新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁のブログ

全国紙の元記者・中村仁がジャーナリストの経験を生かしたブログ
政治、経済、社会問題、メディア論などのニュースをえぐる

世界遺産になるか「モンテンルパの夜」

2017年06月21日 | 国際
  奇跡の戦犯赦免の物語 2017年6月21日  渡辺はま子が歌った「モンテンルパの夜は更けて」は、昭和27年に20万枚の大ヒットとなりました。それから65年経ち、フィリピンのモンテンルパ刑務所に収容されていた日本兵戦犯の赦免物語を知らない若い世代が増えてきました。けん命に釈放活動を続けてきた島根の洋画家の歴史的資料をユネスコの世界記憶遺産に申請し、戦争における赦しとは何かを検証す . . . 本文を読む
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加計学園のボヤを大火にした安倍政権の失態

2017年06月16日 | 政治
  安保法制や共謀罪の運用に懸念 2017年6月16日  加計学園の獣医学部新設をめぐる疑惑は、日本の政治の舞台裏を明るみにする効果は十分ありました。こういう分かりやすい話は、テレビ、ネットの絶好のテーマであり、ボヤの段階で消し止めないと、大火になります。初期消火に乗り出さなかったのは、政権に不都合な背景があり、強行突破しようと考えたからでしょう。政治に対する第三者のチェック機能が . . . 本文を読む
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子ガモ保護に警官5人が出動する平和国家

2017年06月13日 | 社会
  近所からの110番でパトカーも 2017年6月13日  先日の日曜日の午後、近所がざわつくので外に出て行ってみると、パトカーと警察官が出動して、人だかりがしていました。何か事件かな、思いました。警察官は5人もいるのです。最近、九州で警察官が自分の妻子3人を殺したばかりです。場所は中央線国立市の静かな住宅街です。嫌な気分です。  近所の人に聞いてみると、なんと、親ガモが5羽 . . . 本文を読む
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疑惑を徹底追及する米国議会を学べ

2017年06月09日 | 政治
  ボヤが大火に、日本政治の不手際 2017年6月9日  ロシア疑惑をめぐり、トランプ大統領の捜査への介入があったかどうか。相手が大統領でも、徹底的に追及する米国議会の精神、姿勢を見ていまして、日本との大きな違いに驚ろかされます。日米の政治、議会制度は違い、単純に比較できないにせよ、あいまいな処理が問題を拡大してしまう日本にとって、学ぶべき点はあると思います。  連邦捜査局( . . . 本文を読む
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子供にも知ってもらいたい産業再生の方法

2017年06月06日 | 経済
  英語と理科とソフトの一体教育 2017年6月6日  珍しく榊原経団連会長が正論を吐いています。「国会で集中審議すべき項目は山ほどある。優先順位からすると、加計学園ではないだろう」と。国際的な電機メーカーの役員を務め、工学博士号を持つ知人も「獣医学部を一校分、新設しても、産業力の強化にわずかな効果しかない。政治が扱うべき最重要政策があるではないか」と、憤懣やるかたない様子です。 . . . 本文を読む
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加計学園問題をこじらせた政権の強引さ

2017年06月03日 | 政治
  報道も識者も白組と黒組に分断 2017年6月3日  加計学園問題で次々と新しい情報が飛び交い、メディアも識者も、シロ組(擁護派)とクロ組(批判派)に分断され、思い思いの主張を発信するので、問題の本質がどこにあるのか見えてきません。安倍政権の政治体質が絡んでおり、両者の対立は増幅されています。国際情勢が混乱を増しているこの重要な時期に、学園問題が国の最大の争点になっているのは不幸 . . . 本文を読む
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前川氏の証人喚問で官邸は対決を

2017年05月28日 | 政治
  核心的な議論をなぜ避ける 2017年5月28日  加計学園の獣医学部新設計画をめぐり、文科省の前次官の前川氏が「総理のご意向などとする怪文書」は実在すると、記者会見で述べました。それを受け、石破前地方創生相は「それなりの意義がある」と、発言しました。さらに、子どもの貧困を扱うNPO法人(キッズドア)の代表が「前次官は退職後、私たちのボランティア活動に参加していた人」と意見表明を . . . 本文を読む
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文科省次官が安倍政権に前例ない反乱

2017年05月26日 | 政治
  強引な官邸主導に不満が噴出 2017年5月26日  加計学園の獣医学部認可問題で、文科省前次官の前川氏が、安倍政権の強引な手法に反乱を起こしました。官邸の圧力の有無、内部文書の存在の有無、証人喚問の賛否など、獣医学部の開設の是非という核心部分の解明から、追及の焦点がずれて行くに違いありません。ひょっとしたら、それは官邸が望むところなのかもしれません。  経産省の局長だった . . . 本文を読む
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首相は正攻法で学園問題の説明をせよ

2017年05月23日 | 政治
  何もかもが真っ黒なのか 2017年5月23日  安倍政権がもがいている加計学園と森友学園という2つの問題は、最終的に、何が事実なのかにたどりつけないまま幕が引かれるような気がします。特に安倍政権、関係官僚がどう動いたか、どのような影響力を行使したかという政治的な側面について、首相が正攻法で説明をしたら、解消する疑問もあるはずです。    政権側が正攻法ではっきり説 . . . 本文を読む
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疑惑追及における捜査と忖度の日米格差

2017年05月18日 | 政治
  かばい合う甘い調査でうやむやか 2017年5月18日  トランプ米大統領が「自分で掘った墓穴に落ちかねない」とブログ(5月14日)に書きましたら、新たな疑惑も発覚し、司法省が特別検察官を任命し、大統領自身、周辺の捜査に直接、乗り出すことになりました。証拠をあちこちに残していると思われるトランプ氏は、土俵際に追いつめられようとしています。証拠はまだまだ出てきますね。「4年の任期を . . . 本文を読む
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疑惑追及における捜査と忖度の日米格差

2017年05月18日 | 政治
  かばい合う甘い調査でうやむやか 2017年5月18日  トランプ米大統領が「自分で掘った墓穴に落ちかねない」とブログ(5月14日)に書きましたら、新たな疑惑も発覚し、司法省が特別検察官を任命し、大統領自身、周辺の捜査に直接、乗り出すことになりました。証拠をあちこちに残していると思われるトランプ氏は、土俵際に追いつめられようとしています。証拠はまだまだ出てきますね。「4年の任期を . . . 本文を読む
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墓穴に落ちかねないトランプ米大統領

2017年05月14日 | 国際
  傍若無人でルール無視の危うさ 2017年5月14日  トランプ米大統領の振る舞いは乱暴、秩序無視です。どこかでつまずき、弾劾による失職さえ予感させます。世界で知性の声を野生の声が勝り、野生の声を代表するトランプ氏には多くの支持者もいるでしょう。その野生の声の唯我独尊ぶりが一段とひどくなり、訴追につながるルール違反の証拠を握られ、不測の展開となることもありえます。  米大統 . . . 本文を読む
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先進国の金余り、途上国の金不足の巨大不均衡

2017年05月11日 | 経済
  超低金利をインフラ投資に生かせ 2017年5月11日  設立以来、日本人の総裁が9人も続いているアジア開発銀行(ADB)の総会が日本で10年ぶりに開かれました。中国主導で設立したばかりのアジアインフラ投資銀行(AIIB)に、日本は強いライバル意識を持っています。加盟国数はAIIBが設立後、2年で70、50年のADBが67で、すでに追い越されています。  「中国は経済、政治 . . . 本文を読む
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子どもが書いた「子どもの日の社説」

2017年05月06日 | 社会
   工夫が足りない大人が書く社説 2017年5月6日  5月5日の子どもの日に、各紙が社説を書きました。新聞離れが進み、若い世代ほど新聞を読まない新聞危機の時代です。私はかねてから、子どもの日くらいは、子どもでも読めるようやさしく、子ども向けに社説を書いてみたらと、思ってきました。どこの新聞社も普段と同じような社説の書き方です。知恵が足りない。そこで、子どもになったつも . . . 本文を読む
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9条と教育無償の抱き合わせ改憲を懸念

2017年05月04日 | 政治
  2つの5兆円予算はポピュリズム 2017年5月4日  安倍首相が憲法記念日に、2020年に憲法改正を施行するとの目標を明らかにしました。その柱は9条で自衛隊の存在を明文化するとともに、教育の無償化を高等教育(高校、大学)にまで広げるよう憲法で制度化するというのです。大学までの教育無償化は政権の人気取りそのもので、警戒されがちな9条と、歓迎されそうな教育無償化の抱き合わ . . . 本文を読む
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