ずぽらな主婦の日記(アルコール依存症夫との日記)

アルコールに溺れ、専門病院へ2回入院。自助グループへつながらずついに46歳で生涯を終える。2011年までの日記

11月23日(火)通夜、告別式、初七日法要

2010-11-23 21:13:31 | 日記帳
すべてが最初で最後の立場としての出来事が滞りなく終わり、静かな夜を迎えた。

遺影を見るとあんなにつらかった日々のことが嘘のように思える。

もう言葉も交わすことも本当になくなってしまった。

正直、泣けてくる。


通夜、告別式も身内と近親者ということで、質素に行われたが、よき時代の友人や、家族ぐるみで楽しんだ皆さんは本当に彼の遺影を前に涙を流した。

こんなにいい思い出をたくさん作った人なのに。

何が原因で彼の人生を狂わせたのか、彼自身の問題であったのか、誰にも分からない。

ただ、みなが口をそろえて言うことは、4年間のイラク派遣が大きなきっかけであったと。

お酒を飲むことが好きだった。

イラクに行かなくてもお酒に溺れていたかもしれない。

イラクはアルコール禁止の国であった。

3ヶ月過酷な状況下に置かれた彼は、帰国後1ヶ月の休暇をもらった。

開放感とともに、よかれとおもい、仕事人間に1ヶ月の休暇を与えた。

緊張感と恐怖の日々を思い出しては、お酒に溺れる日々となり、仕事へいけなくなってしまった。

イラクに行った人全員がパパと同じようになったかといえばそんなことも無い。

やはり、彼自身の問題だったんだと。

行き所の無い悔しさが残っている。


こんな形ではあったが、彼も大好きな家族に送られてさぞ喜んでいると思う。

離婚調停が成立する前に亡くなったのは、彼の最後の意地だったのかもしれない。

明日は、第2回調停の予定だった。

残された子供たちと彼の楽しかった思い出を大切に生きていきます。


このブログも、今後はどういう内容で続けていけばいいのか・・・。


アルコール依存症で悩むたくさんの家族が”苦しいのは自分だけじゃない!”とある家族の1例として奮闘劇を参考にしていただければ幸いだと思います。

南無阿弥陀仏 ありがとうございました 合掌

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本当に (jetlinks)
2010-11-24 15:41:44
御愁傷様でした。

そして、大変、お疲れ様でした。
その後・・・ (jetlinks)
2011-03-05 11:42:27


お元気でしょうか・・・。

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