がん検診

姉と二人で時々肩こりや腰痛のため鍼灸治療に行っていた。

姉はよく背中を痛がる。
夢の中で、甥の子供らしき幼児が鬼のような黒い塊に、連れて行かれそうなのを
上から覆い被さり守ると、鬼は中国刀みたいな形のもので、姉の背中を切りつけた。

寝ていた姉は、すごい声でわめいた。
私と猫のハナは目覚めて、姉に何が起きたかとしばし起きあがり、「また怖い夢？」

丁度その頃、甥の２番目の子供は生死の間をさまよっていて数時間後に覚醒した。
２年前の夏であった。

姉の背中の痛みはそれからずっと続いているのである。
「背中にへこむ所がある」按摩治療のとき、そのように言われたことがあるらしいが・・・

連休のあと以前からあった腰痛がひどくなり、寝返りをするときや起き上げるとき、
そして腰を曲げるとき全てに痛みが走るというので、整形外科へ介助通院した。

レントゲン結果、腰痛は加齢による骨と骨の摩耗と言われた。
すなわちゼリー役のヒアルロン酸が減少しているのであろう。

肩こりがひどいので背中も痛がっていることも伝える。
（私はこのとき、すでに現実でない鬼から切られた背中のことはすっかり、忘れていた）

から咳きが時々あるので、内科の先生に亡くなった次姉のことを話し
・・・次姉は長年、別な整形外科に通っていた。
　　　当時他の地に住んでいた私は、帰省の度に次姉の腰痛状態がひどくなっていたので
　　　現在かかりつけの整形外科で、ＣＴを撮ってもらい肺ガンが判明した・・・

もっと癌の疑いで検査をして貰いたいと申し出る。
長姉は、始めてＣＴ検査を受けた。

整形外科と内科の先生はご夫婦だ。
診察室に呼ばれたとき、二人して写真を前にして立っていた。
おまけに看護士も二人で内科の先生の後方に立っていた。

昨年胸のレントゲン撮ったのと比較して説明してくれた。
「この部位が・・・」
と言うことで、北九州医療センターに紹介状を書いて下さった。

翌日すぐに医療センターへ！

この病院で兄二人と姉が旅立っている。
しかも３人とも肺ガンで・・・

姉の主治医になった人は、まだ若いようである。
紹介状があるにもかかわらず、ＤＲ，の診察受けたのは３Ｈ後である。

しばらく通院検査・そして究極のペット検査。
姉は医師の検査依頼なので、保険使用でしかも後期高齢者保険なので、
１割負担だった。

痰取り検査３回・脳のＭＲＩ検査・Ｎ医院から携えたＣＴの貸し出し写真・血液検査
４本とイロイロ・・・
主治医の各検査室への依頼書には「肺がんの疑い」と記してあった。

姉は言う「私くじ運が悪いのに、がんには当たったようね」
そして「癌保険を使わずに死ぬのって損だと思ったけど、役に立ちそうね」
と言うのである。

新月カレンダー

新月の願いは４月すっかり忘れていて、当日思い出すと云うヘマをやり
慌てて友人には、ＦＡＸで知らせた。
その友人は夜型なので充分間に合うと思ったからである。

２１：２９分から始まり８Ｈ以内に、願い事を書くなんて当日の私には
無理だったので。

で、５月は新月の願いに間に合うように、そもそもの「新月の願い事」を
教えてくれた友人からの手紙を、おもむろに開いてみた。

“２０１０年の「新月カレンダー」です。”と、１２月までのを書いてくれていたのを、再合点した。

毎月このブログで、新月日時を書こうと思ったが、それは忘れるもとであることを、自分が一番よく知っているのに・・・・

５月の新月日時は、いや１２月までを書いておこう。

　５月・・・１４日（１０：０６分）
　６月・・・１２日（２０：１６分）
　７月・・・１２日（０４：４１分）
　８月・・・１０日（１２：０９分）
　９月・・・０８日（１９：３１分）
１０月・・・０８日（０３：４５分）
１１月・・・０６日（１３：５２分）
１２月・・・０６日（０２：３７分）

この時間から８Ｈ以内に、願い事を紙に書くのである。
２４：００制で書いているので、１２月なんかは新月時間が丑三つどき
からなので、なんだかご破算になりそう。

この願いごとばかりは、自己中心的に書いていいので楽と言えば楽！

だが、ここ数日姉の腰痛・食欲減退・治らない咳き・体重減少に
かかりつけＤＲ，に「がんを疑って検査して欲しい」と言っているので、
近々検査に行くようになった。

このような場合でも、
「姉が悪い病気ではありませんように」とは願えないのである。
それは、自分自身の願いではないからである。

１４日、叶うまで同じことを願おう！
今まで願い事書いたのを、見て見ると小さなことは願い通りになっていた。
大きい願い事は、何万年光年と遠くの宇宙だから、届くのに時間が
かかるであろう。
だから、毎回同じ内容で書くことにしている。

速か～！

４月の半ばに甥の嫁より、ゴールデンウイークに向けて帰省
する・・・の連絡があった。

横浜に居住しているのだが、車を使うと言うのである。
しかし、帰省直前に５歳の次男坊が風邪を引き高熱が出た
ので、帰省は危ういとか。

頻繁に連絡をくれたので、様子がよく分かった。

正月帰省の時は、小１の長男坊が肺炎になり取りやめた経緯があったので、心配した。

２７日に、「落ち着いたので予定どおり帰省する」２８日に甥
の仕事が終えて出発するので、ということだった。

そうかそうか、なら２９日中には到着するだろうと予測できた。
無事に戻って来るのを待つだけ！

２９日の朝を迎えて、一家の就寝する2Fを昼までに掃除機を
かけておけば良いと考え、朝のNHKの朝のドラマ、
「げげげの女房」をゆっくり見ていた。
すると甥から連絡が入った。

私・・・「今は大阪位？」
甥・・・「もうすぐ下関に着くよ、下関に入ったら20分位で着く
　　　　よ」
私・・・「なにィー？」

びっくりして、ドラマの途中から見られなかった。

何という速さか！
朝食も片付けも急がねばならない、掃除もせねばならない
食器洗いをしていたら「ただいま～」と子供の声！

昨夜は夜の９時に出発をしたそうで、殆んど渋滞にかからず
8人乗りのでかい車なので、後部座席を倒し布団を敷き、
子供達を寝せていたそうである。

夜の９時に立ち、翌朝の９時に到着なんて、運転した大人が
疲れたねぇと言うと、夫婦で３時間ずつ運転して、片方は仮眠するという体制を取ったそうである。

それにしても驚きの一言！

そして、今日横浜に戻っていった。
「今度は渋滞覚悟で、くれぐれも安全運転で進むように」と
姉と２人して言った。

私は、仏壇に手を合わせ、私の寿命を縮めていいので
４人を無事帰宅させてくださいと、お参りした。