みちのく製菓修行

東北アラサー会社員joneyの製菓、製パン、猫日記。

いちごのタルト 2019

2019-06-23 13:19:28 | タルト
すっかり旅ブログと化してしまった所で年明けから作ったものをアップしてみます!

インスタやってると駄目ですね…ブログが億劫になる…ただもう少し掘り下げた内容を求めるとやはりブログのがいいんだよなぁ…

なるべくタイムラグが出ないように投稿したい…

そんな訳で今回は一気に蔵出し〜

2月に作ったいちごタルト。


頑張って生クリームを絞ったはいいが、クリーム緩いのが画像でも見て取れますね…(^^;
こーいうとこ!こーいう肝心な所でミスするんだよなぁ…!



あとこの辺りからタルトに使う生地を変えたせいもあって、今までより凄く色が濃い…
かといって焦げてる味でもないんだよ…。
ニューオープン、シルパン、型、生地、色んな物が変わったから今も色々試行錯誤なタルト作り。

あとマトファーの7センチ型を購入したのでミニサイズも作ってみたよ!


ミニサイズはね…とにかく大変!細々とした作業がね…
あとこの小ささに立体的にしかも見栄え良く苺を飾るのが難しい!大きいのだと正面考えて盛り付けるだけだから、そんな苦労も無いんだけどね…
何というかセンスを問われるね…



ミニサイズはかなり修行がいるようです。


次は3月の苺タルト。


生クリームなし。アーモンドクリームとカスタードのシンプルなタルト。因みに20センチリング型使用。
生クリームを絞る工程が無いと気持ち的に楽なので、ベリーの置き方もワイルドにてんこ盛り(笑)このお皿はスリランカで知り合ったS君の作品。フラットな大振り皿ってなかなか無いのでとてもありがたかったー!



相変わらず生地こんがり気味…難しい…


で。最近作ったミニサイズの苺タルト。





7センチに飽き足らず、8センチも追加購入したんですね…そしたら今度はちょっと大き過ぎない?って感じでね。見た目的には7センチの方がバシッと締まる気がするんだよなぁ…たった1センチの差なのに…!
2月のクリームゆるゆる〜から学んで今回はしっかりクリームを硬めにたてた(笑)
上の飾りは生地の余りをネコ型で抜いたもの。

ミニサイズは作りたいデザインを綿密に練ってからの作業がいいんだね…大きく作ると割りかし適当に作ってもそれなりにはなるんですが、(私はいつも適当)小さくなると粗が見えやすくなるような…。

でも小さく作ったタルトがトレーいっぱいに並んだ瞬間の達成感と幸福感は凄い!
食べ物に対して「可愛い」という感情を持ち合わせていないのですが、トレーに並んだ小さな苺タルトを見て初めてなんて可愛い!とか思いましたもんw
気分はパテシエ!的な(あくまでも気分ね・笑)

味的にはいつもと同じですよ。家庭で作る味を全く超えてない。基本的にどんな見栄えの良いお菓子を作れても絶対お店の味には太刀打ち出来ないと思うので…

それでもこの達成感はちょっと癖になりそう…!

次は季節的にメロンかな〜マンゴーかな〜…なんて夢見てますが、現実問題として冷蔵庫がパンパンになるのでもう少し量を考えなきゃな…


年末年始スリランカ一人旅 9

2019-06-17 08:24:16 | 一人旅
アーユーボーワン!

なんかゆっくりしすぎていたら、スリランカでテロ発生!しかもイスラム過激派…

ヒィィ!夢の国スリランカが!

狙われた高級ホテルなんて全く縁がないので、会社の人からも「ジョニさんがこの時期スリランカ行っても絶対無事だよね!」なんて笑われる始末…いや、まぁ…そーなんだけど…

でも、スリランカってメチクチャ良い国なんですよ…お喋りな人が多くて茶目っ気があって優しくて…一部ボッタクリドライバーはいるけど、基本的に暖かい人が多い国。
そんな国でテロって俄かに信じ難くて。

数年前、内戦が続いていたから国民もようやく訪れた平和にさぁ、スリランカはこれからだ!って時でしょ?なんつーかやるせないなぁ…。

こーいう宗教テロが起きてしまうと、無関係なイスラム教徒まで疑われるし差別の対象になってしまうのもいただけない。スリランカは仏教国家だけど、割と色んな宗教を尊重していただけにね…

今はお亡くなりになった方々の冥福を祈ると共に、スリランカが一日も早く平穏な生活を取り戻せることを切に願います…。


さて。
今更ですがスリランカのラストです!

宿をチェックアウトしてS君とマータラ行きのバス停で待ち合わせ。
マータラはすぐ隣町なんで10分位で到着。その後マータラから首都コロンボへ向かう電車に乗ります。


スリランカの電車。味わい深い…



半年前の事で記憶が曖昧ですが、マータラからコロンボまで6時間位掛かったかな…?
マータラは始発だから我々は座って乗れたけど、ゴール辺りからわんさか人が乗り込んでくるから、車内は鮨詰め。

そんな車内を物ともせず乗り込んでくる車内販売の売り子。
それにキレる欧米女性(笑)

「ここには子供がいるんだから、あなたはココを通らないで!」

と、通せんぼ。しかし無言で突き進む売り子のオッサン。そんなオッサンに更にキレる欧米女性…

以下、それを3回繰り返し、最後には欧米女性が道を渋々譲ったんですが。

…欧米女性って強いよね〜。遠回しに、とか、遠慮がちに…なんてニュアンスが無い(笑)
何でもかんでも、ハッキリキッパリ物事を伝えるんだなぁ。コレは欧米人に限らず、中国や韓国人もそうだよね。
まぁ、これは海外に行ったらこっちが正しい気がします。だって遠回しに…なんてニュアンス大概海外の人には通じないから(笑)

途中謎の停車したりを繰り返し、お昼過ぎにコロンボ到着ー!

まずは昼ごはんだ!とS君とコロンボのローカル食堂へ。
そこが満席だったので、その辺の道端で食べようか…日陰探して。と皿を持って日陰を探していたら、店員さんが「外なんて暑いから!中入って!席を作ってやるよ!」と用意してくれたのが、なんと厨房の中(笑)

スリランカ来てローカル食堂の厨房でご飯を食べるという貴重な経験をしたのでした。

厨房で食べたのがこちら。


デビルっていうスリランカのピラフ。カレーって言ったのに何故か出て来たピラフ(笑)
しかも、コレが辛い…!しかも量多い!
厨房に席まで作ってくれた優しさも手伝って、大量の汗を流しながらどうにか完食。

お腹はち切れそうでしたが…スリランカ人の優しさに感謝!しかもお客さんも「君たち座れて良かったね!」的な言葉を掛けてくれたのでした。


貴重な体験をしたS君とワタシですが、旅に熱中するあまりお土産を後回しにしていたのです。
基本的にお土産買う時間って勿体ない主義なんで帰りの空港かスーパーでちゃっちゃと買って済ませたい。それはS君も然り。

ということで、二人でスーパーへ。



ズラリ並んだカリースパイス。自宅用と友人用にゲット。

その後スリランカ政府公認の紅茶局へトゥクトゥクで。時間なくて画像ないんだけど、政府公認って名乗ってる割には、ちっさい店で…しかもトゥクトゥクドライバーが場所分からず我々がグーグルマップ見ながらナビ(笑)
しかもこのドライバー。目ざとく私のタバコを見つけていたらしく。チップの代わりにタバコちょうだい♡と。ここでもタバコの威力は抜群です。
吸わなくても一箱持ち込むといいかも!チップ代わりとして、値段交渉にも有効ですよ!

ここで買ったオレンジペコの紅茶はすごく評判良かった!みんなから「あの紅茶美味しかったよー」とLINEきたんで、やっぱりスリランカの紅茶はマストバイですな。


しかし我々は焦っていた…
コロンボに着いてコロンボの駅のクロークにバックパックを預けたんですよ。

その預かり時間が午後5時まで!
しかも、クロークとは名ばかりで鍵などもなく。机の上に山積み状態(笑)

なので、急いでコロンボ駅に向かい。どうにかクロークの閉まる五分前に荷物を受け取ることに成功。ふー…疲れたね。どこかお茶でも飲みに行こうと。

我々のようなバックパッカーとは無縁そうなディルマの高級カフェへ。
一度位、高級な本場の紅茶は飲んでおかないと(笑)

高級カフェディルマ内部。


天井高ーい!
エアコン涼しー!
ソファふかふかー!

もうね。この座り心地のよいソファに凭れたら今までの疲れがドッと押し寄せてね…(笑)

さて。肝心の紅茶ですが。

ベリーのアイスティーをチョイス。
だって暑かったから…で。暑かったから普通に美味しくて、特別美味しい!感が味わえませんでした(笑)
S君はこの暑い中「やっぱ本場の味を知るにはホットのストレートでしょ!」とブラックティー飲んでたよ…いや、それ…絶対暑いから…(笑)
しかしS君。日本ではワタシと同じくコーヒー党で、高級ディルマ飲んでもあまり味の違いが分からなかったそうだ…

このディルマでまったりしていたら、行きの成田で会ってコロンボ空港からタクシーでご一緒にしたカポーに再び遭遇!なんたる偶然(笑)

でも、最終日のコロンボは日本帰国組がかなりいたので飛行機で見かけた人もチラホラ。
直行便にしろトランジットにしろ帰国便が深夜に集中しているので、この日コロンボでお土産買う人が多かったみたい。

ディルマで時間潰して、今度はA君とYちゃんと待ち合わせて皆んなで晩ご飯。

A君はネゴンボ周辺をUberでプラプラ見て回り、Yちゃんは前日スリランカに到着して、タクシーチャーターしてこれからバワ巡りするんだとか。

皆んなそれぞれ一人旅の経験が豊かだから、色んな情報、おススメの国などを話して楽しかったなぁ〜。特にYちゃんは歳が一つしか離れていなくて、その後も連絡取って色んな情報やり取りしてます(^^)

で。皆んなで行ったお店がコロンボのカレーポット。ワタシとS君、A君はスリランカ最終日なんで最後のカレーパーティーです。

この店色んなカレーが豊富で、注文もショーケース見ながら指差しで出来るから楽チン。
しかし、おかみさんがご飯てんこ盛りにしてくるから「イナーフ!」位言えるといいかも(笑)


皆んなのカリー(笑)
海老やイカのカリーもあった。イカのカリーは辛かったみたい。
ライスも白米、サフラン、ピラフから選べてロティーもあるよ!

皆んなで旅の話で盛り上がり、A君がエアアジアのドムアン乗り継ぎだから先にバイバイして。
ワタシとS君とYちゃんはまだ時間があるから、Yちゃんのチャータータクシーに乗ってネゴンボでビールを飲みに。因みにネゴンボからスリランカの空港まで近いので、S君とワタシはネゴンボからタクシーを拾う算段でいた。

チャータータクシーのおじちゃんにネゴンボの酒場を案内してもらったらスポーツバー的なとこに案内され。クリケット観ながらビールで乾杯。
しっかし、スポーツバーに女性が誰一人いない…

聞けば、女性の飲酒は数年前までご法度だったから今でも女性はおおっぴらには飲まないんだとか…

飲みながら旅話に没頭すること数時間。我々もそろそろ空港に向かわなきゃ…ってことになり、タクシー捕まえるか…って話していたら。Yちゃんのチャータータクシードライバーがボスに連絡してくれて。(因みにボスはネゴンボで日本人向けのゲストハウス経営者。Yちゃんもここに宿泊している)
なんと、ボス自らが我々を空港までは送ってくれることに!
ちょうど空港に宿泊客を迎えに行くから乗ってきなよ!と…

え、待って…我々泊まってもいないし…タダではあんまりだよね?と、S君と二人でチップ渡したんだけど「いらないいらない!君たちがまたスリランカに旅行に来てくれたらそれでいい!」と頑なに受け取らなかったボスに涙…

ついでにボスのスリランカオススメスポットはワールドエンドだそう。
あの光景は素晴らしい!息を飲むほど美しいから、君達も次は行ってくれ!とのこと。

ワールドエンドかぁ。
考えたんだけど、海に行ってしまったからなぁ…よし、次は行ってみよう…!

空港に到着して、まずトイレで着替え、顔を洗い、歯を磨き…S君とお別れ。
二泊三日行動を共にした戦友(笑)と固い握手を交わしたのでした。S君ともLINE交換したんで今も交流があって。しかも陶芸が趣味のS君にお皿作ってもらったりしとります。
うーん。旅の出会いって最高!

私はバンコク経由。
大好きなタイエアーだったんだけど、コロンボ〜バンコクの機内食がまさかのカレー…

流石にもうカレーはいい…!半分も食べずに寝落ち。四列シートで周りをスリランカ人男性に囲まれても爆睡です(笑)

起きたら既にバンコク上空。今回トランジットが1時間20分しかないので、焦ってたら、これまた行きの飛行機で一緒だったおじさんと遭遇。
「また同じ便ですねー」なんてお話ししたらプライオリティパスあるから一緒にラウンジにおいでよ!とまさかのお誘い!!

マジ…⁉︎
おじさん最高かよ〜!

とは言っても、乗り継ぎが短いのでそんな長居出来なかったんですが、初のラウンジ体験…!



美味しそうなものがいっぱい…!
ソファふかふか!

おじさんはANAの上級会員。どうやら船舶関連のお仕事をされてるそうで、スリランカの友人に資本提供した見返りに庭付き一戸建てのコテージを年末にタダで借りてるそう。
しかも場所はスリランカ切っての高級ビーチリゾート…

なんてセレブ!
世の中お金持ちっているんですね…はぁぁ…凄い!

おじさん曰く、成都のラウンジはそりゃ酷いもんで、二度と成都経由は使わない…とのこと。
しかもバゲージスルー出来ないし、遅延常習だしANAマイルもあんまり付かないんだよね…。

ただ、格安!

貧乏旅行者にはこの魅力に勝るものはない…!何だかんだでレガシーだから荷物タダだしなぁ。
私は今後も利用すると思うけどw

その後出発ゲートに行くと上級会員のおじさんはエコノミーからビジネスにランクアップされてて喜んでいた(笑)
あ、でも今回私の席もいつもより広かった!3-3-3シートだったからかな?
お陰で成田まで爆睡出来たよー!

バンコク〜成田の機内食


この朝のフライトに乗ったことあるんだけど、前回と同じメニューだったwお魚ごはんかオムレツ。もうね…スリランカで散々カリー&ライス食べたから米が受け付けない…。

思いの外スパイスに胃腸がやられていて、帰国後はひたすらプリン食べていたなぁ…


そんなこんなのスリランカ一人旅でした。
今回も沢山の出会いに感謝!
あとスリランカにも感謝!

テロってどんな国に行っても絶対起こらないとは限らないと思うんですよ…日本だって治安の良い国だけど自然災害リスクが高いわけで…。

だから、スリランカってテロあったんでしょ?怖いから行かない!っていうのは非常に勿体ないなと。素晴らしい自然、遺跡、海。温かくてチャーミングな人々。スリランカって本当に素晴らしい国なんです。

厳戒態勢は解かれたようなんで、是非是非今後の旅の予定に加えて頂きたい!

私もまたいつか再訪したいです!きっとスリランカの魅力って一回の訪問じゃ語り尽くせない!