自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

⑥ RENAULT R31 1/72プルバックカー(ロータスコレクション)

2017-12-28 00:05:00 | 模型・フィギュア等
ロータスコレクション フォーミュラカーダイキャストプルバック

サントリーBOSSのキャンペーン「ロータスのプルバックカーコレクション」。缶コーヒー2本に1個で全6種類。展開期間は2011年11月8日からでなくなり次第終了。プルバックカーというと「チョロQ」のイメージが強いが、このシリーズはプラスチックではなくダイキャスト製で、缶コーヒーのおまけとは思えないハイクオリティであった。

左から
LOTUS 72D (1972) #8 E.Fittipaldi
LOTUS 79 (1978) #5 M.Andretti
LOTUS 81 (1980) #11 M.Andretti
LOTUS 97T (1985) #12 A.Senna
LOTUS 99T (1987) #11 S.Nakajima
RENAULT R31 (2011) #10 V.Petrov

プルバックカー仕様で自走するのでチョロQの様に息子が雑に遊んでいたが、いつか壊されそうだったので、どこかに隠したらそのまま行方不明になってしまったが、先日、無事発見

⑥ RENAULT R31

ルノー(旧トールマン/ベネトン)は2011年にグループ・ロータスの資本参入によりロータス・ルノーGPの名で参戦(但しコンストラクター名は「ルノー」のまま)。そのときに使用されていたマシンが何故かロータスコレクションに加わっていた。1958~1994年まで参戦していた「チーム・ロータス」とは全く別物。いわばニセロータス。2012~2015年はロータスF1チーム(コンストラクター名「ロータス」)として参戦。

カラーリングはチーム・ロータスの1970年代から1980年代にかけてのメインスポンサーであるJPSを彷彿させる「黒色ボディに金文字」という配色だったが、ミラーやフロントウイング・リアウイングの翼端板はTOTALの赤が配されていて中途半端。やるなら徹底的にやってくれれば、多少なりともチーム・ロータスファンから支持は得られただろうに。

#9 ニック・ハイドフェルド


#10 ヴィタリー・ペトロフ


この時期は奇妙なことに、グループ・ロータスから「ロータス」の名称使用権を得ていた後のケータハムF1チーム(2012~2014)が2010年はロータス・レーシング、2011年はチーム・ロータスを名乗って参戦していたため、2011年は上記ルノーの「ロータス・ルノーGP」と後のケータハムF1チームの「チーム・ロータス」(ややっこしいことにこちらもルノーエンジン搭載)と2つの「ロータス」が併存していた。

2011年 もう一つのロータス…ロータス・T128 カラーリングは前作T127に引き続き往年のチーム・ロータスを思わせるブリティッシュ・レーシング・グリーン×イエロー。ルノーのニセロータスよりはこっちのほうがロータスぽっかった。所詮、こちらもニセロータスには違いないが…。

#20 ヘイキ・コバライネン


上記ルノーR31と共にチーム・ロータスのACBC(アンソニー・コーリン・ブルース・チャップマンのイニシャルより)のロゴが使用されている…。

往年のロータスファンを無視した「ロータス」の名称仕様はこの時が初めてではなく、1994年に破綻したロータスの名称権を1995年パシフィック・グランプリが買収し、「パシフィック・チーム・ロータス」として参戦した。ロータス撤退から日も浅い時期に訳の分からぬ新興チームが伝統ある「ロータス」の名を掲げることに私を含む多くのロータスファンが憤りを覚えた。
1995年 パシフィックPR02を駆る#17 アンドレア・モンテルミーニ。 フロントノーズ側面にチーム・ロータスのACBCロゴが掲げられているのが見える…。

以上が3つのニセロータス。ロータスファンには不愉快以外何者でもなかった。


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