好調な米労働市場に見え始めた「減速」の可能性…FRBの利下げ判断にも影響か
【ワシントン=田中宏幸】米国の4月の雇用統計や失業保険の新規申請件数などの結果を受け、金融市場の関係者から、米労働市場が減速に転じる可能性についての指摘が出てい...
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市場関係者の見通しを反映する米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の10日夜時点のデータで、利下げ時期を「9月」と見込む投資家は1週間前の4割程度から5割近くに増えている。ニッセイ基礎研究所の窪谷浩・主任研究員は、「金融引き締めの影響もあり、労働市場の減速傾向は続く。ただ、賃金上昇率は高く、FRBが早期の利下げ判断に傾く可能性は低い」と分析している。
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