あづさゆみはる
山近く
家居して
絶えずききつる
うぐいすの
聲
新古今和歌集巻第一 春歌上
春歌とて
山部赤人
あづさゆみはる山近く家居して絶えずききつるうぐいすの聲
よみ:あずさゆみはるやまちかくいえいしてたえずききつるうぐいすのこえ 有 隠
意味:(梓弓)春になると山の近くにお住んでいるので、何時も春を告げる鶯の声を聞いております。
備考:万葉集、古今和歌六帖
万葉集巻第十 1892
詠鳥
読人不知
梓弓春山近家居之續而聞良牟鴬之音