新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁のブログ

全国紙の元記者・中村仁がジャーナリストの経験を生かしたブログ
政治、経済、社会問題、メディア論などのニュースをえぐる

籠池理事長はクロ、首相夫人は判定負け

2017年03月25日 | 政治
  校舎建設の業者がひとり大損 2017年3月24日  大阪の森友学園の問題をめぐる証人喚問、参院予算委員会は、国民生活に密着した予算案の審議という最も重要な本来の役割を放棄し、関係者の責任追及に熱中しました。もっとも、生の政治、行政の舞台裏が俎上に乗せられ、国民が「やはり、裏ではそんなことが行われているのだ」と再確認するケース・スタディには十分、なりました。  森友問題をめ . . . 本文を読む
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政治的思惑を捨て豊洲に早期移転を

2017年03月21日 | 社会
  焦点の絞り込みの間違い 2017年3月21日  築地市場の豊洲移転に関する百条委員会での質疑を聞き、もう結論を出すべき段階にきたと、思いました。不透明な過去の経緯の追及は今後も続けるせよ、豊洲の安全性に問題はないとの専門家会議の結論を尊重し、小池知事は早期に移転に踏み切ることです。安全性への不安、心配な点が残るなら、早急に補強、改修工事にとりかかるべきです。  豊洲問題を . . . 本文を読む
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森友学園への寄付行為は違法でない

2017年03月19日 | 社会
  国会は重要な争点からずれていく 2017年3月19日  森友学園の籠池理事長が衆参両院の予算委員会に証人喚問されます。予算委員会といえば、デフレ脱却に向け国家予算を審議する場なのに、森友学園が最大のテーマになってしまっています。捜査権を持った検察、会計検査院あたりがぎりぎり関係者を問い詰め、解明すればいいはずです。10億か20億円程度のことより、97兆円の国家予算のほうがよほど . . . 本文を読む
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失策続く稲田氏の防衛相はもう限界

2017年03月15日 | 政治
   交代させ多難な国際情勢に備えを 2017年3月15日  失言、失策があるたびに、野党の要求を聞き入れ、閣僚を交代させていては、首がいくつあっても足りません。今度ばかりは、稲田防衛相に辞任してもらい、日本の国防を任せられる人に交代させるべきでしょう。森友学園問題における発言訂正のごたごたを契機に、交代させる機会にするのが賢明な選択です。防衛問題のほうが心配なのです。 . . . 本文を読む
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森友学園の経営破たんは不可避か

2017年03月12日 | 社会
  関係者の責任追及に幕を引くな 2017年3月12日  大阪府の森友学園問題は、問題というより事件に発展しつつあります。小学校設立は府が不認可、学園側も認可申請の取り下げです。「白紙撤回、学校が破たんすれば一件落着。追及は終わり」との思惑を持つ政治家、行政、自治体関係者はいますね。今後は、籠池理事長の責任追及に焦点を絞ろうとする力学が働きます。それではいけません。  テレビ . . . 本文を読む
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独裁者・金正恩を最高指導者と呼ぶ朝日

2017年03月09日 | 国際
  犯罪者を指導者とは違和感 2017年3月9日  朝鮮労働党(北)の金正恩委員長の残虐、残忍な犯罪、暴挙はまだまだ続きそうです。肉親を毒殺し、側近を虐殺し、国民を見捨てて核ミサイルの開発に狂奔する様子が連日、報道されています。朝日新聞を読んでいましたら、社説で「最高指導者・金正恩委員長」という表現に出会い、絶句しました。えっ、なんで「最高指導者なの」と。  金正男殺害事件は . . . 本文を読む
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トランプ氏ならできる金正恩体制の排除

2017年03月04日 | 国際
  日本も傍観者でいられない 2017年3月4日  森友学園に対する不透明な国有地の払い下げ、豊洲市場の移転問題などが連日、大きく報道され、反響を呼んでいます。それはそれで必要なことです。でもどうなんでしょうか。日本という国家そのものが大きく揺さぶられかねない重大危機がすぐ側に存在しています。そうした危機への対策、備えをもっと考えておくべきですね。  重大危機というのは、北朝 . . . 本文を読む
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森友学園児が教育勅語を復唱する異様

2017年02月28日 | 社会
  明治憲法下の亡霊の復活 2017年2月28日  大阪の学校法人「森友学園」への国有地売却に絡み、経営する幼稚園で教育勅語を毎朝、全員で復唱していることも報道されています。同じ系列の「塚本幼稚園」も同様です。教育勅語は軍人勅諭、天皇の御真影などとともに、明治憲法下にあった「日本帝国」の亡霊のようなものです。  「森友学園」の籠池理事長は、自民党と関係の深い右傾の保守団体「日 . . . 本文を読む
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日米に共通する情報統制は前代未聞

2017年02月26日 | メディア論
   メディアを敵対視する政治権力 2017年2月26日  トランプ米大統領がかつてのヒットラーのように、政治権力を乱暴に行使し、メディアに対しても、常軌を逸した行動に出ています。メディアに痛いところを突かれ、よほどこたえているのでしょう。トランプ政権とメディアは「全面対決」に発展しています。批判的なメディアを排除し、統制がきく友好的なメディアだけを優遇していると、国民は . . . 本文を読む
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経産省が執務室施錠でメディアを敬遠

2017年02月24日 | 政治
  不都合な報道をシャット・アウトか 2017年2月24日  瞬く間に情報が拡散する時代になって、トランプ氏にしろ、政治権力がメディアを敵対視するか、遠ざける傾向が各国で強まっています。日本の経産省が全執務室を原則として施錠することになったと聞き、「なぜまた経産省なの」と、驚きました。部屋は施錠できても、全ての情報には鍵をかけられません。でも「なぜまた今なの」、ですね。  誤 . . . 本文を読む
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大學無償化へ「教育国債」とは無責任

2017年02月19日 | 政治
  科学技術の研究費充実が先決 2017年2月19日  先進国最悪の財政状態で、その再建もおぼつかないのに、教育の無償化というきれいごとに向かって与野党が競争して走りだしています。何兆円もの財源をまかなう「教育国債」構想も与党から飛び出し、なんとも無責任な話です。日本経済が停滞から抜け出すには教育の充実が不可欠にしろ、どう充実させるかの肝心の議論が聞かれません。耳障りのいい「教育国 . . . 本文を読む
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東芝危機が示す経営者の巨大企業化の病

2017年02月16日 | 経済
  分社化や企業細分化の再評価を 2017年2月16日  グローバル化が進みビジネスチャンスが拡大するとともに、経営が破たんした時の損失も恐ろしいほど巨大化しています。企業買収、経営統合の波に乗り遅れると、生き残れないという焦りを多くの経営者は持っているようですね。東芝の経営危機というか経営破たんは、その焦りが自滅を呼び寄せたとしかいいようがありません。  焦って企業統合、合 . . . 本文を読む
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トランプ政権の落成披露祝いが安倍氏の狙い

2017年02月12日 | 海外
   争点は外して舞台裏に回す 2017年2月12日  トランプ政権の発足後、初の日米首相会談が行われました。米メディアからは「大統領にこんなにおべっかを使う外国の首脳は見たことがない」と、皮肉っぽい評価も聞かれます。どこか見下しているのですね。今回の訪米は、トランプタワーの新ビル落成記念のお祝いに駆け付けたようなものですから、これはこれでよく、辛口の言葉を双方が本音でぶ . . . 本文を読む
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論客の池田信夫氏による論評への感想

2017年02月10日 | 経済
  「量的金融緩和と円安は無関係」との指摘 2017年2月10日  言論プラットフォーム・アゴラ主宰の池田信夫氏が、ご丁寧にも2回にわたり、私のブログに触れ、論評して下さいました。円安誘導と財政支出の二つの問題点です。ありがたいと思うと同時に、要点をしぼり、強調したいことだけを書くブログの形式では、真意が伝わりにく、誤解が生じやすいですね。今回はまず円安問題を考えてみました。 . . . 本文を読む
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トランプは日本語のトランプと違う

2017年02月10日 | 海外
  切り札か、ババ抜きのババか 2016年2月8日   「トランプ米大統領が誕生」と聞いて、「まあ珍しい。あのトランプのトランプさん?」と、思った日本人は少なくないでしょう。実は、日本語と英語とでは、トランプ(Trump)の意味が異なります。日本語のトランプは、ゲームで使う「トランプ」であるのに対し、英語のトランプの意味は「切り札」です。日本語の「トランプ」を英語でいう時 . . . 本文を読む
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