こんにちは~ 千夢は 暑さのため 海の上で溶けているようです、留守番をしている昼猫で~す。
さてさて、この暑さの中 フグ釣りはどうなっているでしょうかねー。
いえいえ、実はアジ釣りのわけなんです、ところが相変わらず釣れるのは おちょぼ口のふぐばかりです。
もうアジは諦めて、キス釣りをすることになりました。
キス釣りは投げ釣り、ボートの上から岸の方に向かって投げ、引っ張ってくるのです。
コツン・コツン 15cm位のキスが7~8匹釣れましたが ここもまた食いが悪い。
餌を付ける手が汚れ海水で洗うと、海水は温かすぎて気持ちが悪い位です。
水温が高いので、魚は深い海の底に隠れてしまったようです。
海に出てから5時間、釣果はリリースしたふぐ7匹、そしてカサゴ2匹とキス8匹。
照りつける太陽と海面反射で溶けてしまいそうでした。
買いこんだ食料は傷みかかっていて 食べる気にもならなかったそうです。
2人で話し合って勇気ある決断、「もう止めよう、夜釣りをしよう。」と言う事になりました。
港に戻り、港内の温泉施設で汗を流し大広間でたっぷり3時間昼寝をしました。
汗も流し昼寝もしたので体は軽くなりました。
『ようし今度こそは大漁だ!!』、夜釣りのための準備は万全です。
夕陽に向かってボートを走らせる、太陽がゆっくり海に沈んで行きます。
頬に受ける潮風がとても心地良く、つい、加山雄三の『夕陽 赤~く~♪♪』を口ずさんでいました。
そして、最も夜釣りの穴場と言われている場所にイカリを下ろしました。
発電機を回し、海面に向けてライトを照らします。
小魚がボートの灯りに吸い寄せられるようにたくさん集まって来たそうです。
師匠の竿にヒット、25cm位の丸々と肉付きの良いアジが釣り上がりました。
つづいて千夢の竿にもヒット、アジが3匹ついて来ました。
ようし、今夜は釣れるぞー、今のうちに腹ごしらえをしておこう。
すると、ドッカーンドッカーン、バチバチバチと凄まじい音とともに空が明るくなりました。
直江津港の花火大会でした、次々に大きな花火が打ち上げられていました。
師匠も千夢も空を見上げ、ポカーンと口を開けて見とれていたそうです。
そのうち、「そうだ、花火を見ている場合ではない」と、気を取り直して釣りを始めたそうです。
ところが、それからヒットは無し、待てど暮らせど当たりが無くなってしまいました。
音に驚いたのか、魚は何所かに行っちゃったようです・・・・。
もう止めよう、港に戻りサザエでも採りに行こうと言う事になりました。
どうしたことでしょう、今シーズンはことごとく魚に見放されたようです。
釣り場を後にして港に戻る船のエンジン音は、来た時と打って変わってどことなく寂しそうでした。
今回 この悲惨な状態はまだまだ続きます、ブログを見てくれている人はさぞかし楽しいでしょうねー。
ご心配なく、まだまだ終わりませんよー、楽しんでくださいませ。
でも、今日はこのへんで・・・つづく・・・