Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

現在アップデート中。

2017-10-13 11:12:28 | 随想・・・。

  ここ2年ほどはまったくといっていいほど風邪はひかなかったのですが(最近帯状疱疹にかかってしまいましたが・・・(^^;)、久し振りに鼻つまりと若干の咳にやられています。

元々気管支がウィークポイントとも云える僕ですが、それもここしばらくはまったくなくて、その原因はずっと続けているこまめなビタミンC(アスコルビン酸)の摂取に寄ることは間違いありません。

ところがそうこうしているうち先月の半ばくらいから軽い咳が出だしたものの、それもまったく大したことはなくて生活や剣道に影響を及ぼすほどではなくほぼ気にもならなくなっていたのですが、先日京都で近畿地区合同稽古会のあった日の夜、調子に乗って友人と飲み過ぎ、午前様しちゃいましてですね、で、その翌日くらいからどうも疲れが溜まっているようで、かなり身体を酷使してしまったかなぁという感覚があり、少し休養しながら様子を見ていたのですが、急に酷い鼻つまりと咳が再発しここ2、3日どうもいけません。

昨晩などはほとんど寝られず朝方鼻つまりが不思議と解消されたのでようやく3時間ほど熟睡できました。

鼻つまりは食事の味が判らなくなるのでとても嫌で極力早く治したいので、抗生剤の服用やツボ刺激などでそれを解消しようとしてきました。

今現在は大分楽になり、今朝の朝餉はまぁ美味しく戴けましたけどね。

ただまだ鼻の周りが熱っぽく鼻水やつまりが残っています。

  これも多分明日にはほぼ回復できると思っています。

僕は以前、野口晴哉(明治生まれ、現在の整体というものの基礎を築いたと云ってもよい。野口整体の創設者)という人の書いた「風邪の効用」という本を興味深く読んでいて、要するに「風邪は本来身体を活性させる効用があり、決してひかない方が良いと云うものではない」「風邪ひとつひかない人の方が本当は危ない・・」というような内容が書かれていて、風邪が治った後の心地よさは身体が新たに活性している証拠である、と云うようなことを言っていました。要は免疫力が上がると云うようなことではないでしょうか、僕的にはそう解釈していましたね。

この人は一種の超能力者と言ってもよく、年少の頃から東洋医学を中心に身体に纏わる様々な研究を成し遂げてきた実績があり、時の政治家や財界人などで医者から見放された人達が最後に頼りにした、そういう人物です。

ですので僕は、この本の影響で風邪をひくと云うことは逆に結果的に身体にとっていいことに繫がるという考えでいました。

それは今も基本的には変わらないのですが、如何せん世の中が変わってきてしまいました。溢れる医学的な知識がそれも最新の情報として我々の元に入ってきます。

戸惑いますね。

人間そのものは何も変わってはいないでしょうが食生活や生活環境が昔とは全然違うし病気の種類も恐ろしく増えましたからね。

現代ではこの野口先生の理論がすべてに当てはまるとは言いにくいですけども、まぁ僕的にはそんな考えも常々持っていて、いつも風邪をひく度に「よし、これで治ったらまた元気になるぞ」みたいな気でいたのですが、何となく日々追われるような現在の生活の中では、少しでも早く治したい、その為にはさっさと病院に行き抗生剤でもなんでも飲みとっととそれをやり過ごしてしまえみたいな感じになってしまっているわけです。

で、この久し振りの風邪ですが、お陰で、僕の体内で免疫が一生懸命に頑張っている最中なんだなぁみたいな、今回そんな感じが不思議とよく判るのですよね。

おっ、俺の身体はただいまアップデート中なんだ、と云うことがです。

そんなこと考えてしまいました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする