デパートが大手町に駐車場を持っていて、買い物客を送迎するサービスを行っている。
区役所はその前にある。
なので、役所に行くときは自宅の最寄りのバス停から、井筒屋前まで乗り、そこから大手町行き送迎バスに乗り込む。
用事が済むと、また送迎バスで井筒屋に戻ってくる。今日もそうした。
その井筒屋、ここ数日、本館と別館をつなぐ道路が通れない。
ロケ現場になっているのである。
私が別館から目にしたのは、煙が上がっていて紙屑が舞い上がっている。
そして車が燃えだした場面である。
2~3日前に、アーケード街通って井筒屋に行く道に抜けると、ものものしく数人の人が何か叫んでいた。
「申し訳ありません、ここは通りぬけできません」
「何事があっているのですか?」と聞くと「ドラマの撮影です」
そうなのか! 北九州市は映画の撮影に市そのもが積極的に協力をしているということは、知っている。
ロケをしたり、何やら撮影するのに映画人の間では「北九州に行こう」が決まり文句だとも。
市に協力する課があるらしい。
要請されたら、その現場を探しだすのだと。
昨日は顔見知りの人に、1週間位あるそうだと聞いた。
丁度そのとき、撮影現場の人が私の横に立っていた女性3人に、「さりげなく歩いて・・・」と言っていた。
うっかり私もそうしそうになった。見たこともない井筒屋の袋を持っている人が何人もいる。
私たち、エキストラなんです。区別するための袋のようである。
そして、本日の車炎上シーンのとき、井筒屋の受付の女性に何のドラマか尋ねると、
ドラマは来年用で、「もず?・・・百舌鳥?」どっちか知らないが、もずという題名でテレビ朝日とワオワオの共同作品。
槇葉子?・・・大河ドラマの「竜馬伝」でおりょうになった女優が来たが1日位だと。
今日の本番シーンが終わったとき、舞い上がった沢山の紙屑をみると、面白い、喫茶店やレストランで使うナプキンだった。
デパートは昨日から北海道物産展があっている。
覗きに行き、私の恒例のソフトクリームを食し家路に着いた。