2/12(日)大千秋楽 梅田芸術劇場 3階5列下手サブセン
梅田芸術劇場、略して「梅芸」に初めて行きました。
大阪駅(梅田駅)から歩いてすぐ、存在感のある天井のシャンデリアが印象的な
格調高いホールでした。
客席数1900名余りという大きなハコで大千秋楽を迎えるのは、
とても素晴らしいことだと思います。
…が、残念なことに空席も目立ったんだよね
3階席はセンターブロ以外は前方列しか埋まっていなかった。
そして音のバランスも少し残念なところがございました。
すごくクリアに聞こえる楽器と演者がいるのに、台詞がはっきりしない箇所も。
1階席は問題なかったということらしいので、この劇場の特性かとも思います。
しかし私にとって、それは大した問題ではありません。
だってもう聴きおさめなんだもの。
オペグラで観ても遠くてあんまり見えないので、ここは舞台全体を見渡して
照明の妙技やオケの超絶技巧などを楽しむことにしました。
そして大楽の最大のお楽しみは、カーテンコール。
最後は舞台上に全キャストとオケ、島健さんが一列に並んでのご挨拶でした。
メインキャストの他、アンサンブルとダンサー大野くんのコメントが聴けたのが嬉しかったです。
アンサンブルの方々は各々、この作品に出演できたことへの喜びを語り、
(スベトラーナのakaneさんは母国のスエーデン語で泣きながらご挨拶)
とうこさんは「ずっと変わらないものはこの世にありえない」という劇中の歌詞になぞらえたコメントでワケワカメになり、
石井カズさんが「スパシーバ。ロシアカラヤッテキマシタ」と変なロシア人になったのを受けて
浦井くんが何故か「カムサハムニダ」と別の国の人になってました
島健さんは「ちぇーっす!」と挨拶した後、「シマケンと呼ばれますが本名も島健です」って(汗)
この人オヤジギャグ好きなのね…
あっきーは相変わらずこの作品への愛を熱く語り過ぎましたが、なんとか許容範囲内でした。
誰もがこの作品のミュージカル化、あるいは再演のことを口にしていたので、
実行確度90%と勝手に予想しています。
でも、私たちのようなキャストのファンとか、荻田作品を見慣れているミューファンとかには
それはそれはクオリティ高い作品だったと思うけれど、
冷戦時代の政治情勢などの基礎知識が必要だし、
誰か一人に重きを置く物語ではないので感情移入がしにくいし、
一般受けはやはり薄いと思うわけです…
かと言って「一般受け」するキャストを持ってこられたらちょっと怒る。
小規模で良いしコンサート版のままで構わないので、青山劇場レベルの規模での上演希望。
さて、本日のあっきー。
まず元気そうで安心した(←母親か)
1幕の衣装はジャケットの裾が切っぱなしなのですが、糸がテロテロ出ていた上に、
中のシャツのボタンを掛け違えていた。
ヴォルフを思い出しましたが、より「子供っぽい感じ」を強調する演出だったのかな。
「あさましぃ~パ~ラサイト」は噂通りスゴイことになってました
「Pity the child」は青山では物理的な衝撃波を浴びる如く圧倒されましたが、
今回は劇場が広すぎるせいか、3階席では若干拡散された印象。
Bangkokは舞台に上がるまでこれっぽちも見えず
その代わり「Someone else's story」はラストまで綺麗に声を響かせ、
真骨頂を聞かせていただきました。
初日前に「アメリカ人の役だから背を高く見せないと」的な発言を繰り返していたので、
もしや再演時の出演条件として「フローレンス役より長身」という制限があるのかも?
私は青年雑誌の裏表紙によく載ってる「20日で背が伸びる!」みたいな怪しい薬を贈ろうかと本気で思ってましたが、
3階から見ても全然心配ないよ!
とうこさんと釣り合っていたし、記者に殴りかかるところもガチに見えたからオッケー!
でもでも、そんなことどうでもいいの。
何回か繰り返されたカテコの最後の最後、幕が降り切る寸前に
「絶対再演するから!」と彼が叫んだこと。
この恐ろしいぐらいに感動できた作品の最後を締めくくるのが、
彼の決意の言葉であったこと。
それだけで私は大阪に来た甲斐がありました。ありがとう。
梅田芸術劇場、略して「梅芸」に初めて行きました。
大阪駅(梅田駅)から歩いてすぐ、存在感のある天井のシャンデリアが印象的な
格調高いホールでした。
客席数1900名余りという大きなハコで大千秋楽を迎えるのは、
とても素晴らしいことだと思います。
…が、残念なことに空席も目立ったんだよね
3階席はセンターブロ以外は前方列しか埋まっていなかった。
そして音のバランスも少し残念なところがございました。
すごくクリアに聞こえる楽器と演者がいるのに、台詞がはっきりしない箇所も。
1階席は問題なかったということらしいので、この劇場の特性かとも思います。
しかし私にとって、それは大した問題ではありません。
だってもう聴きおさめなんだもの。
オペグラで観ても遠くてあんまり見えないので、ここは舞台全体を見渡して
照明の妙技やオケの超絶技巧などを楽しむことにしました。
そして大楽の最大のお楽しみは、カーテンコール。
最後は舞台上に全キャストとオケ、島健さんが一列に並んでのご挨拶でした。
メインキャストの他、アンサンブルとダンサー大野くんのコメントが聴けたのが嬉しかったです。
アンサンブルの方々は各々、この作品に出演できたことへの喜びを語り、
(スベトラーナのakaneさんは母国のスエーデン語で泣きながらご挨拶)
とうこさんは「ずっと変わらないものはこの世にありえない」という劇中の歌詞になぞらえたコメントでワケワカメになり、
石井カズさんが「スパシーバ。ロシアカラヤッテキマシタ」と変なロシア人になったのを受けて
浦井くんが何故か「カムサハムニダ」と別の国の人になってました
島健さんは「ちぇーっす!」と挨拶した後、「シマケンと呼ばれますが本名も島健です」って(汗)
この人オヤジギャグ好きなのね…
あっきーは相変わらずこの作品への愛を熱く語り過ぎましたが、なんとか許容範囲内でした。
誰もがこの作品のミュージカル化、あるいは再演のことを口にしていたので、
実行確度90%と勝手に予想しています。
でも、私たちのようなキャストのファンとか、荻田作品を見慣れているミューファンとかには
それはそれはクオリティ高い作品だったと思うけれど、
冷戦時代の政治情勢などの基礎知識が必要だし、
誰か一人に重きを置く物語ではないので感情移入がしにくいし、
一般受けはやはり薄いと思うわけです…
かと言って「一般受け」するキャストを持ってこられたらちょっと怒る。
小規模で良いしコンサート版のままで構わないので、青山劇場レベルの規模での上演希望。
さて、本日のあっきー。
まず元気そうで安心した(←母親か)
1幕の衣装はジャケットの裾が切っぱなしなのですが、糸がテロテロ出ていた上に、
中のシャツのボタンを掛け違えていた。
ヴォルフを思い出しましたが、より「子供っぽい感じ」を強調する演出だったのかな。
「あさましぃ~パ~ラサイト」は噂通りスゴイことになってました
「Pity the child」は青山では物理的な衝撃波を浴びる如く圧倒されましたが、
今回は劇場が広すぎるせいか、3階席では若干拡散された印象。
Bangkokは舞台に上がるまでこれっぽちも見えず
その代わり「Someone else's story」はラストまで綺麗に声を響かせ、
真骨頂を聞かせていただきました。
初日前に「アメリカ人の役だから背を高く見せないと」的な発言を繰り返していたので、
もしや再演時の出演条件として「フローレンス役より長身」という制限があるのかも?
私は青年雑誌の裏表紙によく載ってる「20日で背が伸びる!」みたいな怪しい薬を贈ろうかと本気で思ってましたが、
3階から見ても全然心配ないよ!
とうこさんと釣り合っていたし、記者に殴りかかるところもガチに見えたからオッケー!
でもでも、そんなことどうでもいいの。
何回か繰り返されたカテコの最後の最後、幕が降り切る寸前に
「絶対再演するから!」と彼が叫んだこと。
この恐ろしいぐらいに感動できた作品の最後を締めくくるのが、
彼の決意の言葉であったこと。
それだけで私は大阪に来た甲斐がありました。ありがとう。
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