温暖化防止の切り札として、他の地域に先駆けクリーンエネルギーの風車が完成した。四月、十基のうち二基が落雷の被害を受けた。以来、全て風車も稼動停止となった。停止の原因はごく一部の反対者と聞く。猛暑のこの夏。節電の依頼が広報で流された。全国的に猛威を振るったゲリラ豪雨も温暖化が起因とのこと、クリーンエネルギーを生み出す開発も痛みを伴うことも確かだ。反対者には反対の理由もあろうが、大道に立つ議員が小道に立つと・・・大事を見失う・・・長期的、根本的、多面的な展望にたって事に当たってほしい。票稼ぎのパーホーマンスなど断じてあってはならぬ。
バランスが取れない天気が続く、梅雨が早く開け、八月の二十日過ぎまではほとんど雨が降らないカラカラ状態であった。それが、ここに来て、電車がストップするほど大雨が連日。来遊客も戸惑う・・・一時間に百ミリ以上と信じ難い、ゲリラ豪雨の被害が各地で、天は公平ではないのか・・・原因は、ことによると人災かも知れない。天につばすれば・・・
諦めていた、ドラゴンフルーツの花芽が今頃、昨年は意外な美味しさに驚かされた。時期的に完熟までは無理かも知れぬ・・・せめて大輪の一夜花を楽しめれば・・・
一昨日、伊東への買い物の帰り、クツワムシの鳴き声を聞いた。子供の頃はクツワムシなどと洒落た呼び名ではなく、ガシャと呼んでいた。中でも一番上等な柔らかい鳴き声のするクツワムシを赤とかアメと呼び、次が茶、品の無いガチァガチァと鳴くのを青と呼んでいた。当時のままの、あそび呆けた友の顔や色々な背景が次々と浮かぶ。家内が萩への家族旅行の思い出話しを・・・子供達にクツワムシを見せてあげようと、鳴き声に気を取られ、小川にバシャリの失敗談・・・大人になっても老いても粗忽は直らない・・・
無念の結末に終わった。アフガンの拉致。伊藤さんのご両親の心中を察すると心が痛む。一万分の一でも希望を捨てないとの、父親の望みも絶ち消された。ただアフガンの責任者の言葉に、この様な事件を起こし、民族として恥ずかしい。との言葉が心を打った。我が息子に誇りを持つ。と深い痛手での父親の心中は如何に。世界を震撼させた大和魂はアフガンの地で生きていた。髪を乱しバンツをちらつかせて闊歩するどこかの国、足の引っ張り合いの為政者、民族として恥ずかしい。