老いて楽しく

余生を楽しむ

健康のため歩こう

2018-05-25 16:22:48 | 日記
歩くことは良い事だ
 
 去る24日歩く会で、武州一の宮大宮公園の氷川神社から、無料小動物園を経て、大宮盆栽村を訪れた。
 当日の天気予報は、昼前後から降り出し、3時頃には本降りの大雨になるだろうとの予測、だが家を出る時は降っていないし、エーイ侭よ、降られたら降られた時、雨具 滑らない靴など雨用で用意万端集合場所へ行った。
 雨の予報ながら17人ばかり集まり、毎回顔見知りの仲間達、リーダーから今日の予定表を貰い、それぞれ会話を楽しみながら目的の駅へ到着。
 皆 雨の事は気になっているので、それを払拭する為、女性達の前で「俺 はれ男だから、今日は帰る迄降らないよ」何の根拠もないが宣言した、皆心の中では3分の1くらいは期待する、予報通り降ってきたら「神通力が無かったよ」と謝ればいい。

 大宮駅から武州一の宮 氷川神社の長い参道に入る、参道には樹齢数百年の古木が散見できる、小生以前「古木を探索する会」に加入していて各地の古木を訪ね歩いた、各地の古木の写真を所蔵する、皆さん古木には関心がなく素通り。

 一の鳥居 二の鳥居 三の鳥居をくぐって、氷川社本殿を参拝、記念写真を撮って、11時前門前へ出たらぽつりぽつり降ってきた、晴男の面子丸潰れか、空を見上げたら雲に切れ目が有り直ぐ止むと思った、案の定直ぐ止み、境内近くの無料小動物園に案内された、尾長猿 カキパラ ハイエナ 月の輪熊 フラミンゴそれぞれその生態を楽しませてくれた、本格的動物園より楽しかったかも。

 大宮公園広場の東屋ベンチなどで、昼食を楽しむ、時折パラパラ降るが傘はいらない程度の降り。
 大宮公園から歩いて左程の距離で無い所に、大宮盆栽村が有る、
この街には多くの盆栽師が点在、盆栽園を公開している、小生も近辺の盆栽展を見学したが、まったく違ったもので、目を見張り驚愕と感動を覚えた、素晴らしい盆栽が見られる、中でも盆栽展示場には、樹齢数十年なんてのは赤ん坊、350年 200年 百数十年の見事な盆栽がずらり陳列されていて、その威容には圧倒される。

 小生戦前本郷区駒込千駄木町に住んだ、直ぐ近くに団子坂が在り、江戸時代から関東大震災迄、この団子坂界隈が盆栽の拠点だったが、関東大震災を機に大宮のこの地に、盆栽師が大挙移転して盆栽村を開拓した、大正時代の当地は茫漠とした荒れ地に雑木林が点在する未開墾の地、狐や狸が跋扈していた、今は大変発展して盛況、一戸当たりの敷地面積の広い事。

 日本人のみならず外国人も魅了する盆栽、人気があるのは納得できる、興味ある人は必見の要あり。

 朝 今日は降らないよと「晴れ男」宣言、4時過ぎ帰宅迄、殆ど傘なしで過ごせた、面目約如である。
 
武蔵野国一宮 大宮氷川神社、荘厳で重みと歴史を感じる、拝殿と奥殿
 
境内近くの無料動物公園、何もしたくねーグータラベーを決め込む月の輪熊
 
フラミンゴ 皆首を曲げて胴体に乗せ昼寝中
 
なんじゃこの鳥の名は、羽ばたくが一向に飛ぼうとしない
 
この幹の造形美と茂る葉、この小さな鉢の中に、何代もの作者の丹誠と造形美、愛情が表現されているのか、樹は白槇か?
 
 
小生盆栽を見る目はないが、極限までに造形された幹、茂る五葉の松の葉
 
貴重盆栽展示館、入館する仲間達
 
貴重盆栽は残念ながら撮影禁止、樹齢120年の盆栽 なんの木
 
小さな鉢にどっしりした幹 形のいい枝 茂る葉
 
屋内展示場から続く屋外展示場総て撮影禁止、樹齢350年から百数十年の逸品が並ぶ中庭、
 
 
 
 
 
 
 

人体 その神秘

2018-05-20 09:22:00 | 日記
精密な体内機能
 
 今 上野科学博物館で「人体 神秘への挑戦」展が開かれている、この展示が有るのを知って、折を見て見学に行こうと思っていた、何故この展示に関心が有ったかと言うと、その根源は10年近く遡る。

 10年程前、所沢高齢者大学へ参加、1年間の各講習の中で、防衛医大の人体解剖の権威の講話が有った、医師の国家試験を受ける人は、生体解剖を数十日に亘り受講しなければならない、昔は腐敗 保存技術未熟で、講習が終わる迄、何体もの検体を必要としたらしいが、今は技術が進んで、1検体で終わるらしい、その為検体は切り刻まれ原型を留めない迄切り刻まれる様だ。

 その先生の話で、人間の小さな体内に精密に組み込まれた機能は、人智がいかに発達しても作り得ないものだろうという。
 脳の仕組み、神経が脳の指令を速やかに全身に伝達、血管は栄養分や体温維持に全身を巡る、小さな胴体には5臓6腑が寸分の空きなく配置され機能している。

 首 肩 肘 手首 腰 膝 足首 指の関節総て形が違う関節が機能している、肩から肘までは一本の骨で、肘から手首までは2本の骨が機能して、掌が返せるようになっているという。

 解剖を研究していると、人体の美しさを感じるとお話しされていた、内臓がきちんと治まっているのは、造形美だと感想を漏らされていた。
 だが医師になる為には、此の解剖を勉強しなければならない、解剖が始まると、貧血を起こして倒れる医師の卵もいる様だ。

 近くの懇意の歯医者さんに、歯医者さんも生体解剖を勉強しなければならないのか、聞いてみた、医者と名の付くもの総て、此の生体解剖を勉強しなければならないとの事だった。

 そんな講習の話が、ずっと記憶の中にあり、今回の展示を見学、図形 模型 実物展示を見て、「百聞は一見に如かず」防衛医大の先生の講義を実感できた。

 人体は本当に精密に出来ていて、その歯車の一端が不調を来すと病気に繋がる、節制して健康を保ちたいが、そんな事に囚われて居たら人生面白くない、羽目を外す事で人生面白い事がある。

 展示場内はほんの一部以外は撮影禁止。
 
考える人になって健康を保ちましう、国立西洋美術館前
 
「鐘一つ 売れぬ日とてなし 江戸の春」上野の賑わいを歌った江戸川柳、博物館 美術館 遊園地へ行く人か、金曜日朝9時過ぎ、もう上野の山は人が一杯
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

親睦会

2018-05-13 09:07:30 | 日記
楽しいひと時
 
 所沢駅東口近くに飲食ビルが有り、その二階に「徳寿庵」が有る、庶民的で使い易いのか、ここを利用する宴会が多い、小生も各種会合で今年になって3回行った。

 小生老後の健康のため、歩く会とか声を出すのは健康にいいので、20年以上続く歌の会にも末席を穢している、この歌の会発足当時から女性が会長を努めている、7年間会長をして、この会を引っ張ってきた3代目会長が、3月を以て新会長と交代した、ご苦労様でした。

 先日 親睦会(ご苦労会を兼ねてか)を遣るから参加しないかと、声を掛けられた、元来嫌いなものではない、喜んで参加させて貰った。 

 全部女性が立案企画実行で、女性に任せておけば上手く行き平和だ。
 
女性7人に男性二人、女性が多いと座が賑やかだ
 
同年輩のお二人差しつ差されつ意気投合、おっきな徳利が何本も転がった
 
女性方話も弾み、大いに語らう
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ケシの花

2018-05-07 14:58:02 | 日記
毒にも薬にもなる
 

 小生生まれて此の方、栽培禁止の芥子の花を見た事がない、想像ではポピーの花に似ていると思っていた。

 同級生の話で、「東京都薬用植物園」で栽培されている芥子の花が開花する時は、厳重に囲われている柵を開放して、花を見学できると聞いた、丁度その時期が来たので、薬用植物園を訪れた。

 GW最終日で開園と同時に大勢の人が訪れ、高級カメラに望遠レンズを着け、シャッター音もバシャと重みがある、良いカメラで撮影に余念がない、当方と言えばバカチョンカメラでパチリ、チョット見すぼらしいがそんな事どうでもいいか。

 芥子と言っても結構種類が多くて、白 赤 オレンジ 色とりどり、花弁は一重から多重に厚みが有ったり、花弁が細く裂けていたり、その種類によって、芥子坊主の形も平べったい楕円 縦長楕円色々あり、ポピーの一重花と違い、花弁の大きさ、重なり具合、結構重厚な花だ。
 
 この芥子の実は製法により、癌患者の激痛を抑えるモルヒネになり、より精製すると麻薬のアヘンになる、毒と薬は紙一重だ、人の苦しみを開放したり、人を廃人にしたり、善悪を備えた花なのか。

 1840年~1842年英国と清国で「阿片戦争」が起きた、貿易による利害関係だが、清国にすれば国民にアヘンが蔓延して深刻な問題、英国にすれば貿易で莫大な利益を得られ争った。

 人間て何故肉体的にも精神的にも駄目にしてしまう、麻薬に走るのだろう、徳川 家康も「人は重き荷を背負うて 遠き道を行くが如し」と諭している、人は何時も悲しみ 苦しみ 困難な問題に直面している、それを切り開き困難を乗り越え人生を全うしている、その苦労に耐え切れず、麻薬に手を出し安易に快楽の道へ足を踏み入れる。
 日本にも多量の麻薬が密輸されているようだが、人生「苦あれば楽あり」苦労を乗り越えればきっと良い事がある、麻薬 賭博 酒は兎角人間を駄目にする、安易な快楽を求めるのは止めにしよう。

 
金網の中に鉄柵が有り、2重にガードされている、以前天井も覆われていると書いてしまったが、上は解放されていた、間違いを訂正 お詫びします。
 
白く大きく多重な花弁の芥子、清楚な感じだが、芥子坊主からは鎮痛剤モルヒネ 麻薬のアヘンが取れる、横に膨らみ楕円形の芥子坊主
 
赤く大きな花弁、細く切れ込みの入った花弁、芥子坊主は縦長楕円形
 
白い花弁の中に紫色が有り、ちょっと毒々しい感じ、これも縦長の芥子坊主
 
鮮やかな赤に雄蕊は紫、何か妖艶な感じで毒が有りそう、花には毒がない
 
横楕円な芥子坊主、この芥子坊主から液を採取した後、枯れると種が弾ける、此の種が非常に微細で、小さいものを表現するに「ケシ粒の様な」と言う、けしの実は毒がなく、パンの表面についていることがある
 
横楕円も、縦楕円の芥子坊主、この坊主が熟さない内に表面に傷をつけ、出て来た液を採取、薄い液状のものを採取すると、モルヒネになり鎮痛剤に、日にちを経て黒く粘りの出たのを採取するとアヘンになるらしい
 
2列に植わった麻、小生が小学生の時、学童疎開で田舎暮らしをした時、何処の家でも屋敷内に、麻を20~30本植えていた、葉が枯れると幹を束ねて灌漑用水路へ沈め、少し幹を腐らせ皮をむいて麻縄や、下駄の鼻緒にしたり、大量に作った家は、細く裂いて機を織り麻布を作った、当時は麻は麻薬ではなかった、麻が麻薬に指定されたのはまだ近年ではないのか、皮を剥いた幹は乾燥させ、風呂の焚き付け、お盆の迎え火の苧殻(おがら)になった
 
園内にはカキツバタや水連が咲いていた
 
温室内にコリウスが鮮やかな色を付けていた、9月半ばから10月に葉の色が鮮やかになるが、温室のせいか早い、森林公園には、各種色とりどりのコリウスが広い地域に群生している、一見の価値あり
 
花はないが「ムラサキ」昭和15年東京都になる迄、東京府東京市当時、広大な関東平野に、むらさきがどこにでも見られた、そんな事で武蔵野を代表する草として、東京市歌に歌い込まれていた。 
 むらさき匂いし 武蔵野野辺に
      日本の文化の花咲き乱れ
 月影入るべき 山の端も無き
      大東京こそ 我が住むところ
 千代田の宮居は 我らが誇り
戦前東京に住んでいた人で、今はこの歌を知る人も少なくなった
 
 
 
 

がっかり

2018-05-03 11:58:29 | 日記
急に変わりびっくり
 
 我が家の近くに住む親しき友有り、年に何回か日程の空いた日に、近くの和食レストラン 「〇〇」でビールを飲みながら、各種話題を楽しみながら、2~3時間を過ごす

 この親しき友、ビールは瓶ビールのみに拘り、生ビールは飲まない、この店は札幌ビール大瓶を提供する、味に拘るご仁の様だ。

 今飲食店で瓶ビールを注文すれば、90%が中瓶を出す、関東一円に支店を持つこの店は、瓶ビールを注文すると、大瓶がドーンと出てくる、これが気持ち良い、小瓶など出されると飲む意欲が一気に萎む。

 先日飲む機会が有り、何時もの様に近くの〇〇で、1時半に待ち合わせた、お昼の食事を軽く済ませたので、おつまみは軽く、牛蒡のささがき揚げ、フライドポテト 小エビの空揚げ、小さなカップにトマトケチャップが添えられている、素材其の物に余り味付けがなく、トマトケチャップをつけて食う、旨かろう筈がない。
 先日中野のとり鉄で食った、フライドポテトは、各種スパイスと適当に塩味が利いて、とても旨かった。

 注文の品が出て来た、おつまみと中瓶ビールがトンと出て来た、それまでは、大瓶がドーンと出てきて気分が良かったが、
中瓶が出て来たのには、友と思はずエッと言う感じで顔を見合わせ言葉も無し、店員に聞いたところ、4月1日からビールが値上がりしたので、中瓶に切り替えたという、大瓶を出すところに魅力が有ったのだから、大瓶で値上げすればいいのに、腰を折られて飲む気分大きく減退。

 何時もなら大瓶4~5本飲むのだが、中瓶4本で切り上げ帰る。
 
近くの和食レストラン出てくるのは大びん(633ml)ビール、4月の値上げ前は637円、値上げ後中瓶(500ml)604円可成り割高、飲んべーにすれば、中瓶に変わったのがとてもがっかり
 
値上げ後、写真では大瓶との大きさの差が分かりにくいと思うが、当店のイメージが崩され、とても小さく見えてがっかり、飲む意欲大きく減退、出されたポテトフライ 小エビ空揚げ 牛蒡空揚げ味付けがなく、トマトケチャップが添えられているが旨くない、小エビの空揚げも殻が口に残り、もっとカリッと香ばしく食べられる揚げ方を工夫をした方が良い、過日中野で食べたフライドポテトはスパイスが利き、塩分も適当に効いてとても旨かった、提供料理にもっと心を込めねば
 
中野で食べたフライドポテト、同じフライドポテトも、上記掲載の写真只揚げただけ、僅かな心使いでこうも味が違うか
 
新宿の庶民的な気楽にはいれる店、大瓶税込み600円、長時間煮込んだもつ煮が似合う、場所 店によって飲み物の値段も大きく違う