ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

動物愛護、がんばってるさいたま市だからこそもう一歩を期待してますよ~

2014-02-17 12:11:15 | まじめな話

中浦和“ふうるふうる”のたらです。

 さいたま市報2月号の6ページに、「犬・猫の殺処分を減らすために」「少しでも多くの命を救うために」という記事がありました。
 やるじゃん! 当たり前のことを当たり前に載せてくれてありがとう!




 「飼い主のみなさんへのお願い」欄に

●飼っている動物がその命を終えるまで、愛情と責任をもって飼い続けてください。
●みだりに繁殖することがないよう、不妊去勢手術の実施など適切な処置を行ってください。

 動物の愛護及び管理に関する法律が改正され、上記の2項目が、飼い主の努力義務として明記されました。

 動物の遺棄は犯罪です。違反者には100万円以下の罰金が科せられることがあります。

という文章がありました。書いてくれてありがとう。
  さいたま市での取り組みについても明記してくれました。こういう啓蒙を続けてくださいね。お願い。

 ただね、ありゃ? と思うものがいくつかあったのは残念。
その1
 繁殖について、「1匹のメス猫が3年後には2000頭以上に!」だって。これはヘンだなあ。普通は1年に2回シーズンが来るけど、1年に30匹産んで3年間、その子猫も1年に30匹産んで2年間、孫猫も1年に30匹産んで1年間、という3年間分のトータルで2000頭以上ってこと? これは数字のトリックだね。計算上はそうなる可能性があるかもってことだなあ。
 1回に産まれるのは平均5頭ぐらいだし、全部が無事に成長するわけでもないし。
 野良猫の平均寿命って3年ぐらいといわれているようにとっても短命。産まれた子が無事に育つ率も低い。だけど、捨てる人間がいるからいつまでも減らないように見えるのよ。
 だから、捨てさせないための啓蒙をお願いします。
 
その2
 「不要な妊娠や伝染病を避けるため、不妊・去勢手術を実施するとともに、野良猫への無責任な餌やりはやめましょう。」
 そのとおり! だから、“無責任な餌やりにならないやり方”とはどういうものかを示してほしいなあ。
 例えば、埼玉県では、「地域猫活動実践ガイドブック~野良猫を減らすために~」を作って、「身近に生じている野良猫問題を解決する一手段として注目されている地域猫活動」について、具体的な取組み方やポイントなどをわかりやすく解説しています。また、実際の取組事例も紹介しています。」とやっているよ。
 埼玉県のホームページを見てみてね。
 埼玉県とさいたま市、連帯できないわけはないと思うんだけなー。

その
 「無責任な餌やりによる野良猫の繁殖は、やがて栄養不良へと繋がり、生まれてくる仔猫の脳の発達に影響を及ぼし、人への攻撃性が高まることが報告されています。」 って文章があるけど、これ、すっごく特殊な例だと思う。自然の状態だったら脳が未発達の猫が無事に成長して、あえて人間を襲うことって考えられない。動物実験かなんかで人工的にひどい状態を作りだして、人間を襲うように誘導すればこういう行動を起こすかもしれないけど。いったいどんな根拠から引っ張り出した文章なんだろうなあ。うーむ。

 まあ、こういう状態を作り出さないためにも地域猫の取り組みを考えてほしいです。
 さいたま市の取り組みに期待してます。
 担当のかた、ありがとう、さらなるパワーアップをぜひ 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿