金沢撮影スポット

金沢の写真家が見ている金沢とは

100景、100色、金沢撮影スポット(春の十九)

2016-04-25 18:27:43 | Weblog
●撮影地 金沢市新竪町   古物商の店先。
 新竪町商店街でカメラ女子の姿を見かける。カメラ女子ということばがまだ生きているのかはわからないが、一眼レフのストラップを腕に巻きつけているコアなカメラマンではなく、コンパクトカメラをさりげなく提げている若い女性のことを言う。そんな二人連れなどが歩いている街である。

100景、100色、金沢撮影スポット(春の十八)

2016-04-23 16:49:42 | Weblog
●撮影地 金沢市新竪町   古書店。
 手元のスマホを見ながら「これじゃない?」「そうかも……」若い女性3人が古書店の扉を押して入っていった。ネットの口コミで何かが投稿されている。
 この人たちは何を探しているのだろう。もしや泉鏡花や島田清次郎だとしたらあなどれない。(4月上旬)

100景、100色、金沢撮影スポット(春の十四)

2016-04-13 14:20:38 | Weblog
●撮影地 金沢市丸の内・金澤城公園
 能楽の主人公のほとんどが亡霊である。
 能の最後に謡う「祝言」は、亡くなった人がもっとも華やかだった時を、もう一度謡ってあげる優しさの舞である。
 満開のさくらの下の花嫁は、あたかも祝言を舞っているようで、もののあわれを感じた。

100景、100色、金沢撮影スポット(春の十二)

2016-04-09 18:43:56 | Weblog
●撮影地 金沢市大手町   静かに眺めていると、ときどきこちらを気にしながら、器用に片足をあげて、いつもは隠れているきれいな羽を見せてくれた。そのあと何事もなかったように飛び去っていった。
 その行動が何を意味するのか知るよしもないが、ヒトの社会に紛れ込んで生活しながら、ヒトの服装を観察していたのかなと思ってしまう。