奈良のターミナル駅,近鉄第1号の近未来ステーション化に「ワクワク感を楽しんで」
デイリースポーツ
取材/いずみゆか 200714
◉エンタメ機能を持つAIを活用した人型ロボット「アリサ」
近鉄「
大和西大寺駅」が7月から、AI(人工知能)を活用したロボットを導入し、近未来ステーションに変貌した。
奈良県最大級のターミナル駅として知られる同駅。同じホームから大阪行きと京都行きの電車が発車するなど、乗り換えの難しい駅としても知られ、係員はその対応に追われることが多かったという。「(乗り換えが複雑で)社員でも乗り間違えることがあった」と近鉄広報の髙橋豊廣さんは説明する。
◉近鉄は、「AIやITなどの先端技術を活用した新しい駅運営の形」として、サービスや安全性の向上、駅係員の業務負担軽減や効率化を図り『近未来ステーション構想』を計画。タイミングよくリニューアルすることになった同駅が第1号に選ばれ、複雑な乗り換えも最先端技術で分かりやすく案内されるように。
そして、1日に関西の駅として初となるAIロボットを2体試験導入。中央改札口カウンターの「リン」と改札内コンコースの人型ロボット「アリサ」だ。駅員のように「対話」を中心としたコミュニケーションで、乗客に案内する。
リンは、きっぷ案内や駅周辺施設の案内などをし、アリサは、駅構内の商業施設店舗や設備、乗り換えなどを案内する。注目はエンタメ機能がついているアリサ。客と一緒に手でハートの形を作り、一緒に撮影することもできる。
◉子どもと電車を見に来ていた30代女性は、「奈良のなかでは栄えている西大寺駅が、どんどん最先端化するのはうれしい」と喜ぶ。近鉄総合企画部の西矢里子課長は、「通過点だった馴染みの駅が(ロボット導入で)一緒に変わっていくのを楽しんでもらえれば。アリサに悩み相談をしたり、おもしろい駅だなとワクワク感を持って、駅に行って欲しい」と新たなスタートに期待を込めた。
★★★★★★★21/04/07 ★★★★★★★★★★★★
近鉄大和西大寺駅の南口駅前広場が供用開始!北口駅前広場前道路も拡幅
ストプレ より おおの
奈良市が昭和63年7月から約33年間にわたり整備を行ってきた「近鉄西大寺駅南土地区画整理事業」の工事が、今年3月末に完成。これにともない、大和西大寺駅南口駅前広場を4月1日(木)から供用開始した。
また、北口駅前広場はエスカレーターや階段周辺の整備を行い、3月末から暫定使用を開始した。
⚫︎自動車での駅へのアクセスも簡単に
大和西大寺駅南側は、事業施行前は建築物が無計画に建てられ、駅までのアクセスが困難な状態だったが、区画整理によって生み出された公共用地により駅前広場が整備されたことで、自動車での駅へのアクセスが容易になった。
さらに近鉄大和西大寺駅は、同市中心市街地の近鉄奈良駅と大阪・京都・橿原方面を結ぶ、観光・通勤における同市最大の交通結束点ということから、南口駅前広場に地域住民や観光客が気軽に利用できる、“多機能トイレ・子ども用トイレ”を持つ「おもてなしトイレ」を4月上旬の予定で設置する。
⚫︎観光バス乗降場や一般車乗降スペースも整備
南口駅前広場のおもな整備内容は、身障者用昇降場:1カ所、タクシー乗り場・降り場:各1カ所、バス乗降場:3カ所、観光バス乗降場:2カ所、そして一般車乗降スペースとなる。
北口駅前広場のおもな整備内容は、身障者用乗降場:1カ所、タクシー乗降場:1カ所、バス乗降場:2カ所、一般車乗降スペースとなる。また、北口駅前広場前は、これまで狭かった道路を拡幅し車の対向もしやすくなった。
★奈良を旅するときは、新しくなった近鉄大和西大寺駅にも立ち寄ってみては。
💋 京都:神戸:大阪と多方面に繋がる関西屈指の中継駅だけに、興味津々でチョイ覗きに行きたい…駅ナカの店舗もお勧め多く!ククルのたこ焼🐙は◎
更に平城宮跡界隈整備の関係でえきもかなり変わっていくので…
八木駅前に10階建のビルが出来、そこの最上階は展望室となっていて大和三山が望めるとか,併せて…