2010/11/9up
中学指導案避難訓練地震発生を想定した指導
作成日2005年8月
**中学校・教務管理部2005年9月1日(木)朝打ち
9月9日(金)朝打ち時刻改訂版
災害想定:①震度7の地震発生。②火事は起こらない。③生徒はHR教室で授業中。
1 実施日時
2005年9月9日(金)5校時/1:05~1:25
2 場所
HR教室と校庭
3 指導目的
①避難経路を覚えさせる。
②避難方法の基本的な約束、注意事項を覚えさせる。
③災害が起こったときの行動について考えさせる。
4 行動目標
①「机の下にもぐり」「窓を閉め」「ドアを開ける」行動をすばやくできる。
②「訓練放送」と「担任」の指示に対応してすばやく行動できる。
③「押さない・駆けない・しゃべらない」で避難できる。
④避難開始指示から、点呼完了までを「3分00秒以内」に行なうことができる。
5 避難経路
1-1と2-1と3-1は階段を降り、昇降口「校庭側出口」から外へ出る。
第一教室は、状況により昇降口「校庭側出口」または「体育館側出口」から外へ。
6 訓練の流れ
4校時=体育大会練習①。
体操服のまま制服に着替えず、昼食→避難訓練→そうじ。
1:00
教師配置
担任 (**t・**t・**t・第一教室の全教員=教室待機)
教務管理(**t・**tはグランドに、マイクとスピーカー用意)
フリー (校長・教頭=グランド/**t=3Fフロア/**t=3F下踊り場
/**t=2Fフロア/**t=下駄箱/hyoko=職員室放送)
→→→ フリーは「押さない・駆けない・しゃべらない」を端的に指示。
→→→ 全教員は、最後の生徒の後に続き、グランドに出る。
1:05
5校時開始のチャイムで着席。
担任は、指導プリントを配り、読み聞かせる。
(状況と場所による対処・普段の用意:地震・火事)
(点呼の仕方)
(訓練の目標)
(うわばきのまま外に出る)
(班長・副班長の二人にぞうきんを持たせておく)
1:10
「訓練放送」開始。(hyoko)
※アナウンスチャイム
『これから、避難訓練を開始します。』
『読み合わせなどが途中でも、いったん中止してください。』
『放送と担任の指示に従い、
実際に災害が起こったのと同じように行動して下さい。』
『ただいま、地震が発生しました。揺れが続いています。
生徒は担任の指示に従い机の下に体を隠しなさい。
担任はドアを開けてください。』
(20101109:ほうきやバケツをガタガタ落としてマイクで音を流すと、
隣りで教頭が笑いをこらえていた)
『地震が止まりました。グランドの点呼終了までの制限時間は3分0秒です。』
『生徒は担任の指示に従い、整列後、校庭に出なさい。』
『今から時間計測を始めます。(チーン)』
1:15~20
整列完了予定
① 校舎に向かって整列。(**tは、最前列指示)
② 朝礼と同様に各クラス2列。但し、第一教室は、別に整列する。
③ 点呼<学級委員の指示で着座>
→<男女学級委員は人数確認><第一教室は教員の判断で適切に行なう>
→<男女別に担任に報告「**年**組、男子**人そろいました」>
→<担任は教頭に報告>
→<教頭が「点呼終了」と宣言。タイムストップ。
1:20
訓練のまとめ(進行=**)
(1)訓練の目標確認と計測時間(hyoko) 1分
(2)訓練の講評(**教頭) 3分
(3)諸連絡
1:25
解散。ぞうきんで上履きをふいて、教室へ戻る。
<その後、5校時の中で、廃棄物品の移動を生徒に手伝ってもらうかもしれない。>
避難訓練・生徒説明プリント
**中学校20**年9月9日・5校時
災害想定:①震度7の地震発生。②火事は起こらない。③生徒はHR教室で授業中。
※結果「1分53秒」で避難開始指示から点呼完了まで終了
※カッコ( )内時刻は指導案予定時刻。
※赤字は実際の実施時刻
1 目標
① 「机の下にもぐり」「窓を閉め」「ドアを開ける」ことができる。
② 「訓練放送」と「担任」の指示に対応してすばやく行動できる。
③ 「押さない・駆けない・しゃべらない」で避難できる。
④ 避難開始指示から点呼完了まで「3分00秒以内」にできる。
2 避難経路
1-1と2-1と3-1は階段を降り、昇降口「校庭側出口」から外へ。
第一教室は状況により昇降口「校庭側出口」か「体育館側出口」から外へ。
3 訓練の流れ(赤字は実際の時刻)
(1:25)1:05
5校時開始のチャイムで着席。
① まずは、点呼方法の確認。
→<男女学級委員は人数確認><第一教室は教員の判断で適切に行なう>
→<男女別に担任に報告「**年**組、男子**人そろいました」>
→<担任は教頭に報告>
→<教頭が「点呼終了」と宣言。タイムストップ。
② このプリント裏面の「安全に避難するために」の読み合わせ。
③ 放送が始まったら、指示に従う。
(1:30)1:10
放送開始=避難訓練開始
(1:35~40)1:15~20
グランドに整列完了予定。
① 校舎に向かって整列。(**tは、最前列指示)
② 朝礼と同様に各クラス2列。但し、第一教室は、別に整列する。
③ 点呼<学級委員の指示で着座>
(1:40)1:20
訓練のまとめ(進行=**)
1 訓練の目標確認と計測時間(**)1分/結果・1分53秒で点呼終了
2 訓練の講評(**教頭) 3分
3 諸連絡
(1:45)1:25
解散。ぞうきんで上履きをふいて、教室へ戻る。
(20101109追記:
避難訓練が毎年ひどすぎた。
「目標があいまい」
「実施時の説明がダラダラ長い」
「長くて中身がない」
「無駄に時間をかける」
「生徒を褒めもしないし、評価もしない」
毎年いらいらしていたら、この年担当になった。
指導案・実施の仕方・時間短縮の仕方をやって見せたが翌年は元に戻った)
(プリント裏面・ネット資料から引用)
- 安全に避難するために -
■避難時には様々な危険が潜んでいます!■
○瞬時に運動機能と意識,時には命まで奪う『 煙 』
○火災という異常な事態が引き起こす『 パニック状態 』
○地震や火災による建物の『 崩壊 』その破片による『 負傷 』
○火災時は必ずと言っていいほど発生する『 停電 』による心理的不安と避難への障害
★階段の防火扉の前に物を置いたり,扉の下にひっかかるものはありませんか?
階段の近くにある防火扉は炎や煙から,みなさんを守る大切な扉です。
この扉の前に物を置いていたばかりに扉が完全に閉まらず,
上の階の人たちが煙の犠牲となり命を奪われた事が非常に多いのです。
■注意!■
避難では「階段」を優先的に使用します。
地震が起きたとき、8階レストランにいたらどうしますか。
エレベーターは自動停止します。
エスカレーターも止まるでしょう。
「階段」を自分の足で降りていくしか方法はないのです。
もしかしたら、「避難用シューター(袋の中をすべって降りていく)」
などを使うこともあるかもしれません。
■だから考えるべきことは!■
大勢の人が利用する建物の火災で恐ろしいのは,
皆が一斉に「早く外に逃げたい!」と
あわてて出口に殺到するという『パニック状態』です。
では,どうすれば『パニック状態』を防ぐ事ができるかを考えてみましょう。
一人一人が慌てないという気持ちを持つ事も大切です。
『落ち着いてください!』という一言でも人間は安心するものです。
また備え付けられた放送設備を活用するとさらに効果的でしょう。
せっかく気持ちが落ち着いても,
一つの避難口から一斉に避難すると混乱を招きます。
使用できる避難通路,非常口,階段を有効に利用し,
人の流れを分散して安全に避難しましょう。
中学指導案避難訓練地震発生を想定した指導
作成日2005年8月
**中学校・教務管理部2005年9月1日(木)朝打ち
9月9日(金)朝打ち時刻改訂版
災害想定:①震度7の地震発生。②火事は起こらない。③生徒はHR教室で授業中。
1 実施日時
2005年9月9日(金)5校時/1:05~1:25
2 場所
HR教室と校庭
3 指導目的
①避難経路を覚えさせる。
②避難方法の基本的な約束、注意事項を覚えさせる。
③災害が起こったときの行動について考えさせる。
4 行動目標
①「机の下にもぐり」「窓を閉め」「ドアを開ける」行動をすばやくできる。
②「訓練放送」と「担任」の指示に対応してすばやく行動できる。
③「押さない・駆けない・しゃべらない」で避難できる。
④避難開始指示から、点呼完了までを「3分00秒以内」に行なうことができる。
5 避難経路
1-1と2-1と3-1は階段を降り、昇降口「校庭側出口」から外へ出る。
第一教室は、状況により昇降口「校庭側出口」または「体育館側出口」から外へ。
6 訓練の流れ
4校時=体育大会練習①。
体操服のまま制服に着替えず、昼食→避難訓練→そうじ。
1:00
教師配置
担任 (**t・**t・**t・第一教室の全教員=教室待機)
教務管理(**t・**tはグランドに、マイクとスピーカー用意)
フリー (校長・教頭=グランド/**t=3Fフロア/**t=3F下踊り場
/**t=2Fフロア/**t=下駄箱/hyoko=職員室放送)
→→→ フリーは「押さない・駆けない・しゃべらない」を端的に指示。
→→→ 全教員は、最後の生徒の後に続き、グランドに出る。
1:05
5校時開始のチャイムで着席。
担任は、指導プリントを配り、読み聞かせる。
(状況と場所による対処・普段の用意:地震・火事)
(点呼の仕方)
(訓練の目標)
(うわばきのまま外に出る)
(班長・副班長の二人にぞうきんを持たせておく)
1:10
「訓練放送」開始。(hyoko)
※アナウンスチャイム
『これから、避難訓練を開始します。』
『読み合わせなどが途中でも、いったん中止してください。』
『放送と担任の指示に従い、
実際に災害が起こったのと同じように行動して下さい。』
『ただいま、地震が発生しました。揺れが続いています。
生徒は担任の指示に従い机の下に体を隠しなさい。
担任はドアを開けてください。』
(20101109:ほうきやバケツをガタガタ落としてマイクで音を流すと、
隣りで教頭が笑いをこらえていた)
『地震が止まりました。グランドの点呼終了までの制限時間は3分0秒です。』
『生徒は担任の指示に従い、整列後、校庭に出なさい。』
『今から時間計測を始めます。(チーン)』
1:15~20
整列完了予定
① 校舎に向かって整列。(**tは、最前列指示)
② 朝礼と同様に各クラス2列。但し、第一教室は、別に整列する。
③ 点呼<学級委員の指示で着座>
→<男女学級委員は人数確認><第一教室は教員の判断で適切に行なう>
→<男女別に担任に報告「**年**組、男子**人そろいました」>
→<担任は教頭に報告>
→<教頭が「点呼終了」と宣言。タイムストップ。
1:20
訓練のまとめ(進行=**)
(1)訓練の目標確認と計測時間(hyoko) 1分
(2)訓練の講評(**教頭) 3分
(3)諸連絡
1:25
解散。ぞうきんで上履きをふいて、教室へ戻る。
<その後、5校時の中で、廃棄物品の移動を生徒に手伝ってもらうかもしれない。>
避難訓練・生徒説明プリント
**中学校20**年9月9日・5校時
災害想定:①震度7の地震発生。②火事は起こらない。③生徒はHR教室で授業中。
※結果「1分53秒」で避難開始指示から点呼完了まで終了
※カッコ( )内時刻は指導案予定時刻。
※赤字は実際の実施時刻
1 目標
① 「机の下にもぐり」「窓を閉め」「ドアを開ける」ことができる。
② 「訓練放送」と「担任」の指示に対応してすばやく行動できる。
③ 「押さない・駆けない・しゃべらない」で避難できる。
④ 避難開始指示から点呼完了まで「3分00秒以内」にできる。
2 避難経路
1-1と2-1と3-1は階段を降り、昇降口「校庭側出口」から外へ。
第一教室は状況により昇降口「校庭側出口」か「体育館側出口」から外へ。
3 訓練の流れ(赤字は実際の時刻)
(1:25)1:05
5校時開始のチャイムで着席。
① まずは、点呼方法の確認。
→<男女学級委員は人数確認><第一教室は教員の判断で適切に行なう>
→<男女別に担任に報告「**年**組、男子**人そろいました」>
→<担任は教頭に報告>
→<教頭が「点呼終了」と宣言。タイムストップ。
② このプリント裏面の「安全に避難するために」の読み合わせ。
③ 放送が始まったら、指示に従う。
(1:30)1:10
放送開始=避難訓練開始
(1:35~40)1:15~20
グランドに整列完了予定。
① 校舎に向かって整列。(**tは、最前列指示)
② 朝礼と同様に各クラス2列。但し、第一教室は、別に整列する。
③ 点呼<学級委員の指示で着座>
(1:40)1:20
訓練のまとめ(進行=**)
1 訓練の目標確認と計測時間(**)1分/結果・1分53秒で点呼終了
2 訓練の講評(**教頭) 3分
3 諸連絡
(1:45)1:25
解散。ぞうきんで上履きをふいて、教室へ戻る。
(20101109追記:
避難訓練が毎年ひどすぎた。
「目標があいまい」
「実施時の説明がダラダラ長い」
「長くて中身がない」
「無駄に時間をかける」
「生徒を褒めもしないし、評価もしない」
毎年いらいらしていたら、この年担当になった。
指導案・実施の仕方・時間短縮の仕方をやって見せたが翌年は元に戻った)
(プリント裏面・ネット資料から引用)
- 安全に避難するために -
■避難時には様々な危険が潜んでいます!■
○瞬時に運動機能と意識,時には命まで奪う『 煙 』
○火災という異常な事態が引き起こす『 パニック状態 』
○地震や火災による建物の『 崩壊 』その破片による『 負傷 』
○火災時は必ずと言っていいほど発生する『 停電 』による心理的不安と避難への障害
★階段の防火扉の前に物を置いたり,扉の下にひっかかるものはありませんか?
階段の近くにある防火扉は炎や煙から,みなさんを守る大切な扉です。
この扉の前に物を置いていたばかりに扉が完全に閉まらず,
上の階の人たちが煙の犠牲となり命を奪われた事が非常に多いのです。
■注意!■
避難では「階段」を優先的に使用します。
地震が起きたとき、8階レストランにいたらどうしますか。
エレベーターは自動停止します。
エスカレーターも止まるでしょう。
「階段」を自分の足で降りていくしか方法はないのです。
もしかしたら、「避難用シューター(袋の中をすべって降りていく)」
などを使うこともあるかもしれません。
■だから考えるべきことは!■
大勢の人が利用する建物の火災で恐ろしいのは,
皆が一斉に「早く外に逃げたい!」と
あわてて出口に殺到するという『パニック状態』です。
では,どうすれば『パニック状態』を防ぐ事ができるかを考えてみましょう。
一人一人が慌てないという気持ちを持つ事も大切です。
『落ち着いてください!』という一言でも人間は安心するものです。
また備え付けられた放送設備を活用するとさらに効果的でしょう。
せっかく気持ちが落ち着いても,
一つの避難口から一斉に避難すると混乱を招きます。
使用できる避難通路,非常口,階段を有効に利用し,
人の流れを分散して安全に避難しましょう。