先回に続き今回のインプレは、サスとシートについてです。
サスは、大方のオーナーが段差での突き上げがきついと指摘していますが、まったくそのとおりでした。
Lタイプはローダウン仕様のため仕方がないのですが、道路の継ぎ目等の段差に気づかずボケっとして走っている時にガツンとくるとけっこう腰と背中にきますので腰の悪い人は注意が必要です。
私は、突き上げのきつそうな継ぎ目等を通過する時は、腰と背中への負担軽減のため事前に、少し尻を浮かして通過しています。
シートもローダウン化でえぐれているため薄くなっていますので、実際どの程度影響があるか興味があるところでしたが、私の場合1時間半を経過したあたりで尻が痛くなってきました。
個人差があると思いますが、痛くなってきた時点ではまだ苦痛というほどのレベルではありませんでした。
当初の予想だと1時間程度で痛くなってくるかなと思っていたのですが、以前、所有のBMW F650GSと同程度ですから、思ったより長時間走る事ができ満足しています。
ついでに1200Lのバンク角ですが、ローダウンの影響で他のスポーツスターよりもバンク角が浅いという事なので、ヘアピンカーブでは少し意識してアウトインアウト、スローインファーストアウトで走行していることもあり今のところ左右共に擦っていません。
元々、必要以上に車体を倒さない乗り方をしてきましたのでそれが功を奏しているのかもしれませんが、タイヤの接地面を見ると両端まで黒くなっており、カーブを走行しているという痕跡は残っていましたので、接触の限界に近いのかもしれません。
しかし、スポーツスターはバンク角は浅いものの低中速トルクがあるので、カーブでの立ち上がりがスムーズですごく楽です。
なお、先日交換したショートタイプのフットペグですが、特に違和感もなく標準タイプと違って足や裾が引っかかりにくくなり、停止時に足を着きやすくなりました。
次回は、その他気づいた点などを紹介して締めくくりたいと思います。