東北3県の大地震と津波の被害に対して、日本列島総力を挙げて支援し、一日も早い復興を願っている、それが理想だろうが中には足を引っ張る輩がいる。
愛知県日進市で「被災地復興支援花火大会」を計画したところ、20通ばかりが福島産花火打ち上げに、放射能を恐れて、反対意見が寄せられ、福島産花火は打ち上げなかったという、其の20通の中には「事前に放射能検査をして、安全を確認して打ち上げるべきだ」と建設的な意見も複数あったと聞く、これは良識あり頷ける意見である、だが風評だけを気にして何の根拠もないのに福島を恐れる人がいる。
日進市でも反対意見を上回る50通以上の意見が、被災地を思えばやるべきだったと、支援する言葉の方が多かったと云う。
尚 その後には、3500通を超す、被災地支援の声が寄せられたと聞く、日進市長も、現地市長と花火業者に謝罪しに行ったと云う、当然のことである。
あまり根拠のない、風評だけを信じる心ない少数の意見に、耳を傾けるべきだはない。
一歩間違えば大惨事を招く火薬は、屋内で厳重に管理されおり、製造工程で乾燥の為、屋外で干す事もあるが、左程被曝していないので、安心だろうと話している学者もいた。
折角、被害地復興を銘打って開催したのに、少数の心ない人の風評で打ち上げ中止になれば、かえって地元を落胆させてしまい、復興意欲を殺いでしまう、それならむしろ復興なんて銘を打たなが方がずっと良かった。
京都の送り火や長崎の方でも、似たようなことがあった、被災地支援と銘打つならば、事前に厳重検査して、其の行事を実行しても安全である事を住民に知らせ、其の行事を住人が楽しみ、提供した被災地の人も、共に喜べる配慮をすべきであろう。