NOBODY KNOWS

本、漫画、映画を中心に日々読んだり観たりしたもので、ツボにはいったものの感想を書いていきたいと思います。

Year of The Dragon

2016-12-30 00:10:59 | 映画
まだローティーンの頃、ポスターで見たジョン・ローンに一目惚れ(?)して見に行った映画です。

あれから30年。

Huluで配信が始まったので迷わず見ましたよ。

簡単に言えば、NYのチャイナマフィアを警官が追い詰めるという話です。


今から見ると、見えてくるものは色々あるのですが、

30年前と全くぶれない感想としてはただ一つ。

「スタンリー警部(ミッキ・ローク)は変。ジョーイ・タイ(ジョン・ローン)かわいそう」

ということです。

当時はジョンローン押しのあまり、そう感じたのかとずっと思ってましたが、

今改めて見たら、スタンリー警部、どう控えめに言っても基地外ですよ。

しゃべり方も本当にねちっこいし癇に障るしいらいらする。


ジョーイ・タイがマフィアの親分といえど、

「なんで俺がそこまでお前に絡まれなあかんねん」

と思っても仕方がないような粘着ぶりで。

その粘着の理由も謎。

「警官だから」ではちょっと説明できないレベル。



そして、映画全編通してミッキー押しで、ジョンを下げようとするのがみえみえなわけですが、

ミッキー演ずるスタンリーにはこれっぽっちも肩入れできなかった。

なんか今見るとかなり後味が悪い映画でした。

ラストも「は~?!」「それはないだろう!」と思わず声に出して突っ込んだくらいです。


ジョン・ローンは昔思っていたよりは悪人顔だったけど、やっぱりかっこ良かった。

そこだけが救い。


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