日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「実態経済関係なし!金融で始まって、金融で終わる」 朝倉慶氏

2009-06-30 23:59:06 | 船井幸雄氏
 昨日に引き続き朝倉慶氏の経済金融分析です。氏の予測では、世界経済は恐ろしい結末を迎えるようですが、朝倉氏の理論はまさに正しいと納得できます。

<記事転載>
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 「今後の行く末は?」

                朝倉 慶

 株式市場は、日経平均がいったん1万円を超えてから、現在弱含みで動いていますが、今の世界中の非常に強い株式市場の動きを見ていると、やがてまた、1万円を奪回して、堅調な動きを始めるように思います。どんな相場でも調整局面はありますし、この3ヵ月間の上げが急ピッチでしたから、警戒感も生まれてきます。なにしろ肝心の景気が心配ですから、とても株の高値を追っていく気持ちにならないのはわかりますが、これは相場の面白いところで、一度大きく動きだすと、トレンドの変換というのは、ちょっとやそっとでは起きません。やはりある程度、行きつくところまでいかないと、収まらないのが相場というものです。

 株式市場と実体経済はお互いに影響し合う

 実際、面白いことですが、株式市場の上昇、それ自体が経済に一番の効果を与えているのです。日本のことを考えてもわかりますが、株式の時価総額はこの3ヵ月で80兆円も増えました。こうなると、危機を噂された大手金融機関や生損保なども、完全に安泰の状態です。
 また、株を保有している個人投資家の気分も3ヵ月前とは、大きな違いがあります。恐慌ムードから一気に財布のひもを締めた人々も、平常モードに戻って、さあ、消費を始めようか! という気分でしょう。
 もちろん、今回の危機は強烈でしたから、その余韻もまだ残っているところで、勢いよく使おうという気持ちにはなれないでしょう。しかし昨年暮れからの恐怖感からは解放されて、一息ついているのではないでしょうか? 消費や景気もまさに人々の気持ちそのものに左右されるところも大きいですから、今回下ぶれが大きかっただけに、これから来る反動も大きくなると思います。
 「景気対策は何が一番効いたか」と言えば、株、不動産の暴落を止めたところかもしれません。投資家のジョージ・ソロスは、“再帰性”といって、株式市場と実体経済がお互い交互に影響しあう、と述べています。そして、その株式市場も経済も不完全で、人間が作りだすものであるから、共々、とんでもない動きになることがある、と言っています。
 彼の理論によれば、この不完全な株式の動きが経済の動きに影響を与えると言っているわけで、この考えは従来の「株は経済の鏡」という、経済が先にあり、株はそれを写しだすものであるという一般論を覆すものです。
 現在の証券アナリストや経済評論家をはじめ、権威を持つ人達、または普通の投資家であっても、従来「経済が良くなるから株が上がるだろう」と考えます。当たり前ですよね。
 しかし、現状を見てください! 株が上がって経済が良くなってくるではありませんか!
 3月から世界の株式市場の時価総額は1,000兆円も増えました。3,000兆円から4,000兆円に、お金が3割以上も急に増えては景気に好影響を与えるのは必至です。

 止めどもない金融の氾濫の末、行き着く先は…

2000年以降、世界中でバブルが形成されました。6京円という1兆円の6万倍もの天文学的な金額のデリバティブという金融バブルが発生していたのです。そして世界のGDPの10倍以上の金融の饗宴がなされていたのです。それがうまく回っていたことが世界中の好況をもたらし、やがて、破裂して、世界中を酷い不況に陥れました。実体経済など金融のおまけだったのです。「そんな馬鹿なことがあるか!」というでしょうが、金額ベースでみれば明らかで、昨年からはじまった金融危機も、元を正せば、この金融の肥大化が原因なのです。
 自分の家庭に置き換えて考えてみたらわかりやすいでしょう。もし年収より、株や為替など、金融資産の運用が10倍以上の金額だったら、どうでしょうか? 給料なんか関係ないでしょう! 資産運用の行く末が一番重要になるでしょう! もしその資産運用が、借金だったらどうですか?(本当に借金で、破綻したのが今の世界の金融、だから公的資金を投入している。)
 そして今回なされたことは、金融の肥大化で、破裂した経済だから、同じく金融をさらに肥大化させる、要するにFRB(米連邦準備制度理事会)はじめ、世界中の中央銀行がお金を刷れるだけ刷って、さらに世界中の国は国債を大量発行して、お金を、これでもか! とばら撒いてきたのでした。なぜなら破綻を回避させるには、それしかないのだから。
 そして、3月からその効果が出て、株が上がり始め、その資産効果と人々のマインド回復によって景気の回復を見るというわけです。実体経済関係なし! 金融で始まって、バブルを作り、破裂して、それを金融で修復して、今に至ったというわけです!
 だから最後の最後は、わかりますね! 止めどもない金融の氾濫が始まって、収集がつかなくなって資本主義の崩壊に至るのです。
 ハーバード大学の歴史学者、全米で人気のニーアル・ファーガソン教授は今、アメリカ政府とFRBがやっている政策に深い懸念を示し、「FRBは今年、3,000億ドルの国債を購入するという。結果、国債価格は下落し、長期金利が上昇する。住宅ローン金利も上がり、FRBの意図とは正反対の影響が出始めるだろう。米経済はかつての中南米経済の様相を帯び、ドルは、準備通貨としてだけでなく、個人預金としての価値すら失うのではないか」と述べました。(週刊『エコノミスト』(6月23日号))
 嵐の前の静けさ、デフレとインフレが微妙なバランスで今、世界中を覆っています。若干インフレ気味になって、株が上昇し始めた、仮にまたデフレに戻れば、さらにインフレ政策を取るしかありません。結果はわかっているのです。止めどもないインフレになるまで、この政策を続けるしかないのです。都合のいいことに、インフレに破壊的な火をつけるようにと、世界の火薬庫、中東のイランがきな臭くなってきました。どこかで笑っている人々がいるようですね。

(※朝倉慶氏は、(株)船井メディア企画の『朝倉慶の21世紀塾』でも詳しい経済レポートやCD情報、セミナーを開催、お届けしています。よろしければご活用ください。)
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 ●船井幸雄。com
  http://www.funaiyukio.com/money2/index_0906.asp

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父と温水器を取り付けました

2009-06-29 06:50:03 | 日常
 土曜日に実家の父から電話があり、急遽近所のお客さんの温水器の交換を手伝って欲しいという依頼がありました。父は4年前に脳梗塞を患ってから、家業の電気店は閉店していましたが、昔からの長いお付き合いの近所のお年寄りからは、テレビの修理やエアコン、冷蔵庫の修理などがたまにあるそうです。

 急に温水器が壊れたので、お客さんとしてはすぐに直して欲しいのはよく分かりますが、土曜日に電話が来て、日曜日に作業をするということだったので、正直参ったなと思いました。日曜日は車の6ヶ月点検が午前中にあり、午後からは会社の人の家へ荷物を運ぶ約束をしていたので、それも変更することになります。ただ、近所の人も温水器が壊れて不自由しているだろうし、父や母とも長いお付き合いの方なので、日曜の予定を変更して、行くことにしました。

 朝7時に家を出て、11時には現場に着きました。温水器は10年使っていたので、給排水のパイプのボルトが錆びてなかなか取れませんでした。それでも何とか外して、新しい温水器を取り付けましたが、1時間半で完了しました。とても速かったのでびっくりしました。父が予め下準備をしてくれていたため、実作業は少ない時間でできました。

 父にも母にも随分感謝されましたが、息子としては当然のことです。むしろ、77歳になった父の手伝いができるのも、もしかしたらこれが最後になるかも知れないと思うと、来てよかったと思いました。脳梗塞の後遺症で多少足が不自由な父ですが、「やっぱり仕事をしているときが一番楽しいな」と笑顔で言ってました。高齢になっても仕事ができるのは、本当に幸せだと改めて思いました。

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「朝倉慶さんの予測」 船井幸雄氏

2009-06-29 06:47:46 | 船井幸雄氏
 6月20日(土)に住友不動産の九段下のビルに仕事で来ていた際に、丁度朝倉慶氏が「21世紀塾」というセミナーを開催されていました。主催の船井メディアの女性のセミナー責任者とたまたまお話ししましたが、この朝倉慶セミナーには全国から参加者が集まって来るとのことでした。自分が本当に参加したいセミナーであれば、遠方からでも来るのだと思いました。

 ●朝倉慶の21世紀塾
  http://www.funaimedia.com/asakura/

 この朝倉慶氏については、経済予測が当たるということで、船井幸雄氏が絶賛されています。実際に株の売り買いの現場に居る人なので、単なる評論家と違って予測が当たらないと喰っていけないので、その予測は当然当たるのだと思います。どの分野でも評論家は責任がないので、予測がはずれても実害はありませんが、株の売り買いが商売の人は、予測がはずれれば損を被るわけですから、緊迫感と責任感が違うのだと思います。
 だた朝倉氏の場合は、特にその予測の精度が高いということのようです。その予測の超プロはこう言ってます。「これからしばらく株価も1万円以上をつづけるし、経済指標もよいものが続出、『景気は回復した』と、マスメディアなどでも書かれます。しかし実態は、何一つよくなってないのです。ドル安、債券安、商品相場高などを経て、悪性インフレへの道をまっしぐらというのが現状からの分析です」日本経済は厳しいようです。副島隆彦氏と同じことを言われてます。


<記事転載>
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 「朝倉慶さんの予測」

                        船井幸雄

 今年5月のはじめのことです。朝倉さんが、「6月11日には、日経平均は1万円を超しますよ」と言っていましたが、そのとおりになって、びっくりしました。
 先週になって、「これからしばらく株価も1万円以上をつづけるし、経済指標もよいものが続出、『景気は回復した』と、マスメディアなどでも書かれます。しかし実態は、何一つよくなってないのです。ドル安、債券安、商品相場高などを経て、悪性インフレへの道をまっしぐらというのが現状からの分析です」というようなことを、朝倉さんはじめ、私の知人の経済実態を知る人たちが声を大にして言いはじめました。私の同感です。朝倉さんにつづく人がふえてきました。
 それにしても朝倉さんの予測は見事です。彼からは毎週1回以上ここ何年間か経済予測と分析のレポートを送ってもらっていますが、全て実態に即していますし、論理的でもあるし、外れたことがありません。このようなエコノミストや経済学者などを私は、他に知りません。そう考えますと、これは、やはり「びっくり」と言えるでしょう。そこで、その理由を考えました。
 ①彼は実務家で、毎日、生命をかけて相場の世界で生きている。
 ②相場を上下させる主なポイントを永年の実務経験で完全に会得している。
 ③株、為替や債券だけでなく、デリバティブに至る金融のすべてを論理的、体系的に完全に把み、さらに情報と資料を集め、たえず検証しているので、はっきりと彼にはこれからのことが見える。

 以上の三条件がかなっているからだと思います。
 彼は、それらを整理し、レポートとして私などの知人に送ってくれるのですが、いままで当りつづけてきましたから、さらにより当るように書くようになったのだと思います。最近は実にするどいすばらしいレポートばかりです。
 具体例とそれの裏づけなどから入って、彼のレポートは、いまのところ、それを読むどんな人にも理解され、納得されます。
 だから④、このレポートの存在とそれを書き送りつづけているゆえ、より的確にイメージ化することができ、予測や分析が正しくなるのだ…と思います。
 ⑤それに、いまや、私のような朝倉ファンがふえ、彼らが朝倉さんの分析や予測の当るのを期待するようになったことも一因といえましょう。
 ともかく朝倉さんはすばらしい人だと思います。謙虚ですし、だれからも好かれます。
 いつまでも朝倉さんが、いまのような正しい予測と分析をつづけて教えてくれることを私は友人として希望しています。
                                          =以上=

※朝倉慶さんのレポートは『朝倉慶の21世紀塾』(船井メディア主催)にてお申込みを受け付けています。                         --------------------------
 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/  



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「植草はガリレオだ。ガリレオを火あぶりにしろ!」 アルルの男・ヒロシ(中田安彦)氏

2009-06-28 06:46:00 | 政治・社会
 アルルの男・ヒロシ氏が、植草一秀氏が何故日本国の権力から、冤罪を仕掛けられたのかという理由を説明してくれています。
 この裏の真実を知ると、植草氏はやはり国家権力から犯罪者として葬られようとされたことが、明らかになります。このことだけに関して言えば、戦前の軍国主義と同じに思えました。恐ろしいことです。

<記事転載>
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「植草一秀×副島隆彦の超強力対談本、『売国者たちの末路』(祥伝社)が月曜日に発売されました。この本は総選挙前の政界に少しだけ影響を与える本となるだろう。2009.6.23.」



 副島隆彦を囲む会、アルルの男・ヒロシ(中田安彦)です。今日は、2009年6月23日です。
 先日の私たちの定例会(6月20日)に来ていただいてありがとうございました。プロジェクター使用などの新機軸に挑戦したために、運営で馴れない部分があったと思います。その反省を次に生かします。よろしくお願いします。

 さて、20日に来場いただいた皆さんには事前に予告しましたとおり、都内では、副島隆彦、植草一秀(くえくさかずひで)の二人による、対論本、『売国者たちの末路 私たちは国家の暴力と闘う』(祥伝社・刊)が書店に並び始めました。それ以外の地域でももうすぐ並ぶと思います。



(祥伝社のウェブサイトより引用)

 流れは、変わった!
衰退するアメリカ 小泉・竹中政治の闇と終幕 財務省利権 政権交代を阻止する勢力 地獄へひた走る世界経済
――新たな時代を予測する、衝撃の対論!

危機を乗り越えるために――副島隆彦

植草さんは、“小泉・竹中構造改革政治(2001年~2006年)”の荒れ狂った嵐の中で、日本国でいちばんひどい目に遭った人である。例の痴漢冤罪事件の謀略である。

今や小泉純一郎と竹中平蔵を頭目とする売国奴たちが退場しつつある。彼らは日本国民から石の礫を投げられ、追われようとしている。私はこの8年間、自分の金融・経済本で、この頭目2人を含めたアメリカの手先となって動いた者たちを、名指しで厳しく批判してきた。このあとも「売国者たちの末路」をしっかりと見届けたいと思う。

植草一秀氏は、今すぐにでも日本国の金融・財政の担当大臣になれる人物で器の持ち主である。日本がアメリカ発の世界恐慌の嵐を何とか越えられるように、今こそ植草一秀という立派な男を皆で応援しましょう。(本書「まえがき」より)

日本を苦しめる「悪」を許すな!(本書の内容)

■「デリバティブのブラックホール」を生んだアメリカは謝罪せよ
■なぜ財務省が「財政出動の大盤振る舞い」を許したのか
■郵政民営化の本当の狙いは、巨大な「不動産」だ
■「竹中大臣辞任」と「植草事件」の奇妙なタイミング
■アメリカで「洗脳」された財務官僚
■小沢一郎攻撃のきっかけは「米軍不要」発言だ
■ドル暴落を支えつづけた日本の売国政策

(引用終わり)

※副島先生、植草先生の新刊『売国者たちの末路』は、当サイト内の「1セット4冊」頒布コーナーでも取り扱っております。↓
http://soejima.to/cgi-bin/hi-mail/4books.html

 以上がこの本の「目次」です。

 この本は出来るだけ早めにお求めになることをおすすめします。私は、普段はそういうことは思わないのですが、この本はたぶん、全国の書店で売り切れが相次ぐことになると予感しました。それだけ、この本に書かれている内容は、生々しいものなのです。

 生々しい内容としては、94ページに書かれている、ある外資系ファンドの人々の植草評価である。植草先生の知人で外資系の債券回収業を日本で立ち上げた人物がいる。その人が、外資系ファンドの人たちの集まりの中で、参加者の外資系の人々が、口々に、「ウエクサはガリレオだ。ガリレオを火あぶりにしろ!」と叫んだと植草氏本人に話したという。

 つまり、外資系金融業者が、竹中路線を否定する植草先生を「火あぶりにしろ」と叫んだというのである。この恐ろしいエピソードは、あの当時、主流派エコノミストにとって、小泉・竹中路線に反対することが命をかける行為だったのかを如実に物語っている。
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 ●副島隆彦今日のぼやき
  http://www.snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi



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「東国原知事が“新党・偽装CHANGE”創設を誘導」 植草一秀氏

2009-06-27 21:22:35 | 政治・社会
 今話題の東国原知事について、その背景には官僚やアメリカの必死の抵抗があると植草氏は喝破されています。植草氏の説明を読むと、その背景の筋書きが見えてきました。

<記事転載>
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               2009年6月26日 (金)
 「東国原知事が“新党・偽装CHANGE”創設を誘導」

                   植草一秀

 東国原知事にしても橋下知事にしても、世間の関心が高いのはテレビメディアが両氏を頻繁に画面に登場させるからだ。メディアが両氏に関する報道を最小限にとどめるなら、両氏の動向が世間の強い関心を呼ぶことはない。


つまり、東国原氏と橋下氏の行動がクローズアップされる背景に、マスメディアの「意図」が存在し、その裏側にメディアを支配する巨大権力の「意図」が存在すると考えられる。


東国原氏の報道を見ると、奇妙な点が浮かび上がる。


東国原氏の行動を批判する人々を「抵抗勢力」と描く演出が施されているのである。


「アホらしい」との感想を述べた笹川尭自民党総務会長、「東国原君、顔を洗ってくれたまえ」と発言した松浪健四郎議員の映像は、守旧派勢力として描かれ、悪いイメージを被せられている。


東国原氏を支持する意見を誰が述べているか。


武部勤氏、中川秀直氏、町村信孝氏などである。


自民党清和政策研究会、とりわけ小泉竹中一家、「郵政××化ペンタゴン」に連なる人々が、知事グループに好意的な対応を示している。


昨年来、本ブログで警戒を呼び掛けてきた「偽装CHANGE」勢力が、いよいよ正体を現し始めたと考えられる。


鳩山由紀夫民主党代表が述べたように、これらの人々が本当に「地域主権」、「地方分権」を唱えるなら、この主張を明確に示している民主党に合流すればよいだけのことだ。ところが、これらの人々は、民主党に合流しようとしない。


「霞が関改革」、「地方分権」は有権者の声を反映するスローガンだ。この方針を明確にマニフェストに盛り込んでいるのは民主党である。ところが、二番煎じと言えるこのスローガンを持ちだして、新たな政治勢力を創設しようとしている。


小泉純一郎氏-中川秀直氏-竹中平蔵氏-武部勤氏-小池百合子氏からなる「市場原理主義ペンタゴン」、


渡辺喜美氏-江田憲司氏-高橋洋一氏-岸博幸氏-屋山太郎氏からなる「脱藩官僚ペンタゴン」、


東国原宮崎知事-橋下徹大阪知事-中田宏横浜知事-露木順一開成町長-中村時広松山市長からなる「首長ペンタゴン」、


らが結集して、第三極を編成しようとしている。


 有権者は目くらましに騙されてはならない。この第三極は自民別働隊の「偽装CHANGE」勢力である。






   

 既得権益の死守を至上命題とする既得権益勢力=「悪徳ペンタゴン勢力」は、本格的な政権交代実現により、既得権益を破壊されることを力づくで阻止しようとしている。 


 民主党を中心とする野党勢力が衆議院の過半数を確保すれば、本格的な政権交代が実現する。官僚利権、大資本との癒着、メディアの支配、外国勢力への利益供与、すなわち「政官業外電の悪徳ペンタゴン」が維持し続けてきた巨大政治利権が破壊されてしまうのである。


 巨大利権構造を破壊されないためには、民主党に向かう投票を、第三極に分散しなければならない。「霞が関改革」、「地方分権」の旗を掲げる「第三極」を立ち上げることによって、有権者の目から見ると、民主党を中心とする野党勢力とこの第三の勢力との区別がつきにくくなる。


 この結果、野党に向かうはずの票が分散され、民主党が打撃を受けて、自民党が漁夫の利を得る。これが小選挙区制の最大の特徴である。


 多数の自民党内「小泉チルドレン」は、どちらにしても消滅する運命を背負っている。どうせ消滅するなら、自民党別働隊として民主潰(つぶ)しに貢献できれば、いずれまた浮かぶ瀬もあると考える。第三極で立候補すれば、比例復活当選の道も開ける。


 また、この第三極は、民主党右派との大連立を誘うものでもある。民主党内の前原誠司氏-渡部恒三氏-長島昭久氏-渡辺周氏-馬渕澄夫氏の「民主党内市場原理主義ペンタゴン」は、自民党小泉一家との連携を視野に入れていると考えられる。


中川秀直氏は「霞が関改革」を掲げるが、小泉政権中枢に位置していたときに、「天下り根絶」に向けて行動した形跡がまったくない。小泉政権は財務省利権を拡大させることに尽力したのであり、中川秀直氏が財務省利権の根絶に動くとは到底考えられない。


この勢力の人々に共通する思想は、「市場原理主義」である。市場を通じる「競争」が「進歩」を生み出し、「競争」の結果もたらされる「格差」は各個人が甘んじて受け入れるべきとの考えを有する。


セーフティネットを強化するのでなく、セーフティネットを簡素化することに軸足を置いている。


同時に、いま声をあげている地方自治体の首長は、すべて自民党の支援によって知事に当選した面々である。とりわけ、小泉一家との距離が近い。


いまの日本政治の課題は「小泉政治との訣別」、「小泉政治が破壊した社会の連帯の修復」にある。


また、「かんぽの宿」疑惑は、小泉政治の「売国性」の本質を浮かび上がらせた。同時に小泉改革は「霞が関利権」にまったく手を入れず、「天下り利権」を温存し続けたのである。


次期総選挙で政権交代を実現して達成しなければならない課題は、


①セーフティネット強化による連帯の回復


②天下り官僚利権の根絶


③売国政策の排除


である。


「小泉一家ペンタゴン」=「脱藩官僚ペンタゴン」=「地方首長ペンタゴン」=「民主党内市場原理主義ペンタゴン」の目指す方向は、上記三方向と逆なのだ。


昨年夏に放送されたフジテレビ月九ドラマ「CHANGE」は、本来、民主党への投票集中を回避するための「偽装CHANGE」勢力旗揚げにタイミングを合わせるものであったはずだ。実際、「脱藩官僚の会」が発足し、その後、「日本の夜明け」なる運動体が始動したが、まったく大きな動きにはならなかった。


総選挙日程が丸1年ずれたために、「偽装CHANGE」勢力の正式な旗揚げが1年遅れたが、いよいよ総選挙が迫り、自民党大敗が免れない状況が生まれ、最終的に第三極発足に動かざるを得ない情勢となった。


この動きは、必ず「渡辺喜美氏-江田憲司氏」、「中川秀直氏-武部勤氏-小泉チルドレン」、「東国原氏-橋下徹氏-中田宏氏」の三者が結合する「新党」に向かうはずである。新党は「自民別働隊」であり、名称を「新党・偽装CHANGE」とすれば、内実が分かりやすくなる。


この勢力が仕切るテレビ朝日「TVタックル」は、この勢力に所属する屋山太郎氏と北野たけし氏が、「新党・偽装CHANGE」を全面支援するメッセージを発することになるだろう。


新党設立の目的は、「本格政権交代の阻止」である。本格政権交代を希求する有権者は「新党・偽装CHANGE」に惑わされてはならない。この勢力に投票しても、日本政治の刷新は絶対に生じないと考えられる。


なぜなら、この新党設立の目的が「本格政権交代を実現させないこと」にあるからだ。これらの人々が本格的な政治刷新を目指すなら、民主党に合流すれば、それで済むのである。その方がはるかに国民にとって分かりやすい。


「新党・偽装CHANGE」設立の目的が本格的政権交代阻止にあることを全有権者に正しく伝え、「新党・偽装CHANGE」への投票回避を徹底的に呼び掛けてゆかねばならない。
-----------------------
 ●植草一秀氏のブログ
  http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/

コメント (1)
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カリフォルニア州が破綻? ターミネーター知事

2009-06-27 17:36:47 | 政治・社会
 ふぐり玉蔵氏は、近々カリフォルニア州自体が破綻するのではないかと言われてます。先日の飛鳥昭雄氏のターミネーター大統領の話しと似た部分もあり、大変興味深いと思いました。

<記事転載>
-----------------------
 「ジョー・バイデンさんの発言について」

皆様、いつも応援ありがとうございます。

さて、皆様、アメリカの西海岸。
カリフォルニア州の知事が、かのハリウッドスター、アーノルド=シュワルツネッガーさんなのはご存じのことでしょう。そして、そのカリフォルニア州は、6月15日までに州議会が予算を決議しなければ、6月27日、つまり本日。州財源、現金が枯渇するという非常事態となっているようです。そして、6月15日の州議会では何の進展もなかったようなので、本日、現金が枯渇してしまうようですが。
破綻は7月末に来るという話もいろいろ聞こえてくるのですが、まぁ、近々、破たんするという状況に間違いはないようです。

先日、映画ターミネーターの話を書きますた。
その破綻の引き金、デフォルト宣言をするのが現カリフォルニア州の州知事、シュワちゃん。初代ターミネーターです。
まさか、ターミネーターという命名は文字通りアメリカをターミネート(終わりにする)するからではないでしょうか。奴らはそこまで考えてターミネーターという映画を作り、シュワちゃんをカリフォルニア州知事にした。

漫画か!
思わず叫んでしまいそうになるのを必死にこらえますた。
まさか、奴らと言えども、さすがにそんなベタなことはやらないでしょう。
単なる偶然でしょう。しかし、ターミネーター4は、製作費280億円というハリウッド過去最高額を投じた映画です。
そして公開は6月13日と実にタイミングが良い。
偶然。そう、単なる偶然です。

我々の住んでいる、この世界は、映画か漫画か、現実なのか。
あまりのキチガイっぷりに、こっちの頭が狂いそうです。

ターミネーターからシュワちゃん、そしてアメリカデフォルトにつながる点と線。
ワタスの金玉から蟻の門渡り、そして脳天につながる点と線、それらが見事につながりワタスの超高性能バイオセンサーが反応しているのですた。

ぷるぷる。ぷるぷる。

夏の日にお客様にお出しする水羊羹のごとく、みずみずしく弾力に溢れたワタスの金玉。
何かを予感するかごとく激しく震えています。

き、金玉がぁ。
またも股間を抑えてうずくまってしまいますた。
何やってるの?と妻が不思議そうに見ています。
い、いえ。健康のためにスクワットでもしようかなと。
とかなんとか誤魔化したのは言うまでもありません。

さて、話は変わりますが、今さらの話です。
去年のアメリカのバイデン副大統領の発言を覚えている方はいるでしょうか。
去年の10月にオバマさんが大統領になったら、6か月以内に国際的な危機が訪れるという話をしていますた。

「特に申し上げておきたいことがあります。よく覚えていてください。
半年も経たないうちに、世界がバラク・オバマを試す時がくるでしょう。ケネディ大統領がそうだったようにです。私たちは、47歳の素晴らしい上院議員をアメリカ合衆国の大統領に選ぼうとしてます。私の話で他のことは忘れてしまっても、私が今ここに立って、皆さんに申し上げたことは覚えておいて下さい。よく見ておいてください。
国際的な危機が私たちにやってきます。大統領の勇気や決断力を試すために危機が発生します。大統領は、本当に困難な、それはどのようなものになるか私には分かりませんが、とにかく起こるということはお約束します、そういう決断をしなければならなくなるのです。歴史を学ぶ者として、また、7人の大統領に仕えてきた身として、私は、そういうことが必ず起こるということを保障します。どこでそういった危機が発生するのか、私なら、少なくとも四つか五つのシナリオをお話しできます。」

小浜市のヒーロー、オバマさんが当選したのが、今年の1月20日。
6か月以内というと、7月20日までに何かが起こるということを言っています。
もちろん前もって言えるというからには、ちゃんと計画があるからに決まっているのですた。

日本でも来月の末ごろには、オイルショックならぬアメリカデフォルトショック旋風が吹き荒れているのではないでしょうか。仮にもアメリカの副大統領さんがわざわざ国際的危機が起こると強調しているのです。オイルショックなみの騒動が起きていても不思議ではないのかもしれません。
オイルショックの時はトイレットペーパーを買いにスーパーに行列しますたね。
今回は、食糧買いだめにスーパーに並ぶのではないでしょうか。

かなり前からエージェントさんが言っている話、オバマは暗殺だか、辞任だかで、次は、いよいよ真打ちヒラリーさんの登場。
まぁ、これはもうちょっと先でしょうか。

羞恥心解散ならぬ、資本主義解散。
いよいよ世界は、地獄モード突入!

くほほほ。

いつもいつも恐怖を煽って申し訳ありません。
いつもの妄想です。話半分です。
6月ぐらいまでが準備の最終期限。

くほほほ。

本当にありがとうございますた。

-----------------------------
 ●黄金の金玉を知らないか?
  http://goldentamatama.blog84.fc2.com/


 ●ターミネーター大統領  アーノルド・シュワルツェネッガー 
  http://blog.goo.ne.jp/hitsuku/e/d1f988e230a8a7f2fcf788a0d553f262





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風水師か、陰陽師か、仙人に、今からでもなれるものならなりたいです 副島隆彦氏

2009-06-26 07:52:35 | 船井幸雄氏
 6月号のにんげんクラブに副島隆彦氏が宗教と船井幸雄氏について書かれています。とにかく副島氏の発想はユニークで面白いです。こういう人は今の日本にはあまりいないと改めて思いました。

<記事転載>
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 「老子の考え方と私の生き方」
                                                 2009年6月23日
                                                 船井幸雄

「にんげんクラブ」6月号を読んでもっとも驚いたのは「輝く仕事人」の副島隆彦さんのインタビューです。
2ページの中頃に、まずつぎのように書かれています。

-副島先生が、吉野の山奥で修行ですか(笑)。
副島‥私は数年前から、自分は、近未来の予言をする占い師、呪い(まじない)師になる、
と言い始めました。船井先生とお会いして強く影響を受けたのです。
いよいよ本格的に預言者になるために修行したいと思っているのです。
そのために修験道の修行をしたい。もっとも、私の場合は習いに行っても、
密教の教理とかで、納得のいかないことがあると教導師と議論をしてしまうかもしれません(笑)。
私は、中国伝来の道教(タオイズム)の思想が好きです。
なぜなら、道教の教えが、占い・呪いそのものだからです。
民衆は、いつも占い、呪いとしてもらった、自分に押し寄せてくる、
近い未来の事を知りたいからです。
道教(道観)こそは、占いとまじないの思想です。
それに対して、儒教や仏教はどうも好きでない。
難しい理屈(教理)ばかりを、僧侶や儒学者たちが説いて、
一般民衆には何も分からせないからです。仏教のお経を聞いていても何も分からない。
それで、民衆を、仏教の僧侶たちの前に膝まづかせる。
それは、間違った考えだ。本当のお釈迦さまは、そういう人ではなかっただろう。
もっと民衆を素直に愛したはずだ。儒教(孔子の思想)は、
支配者(天子、皇帝)や官僚(君子たち)の思想です。ですから、儒教は悪い思想だ。
私は、大嫌いです。日本の神道は、実は、中国の道教そのものです。
道教が、神道(かんながらのみち)に日本で変化しただけだ。
私は、いよいよ本当のこと、大きな真実しか興味がなくなっています。
嘘くさい思想は、すべて排撃します。

つづいて11ページにつぎのように書かれています。

副島…道教が最も民衆にとって受け入れやすい、自分たちの願いにかなった、
優れた宗教(思想)だと思います。ですから、私は、船井幸雄は、
生まれながらにして道教の導師であり神様なのだと、4年前に「私の船井幸雄論」で書きました。
それは私と船井先生の対談本である『日本壊死』(ビジネス社刊)の巻末に収められています。
お読みください。日本全国の所謂店主たちや中小企業の経営者たちにとって、
船井幸雄は、生まれながらの自分たちの先生であり、大黒様、布袋様なのです。
私には、このことがよく分かります。
 
 江戸時代の中期、1730年くらいに、富永仲基(とみながなかもと)という町人の思想家がいました。
大阪(当時は、大坂と書く)の大商人の息子で、31歳の若さでなくなっています。
この人の書いた「出定後語(しゅつじょうこうご)」という本がとてもすばらしいのです。
彼は、「神道、仏教、儒教、これらはすべて良くない。
間違いである」ということをはっきりと書いています。
仏教はインド人の思想だ、インド人というのは肌の黒い人たちの思想だ。
儒教は中国人の思想だ、なぜそれらの外来思想を日本人である我々が過度にありがたがるのか。
おかしいではないか、と書きました。加えて、神道もおかしい。
本当は道教ではないのかとまで臭わせています。
富永は大きな真実が分かっていた天才です。
富永は、それらの思想に対して、日本には「誠の道」というのがあって、
人間は正しく商売をやって、まっとうに利益を出して堅実に暮らしていくべきだ、
それが正しい思想だ、ということを、18世紀に書いているのです。
さすがは商人の生まれの思想で、立派な人だったろうと思います。
この思想こそが、丁寧にものづくりをして、
世界に優れた商品を売り繁栄してきた日本人のいちばん優れた思想でしょう。
松下幸之助もこういう人だったと思います。
ですから私は、船井先生は、お生まれは神道の神主のお家ですが、
神道(特に、吉田神道)は、本当(本体)は、道教ですから、当然、道教の導師だと思います。
大黒様か、布袋(ほてい)様の生まれかわりだと思います。
老荘思想の持ち主で、私に直接、仙人の思想の本髄を教えてくださいました。
私もできることなら、仙人になりたい。仙人は、悟っている必要はなくて、
俗世間にも平気で顔を出し、日頃は山の中に住んでいるが、実に泥臭い、世俗的な神様です。
私は、風水師か、陰陽師か、仙人に、今からでもなれるものならなりたいです。
風水も、陰陽道も易学も、もともと道教の思想です。

-船井が道教の神様の生まれ変わりですか?面白いですね。そういう副島先生は、不動明王の生まれ変わりかもしれませんね(笑)。

副島…不動明王ですか。不動明王というのは、インドで生まれた、軍事の神様ですね。
大日如来(悟りを開いた後のお釈迦様の一番、立派な姿。
真理を体得して世界の支配者となった姿)のまわりを守っているガードマンの神様ですね。
私は、インド伝来の思想が、どうして仏教(お釈迦様の言行録)と混ざったのか、
そして中国経由で、日本までやってきたのかを、興味深く観察しています。
本来の、仏教(お釈迦様の教え)に、「明王」などが、神様となって出てくるはずはないのです。
本当は、それらは、ヒンズー教の神様たちですね。
私は日本で、ヒンズー教(輪廻転生と、カーストの思想)と、
仏教(輪廻転生は無い、という思想)がごちゃまぜになっていることを、
いつも不愉快に思っています。すべてを、はっきりさせてやろうと思っています。
できることなら、私が生きているうちに、日本国内のすべての宗教家、思想家たちと、
はっきり決着をつけたいと思っています。
56歳になった今の私が、論争を挑んだら、たいていの知識人は恐れて、逃げるでしょう。
私にはそれぐらいの自信があります。
すべての事実を、証拠付きで、徹底的に明らかにしてみせます。
いい加減な、逃げは許しません。
                                               (転載ここまで)

ここで書かれている『日本壊死―新しき人目覚めよ』という本に載ったというのはまちがいで、
本当は、私と副島先生の共著の『昭和史からの警告―戦争への道を阻め』(ビジネス社刊)に
副島さんの船井幸雄研究大論文があります。
189ページから247ページです。興味のおありの方は、お読みください。
 ところで、あまり勉強家でない私は老子や荘子のことを、ほとんど知りません。
最近「聖書の暗号」の研究をはじめたのですが、今年の2月中旬まで、
聖書なんていうのも一字も読んだことのなかったのが私です。

 ただ人生経験豊富ですから、理屈で考えるより、いつもニコニコしてできるだけ正直に、
ええカッコせず、あるがままなるがまま生きています。それがもっとも楽だからです。

 ただ良心がありますから、良心に従って世のため人のためになることをし、
ならないことをできるだけやめてきただけです。

 これが老荘の考えた生き方と似ているのならうれしいことです。老荘が好きになります。
私は親から、このような生き方を教わりました。もちろん生れつき自由が大好きで、
自己責任型で長所伸展型で効率型でした。そして差別のできない人間でした。
それと人生経験が、いまのようなあるがままの気楽人生を歩ませることになったのです。
副島さんのインタビュー記事を見て何人かから質問を受けましたので、以上、ありのまま答えました。
よろしく。
                                                     =以上=
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命仁田植えツアー 船井勝仁氏

2009-06-25 07:22:13 | 船井幸雄氏
 6月7日(日)命仁の田植えツアーが開催されましたが、私は都合がつかず参加できませんした。
 生体エネルギーでプログラムされて作られた「命仁」というお米は、美味しいのは当たり前ですが、身体自体が欲するお米だと感じました。冷めても美味しいので、おにぎりにはもってこいです。先日家内におにぎりを作ってもらいましたが、自分で作ったにもかかわらず家内は「冷めても美味しい 笑!」と何度も言ってました。こっちがびっくりです。

 また、ちょっと宗教っぽいですが、命仁を食べてから私は運が良くなったような気がします(笑)。2月に初めてGOPのセミナーで命仁を初めていただいてから、その後10kg入りを購入して食していますが、仕事やプライベートでも今まで上手くいかなかったことが開けてきたりと、なかなか運がいいなぁと感じてます。今月は特に仕事で新たに大きな展開ができたりと嬉しい事が起こってます。

 また、家の犬はもうすぐ10歳ですが、ご飯(米)をあげると吐いてしまってました。身体に合わないのかなと考えてましたが、人間も五穀野菜が本来の食べ物だと日月神示で言われてますので、犬も人間と同じ仲間なので多少はご飯(米)も食べたほうがいいと思い、何度もご飯をあげてましたが、その都度吐いてしまってました。やはりご飯は合わないのだろうと諦めてましたが、試しに命仁をあげてみたところ、全く吐かないのでびっくりしてしまいました。
 命仁は「薬草」レベルの効能を目指しているとのことですので、犬にとっても薬草並みの効力を発揮したのかもしれません。5月に病院で胆嚢に汚泥が溜まっていると診断されて、薬を飲むよう言われました。胆嚢がよくないのが原因なのか元気がなく、いつも寝てばかりでした。大好きだった散歩にもあまり行きたがらないし、とても心配でした。ところが2週間前から命仁のご飯を少しづつですがあげたところ、心なしか元気になってきました。今日も元気に散歩しました!
 来月胆嚢の診断をしてもらいますので、少しでもよくなっていて欲しいと願ってます。

<記事転載>
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 「命仁田植えツアー」

 こんにちは船井勝仁です。

 実は6月初旬の日曜日、命仁田植えツアーに行ってきました。

千葉県山武市のアグリ金穂咲(かんのおさき)さんの田んぼに

子供も含めて約30人が集まりました。

GOP・グリーンオーナー倶楽部のイベントとして企画していただき、

命仁を扱う舩井アンドパートナーの社員やその家族も加わっての開催となりました。

 詳細は上記のGOP事務局の出浦美佐子さんのレポートを読んでいただければと思いますが、

うれしい後日談がありました。

舩井アンドパートナーの社員の幼稚園に通っているお嬢さんも参加してくれました。

お父さんと一緒に一生懸命ていねいに田植えをしてくれている様子がとても印象的だったのですが、

その翌週に通っている幼稚園の持っている田んぼでも田植えがあったそうです。



 なにせ、直前に経験したばかりだから張り切って田植えをやろうと思ったそうですが、

命仁の田んぼの中に入ったときのような気持ちよさがなかったのだそうです。

生体エネルギーのプログラム農法で土壌を団粒構造にして、

必須アミノ酸が必要な量だけ作られるように微生物が動いてくれるようになっている土壌は

人間にとっても生体エネルギーの高い、気持ちのいい場所のようです。

 先週はブログにも書きましたが、産業技術セミナーで講演するために新潟に行ってきました。

そこで、今年産のプレミアム命仁の目玉にしようと思っている

中野孝治さんの田んぼの見学にも行ってきました。

中野さんは生体システム実践研究会の副幹事長で、

生体エネルギーの農業の分野では誰もが認める第一人者です。

 必要最低限の農薬は使っているのですが、蛙やオタマジャクシはもちろん、

糸ミミズや小さなフナまで気持ちよさそうにたんぼの中を泳いでいました。

氣が分かる人にはその田んぼからでるすごい気持ちのいい氣が強烈に感じられるような

すごい圃場でした。スーツ姿だったので田んぼの中までは入りませんでしたが、

試しに泥を手でを掬ってみると本当に気持ちのいいサラサラとしている泥でした。

 にんげんクラブの会員さんの間で命仁が広がっていくにつれて、

ますますその本来の持つ機能がパワーアップしてきているようです。

おかげさまで命仁を売ってくれる代理店さんも正式に決まりました。

それぞれ力の入ったホームページを作っていただいているので

ぜひ一度見に行っていただきご購入いただければと思っています。よろしくお願いいたします。



<命仁販売代理店>
㈱エンゲージ
電話   03-3906-1524
FAX  04-7183-8620

㈱ジーアール
電話   0120-223-054(電話受付 平日10:00~18:00)
FAX  044-223-5187


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日本のマスコミはアメリカの都合の悪いことは記事に書かない 天木直人氏

2009-06-24 20:56:02 | 政治・社会
 天木直人氏のブログを読んで、改めて日本の外交について失望しました。戦後64年も経ちましたが、今でもアメリカに占領されたままの状態です。
 同じ敗戦国のドイツやイタリアでさえも、外国の軍事基地など国内にはありません。日本では沖縄をはじめ、横須賀には巨大な空母があります。新宿から電車で53分のところに横田基地があり、米軍の戦闘機が轟音をたてて飛び立っていきます。 
 日本が真にアメリカから独立するには、アメリカの子分になってしまっている自民党では無理だと思いました。

 これまでずっと私は保守を支持していました。文春や新潮を読み、SAPIOを楽しく読んでました。それらが主張している中国や韓国やロシアの実情というものは、ほぼ正しいと今でも考えています。保守の論調も間違ってはいないことが多いのですが、唯一アメリカについてだけは批判なしの追随状態です。アメリカのこれまでの歴史と実情と真意を知ってから見方が変わりました。


<記事転載>
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 「国民への背信で塗り固められた日米外交史」
 
                    天木直人
 
 歴代の外務事務次官経験者が、「核持込に関して日米間に密約があった」、と共同通信に明らかにした事が報道されたのは5月31日だった。

 これほどの大きなニュースが配信されたのに、6月1日の東京新聞だけがそれを一面トップで報じただけだった。

 そして今また同じ事が繰り返された。

 6月22日の東京新聞は一面トップで日本政府の国民に対するあらたな「背信」外交を報じている。

 それはこういう事だ。

 領海幅をできるだけ広く取ろうとする事はあらゆる意味で主権国家の当然の行為である。そして今日の国際法の下では少なくとも領海12カイリ(約22キロ)の幅がどの国にも認められている。

 それにもかかわらず日本政府は、宗谷、津軽などの重要5海峡に限ってその領海幅を意図的に3カイリ(約5・6キロ)にとどめてきた。

 なぜか。それは米軍の核搭載艦船がこれら海峡を通過するからだ。領海幅を3カイリにとどめておけば米軍艦船は公海を通過することになる。逆に12カイリとすれば、日本の領海内を米国の核搭載艦船が自由に通過する事になる。

 この事を外務事務次官経験者は次のように語っているという。

 「・・・(3カイリにした)おそらく唯一の理由だろう。だから自分は日本というのは恥ずかしい国、勇気のない国、だらしのない国だと思った・・・」

 ただでさえ、政府・外務省は核持込を認める密約を重ねて国民を裏切っている。だから国民への背信をどれほど積み重ねても、もはや大差は無いと思うのだが、それでも嘘をつくことに対する良心が痛むのだろう。たとえ核密約がばれても、米艦船は公海上を通過している、という口実を残したかったのだ。少しでも嘘をつくことを避けたかったという事だ。

 一体政府・外務省は、国民への背信外交をどれくらい積み重ねてきた事だろう。おそらく大小とりまぜれば戦後の日米外交史は「背信」に塗り固められた外交であるに違いない。

 あらたな背信外交をこの外務事務次官経験者は共同通信社に証言した。それを共同通信社が各社に配信した。

 それにもかかわらず、東京新聞が一面でスクープ報道したほかは、一切の報道がない。

 これが日本の大手新聞の現実である。大手新聞もまた対米従属だ。日米関係にとって都合の悪い事を書かない。
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 ●天木直人氏ブログ
  http://www.amakiblog.com/blog/


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「1億総受身の社会」  日本人の特異性、日本人の良さ  船井幸雄氏

2009-06-23 06:30:48 | 船井幸雄氏
 船井幸雄氏が、韓国人の評論家の呉善花氏の著書「日本の曖昧力」を紹介されています。日本の常識は世界の非常識といわれるように、日本及び日本人は世界から見て、かなり特異な民族であるようです。
 昨年読んだ中矢伸一氏の著書に、呉善花氏の感想が載っていました。韓国人は食器などは均一で整ったものを好むそうです。韓国の食器は金属で作られた整ったものですが、その均一性に韓国人は「美」を見出すそうです。
 ところが日本人は、アルミやステンレスの均一で整った食器より、でこぼこした手作りの湯のみ茶碗などを好みます。日本人は均一でない手作りで、でこぼこしたところに「美」を感じますが、韓国人には全く理解できないそうです。

<記事転載>
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               2009年6月22日
「日本人の特異性、日本人の良さ」

                 船井幸雄

 私が最近読んだ本の中で、もっともアタマの中が整理され、「なるほど」と何度もうなずき、参考になったのは呉善花著『日本の曖昧力』(2009年5月 PHP研究所刊)という1冊の新書版の本でした。実は、この本は『ザ・フナイ』編集長の高岡良子さんにちょうだいしたのです。
 著者は韓国人ですが、女性評論家であり、文化学者であり、現在日本の大学教授です。本書は、大学の講義録をまとめたものでもあります。
 私は自分の経験上、昔から日本人にはコトバや脳の働きなどから来るのか、性格や行動に特異性があるとは思っていましたが、なかなかそれが何なのかまとまりませんでした。
 今度『二つの真実』という著書の原稿を執筆して「天の理」「地の理」と、日本人の特性を比べ、脱稿した時に、この呉さんの著作に出あいました。
 それでアタマの中がすっきりしたのです。同書では日本人なら、だれでも理解できるように書かれています。ただ、まとめられていませんが、良い意味で私はその本質は「天の理的」で、まとめればよいと思います。
 この本は、日本人の有識者には、いま、ぜひ読んでほしい一冊と言えます。
 ちなみに、つぎに同書の目次を紹介しておきます。                           


はじめに
第一回 日本文化の基礎――日本人の「曖昧さ」の根にあるもの
・来日外国人がたどる日本理解の共通プロセス
・日本人の距離感を表わす「察する」という文化
・恵まれた風土と地理的な条件
・「前農耕アジア的日本」の時代が特異性を生んだ
・強大な専制権力を必要としなかった日本
・日本人の集団性を生んだ地形
・霞がかって溶け合う風景

第二回 日本人はなぜ旅に出るのか
・日本語の「旅=たび」の語源
・どうして混雑の中、旅館に泊まるのか
・「東海道五十三次」の旅
・聖地巡礼としての旅 
・中国人は露天風呂が苦手!?

第三回 「美の大国日本」はいかにして生まれたか
・欧米、アジアと異なる日本人の美意識の基準
・時代とともに変化するいけばなの様式
・日本文化の起源は縄文時代にあった!?

第四回 日本人はなぜ微妙な歪みを愛するのか
・縄文時代まで遡る日本文化の起源
・やきものは魂で鑑賞する
・神様になった朝鮮陶工
・中国、朝鮮半島にはない法隆寺の伽藍配置

第五回 日本の職人はなぜ自然の声に耳をすますのか
・自然と人間を一体と考える
・頭ではなく身体で刀を打つ
・和菓子で最も大切なのは季節感
・ハイテクに使われている意外な伝統技術

第六回 世界で一番平等で安全な社会を築いた国はどこか
・物事の自然なあり方を母型とする
・なぜ列にきちんと並ぶのか
・世界が見習うベき、日本文化の未来性

第七回 なぜ日本人は穏やかなのか 
・日本人の倫理道徳は乱れているように見えるが…
・太陽の光で妊娠する神話が意昧するもの
・ヤポネシアとしての日本

第八回 日本はいかにして「アジア文明の博物館」となったのか
・岡倉天心とフェノロサ
・「柔和な単純さ」と「浪漫的な純粋さ」
・雪舟の水墨画は「山水を師とす」
・日本のみに残る、アジア文化の標本

第九回 日本語はなぜ「受け身」を多用するのか
・「泥棒に入られた」は日本語独特の表現?
・責任は私にあるという発想
・「君を恋する」と「君に恋する」の違い 

第十回 なぜ日本庭園にいると想像が膨らむのか
・石組みのルーツはどこにある?
・抽象的小宇宙を展開する 
・作庭者の見立ての妙を味わう

第十一回 なぜ日本には武士が生まれたのか
・王権が弱かった日本と強かった中国・朝鮮
・個人の信頼関係で結びつく封建的主従関係
・商業と産業技術が大きく発展した戦国時代
・日本人の「藩意識」
・資本制社会を準備した封建制社会

最終回 天皇はいかにして日本社会に平等をもたらしたのか
・武士も天皇を尊重していた
・「工」と「商」は天皇の領域であった
・「国民総受け身」のシステム

特別書き下ろし講義 世界的な課題としての「日本風」
・「日本風に恋する」世界的なブーム
・花鳥風月、草木虫魚の自然観
・ソフトアニミズムの世界
・日本的な自己のあり方
・環境の変北に自動的に応じる日本型システム(転載ここまで)

 なお、本書に書かれている日本人の特性、特に日本人の良さをアタマに入れて、来月、ビジネス社から出る拙著『二つの真実』を読んでほしいのです。これから書く『二つの真実』の「あとがき」にもそのことはふれようと思っています。
 「日本人の使命」や「100匹目の猿現象」だけでなく、これからの時流も納得してらえるように思います。この本は知日外国人の目で、実に冷静で客観的に書かれています。だから、よりよく分るのです。
 ともあれ、いま呉教授と、この本を私に教えてくれた『ザ・フナイ』の高岡編集長に感謝しています。
 日本人の「お人よし」は、やはりすばらしい美徳のようです。
                                             =以上=
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 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/

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