老いて楽しく

余生を楽しむ

明治座観劇

2018-02-02 11:01:15 | 日記

 

一日大いに楽しんだ
 
毎年此の時期なると、親しい友から明治座へ誘われる、今年で6回目だ、今年の公演はコロッケの「水戸黄門漫遊記」他物真似2部。
 招待券で座席の指定は無いので、良い席を取るには早く行って並ばなければならない。
 友が早く行って並んでいると言うが、友にだけ苦労させる訳にはいかないので、自分でも6時半家を出た
 
浜町駅を出ると目の前が明治座、明治座入口にコロッケのオンパレレード、巨大写真が飛び込む
 
小生8時に明治座へ着いたら、1階廊下から2階 階段上まで並んでいる、友は先頭から10人目くらい、一体何時に来たのだろう、館内暖房だけでなく、ストーブを各所に置いて暖房を利かす
 
9時15分座席券交換が始まる、S席1列19番と20番最前列のど真ん中、良い席が確保できた、友が早く来て並んで呉れたお陰だ
 
役者の声がマイクを通さず生で聞こえる
 

開幕まで時間が有り、明治座売店へ、女性達がこれでもか これでもかと、そこを通るたび何回でも試食品を勧めてくれる、酒のおつまみの瓦煎餅を貰う、色々なお菓子の味を楽しめて、売店見学も楽しい

 
開幕前に先ずは一杯、緞帳が上がると撮影禁止
 

第一部笑いあり、お涙頂戴の人情喜劇「黄門漫遊記」1時間半が終わり、客席の半数が食堂で提供される幕の内弁当に舌鼓

 
2部女性歌手の物真似、物真似第一人者というが、真似る歌手の名前も題名も分からず、上手かどうか小生には分からず
 
3部はコロッケの物真似独演、顔も歌声も全くその歌手になり切っている、笑い有りトーク有り大いに楽しむが、鶴田浩二物真似は、耳に手を遣り顔も鶴田浩二になり切り、歌い終わった時思わず大きな拍手、他の歌手の歌も迫真の演技、芸人とは言え芸もここまでくると感動する
 
3時終演だったが、コロッケの人生論を滔々と20分以上話す、人は愛を以て人に接すれば、他人も必ず愛を持って接してくれる。

 自分でも心を開いて人に接すれば、人も心を開いて接してくれると思っている、大いに共感した。

多くの芸能人の物真似をする、その人皆に許可を得なけらばならず、人との折衝で得た人生訓なのだろう、一つの公演の座長としての責任感、矢張り一家言を持っていた。
 今迄単なるお笑い芸人と思っていたが、こんな素晴らしい人生観を持っていたのだと、改めて見直した。、
 
帰りは森下へ出て大江戸線で新宿西口で降り、思い出横丁友の馴染みの店「岐阜屋」へ気楽な店で、もつ煮込み、レバニラ炒め、餃子とささやかなおつまみで、ビール、梅入り酎ハイ2杯づつ、ほろ酔い気分で電車で40分家に着くのは小一時間掛かる、丁度いい量だろう
 
思い出横丁を出て、西武新宿駅で電車を待つ時は、高層街にも、明かりが灯り始めていた
朝早くから観劇の為いい場所取り、売店での試食、親しき友と劇を楽しみ、大いに笑い感動し、食事を楽しみ、帰宅前にささやかな酒宴、終日大いに語り合い、とても素敵な一日を作ってくれた友に感謝し、至福な一日を過ごした
 
 
 
 
 
 
 
 

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