青空花道へ

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改名しました。

「k親子」→「北P」→「花道」

第一回 日光マウンテンランニング大会格闘記

2016-11-15 08:30:58 | RACE
乱文な長文です。
暇なトキにでも読んでください。(>人<;)



前日は19時半に就寝

2:30 起床

2:45 出発

3:45 第一駐車場着 (24時間¥510)

コンビニ寄っても一時間で到着

受け付け時間まで仮眠…



もちろん寝れない…

4時半には満車、早く来て正解だった

外はさすがに寒い、息が真っ白だ


5時受付後、脹脛、膝に入念にマグネシウムスプレーかけて、踵、膝テーピングで堅める

カッコは迷った、青いキャップに黒のゲータ、黒いヤッケを着ることにした

スタート15分前にクルマのキーが見つからず相当焦った。

このあと無事爆弾も投下できて一安心


スタートは鐘の音 (渋いね~)

「ゴーン!」🔔


最初の一キロくらいは下り、小砂利から石畳、舗装路そして林道へは徐々に上り

先頭集団20番手くらいを走る
いきなり善光寺バリの上りが続くと落ち葉の多い下りへ…

3-4キロのあたりの急な下りで先方から

「 怪我人がでましたー!」

「誰か医師はいませんかー!」

レースは一時中断、緊張が走る

後方から「私は医師です!」「詳しく状況を説明して下さい!」

10分くらいたったか、2-3名残してレース再会!

ここからも、とにかく上りが続く…

三毳山練習の成果か上りは抜かれない

が、1人女性が前にいる。

ピンクのパンツと派手だが足はかなり太い…

あれが上りの強さか…

一度は彼女を抜くが、すぐに抜き返された

徐々に気温は上がり、最初の舗装路に出たときにヤッケを抜いでザックにしまった

そういえば荷物チェックはなかった

携帯トイレまで用意したのに…

舗装路が終わると例の階段かと思うとまた林道へ

更に上りが続く…

階段に辿り着く前に足が売り切れる

やっと見晴らしのいい霧降高原に出た





雪を被った男体山に

日光連山が全貌を表す



ヤバいくらいに気持ちいい!

足元には一面に広がるニッコウキスゲ

パンフ、動画と同じ…



テンション上がる。

来年はデジカメ持って走ろう

とにかくサイコーの天気

キツいながらもこの絶景には変えられない。

しかし、時間からまだ1/3と思うと最後まで持つのか…


やっときた階段!

もちろん歩くしかない…

前にはピンクのパンツ…

気持ちは追えど、差は徐々に開く

一般客の応援に応える余裕はある

あたりは霧どころか雲ひとつない晴天に足が止まる。

悩んだスマホ持ってくればよかった

後悔した

「ゆっくり眺めていたい」


ときおりバイクやクルマの爆音が聞こえる

こんな日はドライブもサイコーだろうな…

今は自分の足で爆音鳴らすしかないよな

と腹筋にチカラを入れると小さな爆音が鳴った

😁


階段が終わると勝手に赤薙山へ向かうのかと思いきや右手に見える大山に向かうらしい



よく地図見とけって!σ(^_^;)


この頂上で約半分らしい

「24番だよー!」とスタッフが叫ぶ

「後は下りだよー!」と追加が入る

下りは恐れを知らない強者がいるから…

何人か抜かれても30番くらいでゴールできればいいかな、なんて思いながら下りに入る


と、いきなり前にペースダウンのランナーが、
「足が攣った!」と歩きだす

ここまで攣らずに来たのは自分なりに対策した証、驕らず自重して行こう

激下りにやはりスペシャリストがいる

早速2人に抜かれて高原ハウスに辿り着くとエイドでオレンジにユバをパクリ、ポカリジェルを貰ってスキー場のような直線の下りへ!

ここでも鬼のように大股で下る若者に2人パスされる

あの大股下りをマスターしないと勝機はない…

また2人来た!

2人目につくことにした

足取りを真似てつくと以外に離れない

しかし下りの緊張は足の付け根と膝上にきていた

ときおりある上りで右足の付け根が攣った

善光寺の再来だ

このレース初めて止まる…しかない

相撲の四股踏みで股間を伸ばしてみる

この間にも2人に抜かれる

30番も無理かな…

ゆっくりと歩き出すと走れる

ゆっくりでいいから走ろう

またしても2人、1人は細い年配の女性

「結構キツいですよね」

と抜かれるが、このザマでは追うのはムリ

右足を庇いながら左足を上げると左膝上が攣る

ミドルがキツいのか、このコースがキツいのか、単に練習不足なのか…

何にしても来年、善光寺とこれ (日光)はリベンジするとこの場ですでに思った

最後のエイドでは麦茶にオレンジ、ポカリ容器をボイして舗装路へ

黄色い被り物したやつが「もう少しです。頑張りましょう」と抜いて行く

悔しいが、つこうとすると股関節に膝が疼く


この先には山中にいるスタッフが

「ここからコースは片減りしてキケンです!」

ここまでの道中にもこういう場面はあった

川を渡る場所も何度かあったが自分のザックでキケン箇所を塞いでいたのには驚いた



「あと何キロですか?」と聞くと

「3キロくらいです!」と…

あと3キロなら何とか持つ

激下りはゆっくり慎重に…

大きく窪んだ下りは木の枝を掴んで降りるが、ここでまたしても右股関節を攣る

しばらく四股踏み体勢で動けない…

ここでもたぶん抜かれた

もう順番はいいや

ゴールできれば…


痛みもだいぶ治り歩き出すとまた一人

足取りの遅い似たような黒いランナーが…

抜いて行く…

彼につこう

上りになると彼は歩く…

上りで抜き返すが下りになると足が攣る。σ(^_^;)

また抜かれる

「キツいよねー」と花道

「キツいっすね」と彼

攣りが治るとまた抜き返す


最後の林道を抜けると砂利道に出た

スタッフに「あと何キロ?」と聞くと

「5キロくらいです」

オイオイ!

伸びるんかぃ!


この下りの砂利道でも抜かれる…

せめてリズムよく、足腰に負担のない走りを心掛けて走る

抜きそうで抜かない足音…

さっきの黒い彼だ

意識してるのがわかる

明らかに下りは彼の方が早い

彼が出た…

差が開いて行く

また一人が抜いて彼に並ぶ

走友らしい…

少し話すと後から来た彼はペースを上げた


まだ上りがある

黒い彼は歩く…

痙攣しなければ、もう歩かん!

また抜き返す。σ(^_^;)


上りきるとスタッフが

「あと1キロです!」

さすがに今度は本当だろうと若干ペースアップする。

黒い彼には勝とう…


下りだが舗装路に入ったので負担が少ない

彼が迫ってくるのがわかる

足音が近づく



境内に入るとまた上りだ

チャンス!

また足音は遠ざかる

しかし上りは100mくらいしかない

残り300mは下り…

上りの貯金が勝り僅かな差で競り勝った。



ゴール後は彼と握手!

彼は両手で握ってきた

「ありがとうございました!」

いい青年やんけ!👇



お疲れ山!



予想通りフルよりキツかった。

予想以上に楽しかった。

若い頃から日光、霧降は走った

もちろんクルマだけど、今はこうして自分の足て走れる…

後半は攣り捲りだったけど、終わってみると気持ちいい!


紅葉も綺麗だった

完走直後の手打ち蕎麦も美味かった


来年も日光だ!




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4 コメント

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いいね♪ (まる)
2016-11-15 10:06:12
お疲れさまでした。(^^)/
暇じゃないけど、読みます。。。楽しみにしてました。(^_^;)
ミドルの洗礼受けましたね。
でも無事に終わってみれば、すべて一つ一つがいい思い出です。
苦しかったからこそ、深く刻まれますよね。
私も来年出ようかな。

今度、MTO一緒にやりましょう♪
累積標高は、2200超えるんで練習といえども大会以上の刺激ありますよ。

とにかく、しっかりケアして下さいね。。。今頃は。。。フフフ。(^_-)-☆
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まるさんへ (花道)
2016-11-15 14:54:06
早々とコメントありがとうございます。

ミドルの洗礼いただきました。⤴︎

ショートの乗りで入るとスローに感じるのが落とし穴ですかね。
痙攣はまだ調整の余地有りとみてます。

日光はサイコーでした。
来年は一緒に行きましょう。

筋肉痛はありますが普通に走れます。
年内にもう一本行きます。
MTO誘って下さい。
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素敵なフィールド‼ (ヤマホシ)
2016-11-16 20:52:22
お疲れ様でしたー‼
やはり、思っていた通りの素晴らしい大会になったようですね😆各方面からそのような声が聞こえてきてます✨発着点が世界遺産とうのが、なんとも言えません‼
来年は、スカイレースのシリーズ最終戦に組み込まれることを願ってます😅(国際基準は満たしているようです🎵)
ミドルは自分にとってはまだまだロングにしか思えません😣長いですよね😅30キロが今のところギリギリって感じです😅

来年は、出ます‼‼
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ヤマホシくんへ (花道)
2016-11-17 15:20:39
世界遺産の日光が舞台と聞いたトキから楽しみでした。

天候に恵まれ、コースはキツいながらも眺めは最高でした。

これからは年末のこの大会を最大の目標にトレイル続けます。

参加者名簿に地元栃木県民が少なかった気がします。
来年は表彰台にヤマホシくんの名前刻んで下さい。
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