社労士受験講師日記

社会保険労務士試験の受験講師の独り言
択一式の問題を毎日更新中

失せもの

2007-01-31 00:15:06 | 安衛法
もうずーっと3年近く行方不明で、捜しているものがありました。3年前というと家のリフォームで、2度引越しをしたので、どこかに紛れ込んでいるだろうって思っていました。今のところ無くても何の支障もないし、どうやって再発行したらよいか分からなかったので、そのままにして3年近くの年月が経ってしまいました。

しかし、さすがに気になってきて、先日「かわい子ちゃん」の集まりに「社労士○票なくしたんだけど、再発行の仕方って分かる?」と恐る恐る聞いてみました。「行政協力の1日だけの身分証明書をなくしただけでも、警察に行って大変だったらしいよ」とか言われて、ますます怖くなってきました。このままずーっと社労士○票なしの社労士のままで行こうかなぁなんて思っていました。

先日、長いこと使用していなかったバッグを出してビックリ「えぇぇぇ、こんなところに社労士○票があったぁ」と出てきました。無造作に何でも入れ込んじゃうと大変なことになりますね。
ともかく、無事出てきたので、よかったよかった(そういえば私は、いい加減な性格のO型でした)。折角勉強した知識も、ちゃんと整理して頭の中に入れておかないと、本試験の時に役に立たなくなりますから、ご注意を。今日で1月も終わりです、早いなぁ



【労働安全衛生法 36】 次の記述のうち、正しいものはどちらか。

A 特定機械等である第一種圧力容器について、使用を休止したものを再び使用しようとする者は、労働基準監督署長の検査を受けなければならず、当該検査に合格したときは、検査証が交付される。

B 外国において特別特定機械等以外の特定機械等を製造した者が、当該特定機械等を本邦に輸出しようとする場合に、自ら、都道府県労働局長の検査を受けたときは、当該特定機械等を輸入した者は、都道府県労働局長の検査を受ける必要はない。





【解 答】 B

A × 安衛法第38条第3項、第39条第3項。設問の場合、労働基準監督署長は、既存の検査証に「裏書」をします。従って検査証は交付されません。

B ○ 安衛法第38条第1項、第2項。外国製造者が特定機械等を本邦に輸出しようとするときに、外国において検査を受けることを希望するとき、外国製造者自ら製造時等検査を受けることができます。この検査が行われた場合は、国内の輸入業者等が検査を受ける義務は免除されることになります。



 本試験まであと207日です。

ゆず

2007-01-30 00:40:22 | 労基法
最近、「ゆずティー」にはまっています。実はishinobuさんから紹介してもらったのですが、ishinobuさんのお勧めは、「由布の味覚 ゆずティー(櫛野農園)」で、大分県のゆずから作られています。私は、今までゆずといえばポン酢でも、高知県の馬路村を愛用してました。

ゆずには、レモンの約4倍のビタミンCとクエン酸が豊富に含まれていて、非常に栄養価の高い果実だそうです。なんだか、あるある大辞典みたいですが、そのゆずティーのビンにはそう書かれています。
私は何と言ってもゆずの香りが大好きです。熱湯を入れて、ゆず茶として飲んでいます。だから、最近風邪を引かないのかもしれません。風邪を引きそうだなぁって思ったときには、是非お試しください。

他に、ヨーグルトに混ぜたりとか、チューハイにも入れるとよいと書かれていますが、専らゆず茶です。身体も温まるような気がします。このゆずティーと、りゅうせいさんに教えてもらったゆず大根は、私の中での今年の冬の大ヒット商品です。




【労働基準法 37】

次の記述のうち、正しいものはどちらか。

A 1ヵ月単位の変形労働時間制に関して、厚生労働大臣は、労働政策審議会の意見を聴いて、変形期間における労働日数の限度並びに1日及び1週間の労働時間の限度並びに変形期間における連続して労働させる日数の限度を定めている。

B 1年単位の変形労働時間制を採用する場合は、4週間を通じて4日以上の休日を与えるいわゆる変形休日制を適用することはできない。 






【解 答】B

A × 労基法第32条の2。「1年単位の変形労働時間制」と異なり、「1ヵ月単位の変形労働時間制」においては、設問のような1日及び1週間の労働時間の限度等は定められていません。

B ○ 労基則第12条の4第5項。1年単位の変形労働時間制を採用した場合、①対象期間における連続して労働させる日数の限度は6日、②特定期間における連続して労働させる日数の限度は、1週間に1日の休日が確保できる日数(連続労働日数の限度は12日)という限度があるため、変形休日制を適用することはできません。


本試験まであと208日です。

高畠ワイン

2007-01-29 06:05:46 | 厚年法
以前、合格体験記で登場してもらったぜんゆうさんが、「いま上本町の近鉄百貨店で『東北6県物産展』をやっていて、そこで、美味しい「高畠ワイン」が買えるよ」って情報を送ってきてくれました。確か31日までやっているのではないでしょうか。
私は金曜日の夕方に行ってきました。9階の催会場は、その日、空調が壊れていて暑いのなんのって、ビックリするくらいヒーターがきいていました。おまけに帰りの地下鉄は人身事故で止まってしまい、大変でした

ぜんゆうさんのメールには、「たらふく試飲をさせてくれるから是非どうぞ」って。ともかくお勧めは、「まほろばの貴婦人(赤・白各3,300円)」と「酸化防止剤無添加ワイン(赤1,380円・白1,700円)」ということでした。お値段もお手頃かな。本当にあれこれ試飲させてくれるのですが(途中で美味しいジュースもご馳走になりました)、どれもこれもあっさりとしたお味で(少し甘いと感じるかもしれません)、ブドウの風味がよくでていて美味しいワインでしたよ。思わず、お勧めのワインをそれぞれ赤・白を買い、さらにアイスワイン(オレンジマスカットとカベルネソーヴィニヨン)の6種類合計7本(酸化防止剤無添加ワインの赤を余分にもう1本)も買ってしまいました。
そのうち酸化防止剤無添加ワインの赤の1本を持ち帰って早速飲みました。あっという間に1本を開けてしまいました。それくらい飲みやすいワインでしたが、それにしても飲みすぎやわ。あとの6本は今日の午後に到着する予定です。楽しみ



【厚生年金保険法 52】

老齢厚生年金に関する次の記述のうち、正しいものはどちらか。

A 加給年金額の加算の対象となっている配偶者が、老齢基礎年金の繰上げ請求をした場合、当該加給年金額に相当する部分の支給が停止される。

B 加給年金額が加算された老齢厚生年金については、その加算の対象となる子が、養子縁組によってその子の祖父母の養子となったときは、子が養子となった月の翌月から、年金額を改定する。






【解 答】B

A × 厚年法第46条第4項。設問の場合であっても、当該加給年金額に相当する部分の支給は停止されません。配偶者加給年金額に相当する部分の支給が停止されるのは、①老齢厚生年金(被保険者期間の月数が240以上であるものに限る)、②障害厚生年金、③障害基礎年金、④共済組合等が支給する老齢、退職、障害を支給事由とする年金であって一定の要件に該当するものの支給を受けることができる場合に限られます。つまり、配偶者が額の大きな年金をもらうような場合です。

B ○ 厚年法第44条第4項。子が配偶者以外の者の養子となったときは、その子は加給年金額の加算対象から除外されるため、年金額は改定されます。




本試験まであと209日です。



今日は問題を その2

2007-01-28 01:08:44 | 国年法
早いもので、今日は1月ラストの日曜日です。ついこの間、年末・年始と言っていたのがうそのようです。苦手科目を強化する意味を込めて、今日は国民年金法です。明日は、日記も復活しますが、科目は厚生年金保険法です。よろしくお願いします。



【国民年金法 52】

次の記述のうち、正しいものはどちらか。

A 老齢基礎年金の受給権を有する者であって、66歳に達する前に老齢基礎年金を請求していなかった者が、67歳のときに遺族厚生年金の受給権者となった場合において、当該受給権者となった日以後に老齢基礎年金の支給繰下げの申出をしたときは、その申出をした日において増額率が計算され、申出をした日の属する月の翌月から支給が開始される。

B 法第27条の3の規定によると、老齢基礎年金の受給権者が65歳に達した日の属する年度の初日の属する年の3年後の年の4月1日の属する年度以後において適用される改定率の改定については、物価変動率を基準とすることとされている。





【解 答】B

A × 国年法第28条第2項。「申出をした日において」ではなく、「その受給権者となった日において支給繰下げの申出をしたものとして」となります。この場合、増額率は、遺族厚生年金の受給権者となった日において支給繰下げの申出をしたものとして計算されますが、増額された老齢基礎年金が開始されるのは、設問の通り、実際に支給繰下げの申出をした日の属する月の翌月からとなります。

B ○ 国年法第27条の3第1項。なお、基準年度前であれば「名目手取り賃金変動率」を基準として改定されます。



本試験まであと210日です。


今日は問題を その1

2007-01-27 07:03:46 | 社会一般
今日は問題がお休みの日ですが、日記はお休みで問題のみのアップとなります。よろしくお願いします。すみませんが、ここらへんは臨機応変にお願いします。(きっと、ネタないんだろうなぁって。それもあります、週末はどうしても時間がないのです。)

今日は講義の日です。最初に安衛法の残りを片付けて、労災保険法に突入です。行ってきます。



【社会保険に関する一般常識 34】

介護保険法に関する次の記述のうち誤っているものはどれか。

A 市町村の区域内に住所を有する医療保険加入者が40歳に達したときは、その日に当該市町村が行う介護保険の第2号被保険者となり、当該市町村から被保険者証が交付される。

B 第2号被保険者は、医療保険加入者でなくなった日から、その資格を喪失する。




【解 答】B

A × 介保法第10条。被保険者証は第1号被保険者に対しては必ず交付されますが、第2号被保険者に対しては、要介護認定又は要支援認定の申請を行った者及び被保険者証の交付を求めたものに対してのみ交付されることになります。

B ○ 介保法第11条第2項。介護保険第2号被保険者が、医療保険加入者でなくなった場合(例えば、国民健康保険の被保険者が生活保護を受けることとなった場合等)には、その日に資格を喪失します。


ちょっと簡単な問題でした。でも、基本が大事。介護保険も基本的な問題が一杯出題されていますよね。復習・復習。

本試験まであと211日です。

久しぶりの登場

2007-01-26 00:13:45 | 労働一般
そろそろ一般常識も登場することもありますので。まだまだ不定期かな?でも、法令科目はポチポチ見直してみましょう。みんなの様子を見ながら科目登場を変えていきたいと思っています。年金も苦手な人が多いようですから。


昨日、1ヵ月検診で歯医者さんに行ってきました。早いもので来月で矯正歯科を始めて1年になります。昨日は、歯並びが変わって、歯に隙間ができてきたせいもあるので、歯垢をきれいにとってくれました。虫歯にならないようにケアを受けました。しかし、あの音を聞いていると、自然と身体に力が入って、全身肩こりです。
私の矯正方法は、マウスピースなので、ちゃんと歯磨きもできるのですが、それでも歯垢はたまります。きれいに磨いてくれた白い歯で、明日は講義です。



【労働に関する一般常識 39】

雇用対策法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A 事業主は、労働者がその有する能力を有効に発揮するために必要であると認めるときは、労働者の募集及び採用について、その年齢にかかわりなく均等な機会を与えなければならないものとして、高年齢者等の雇用就業機会の確保を図っている。

B 事業主は、経済的事情による事業規模の縮小等の実施に伴い、一の事業所において、常時雇用する労働者について1ヵ月の期間内に30人以上の離職者を生ずることになる場合は、最初の離職者の生ずる1月前までに、再就職援助計画を作成しなければならない。






【解 答】B

A × 雇対法第7条。「与えなければならない」ではなく、「与えるように努めなければならない」とされています。

B ○ 雇対法第24条第1項他。なお、再就職援助計画を作成するに当たっては、労働者の過半数労働組合又は過半数代表者の意見を聴かなければならないものとされています。


本試験まであと212日です。

カレー

2007-01-25 06:13:33 | 厚年法
久しぶりに私が「カレー」を作りました。もちろん私の大好きな「キーマカレー」です。
カレーを作ったのは、一体何年ぶりになるのでしょうか?ずーっとカレー担当はダンナだったのでもう私の記憶の中には残っていません。
初心者のように、箱の説明文を読みながら、丁寧に作ったのに、いつものキーマカレーのように美味しくありません。一体どうして?




【厚生年金保険法 51】

老齢厚生年金に関する次の記述のうち、正しいものはどちらか。

A 60歳台後半の在職老齢年金の適用を受ける者の総報酬月額相当額が変動したときは、その月から、当該老齢厚生年金の支給停止額も変動される。

B 65歳で老齢厚生年金(年金額の計算の基礎となる被保険者期間の月数は250)の受給権を取得した被保険者が、その後66歳のときに生計維持関係にある55歳の配偶者を有することとなり、その後68歳で被保険者の資格を喪失したときは、退職時改定の規定により年金額を再計算する際、加給年金額が加算される。






【解 答】A

A ○ 厚年法第44条第1項。標準報酬月額が変動したり、賞与が支払われたことによって、その月の総報酬月額相当額が改定されたときは、支給停止額もその月から新たな総報酬月額相当額に基づいて計算された額に変更されます。

B × 厚年法第44条第1項。年金額の計算の基礎となる被保険者期間の月数が240以上である老齢厚生年金の受給権を取得した当時、生計維持関係にある配偶者等がいなかった場合、その後退職時改定が行われた時点でこれらの配偶者等があっても、当該老齢厚生年金の額に加給年金額は加算されません。なお、老齢厚生年金の権利を取得した当時、その年金額の計算の基礎となった被保険者期間の月数が240未満であった場合は、退職時改定の規定により当該月数が240以上となるに至った当時、その者によって生計を維持していたその者の65歳未満の配偶者があれば、加給年金額が加算されることになります。




本試験まであと213日です。



京都 その2

2007-01-24 09:10:05 | 国年法
ブログメンテナンスのためにアップが遅くなりました。

京都にお泊りしたんだから2日はブログに書かなければ。
私って結構貧乏性というか、ゆったりとした旅行をしたことがないのです。だってディズニーに行って朝から晩まで遊んで、ホテルなんて疲れて眠るだけ。これって性格かもしれませんが、いつもあれもこれも見たい、体験したいと思って旅行に出るとハードな計画になってしまいます。

そんな私のことだから、2日目の予定は、朝から「銀閣寺」に行ってそしてその後はあれもこれもと計画を立てていましたが、「今回は、ゆっくりと時間を楽しみたい」というダンナのリクエストにお応えをして、次の日は朝はゆっくりと起きてきて、のんびりと温泉に入ってから朝食を食べました。その後ホテルの周りを散策したりして、まったりと過ごしました。
でも帰りにはちゃっかりと、兄弟喧嘩の裁判で有名になってしまった「信三郎帆布」(分裂するまえのお店は一澤帆布といいます)という鞄のお店に行ってお買い物はして帰りました。マストに使う布を使った鞄は昔から大好きでしたから。



【国民年金法 51】

次の記述のうち、正しいものはどちらか。

A 老齢基礎年金の受給権者が65歳に達した日以後に、その者の配偶者が障害厚生年金(当該障害厚生年金と同一の支給事由に基づく障害基礎年金の受給権を有するものに限る。)の受給権を有するに至った場合、その当時老齢基礎年金の受給権者がその配偶者によって生計を維持していたときは、振替加算は行われる。

B 昭和20年4月2日生まれの女子であって、特別支給の老齢厚生年金の支給を受けている者が、老齢基礎年金の支給繰上げを請求したときは、当該特別支給の老齢厚生年金は、その全額が支給停止される。





【解 答】A

A ○ 昭和60年法附則第14条第2項、第4項。老齢基礎年金の受給権者が65歳以上であっても、その者の配偶者が障害等級2級以上の障害厚生年金の受給権を取得した場合、その当時老齢基礎年金の受給権者がその配偶者によって生計を維持していたときは、その月の翌月から、振替加算が行われることになります。

B × 平成6年法附則第24条第3項ほか。設問の場合には、特別支給の老齢厚生年金の定額部分のうちの基礎年金相当部分が支給停止されることになります。昭和16年4月1日以前生まれの者であって、特別支給の老齢厚生年金の支給を受けている者が老齢基礎年金の支給繰上げを請求したときは、特別支給の老齢厚生年金の全額が支給停止されることになります。



本試験まであと214日です。


京都

2007-01-23 06:18:03 | 健保法
突然降って沸いたような「京都」行き。でも折角の機会だからちょっと無理してでも行ちゃおうってことで、日曜日から1泊で京都の八瀬に行ってきました。

突然のことだったので、「京都大好き人間」のかみちゃんにアドバイスをもらいました。ありがとう、かみちゃん。
かみちゃんのアドバイス通りに八瀬から少し足を伸ばして、大原三千院に行きました。15年ほど前に友達と行ったことがあるのですが、冬の三千院は人が少なくてステキです。紅葉や紫陽花の季節とは全く異なった趣です。特によかったのは、「往生極楽院」です。たまたまその場でご一緒だったご夫婦が大きな懐中電灯を持っていて(最初、何に使うんだろうって思いました)、その懐中電灯で天井を照らして見せてくれました。それに触発された関係者の方があれこれ詳しく説明もしてくれました。とっても得した気分でした。その後、寂光院にも行きました。お昼ごはんは、かみちゃんお勧めの漬物茶屋(土井志ば漬けのお店)で漬物定食を食べました。漬物がメインなんてビックリしてしまいますが、美味しかったですよ。ちょっぴりごはんを食べ過ぎてしまいますけど。
京都を堪能した1日でした。うちから車で1時間30分もあれば大原に到着するということに気が付いてビックリしました。
そうそう、たまには夫婦でゆっくり会話も大事だなぁって感じました。




【健康保険法 49】  次の記述のうち、正しいものはどちらか。

A 在宅療養している被保険者が、保険医療機関の看護師等により、診療上の補助や療養上の世話その他の看護を受けたときは、療養の給付の対象となる。


B 老人保健法の規定による医療を受けることができる者には、保険給付のうち、療養の給付、入院時食事療養費、保険外併用療養費、療養費、訪問看護療養費、移送費は行われないが、入院時生活療養費については行われることになる。




【解 答】A

A ○ 健保法第88条第12項。設問は、療養の給付の一環として行われる「居宅における療養上の管理及びその療養に伴う世話その他の看護」となります。指定訪問看護事業者により行われる指定訪問看護は、療養の給付としての看護には含まれず、訪問看護療養費の対象となります。

B × 健保法第63条第1項。老人保健法の規定による医療を受けることができる者には、「入院時生活療養費」についても行われないこととなっています。


本試験まであと215日です。




遅くなりました

2007-01-22 15:10:04 | 徴収法
実は、日曜日から今日にかけて「京都」に行ってました。ダンナと久しぶりのデートでのんびりすることができました。考えてみると、だんなと2人なんて一体いつ以来???でした。

今週は給与計算もあるし、従業員が辞めたり入ったりと異動が激しいので、あっという間に、現実に引き戻されています。
今からしっかりと仕事・仕事です。京都の内容は明日以降にでもアップできればと思っています。

取り急ぎ労働保険徴収法の問題をアップします。よろしくお願いします。






【労働保険徴収法 37】 次の記述のうち、正しいものはどちらか。

A 日雇労働被保険者手帳は、日雇労働被保険者の請求があれば、いつでも返還しなければならない。

B 政府による認定決定に係る印紙保険料は、所轄都道府県労働局歳入徴収官が徴収することとされており、事業主は、雇用保険印紙によらず現金によって、日本銀行又は所轄都道府県労働局収入官吏若しくは労働基準監督署収入官吏に納付しなければならない。


【解 答】 A

A ○ 徴収法第23条第6項。日雇労働被保険者手帳を返還しないことにより、事業主が日雇労働被保険者の就業を拘束することを防止するための規定です。panko-maruさんやかみちゃんのコメントを読んで、少し解説を付け加えておきます。日雇労働被保険者を使用したときは、「賃金を支払うつど」印紙保険料を納付しなければなりません。ですから10日間使用する場合、手帳を預かってお給料を払う時に10日分をいっぺんに印紙を貼って納付してもOKです。だってその間は失業しませんから。でも、健康保険法の日雇特例被保険者の場合は、「使用する日ごと」に印紙を貼ります。だって、病気はいつかかるかわかりませんから。そうすると、日雇労働被保険者手帳を預かっている場合もありますが、「返してくれ」って言われたら即、返還しなければなりませんよという規定です。(今度は長くなりました。

B × 徴収則第38条第2号。認定決定された印紙保険料及び追徴金は、「労働基準監督署収入官吏」に納付することはできません。雇用保険の保険料関係を労働基準監督署に持っていってもダメですね。



本試験まであと216日です。