特別局の運用も一段落ついたので、久々に7MHzSSBに出てみました。
相変わらずATU(AH-4)にワイヤーですが、送受信共に数年前に上げていたクリエートのV型ダイポールと同等かそれ以上の動作をしてくれています。
以前もインプレしましたが、国内局をコールしてもドッグパイルでなければほとんどストレスを感じませんし、相手局からのRSレポートも良好(送信出力は100W)です。
エレメントにダブルバズーカもどきで、3Cの同軸ケーブルを使用しているのもプラスに作用しているのかも知れません。
エレメント長は、全長12mでルーフタワーのトップ部分まで約6m引き、そこからガイシで折り返した後、ダイポールの逆Vのような形で残りの5mを引き下ろしてありますので、タイプとしては変形ですが、ほぼ7MHzのフルサイズ垂直ダイポールになるかと思います。
そして、屋根にばらまいたいいかげんなラジアル線ですが、思ったより良好に動作しているのかも知れません特に天候の良い時は安定しており、SWRの変動がほとんどありません。
ただ、さすがに3.5MHzは、全域SWR1.5以下に落ちますが、エレメントとラジアル線が短いためか動作にやや不安があり送信中、接続しているスタンドマイクにさわるとビリときます。3.5MHzを本気でやるには、エレメントとラジアル線の延長が必要かと思います。
ハイバンドも50MHzを含めSWRは1.5以下に落ちますが、50MHz以外は動作確認をしていませんので何とも言えません。しかし、ハイバンドはATUに不安定な動作がなければ、コンデション次第で充分実用になるのではないかと思います。
7MHzに関しては、限られた現在の環境から設置方法にこれ以上改善の余地はありませんが、現在の設定で予想以上に良好動作している事から充分満足しています。