えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

どんな風に焼きあがるか楽しみです

2022年11月12日 15時48分58秒 | 体験陶芸教室
 11月11日(金)、体験陶芸教室の最終日です。
 参加者は、素焼きが終わった作品の凹凸(おうとつ)部分を紙ヤスリで削り、底面に撥水剤を塗り、好きな色の釉薬(釉薬)をかける色付け作業を行いました。







 あとは、「本焼き」を残すのみとなりました。

 出来上がった作品は、11月25日(金)から、参加者へお渡しします。

町指定文化財「一石一字塔」

2022年11月01日 13時50分42秒 | 資料館紹介
 「一石一字塔」は、百人浜の悲恋沼近くに設置されており、町指定文化財第5号(平成14年(2022年)3月20日)に指定されています。
 「一石一字塔」は、文化三年(1806年)六月に奉納され、建立時は、現在地より庶野側の渚に近い位置に建立されたと考えられます。
 由来は、碑文によると海難者の追善供養ですが、ひいては「法力により安全な航海ができるように」との願いが込められています。
 大正十二年(1923年)小越(現えりも岬)の青年団により、現在地に移設されました。
 礫石経(れきせききょう)などは確認されていません。
 「一石一字塔」の建立には、大法要が施行され、幌泉場所(保呂泉場所)の管長:八谷佐吉や住民が全面的な支援を行ったと考えられます。
 江戸幕府の東蝦夷地での統制を引き締める歴史的行為が幌泉場所で行われた物的証拠として、極めて重要な石碑です。