NOBODY KNOWS

本、漫画、映画を中心に日々読んだり観たりしたもので、ツボにはいったものの感想を書いていきたいと思います。

八つ墓村

2006-10-24 01:41:33 | 映画
 昨日犬神家がテーマだったので、(映画の内容は全く関係なかったけど)ついでに八つ墓村について。

 この映画が公開された当時、私は小学校低学年でした。当時の記憶といえば、「八つ墓村の祟りじゃ~」というおどろおどろしいCMが本気で怖く、流れるたびに泣きそうになった記憶のみ。

 後に中学生くらいで、TV放映で見たときも、三つ子婆と、ショーケンを追いかける小川真由美と、最後に出てきた落武者がやはり非常に怖かった記憶のみ。

 で、その後二十歳を過ぎてみた時に、はじめてこの映画の面白さがわかりました。
 まず、ショーケンが非常にかっこいい。子供の頃は彼がなぜ人気があるか全くわかりませんでしたが・・何ともいえない色気、オーラがありますよね。
 またいい感じで年をとっている人だとも思っていたのですが・・最近はちょっと変な方向に行ってますね。まあ、昔から警察沙汰が絶えないお騒がせな人ではありますが。

 また、特撮部分などは今見ると確かにチープな感じなんですが、全体としてやはり「怖い」というイメージが崩れることは無かったです。多分映画全体として主題(祟り)がはっきりしているのと、役者さんの演技がしっかりしているからではないかと思います。渥美清扮する金田一が寅さんにしか見えなくてもそこはご愛嬌という感じで許せてしまう何かがありました。

 そして、つい最近、公開時に悩んだ挙句に映画館に足を運ばなかった豊川悦司主演、平成版「八つ墓村」をDVDで見ました。

 ・・・公開当時に映画館に行かなくて良かったと心から思いました。あやうく青春の小さな過ちを一つ増やしていたところでした。
 

 えっしーはそれなりにがんばっていると思いました。あっさりした金田一もそれはそれで有りかなという感じで。

 しかし、ショーケンの演じた辰弥役を男闘呼組の高橋一也、小川真由美の演じた森美也子役を浅野ゆう子、その他役名忘れたけど、宅間伸、喜多嶋舞等々が出演。

・・・うーん、個々の俳優さんは別に嫌いではないのですが、この面子がそろうと・・・・何か安いんですよね。
 あの配役は一つの時代(バブル期?もうちょっと後かな?)の象徴ともいえるのですが、公開時にはえっしー以外は全員旬を過ぎていたような・・・そのせい?

 映画そのもののつくりも緩々な感じで、見た後は怒りというより脱力。原作にはこちらの方が近いのかも知れないですが、一つの映画としては厳しいかなと思いました。

 


 名作のリメイクは難しいですね。どうなるんだろう犬神家。


 
 

犬神家の一族

2006-10-23 02:18:07 | 映画
 リメイクされるようですね。この映画。

 私は金田一シリーズの大ファンで、ドラマでも映画でも放映されるたび片っ端から見ています。同じものでも何回も。あの独特の世界というか昔の日本の田舎の感じが大好きで・・

 市川昆監督の前回の映画も何回も見ています。これがこの後作られたドラマも含めた金田一物の映像化の原型みたいなものですね。今回市川監督自身で、しかも石坂浩二の金田一でリメイクというのはこれ如何に?といったところですが、そんなことはどうでもいいんですわ。

  今回の目玉は


  







         スケキヨ君ストラップ


  


 




 ・・・いやーすごいよ。考えた人。



 


 でもちょっと欲しいかも・・・・・


 



 さあ、どうしよう。となったわけです。以下、事実関係と心の動き。


 前売り券買わなきゃいけないんだよな。ストラップのために松島奈々子の演技をお金払ってみるのはちょっとむかつくし・・でも券買って見ないのももったいないし・・見たら絶対時間返せとか映画館で叫びそうだし・・

 ということで、親戚の中学生(映画好き)に「映画代は出してあげるから、ストラップだけもらってきて」と買収を試みるも、「今、映画見にいく時間ないよ」とあっさり撃退。

 うーんどうしようかなと思って、ヤフーでくぐってみたところ、やっぱり出ていたね、ヤフオク。でも1200円くらいでで落とされてるから、送料とか手数料入れたら前売り券買うのと変わらない。

 あら?よくよく写真を見ると、思ったほどかわいくないわね。



 ・・・・やっぱりいらないや。ということで、ここ数日心を占めていたスケキヨ問題は解決しました。



 

芸能人であるということ

2006-10-14 23:35:06 | Weblog
 前回の記事やっぱり批判きましたね。

 スルーしても良かったんですけどね、まあ思うこともあるし本文の記事にしてみようかなと。

 まず、よく知りもしないくせに批判するなというご意見ですが、まさか芸能人を個人的に知らない限り批判をしてはいけないという意味ではないですよね?
 私は芸能人は公共のメディアを媒体としてお金を稼ぐ以上、仕事や公の発言に関しては社会に対する一定限度の責任があると思っています。そして、その公の範囲での活動については良い面も悪い面も含め、一般人が批評するのはなんら不都合は無いと考えます。
 次に、私はスマスマは放映時間に帰宅していれば見ていますし、木村拓哉の主演ドラマも放映されれば必ず一回は見るようにしています。(最もここ数年は一回見たら以後続けてみることはないですが。スマスマも歌コーナーだけはいつもゲストの曲を見事に破壊してくれるので見ません)その上で、思ったことを述べたまでです。いくらなんでも見てもいないものを批判はしないです。
 つまらないドラマについ時間をとられたのは自己責任としても、自分の大好きな歌を完膚なきまでに破壊された時は正直怒りを覚えました。(あのときの怒りは確かにブログの表現に現れてるかもしれませんね。)他人の歌それもヒット曲をを公共のメディアで歌う時にはそれなりのリスペクトがほしいです。歌える技量が無いなら歌うべきではないと思います。稚拙な合唱を電波で流すのはその歌やその歌に思い入れがある人たちへの冒涜です。
 
 ついでに言っておくと、私はSMAPはデビュー前の今の倍ぐらい人数がいたころから知っていますし、デビューしても最初から今のKAT-TUNのような大ブレイクをしたわけでなく、バラエティに進出し、関西ローカルの深夜番組をこなしなどして、地道に活動して人気をあげてきた経過もみてきています。「あすなろ白書」に出ていた頃の木村拓哉にはむしろ好感を擁いていたくらいです。

 ただ、彼がキムタクと呼ばれ始めた頃、グループ内の人気も一番と言われ始めた頃から、なんだか様子が変わってきたように感じました。おそらく「最初にキムタクありき」でドラマが制作されるようになってからです。うまくいえないけれど、過大評価というかキムタクの名前だけが一人歩きしたような感じです。そのころから彼の言動もなんだかなあと不愉快に思うことも多くなったし。
マスコミも腫れ物を扱うような態度に変わっていったような・・・特に彼が結婚した時の会見はそんな印象をうけました。
 ANANの順位も最初の勢いのあった頃はともかく、最近ではマスコミが彼の位置を確認する儀式というか、何か色々な力が働いているような気がします。それが所属事務所と無関係とは思えません。(某女性レポーターはテレビで単に編集者の好みと発言していましたが、もしそれが本当ならちょっと・・・)

 もちろん、これは私独自の印象で、そうは思わない人もいっぱいいると思います。むしろ指摘されたように私や、私の周囲のせまーい世界のみの意見かもしれません。でも世の中にはそう思う人もいるってことです。
 
 
 

 

 
 
 


 

好きな男、嫌いな男

2006-10-12 21:47:48 | Weblog
 毎年恒例ananの好きな男、嫌いな男特集の季節がやってきました。

 キムタクこと木村拓哉がV13だそうです。
 本当にそんなに人気あるの?

 私の周りの女性で、彼がいいという人って皆無なんですが。
 どちらかといえば嫌いという人の方が圧倒的ですが。
 そんなに私の周りは世間の好みから外れた人が多いのでしょうか?

 ・・・やっぱり出来レースだろうなあ(ー_ー)いつまでやる気かなあ

 演技大根、歌は下手、顔は十人並みよりはちょっと良いかもくらいだし、いい年して知性の無さ丸出し、それでも大物として扱われるのは、事務所なんですよね。結局。
 
 ただSMAPの他のメンバーの方がそれぞれ突出した才能を持ってると思うし、 (特に演技に関しては絶対全員キムタクよりは上手)彼がグループ内でも別格扱いされる理由がどうもわからないですね。どんな裏があるのか気になります。

あなただけ見えない

2006-10-06 00:50:27 | ドラマ
ご無沙汰してます。

更新すっかり忘れてました。
先月は仕事が非常に忙しく、家には寝に帰るだけだったので、PCもほとんど開かず。すさんだ生活でした。

今日は休みを取って、一日ぼおっとすごしておりました。

昼間何気なくテレビを見ていたら、「徹子の部屋」に三上博史が出ていました。

テレビで見るのは何年振りでしょうか・・・
相変わらずいいキャラでした。おとなしく礼儀正しく話しているのに何であんなに濃いんだ?かっこよかったけど。

三上といえば、濃い演技が売り物ですが、私の中では12,3年前の伝説?のドラマ「あなただけ見えない」の一人三役が忘れられません。
三役といっても多重人格者なので本当は一人なんですが・・・
主役のキョンキョン完全に食われてましたね。

ストーリーはかなり支離滅裂で、ちょっとここで書ききれるものではないんですが、その辺はどうでもよくて、三上さんの三変化のみ、一見の価値有です。
その中の唯一の女人格アケミがもう最高でした。

DVDあったら借りるんだけどなあ。