怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

12月31日 菜の花キャンドルを豊橋で6<無事終了して>

2013-12-31 08:09:49 | 学校に対して


 
12/23 娘の同級生や協力者合わせて100人以上の参加を頂いて、

無事娘の追悼「菜の花キャンドル」を、初の豊橋で開催することができた。
 






12/26 個人として?参加したいと言ってみえた、章南中柴田新校長と校務主任の弔問があった。


私:「卒業アルバムへの娘の不掲載を、合川前校長に決定され、
キャンドルの校庭使用を、柴田校長に拒否され、
一時はどうなることか?と思いましたが、


どちらも拒否されたことで、却って素晴らしいものになり、
最高の着地点におりたと思っています。 


               主人:「 僕達があきらめなかったからだよ。 」



キャンドルには我が家への弔問拒否をしていた合川前校長も「お久振りです。」と挨拶にみえ、
多くの参加者が忙しく点火や式後の消化をしている中、校長の落ち着きに違和感を感じた。










******
校庭使用を校長に
「浜名湖でのキャンドルに参加できなかった同級生達が、
出身校開催で近くなったからといって、参加できるはずがない!」と断られたが、


男女問わず(男子の方が多く驚いた)多くの同級生に参加してもらい感謝で一杯であった。

 

私が到着した17時過ぎには、見事なキャンドルを作り、極寒の中満足そうな同級生達の姿があった。




しかし後で多くの方から、

風でキャンドルに火が点かず、同級生達の一生懸命な姿に心を打たれた。

火が点かなかったことで、男子も女子も皆 ひとつになれた 


と聞き、涙がとまらなかった。







*****
12/26弔問時、柴田校長:「裁判はまだ終わっていません。」の言葉を、受けとめることができなかった私達。


主人:「 刑事(裁判)は、個人を裁くものですから(意味が違います)。 」


民事(裁判)で中学の責任を認めさせたにもかかわらず、

刑事(裁判)で校長の責任が問われなければ、学校に罪はないと片付けられてしまうのだろうか・・・





送検からもうすぐ1年。

主人に相談した。


私:「 (中学を信じた)花菜がどうして命を落とさなければならなかったのか。

                 このままだと花菜の命はなんだったの?


   不起訴の決定が出たら検察に、 不起訴 不当申し出 をしたいの。
 」



12月24日 菜の花キャンドルを豊橋で5<再発防止を願って>

2013-12-24 09:35:11 | 学校に対して
昨日12/23 菜の花キャンドルを豊橋で初めて開催した
今日の三河版の各新聞には、今まで中学から心の配慮とし隠蔽されていた同級生達のコメントが、ようやく掲載された。  


 
         ▲ 12/24 読売新聞記事

     浜名湖ボート転覆 花菜ちゃんを忘れない   
  同級生ら追悼キャンドル  豊橋に会場移し
 浜名湖(浜松市)で2010年6月、野外活動中に起きたボート転覆事故で死亡した豊橋市立章南中学校1年の西野花菜さん(当時12)を追む「菜の花キャンドル」が23日夕、西野さんの自宅に近い豊橋市の公園で初めて開かれ、同級生らがろうそくに火をともして西野さんの冥福を祈り、学校行事での事故が二度と起きないよう願った。
 事故が起きてから毎年この時期、現場の三ケ日青年の家で指定管理者の小学館集英社プロダクションが開いてきたが、同社が今年度いっぱいで指定管理でなくなることや、遺族の「同級生たちが参加しやすいように」という願いもあり、遺族主催で会場が移された。
 会場ではこの日、同級生や近くの子どもたちが、ペットボトルで作った2000本のろうそくを並べ、クリスマスリースや富士山の形を浮かび上がらせた。
 西野さんの父親の友章さん(54)は「花菜の同級生にはつらい思い出があるが、絆を深く受けとめられる大人に成長してほしい」と話した。また、西野さんと同じボートに乗っていて湖に投げ出されたという男子生徒(16)は「花菜ちゃんのことは決して忘れない。たくさんの人が集まり、事故を風化させないという思いはみんなに伝わったと思う」と話した。 



          ▲ 12/24 中日新聞


浜名湖ボート事故
                     豊橋で「菜の花キャンドル」
    同級生ら西野さんをしのぶ

浜松市の浜名湖で2010年6月に野外活動中の事故で、亡くなった豊橋市章南中学1年の西野花菜さん=当時(12)=を追悼する催し「菜の花キャンドル」が23日、章南中学校区内の公園で開かれた。
 菜の花キャンドルは、宿泊研修施設「静岡県立三ケ日青年の家」が毎年企画していたが、今年は西野さんの両親が「同級生も訪れやすいように」と豊橋市内で開いた。
 西野さんの同級生や近所の子どもたちが、ペットボトルを使ったキャンドル2000個をクリスマスリースや富士山、ハートの形に並べ、暗くなるとオレンジ色の明かりが浮かび上がった。
 父親の友章さん(54)は「高校1年生になった同級生にはつらい事故の思いでを受け止めて、将来を担う大人に成長してもらいたい」と、集まった同級生たちに呼び掛けた。母親の光美さんは「学校現場で同じような悲劇を起こしてはいけないということを、豊橋から発信したい」と語った。
 集まった同級生たちは、キャンドルの光を見ながら西野さんを思い返していた。同級生で高校1年の山崎菜月さん(16)は「これからもずっと心の中にいるし、何年たってもずっと友達。忘れてはいけないと思う」と話した。






*****
同級生が10人も参加してくれれば大成功と思っていたが、
午後からの準備を待たず、9時半にはもう同級生女子が公園に来てくれていた。


昨日は菜の花キャンドル開催前に弔問客も多く、車イスでキャンドルの邪魔をするだけの私は、開始の17:30を待って17時過ぎまで自宅にいた。
車で2分ほどの西南代公園に準備に行っていた主人が、16時過ぎに「キャンドルが風で火がつかない。」と風除けのサランラップを取りに戻ってきた時は、昨日冬至ということもあり刻々と日が落ちる中 心配だった。
だが同時に「同級生が一杯集まってくれている」と聞き嬉しかった。

私が開催予定の17時半前に公園に到着した時刻にはもう真っ暗で、1月?と思うほどの寒さの中、40人は超える同級生達が初めて作るキャンドルを、公園一杯にきれいに灯してくれていた。













*****
主人と簡単な挨拶をさせてもらった。 

私:「 今日はたくさんの同級生に集まってキャンドルを灯して頂き、花菜も喜んでいると思います。
ありがとうございました。
花菜はあの事故の直前まで生きていました。
(皆さんと一緒に)生きたかったはずです。
二度と教育現場で、この悲劇を繰り返してはいけません。


この中学校区で、豊橋で、再発防止を発信し続けることは、
                         大きな意味があると
思います。
本当にありがとうございました。」



18時半の片付けの呼びかけにも、寒さの中、同級生達は黙々と最後まで手伝ってくれた。

そして、菜の花キャンドルの協力をお願いした、小プロの関係者も静岡県教育委員会元課長と前課長も、
再発防止の強い思いで、万全の協力をしてくれた。










*****
12/20に検察へ提出する、送検された3人分の、遺族の処罰意識のない書簡?にサインをした。

「私達は謝罪を続け再発防止の活動を続ける人達に、処罰意識はありません。」という気持ちを。



今年の2月に6人もの書類送検の報告に来てもらった細江署と静岡県警に、私達は言った。

「 悪天候の中野外活動を実施判断した水野校長を書類送検して頂きとても嬉しいです。
でも、謝罪を続け再発防止の活動を続けている小プロや静岡県教委も送検されるのでしたら、
遺族感情として、
事故を引率し娘の命を奪い、事故後もなんの反省もない
                    章南中の教師が許せません。
 」







昨日の再発防止を願った菜の花キャンドル。




                              キャンドルには、引率した教師8人のうち1人も来てはいなかった・・・




  


12月18日 菜の花キャンドルを豊橋で4<多くの方に支えて頂いて>

2013-12-18 07:38:19 | 事故後の動き
23日の菜の花キャンドルまであと1週間を切った。


 「菜の花キャンドルを豊橋で開催したい。」   8月末に私が言った時、主人は乗り気ではなかった。

その一念で、
キャンドルのノウハウの協力を小プロ執行役にお願いしたのも、
章南中校庭を開催場所として貸して欲しいと、校長にお願いし固辞され、
新規の開催場所  を探したのも、心細いが 私ひとり であった。



1年目の娘の命日(2011年)に章南中でのクラッシクコンサートを企画し
2年目の娘の命日(2012年)にジャズコンサートの企画も、
初挑戦のプレッシャーがあった。


同級生が卒業した今年(2013年)は精神的にも頑張らなくていいと安堵していたが、
豊橋での追悼キャンドル開催で また初挑戦である。





12/1 毎月弔問に来てもらう3人と菜の花キャンドルの最終打ち合わせを行った。 
    ▲ キャンドルに使用するペットボトル

      燭台用2000本の木 →        

      ウエルカムボード →     




12/23も近づき、同級生達からの準備の時刻の問い合わせや、皆への伝播の協力が寄せられている。

私が驚いたのはこの事故が発生するまで面識のなかった多くの人から、協力の声が寄せられたことである。
「 交通整理を手伝いましょうか? 」 「 テントを準備しましょうか? 」 等々




ひとりで走っていた気持ちだった私にとって
多くの方に支えて頂いていることに気が付き、心が熱くなっている。





私が豊橋での「菜の花キャンドル」開催にこだわったのは、

命を落した娘と心に傷を負った同級生達 
       被害者と 加害者が一緒になって
                ひとつの想いをもつ時間の共有である









*****
12/12 今年の年末もN刑事とO刑事が弔問に来て頂けた。


検察の起訴か不起訴の決定も近いと思われる 私が彼らに相談したことは、、
遺族に謝罪を続け、再発防止の活動を続けている人達に対し、
処罰意識がないことを検察に伝えたいということであった。



私:「 3年近く綿密に捜査し、6人もの書類送検をして頂いた、
細江署と静岡県警の皆さんに、ご迷惑をかけませんでしょうか?
 」

O刑事の返事に迷いはなかった。
「 大丈夫です。
 西野さん遺族の気持ち(3年間毎月通って)は、検察に伝えてありますから。
私達はこどもの命を預かる教育の重大性に警鐘を鳴らしたい。」





主人:「 私達遺族は刑を軽くして下さい とも 重くして下さい とも望みません。


   落ち度のない娘が命を落とすことになった事故への、
               検察の適正な判断を望むだけです。 
 」