博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

R2.12月定例会行政報告 その4

2020-12-25 16:38:13 | 日記

昨日の続きです。

 

 

○次に、町営住宅の整備状況について、ご報告いたします。

 請戸地区に整備を進めてきました請戸住宅団地26戸が完成し、9月29日に完成式と鍵の引渡式を行い、10月1日より15戸の入居を開始したところであります。

 

○次に、町外の復興公営住宅の入居状況について、ご報告いたします。

9月30日現在、県営および市町村営合わせ1,438世帯、2,502名の方が、町外の復興公営住宅への入居決定を受け、新たな住環境での生活を送っております。

 

○次に、教育行政関連について、ご報告いたします。

10月10日、なみえ創成小・中学校と浪江にじいろこども園の合同の運動会を開催いたしました。

当日は雨天のため体育館での開催となりましたが、子どもたちは最後まで全力で競技に参加していました。

11月7日には、津島小学校二本松校の最後の運動会を開催いたしました。在校児童は1名でしたが、卒業生のほか、地域住民や支援団体の皆様の参加をいただき、盛大な運動会となりました。

 

○次に、子育て支援関連について、ご報告いたします。

今年で10回目となる「こどもの笑顔フォトコンテスト」受賞作品の表彰式を、10月26日に開催いたしました。

今年のコンテストには62作品の応募があり、最優秀賞を含む15点を選定し、賞状と記念品を贈呈いたしました。

応募作品は、道の駅なみえでの展示や広報誌でご紹介させていただいたところです。

 

○次に、生涯学習関連について、ご報告いたします。

 県市町村対抗大会が、9月19日に軟式野球大会、10月17日にはソフトボール大会がそれぞれ開催されました。

町代表チームの皆様は、新型コロナウイルス感染症の影響で練習が思うようにできない状況の中、避難先の各地より参加し、力を発揮していただきました。

また11月15日には、ふくしま駅伝競走大会が開催され、新型コロナウイルス感染拡大の影響により区間を短縮しての開催となる中、総合で26位、町の部で10位と健闘しました。

 

以上、9月定例会以降、現在までの取組みについて報告いたしました。

 

 

今日で、12月定例会の行政報告は終わりです。


R2.12月定例会行政報告 その3

2020-12-24 16:07:47 | 日記

昨日の続きです。

 

 

○次に、株式会社「良品計画」との連携協定締結について、ご報告いたします。

 去る11月20日、全国的に展開されている店舗「無印良品(むじるしりょうひん)」を運営する、株式会社「良品計画(りょうひんけいかく)」との間で、地域の発展と経済の活性化を目指した連携協定を締結いたしました。

 本協定に基づき、全国では初となる道の駅への「無印良品(むじるしりょうひん)」店舗の出店を始め、同社がこれまで培ってこられた経験を活かし、道の駅施設全体の運営支援や地域産品の販路及び認知度拡大等、地域振興や復興促進、産業・観光振興に相互協力して取り組んでまいります。

 また、総務省の「地域おこし企業人制度」を活用した人材派遣にも取り組む予定としております。

 

○次に、雇用の場の創出・企業誘致の取り組みについて、ご報告いたします。

町内へ進出意向のある企業を、私が直接訪問するいわゆるトップセールスを行い、進出が確実になるよう積極的な誘致活動を行いました。

11月24日に東京で開催されたイノベーション・コースト構想推進機構主催の「企業立地セミナー」に参加し、産業団地の紹介や町の取組みをPRしてきました。今後もあらゆる機会をとらえ、積極的かつ戦略的な誘致活動を行ってまいります。

現在立地に向けご相談をいただいている企業に対しましても、しっかりと伴走支援を行いながら、一つでも多くの企業がこの浪江の地で操業いただけるよう引き続き努力してまいります。

 

○次に、水素利活用の取組みについて、ご報告いたします。

11月20、21日の2日間、道の駅なみえを会場に「水素シンポジウム」を開催いたしました。

シンポジウムでは、資源エネルギー庁、環境省、福島県、トヨタ自動車、浪江町の水素社会実現に向けた取組みの紹介を始め、福島水素エネルギー研究フィールドの見学会やトヨタカローラいわき様の協力による子供たちへの「水素教室」、水素を燃料とする自動車「新型ミライ」の展示会等、水素を身近に体感する取組みを行いました。

ゼロカーボンシティの実現に向けた取組みの一つとして、その核となる水素エネルギーを積極的に活用し、様々な実証を進めながら、商工業・農業・交通・教育等様々な分野において町全域での利用を進めていこうというものです。

2050年の二酸化炭素排出実質ゼロを目指し、原子力に頼らない新しいエネルギー社会の実現に向け、様々な挑戦を続けてまいります。

 

 

今日はここまで。


R2.12月定例会行政報告 その2

2020-12-23 18:00:56 | 日記

昨日の続きです。

 

 

○次に、スマートコミュニティ事業について、ご報告いたします。

道の駅なみえ内に太陽光発電設備や純水素燃料電池等の再生可能エネルギー由来の設備導入を目的とした、スマートコミュニティ施設設備工事が完了いたしました。

今後は、同施設を中心にエネルギーの見える化やエネルギーの地産地消等、再生可能エネルギーの普及啓発に努めてまいります。

 

○次に、津波被災地域初の稲刈りについて、ご報告いたします。

 今年、津波被災地域では初となる南棚塩地区において、29ヘクタールの水稲が作付けされ、10月3日に、東京農業大学の学生30名が参加し、稲刈り作業が実施されました。

今年度は、町内各所で約89ヘクタールの水稲が作付けされ、梅雨から初夏にかけての低温と日照不足から稲の生育不良が懸念されましたが、その後の天候回復により、当町を含む浜通りの作況指数は103の「やや良」となりました。

 

○次に、カントリーエレベーター整備事業について、ご報告いたします。

 苅宿地区と棚塩地区の2カ所に建設を進めているカントリーエレベーターの建築工事合同安全祈願祭を、多くの関係者の出席のもと、11月12日に苅宿地内において挙行いたしました。

令和3年産米の収蔵が可能となるよう、令和3年9月の稼働に向け、確実な工事の遂行に努めてまいります。

 

○次に、酪農復興牧場について、ご報告いたします。

昨年度からおよそ1年間、整備予定地である北棚塩地区の皆様との対話や事業者との協議、国との財源協議等、立地に向けた準備を進めてまいりました。

去る11月15日に、あらためて北棚塩地区の皆様への事業説明の場を設け、私も出席したなかで、事業の効果を説明させていただき、意見交換を行いました。また、11月29日に開催された同地区の役員会にも出席させていただき、事業へのご理解をお願いしたところであります。

参加された方々からは、環境への影響に対する不安や具体的な対策を求める声を数多くいただきました。一方、牧場建設による地元雇用や農業へのプラス効果に期待するご意見もいただき、概ね参加いただいた皆様のご理解は得られたものと考えております。

今後は、事業の着手に向け、福島再生加速化交付金の申請を具体的に進めてまいります。

あわせて事業に対する不安解消のため、地元との意見交換を継続しながら、特に環境対策については、町・事業者・地域が一体となり協議する体制を構築し、町が責任を持って当事業を推進してまいります。

 

○次に、町内での事業活動状況・支援について、ご報告いたします。

 11月30日現在の町内での事業者活動状況については、再開・新規あわせて、174事業所となっております。

町としては、官民合同チームや商工会などと連携した事業再開の相談支援を行ってまいります。

再開事業者が安心して事業を継続できるよう、また、新規事業者が参入しやすいよう、環境整備に努めてまいります。

 

 

今日はここまで。


R2.12月定例会行政報告 その1

2020-12-22 15:14:13 | 日記

久しぶりの更新です。

12月定例会が8日火曜日に開会し、17日閉会しました。

詳細は、まとまり次第報告します。

今日から数回に分け、開会冒頭行われました、町長からの行政報告をお伝えします。

 

おはようございます。

本日ここに、令和2年浪江町議会12月定例会を招集しましたところ、ご多用にもかかわらずご参集を賜り、誠にありがとうございます。

東日本大震災発生から9年8カ月、一部地域の避難指示解除から3年8カ月が経過いたしました。

あらためて、震災でお亡くなりになられた方々、過酷な避難生活の中で命を落とされた方々の、ご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族に対し深く哀悼の意を表します。

 

行政報告に先立ち、まず、新型コロナウイルス関連についてご報告申し上げます。

皆様ご承知のとおり、全国では1日の感染者が連日2千人を超えるなど、感染が急激に拡大しており、大都市圏においては、GoTo(ゴートゥー)キャンペーンの対象除外や飲食店への営業時間短縮要請等、感染防止対策が講じられているところでおります。

これまで町内では、5人の感染が確認され、9月以降に確認された感染者2人につきましては、いずれも環境省発注工事に従事する作業員の方であり、症状は軽症で、一般の不特定多数の方との接触もないとの報告を受けております。

この報告を受け、環境省に対しましては、あらためて施工業者に対する感染防止対策の指導徹底を申し入れたところであります。

町民の皆様には、大変なご不安とご心配をおかけしておりますが、引き続き感染防止対策を徹底、強化してまいりますので、議員各位のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 

 それでは、9月定例会以降の町政の執行状況について、ご報告いたします。

 

○はじめに、新生児特別定額給付金給付事業について、ご報告いたします。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急経済対策として実施しております新生児特別定額給付金につきましては、11月30日現在で

給付対象者が42人となっており、うち32人の方から申請を受け付け、給付を行っております。

 

〇次に、浪江町功労者表彰式について、ご報告いたします。

 文化の日の11月3日、地域スポーツセンターにおいて、第48回浪江町功労者表彰式を執り行いました。

 式では、多年にわたり当町発展等に尽力された方々に対し、ご功績をたたえ、「功労表彰」3名、「善行表彰」2名に賞状及び記念品を贈呈いたしました。

また、今年度より創設した「復興功労表彰」につきましては、東日本大震災発生後、当町の復興に多大な貢献をされた方々15名に賞状及び記念品を贈呈いたしました。

 

○次に、新型コロナウイルス感染症防止対策について、ご報告いたします。

新型コロナウイルスの感染拡大と、冬季におけるインフルエンザウイルス感染症の同時流行を防止するため、12月1日から全世帯に対し、マスク50枚の発送を開始しました。

町民の皆様におかれましては、感染症の予防対策にご活用いただき、引き続き感染防止へのご協力をお願いいたします。

 

 

今日はここまで。