ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その84 国字

2016-12-31 06:08:27 | 6.私の感想・考え
国字
 非漢字圏の方の漢字の学習は、どうあるべきか考え中で、漢字圏の方への配慮はなしで来ましたが、国字と言うキーワードが目につき、アレッ大丈夫かなと気になりました。

 私の中国語の勉強では、同じ漢字でも、日中で意味の異なるものを集め覚えたり、原則的に漢字は一音しかもっていないのに、二音持っている漢字を探し出して覚えたりしましたが、漢字圏の学習者もそれなりに工夫して、日本語の漢字に対応しなければならないでしょう。

 簡体字/繁体字/日本語漢字、日本語の読み(重箱読み、湯桶読み)そして、国字が有ります。国字の中に、常用漢字に有ったりもしますし、普段よく目にするものもあります。 

試験に出るかどうかわかりませんが、分類してみました。
・当用漢字・・・込、搾、働、腺、峠、栃、畑、塀、枠、匁。
・JIS第1水準・・・鰯、樫、粁、喰、榊、笹、糎、粂、椙、鱈、雫、凧、栂、辻、褄、噸、凪、匂、畠、噺、鋲、錻、柾、桝、俣、麿、籾、鑓、籾、粍。
・JIS第2水準・・・蛯、俤、颪、嬶、裃、瓩、椚、俥、糀、躾、癪、鯱、褄、呎、梺、枡、簗、膵。

 と言うことで、漢字圏の学習者も初体験の漢字と言うことになります。




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