新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁のブログ

全国紙の元記者・中村仁がジャーナリストの経験を生かしたブログ
政治、経済、社会問題、メディア論などのニュースをえぐる

事故招くポケモンGOに安全規制を

2016年07月26日 | 社会
  予防措置とらねば損害賠償請求を 2016年7月26日  スマートフォン向けのゲーム「ポケモンGO」があっという間に、世界の39か国・地域に広がり、夏休みということもあって、日本でも列島中がブームで沸いています。ネット時代に生きる開発者の知恵に感心しながら、ゲームに限らず、世界はこうして劇的に変わっていくのだろうなと思うと、恐ろしささえ感じます。  将来、無限の活用方法、応用方法が予 . . . 本文を読む
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無法の陳列棚のロシアとの付き合い方

2016年07月21日 | 海外
  北方領土交渉は当分、棚上げに 2016年7月21日  国際社会を代表する無法国家はロシアと中国です。無法、不法行為を働いて、謝罪するどころか、国際機関の判決、判定を無視し、居直りを続けています。ロシアは国家主導でドーピングを行っていたことが分かり、国際オリンピック委員会(IOC)、世界反ドーピング機関(WADA)が五輪の参加停止を検討しています。聞く耳を持とうとしない無法国家とどう付き合 . . . 本文を読む
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天皇の生前退位で宮内庁は逃げるな

2016年07月15日 | 政治
  人道上の問題ではないのか 2016年7月15日  天皇陛下が生前退位を望んでいるとの報道がありました。早くも宮内庁関係者の一部には、「困った事態になる」と、逃げの姿勢のようなものが感じられます。天皇に対して失礼な言葉を許して頂けるとすると、これは人道上の問題です。込み入った議論、複雑な手続き、反対派に対する説得などが必要でしょう。宮内庁はもう逃げていけません。  報道で不思議に思っ . . . 本文を読む
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参院選で示した朝日新聞の無力

2016年07月11日 | メディア論
  世論の本音を知らない 2016年7月11日  安倍政権はまたも参院選で圧勝しましたね。自公で改選過半数、改憲勢力で3分の2を獲得しましたから、悲願の憲法改正が視野に入ってきました。安倍政権に真っ向から対抗しようとしてきたのが朝日新聞です。朝日の論調、報道紙面は世論を動かす力をすっかり失ってしまいました。  つい最近まで元気があった弟分のテレビ朝日は、交代したキャスターが現場レポータ . . . 本文を読む
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EU危機は英名門経済紙・FTに飛び火か

2016年07月08日 | メディア論
  買収した日経紙も気をもむ 2016年7月8日  EU(欧州連合)と英国の離脱交渉は2年はかかり、不透明感が続きます。企業にも多大な影響をもたらし、時間がかかればかかるほど、英国から離脱する金融機関などの本国離脱、外国企業の大陸への移転は増えるでしょう。特に英国が旗を振るマネー資本主義やグローバリゼーションの守護神を務めてきたフィナンシャル・タイムズ紙(FT)への影響は必至です。   . . . 本文を読む
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君が代は試合前の歌に向かない

2016年07月05日 | 社会
  戦意が盛り上がらない 2016年7月5日  東京五輪組織委員会の森喜朗会長・元首相が、リオデジャネイロ五輪の選手団壮行会で、「君が代を歌えない選手は日本の代表ではない」と苦言を述べました。勘違い、場違い、それと本音が混ざっているような発言で、思わずぎょっとしました。    君が代は10世紀の古今和歌集から歌詞をとり、明治13年に曲がつけられて以降、国歌として歌われてきました。荘重、荘 . . . 本文を読む
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EU危機の本震、予震、余震は何か

2016年06月30日 | 国際
  格差の拡大が社会を分断 2016年6月30日  EU(欧州連合)の分裂危機ほど、無数の問題点の指摘、解説が飛び出していることも珍しく、どれもがもっともらしく聞こえてきます。動揺を始めていた活断層があちこちで動き出した感じです。どれが本震、予震、余震かもはっきりしません。私は、最も本質的な震源は、国民投票を公約したキャメロン首相の失敗、はびこるポピュリズムというより、転換期に入ったEUのあ . . . 本文を読む
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EU危機は統合の世紀への反逆

2016年06月26日 | 国際
  経済連携TPPはご破算も 2016年6月25日EU  欧州連合(EU)からの英国離脱で、「よもや」、「まさか」が現実になりました。予想可能な「連続的な変化の時代」から、予想不可能な「非連続的な変化の時代」に入ったようです。われわれの常識を支えていた世界の枠組みが突然、常識を覆して過去へと逆流してしまう時代になりました。  非連続は、これまで蓄積してきた過去からの断絶を意味します。こ . . . 本文を読む
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「まだ生きるのか90歳」麻生発言の盲点

2016年06月21日 | 政治
     高齢者を優遇する政治の結末 2016年6月21日  麻生副総理・財務相が「90歳になって老後が心配だとか、わけの分からないことを言っている人がテレビに出ていた」と発言したそうです。この「またか暴言か」には続きがあり、「おい、いつまで生きているつもりだよと、思いながらテレビをみていました」です。麻生さん、高齢者を若い世代をよりずっと優遇してきた社会保障制度のあり方が、日本に超高齢化 . . . 本文を読む
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首相密着の新刊「日本会議の研究」の謎

2016年06月18日 | 政治
  出版停止はおとり作戦か 2016年6月18日  首相はもちろん、安倍政権の閣僚が大勢、参加しているのが「日本会議」です。関係する国会議員は260人だそうです。神社系の宗教団体、霊友会、さらに生長の家の元活動家も加わっているとされ、宗教色が濃いようですね。その「日本会議」を題材にした新書「日本会議の研究」(扶桑社)が出版され、重版を重ねています。安倍首相の思想的な背景を知るのに役立つと思い . . . 本文を読む
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ザル法、見ざる、言わざる、聞かざるの知事辞職

2016年06月16日 | 政治
  ジャーナリズムの劣化の象徴 2016年6月16日  舛添都知事の辞職は騒ぎのバカバカしさとともに、日本の政治、社会、ジャーナリズムの質の低下を見事に物語りました。バカバカしすぎると思いながらメディアの報道に連日、ついつい引きずり込まれたのは、今の日本を理解する象徴的な事件だったからでしょう。  一言でいえば、まず政治資金規正法が抜け穴だらけのザル法であることが事件の発端です。その . . . 本文を読む
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広島を訪問したオバマ氏の重大な忘れ物

2016年06月09日 | 国際
  売り放題の通常兵器をなぜ野放し 2016年6月9日    G7サミット(先進国首脳会議)で来日したおり、オバマ大統領は現職として初めて被爆地、広島を訪れ、多くのメディア、識者は、「核兵器なき世界へ」の歴史的な意義を絶賛しました。そのことにまったく異論は唱えません。異論があるのは、もう一つの深刻な問題が、オバマ・フィーバーの影に隠れてしまっていたことです。  米ロ独仏中などが売りた . . . 本文を読む
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リコールと規制法改正で知事追放を

2016年06月07日 | 社会
  舛添知事の頭の中はオモチャ箱 2016年6月7日  舛添都知事の政治資金の私的流用疑惑について、調査報告書が発表されました。報告書や会見の様子を拝見すると、都知事は外見は大人でも、精神構造は大人になりきっていない子供並みの人物であることがよくわかりました。自発的に辞める気配はありませんから、リコールで退陣に追い込む運動を起こすべきでしょう。  まず、その前に触れたいのは弁護士の役割 . . . 本文を読む
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安倍さんは財政も金融も破壊する気か

2016年06月02日 | 経済
  どこかで聞いた「新しい判断」 2016年6月2日  安倍首相が10%への消費税引き上げを、19年10月まで延期すると表明しました。昨日の記者会見で「再延期はこれまでの約束と異なる新しい判断だ」と語り、参院選で信を問いたいと述べました。「はてな、新しい判断とは、どこかで聞いたことあるような言葉だな」。思い出しました。2年ほど前の話です。  集団的自衛権の行使を限定的に容認するとの閣議 . . . 本文を読む
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安倍首相は非民主主義者のようだ

2016年05月31日 | 政治
  選挙の意義をはぐらかす 2016年5月31日  安倍首相のG7サミット(先進国首脳会議)での振る舞い、消費税引き上げの再延期、同日選挙の扱いなどを見ていますと、民主主義制度や選挙が好きでない人物のように思えてきます。1強政権による強気、高い支持率による自信過剰からか、民主主義社会の基本的なルールよりも、自分の一存を強引に優先させる人物のようですね。    安倍首相は、もちろん民主主義 . . . 本文を読む
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