みなさ~ん、こんにちはー お留守番の昼猫で~す。
千夢の周りは本当に目まぐるしく、すったもんだと忙しく時が過ぎて行きます。
奇人、変人と色々なおっさん達が代わる代わる手伝いに来て、もう半年が
過ぎようとしています。
そんな中で、工房の改修作業は一歩一歩とゆっくり着実に進んでいます。
大きくなり過ぎたクヌ木が切り倒されて、道路わきに横たわっていました。
そして、朽ち果てようとしている巨木を見た千夢は、友達に頼んで工房に
運んでもらいました。
今では、その巨木は工房の二階を支える力持ちとして命を吹き返し頼りにされています。
何時の日かカブト虫やリス、そしてフクロウなどを作って巨木で遊ばせて
あげようと千夢は構想を描いています。
でも、当~分、当~分、先の話になると思います。
今は作品を作る余裕などまったくありません、雪が降る前に外壁も張らなければ
なりません、本人も焦っています。
また先日、キャタピラの下敷きになりかけていた 汚い古時計が縁あって
工房にやってきました。
千夢に油を差してもらい息を吹き返し、すっかり元気になって汚い顔のまま
チックタック、チックタック・ボーン・ボーンと元気に頑張っています。
お昼だよー、3時のお茶だよーと大声で皆に知らせてくれ、
すっかり工房の一員になっています。
遊びに来る友人達もも、巨木や古時計を見て「凄ーい、珍しー」などと
新しいものになびいています。
ちょっと前までは「うわ~可愛い~触っていい?」と人気を独り占めにしていた
私(昼猫)ですが、今では二階の片隅でロバの話を聞きながら丸くなって寝ています。
まぁー、私も千夢に命を吹き込まれた一員なので我が儘はいえません。
ではこの辺で・・・