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グッド・バッド・ウィアード

2009-09-03 23:59:59 | 韓流

昨日、「20世紀少年」に続いて、40分後に観たのは韓国映画「グッド・バッド・ウィアード」。

入場時間になるまで、コンビニで買っておいた昼食の菓子パンをロビーの椅子に座って食べる。

ちなみに、TOHOシネマズは持ち込み可なので、安いペットボトルドリンクをコンビニで購入。
109シネマズは持ち込み不可で、映画館で売っているドリンクでないと持ち込めないところが好きじゃない。

「グッド・バッド・ウィアード」は、ビョン様とガンホ様が共演しているので、とっても楽しみにしていた。

誰が良い奴で、誰が悪い奴なのかだんだんわからなくなるというストーリー展開にも期待していた。

しかし・・・、結論を言ってしまえば、期待はずれな映画だった。
DVD化されたら絶対買うぞ!と意気込んでいたけれど、買うかどうか迷い始めている。
売店にあった公式ガイドブックも買うのはやめた。立ち読みで済ませてしまった。

ビョン様よりもガンホ様の演技をすごく楽しみにしていたのだが、なんか物足りなかった。
この物足りなさは、脚本に問題がある気がする。

ビョン様は悪役に徹していた点は良かったが、「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」での悪役と似たような性格の悪役を演じていたので、新鮮味に欠けた。
冷酷で暴力的な悪役は、私はあまり好まない。
もっと知的な悪役を演じて欲しいかも。

チョン・ウソンは、やたらアクションがかっこ良かった。
かっこ良さは一番だね。一人で目立っていた感じ。

他の俳優さんたちには特に文句は無い。
日本人を演じていた俳優さんたちは誰なのか? 日本語は完璧だったから、日本の役者さん?

この作品は、韓国版西部劇ということだから仕方ないが、やたらドンパチ銃をぶっ放しているのが、私はあまり好きになれなかった。

ただ、CGは使わず、アクションはすべて本物というのは迫力があって良かった。

何も無い中国大陸の荒野の景色と、青い空も良かった。

面白い作品だとは思うが、何かが足りないというか、よくない何かがあることを感じるので、100%満足とは言えないんだよね。
やっぱり脚本かなぁ・・・。

良い奴、悪い奴、変な奴の3人が出会うまでのそれぞれの人生や絡みが描ききれていないのかなぁ。

タイトルは、「良い奴、悪い奴、変な奴」だけれど、誰が良い奴とか悪い奴とか決められなくて、3人ともお宝を奪おうとしている時点で、みんな悪い奴だよね。
悪いというか、変な奴らとも言えそう。

もっと悪から善、善から悪という役どころをハッキリ描いて、最後は曖昧という展開なのかと思っていたが、なんか3人の描き方が中途半端という気もする。

だから、お宝の前で3人が対決するときに、盛り上がるより、既に私の気持ちは盛り下がっていたんだよな。

お宝も、途中でアレかな・・・と想像できちゃったし。
1930年代の日本軍が欲しいものって、やっぱれアレだよね。

対決の仕方もイマイチだった。
あれじゃあ3人とも死ぬしかないでしょ。
死んだのは、対決方法を提案した本人、1人だけだったけどさ。

もう少し感動的なラストは考えられなかったのかな?
もしくは、ニヤッとするようなラストとか。

仕方ないので、クリアファイル3枚セットだけ買って帰ったけれど、なぜガンホ様のアップのファイルだけないのか?
そりゃあガンホ様は演技派俳優でイケメンじゃないけど、ビョン様だって今回の悪役メイクはどうかと思うよ・・・。




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