜ裁判を起こしたのか」という報告会を開きました。
その折たくさんの市民の方にお越しいただきましたが、その後10月24日には和解が成立しました。
この経緯について市民のみなさまにはご報告しなければ、と思っておりました。
 そんな思いで報告会を開催します。
  
                      ▼   ▼   ▼







皆で、報告会2時間半の時間配分を打ち合わせしながら、

小林弁護士:「参加してくれる市民は、お父さん(西野友章)の報告が聞きたいんだから、3番のお父さんの報告の時間を多く取った方がいい。



*****
その小林弁護士の言葉を受け、ミーハーであまのじゃくな私は、こう ↓ 思っていた。 

小林弁護士事務所の小林弁護士と菊地弁護士を、「豊橋の宝」と呼ぶマスコミは多い。

彼らは、光母子事件の少年側弁護団だったり、名張毒葡萄酒事件の奥西被告弁護団だったりする。
2012年も名古屋最高裁で、奥西被告の「不当決定」の文字を掲げる菊地弁護士のニュース映像は、全国に報道され記憶に新しい。
日本で話題の事件を、真剣に扱う彼らのプロフィールを知れば、

報告会で浜名湖カッターボート転覆事故に対する彼らの考えを聞ける(質疑応答も含め)、有意義な時間となるはずだ。



*****

2/2の報告会で主人は、

和解成立後の再発防止への取り組みに力点をおいて

報告したいと強く言っている。












1月8日   カウントダウン5

2013-01-08 08:11:11 | 私のつぶやき
         今日の新聞 ▼ 

大阪府泉南市立砂川小学校で2011年、夏休みのプールの一般開放中に同小1年がおぼれて死亡した事故で、大阪府警は7日、監視員不足を知りながら放置するなど安全管理を怠ったとして、当時の市教委課長ら職員2人と、プール管理業務を委託された業者側の3人を業務上過失致死で書類送検し、発表した。




*****
冬休みも終わり学校が始まった昨日1/7、午後から授業がない同級生の娘のお友達が、突然弔問に来てくれた。

娘の祭壇に焼香し、学校の話(受験等)を私に聞かせてくれた。



私が、卒業アルバムと 卒業式の案を話すと、

真剣に聞いて、素直に快諾してくれた。


                        ありがとうね

1月6日 同級生なんか嫌い

2013-01-06 08:34:05 | 私のつぶやき
1/4の金曜弔問は教務主任と一緒に来た、教頭の焼香を断ることから始まった。

私:「金曜に現場の先生から娘への手紙を という形が続いていました。
しかし、この何週も、教頭が私達に相談なく、3年の生徒さんへのプリントを貼っていくという形にされています。
私は3年生の活動の姿を見せられても 辛いだけです と言った事も、
私の難病にストレスが誘因になる と言った事も、
お構いなしです。

もう教頭の、我が家への弔問もお断りします!


毎週来てやっているのにと怒った顔の教頭。

私:「        学校は私が同級生が好きだと 誤解されています。

事故情報プレート要望時も、卒業アルバムにも、
この中学は二言目には、生徒への配慮 と言って、
私達の口封じをしました


生きている生徒が大事な章南中。

こんな学校の事故で、


                   生きたくても生きられなかった娘が

不憫でなりません!
 



私は今も娘を想ってくれる30人程の同級生は大好きです。

でも、残りの60人以上の同級生は、はっきり言って嫌い です。


同級生も彼らの保護者も、自分達への配慮を、2年半経っても大きな声で言う

彼らは生きている以上、心の傷は取り返しはつきます。

でも、

                   うちの娘はもう戻ってはきません!


この中学の誰も、娘の命の重さを考えてはいません。

だから私は、そんな同級生は 大嫌い です! 
 」


主人:「 事故原因が学校にはない、とまだお考えなんですか? 」

私:「 私達は、 生徒への 学校の 保護責任を求め、

署名活動や民事訴訟まで行い、

裁判所の和解文ではっきりさせました。
     
                生徒の安全と命を守るのは学校の責任
      」


*****
私:「和解文のHP掲載の話はどうなりましたか?」

怒った口調で教頭:「 HPには、和解文への学校の考えを記した項目を追加しています!

そこから市教委のHPに飛ぶようにしています。

主人:「 市教委のHPには、まだ和解文は掲載されていないんじゃないですか? 」

私:「 事故と同じです。  上任せ!

             生徒の命までも、業者任せにした  中学 ! 
    」


*****
私:「中学のHPと言えば、
いじめ自殺をした同じ愛知の大河内清輝君の、西尾の中学のHPを見ました。

1学期に事故があり、3学期には学校として、いじめについて取り組んでいます。

大河内君の命を重く受け止め、生徒中心になって
いじめバスターズやハートコンタクトという 活動を今も続けています。」


私が同級生に不満を感じるのは、

同級生の命を重く受け止め、再発防止の声が上がらなかったことです

12歳で命を落すことになった娘。

同級生達が幼さ過ぎるのだろうか

でも、彼らはもう15歳。



同じ愛知の中学生が、命を重く受け止めているというのに・・・

自分達はまだ犠牲者気分なのだろうか?



残酷な事故を幸せな話で片付けたい中学の、

               被害者生徒への上手な意識操作・・・