新古今和歌集の部屋

俳句 夕ざくら



あかぬ程

  眺めてけりなゆふ櫻



近所の道路沿いの桜を眺めている。
もちろん、誰も見ている人はいない。
花よりほかに知る人もなし(前大僧正行尊)
桜の名所でなくても楽しめる。


いにしへ人は、桜を楽しんだのだろうか?桜咲く春を喜び、楽しんだののではないだろうか?



椿も、菜の花も、レンゲも、爛漫である。






日没までもう少し有る。
こぞのしをりの道かへて(西行)
もう少し他の桜を楽しもう。

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