日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

朝倉慶氏の1年前の予測通りの展開! ドバイ崩壊 

2009-11-30 07:52:25 | 船井幸雄氏
 3日前からドバイの破綻がマスコミで騒がれていますが、朝倉慶氏は1年前に既にドバイの破綻を予言していました。下記は朝倉氏の1年前の記事ですが、今まさにこの記事の通りの展開になってます。
 朝倉氏は、船井氏が金融の超プロと賞賛するだけの方ですね。現場の方ですから、単なる評論家とはわけが違います。
 どんな職種でも、現場の人たちが一番仕事をしているし、仕事が分かってます。現場から離れている人は、その言動が評論家のようで、責任も熱意も感じられない場合が多いように思います。


 <記事転載>
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 2008年12月の記事

 「ドバイの落日」

                         朝倉 慶
 
 <天まで届け!>子供たちの夢ではありません。<アル・ブルジュ>。このドバイで計画されている超々高層ビルの高さは、何と1400メートル。富士山の半分近くの高さになろうというのですから尋常ではありません。まさに<バベルの塔>であり、この行きすぎた人間の行為は、神の怒りを買いそうです。
 来年には、<ブルジェ・ドバイ>がいよいよ世界一の高層ビルとして完成します。その高さは818メートル。現在、もっとも高いと言われている台湾の台北101の約509メートルを、なんと310メートルも凌駕(りょうが)して、砂漠の真ん中にその雄姿を現すのです。
 ここ2~3年、中東のドバイは、すさまじい建設ラッシュに沸いていました。ドバイの面積は埼玉県と変わらない程度ですが、今や、世界中の建設用クレーンの3割が集結していると言われ、24時間休むことなく工事が続けられていたのです。100年前は、小さな港町だったドバイですが、現在は、不夜城となり、まさに真夜中でも、黄金のように輝く、<スター・ウォーズ>の世界となったのです。

 <パーム・ディエラ>。世界最大の人工島として、現在も建設中です。椰子の木の形に埋め立てられて、その幹の中心をモノレールが走ります。両側にはショッピングセンターやマンション群、そして椰子の葉の部分はリゾート風の別荘住宅が並ぶのです。一つではありません。<パーム・ジュメイラ>、<パーム・ジュベリアリ>、それぞれ、ホテルやオフィスビル、一戸建てのヴィラなど贅沢を尽くした、海の中に現れる椰子の木をかたどった、最高級リゾート、<地上の天国>です。
 <スキー・ドバイ>。砂漠のど真ん中、夏は摂氏50度になろうとする、この地に屋内スキー場ができました。雪を見たことのないドバイ住民は喜び、1年間に100万人が訪れたそうです。緑に囲まれた、水の尽きることのない、素晴らしいゴルフ場もあります。 
 そしてホテルも最高級、ついに7つ星ホテルの誕生です。<ブルジュ・アル・アラブ>は、海上の人工島に建てられた全室スイートという超高級ホテルなのです。
 <斬新なアイデア>。とにかく、世界一、人が想像もつかないこと、驚きを持って受け入れられること、石油バブルの受け皿として限りない贅沢を尽くしきることがドバイ発展のエネルギーでした。「お金があれば何でもできる」、それをとことん証明することが、人々の憧れを呼ぶのです。

行き場を失った膨大な資金
 2001年、9.11のテロのよって、中東から膨大な資金は、行き場を失いました。米国一辺倒だった投資は、激しく引き揚げられます。そして新しい行き場を探していたのです。そしてドバイは、しっかりと、その受け皿となったのです。イスラムの地に、ディズニーランドばりの観光地、大金持ちのための、飽きることなない一大観光地を作りあげたのです。
 お金を呼び込むには、アイデアだけでは足りません。税制面でのバックアップも重要でした。ドバイは企業から税金を取りません。<タックス・フリー>です。そのうえ関税もないのです。一連の政策はドバイの都市としての魅力を最大限に高めました。世界に誇る観光都市に変身したのです。ドバイの人口は約120万人と言われているのに、ホテルの宿泊客数は430万人、まさに超一流の観光地となりました。
 <ジュベル・アリ港>。自由貿易区となった港も活気に溢れています。大型コンテナが、所狭しと積まれ、大型トラックが走り回っているのです。このジュベル・アリ港と近くのラシィド港を合わせると、そのコンテナ取扱量は、何と世界7位、まさに中東の物流のハブなのです。

一日にして「砂上の楼閣」となった?
 日の出の勢いだったドバイですが、今年夏から変調になってきます。7月147ドルの高値をつけて、暴落状態に陥ったWTIの石油価格に合わせるかのように、まさに、つるべ落としの変化が訪れたのでした。まずは株価です。
 ご多分にもれず、世界の流れには抗(あらが)いがたく、年初から半分になりました。
 しかし、変調の最たるものは、その原動力となってきた高層ビルやリゾート、まさに<ドバイモデル>と言われた開発事業でした。ドバイでは不動産価格は過去5年で4倍にも膨れ上がり、新規売り出し物件は瞬時に完売、未完成でも転売を繰り返し、バブル期の日本のような状態だったのでした。まさに熱狂状態だったのです。
 それが10月に入ってからいきなりの異変が起きてきたということです。ある日、突然、値がつかなくなってしまった、という状態でしょうか。「砂上の楼閣」そのもののようにバブルが瞬時にはじけたとのことです。昨日まで、競うように買いついていたのに、朝起きてみたら、誰も買わなくなって、売り手で溢れてしまっている状況です。椰子の木の人工島を手掛けていたナキール、世界最高層のビルを建設するエマール、あっと言う間に金融不安が出てきたのですからたまりません。11月下旬のホテル開業のパーティーでは、2000万ドル、約20億円も使って、派手に催したものの、もはや周りの関心は、その開発続行と、資金に対しての懸念に変わっていました。
 周りの疑惑の目、急激な見方の変化に対して、ドバイ政府は慌てます。ナキールやエマールは、とどのつまりは、ドバイ政府と表裏一体です。2008年11月24日、ドバイ政府は政府と政府系企業が抱える債務が800億ドルであることを公表しました。同時に開発計画の見直しと、不動産金融大手2社への救済も発表したのです。この800億ドルはドバイのGDPの1.7倍、こんな無謀な投資が回収できるのか? 一気にデフォルトの懸念に晒(さら)されました。
 元々、ドバイからは、石油はほとんど出ません。手元資金の何倍ものお金を借りてプロジェクトを推進する、まさにレバレッジに立脚してきたのです。
 身の丈以上の破格のプロジェクトをぶち上げ、話題性と派手さで、石油バブルで溜まった資金を吸い上げてきたのでした。永遠に続く高い石油価格と、右上がりの経済成長を前提に成り立ってきた、借金にまみれた<ドバイ・モデル>だったのです。そして、石油価格の暴落と、世界経済の変調で、一夜にして状況は一変しました。あらゆるバブル崩壊の歴史にもれず、一気に夢から覚めたのでした。

 銀行は一斉に引き締めに入りました。UAE最大の住宅ローン会社、アムラック・ファイナンスは、新規住宅ローンの貸出を停止したのです。英ロイズTSBグループも、同じくドバイマンションのローン販売中止、高級別荘のローンも販売価格の50%までに切り下げたのでした。こんな高級なヴィラやマンションを現金で買え!というわけです。バブルはそのスケールが大きければ大きいほど、反動が膨大なものになります。たった今、この狂ったようなドバイのバブルは崩れ始めたのです。エジプト最大の投資銀行、EFGヘルメス・ホールディングスのレポートによれば、来年には7000もの新たな物件が完成します。それだけではありません、これはまだ計画の半分で、さらなる新しい物件が山のように出来上がってくるのです。そして今、それらの購入者は、ほとんどいないのです。


 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/money2/index_0812.asp

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悠久の飛鳥・大和路 ~日本人のルーツを探る旅~  

2009-11-29 20:07:40 | 日月神示の実践

悠久の飛鳥・大和路 ~日本人のルーツを探る旅~
~過去の断裂を修復することで、現在の混乱は抑えられる~



 11月7日~9日に、日月神示研究家の中矢伸一先生がナビゲートする、奈良県の大和・飛鳥(明日香)地方を巡るツアーが、(株)船井ビジョンクリエイツ主催で行われました。
 「日本人のルーツ、私たちのご先祖のルーツを探る」をテーマにした今回のツアーの参加者は約40名。ほとんどの方がこれまでの同社主催の、中矢先生がナビゲートする富士山や伊勢神宮などの聖地を巡るツアーに参加されたことのある方でした。
 ツアーのはじめに中矢先生が、「今回のツアーはとくに、霊的に意味のあるものだと思っています」とお話しました。というのも、いまでは訪れる人がそれほど多くない、この大和・飛鳥地方は日本国成立の原点の地であり、そこを訪れることは自分自身の発見や、自分自身を識(し)ることにもつながると思われるからです。
 さらに諸説の中でも、邪馬台国はこのあたりにあったという説が有力であり、中矢先生が入手したある有力情報でも、この地方に卑弥呼(ひみこ)が住み、大きな国を築いていた可能性が高いのだそうです。
 また、現在の世界的な混乱について中矢先生は、「過去の時代、とくに卑弥呼の時代の断裂(争いや混乱)がいまも癒されないままに残っていることが大きな原因になっているのではないか」と考えられています。つまり、過去の出来事が単に歴史のロマンとして終わったのではなく、それが現在にまで影響を及ぼしている、というのです。
 今回のツアーは、そんな中矢先生のメッセージに共感した意識の高い方々が集まり、この地を皆で訪れ、過去の歴史の出来事に気づき、敬い、癒すことで、現在の混乱を少しでも抑えようという大きな目的があって決行されました。旅のメインイベントとして、卑弥呼が眠っている可能性の高い、箸墓(はしはか)古墳の前で、皆でひふみ祝詞を奏上しました。

 すると、なんと旅が終わったちょうど翌日の11月10日に、箸墓古墳の程近くで、卑弥呼が居住していたと思われる大型建物跡の発見が発表されたというニュースが大きく新聞に出ているではありませんか!まさにビックリ仰天でした。
 そんな大きな使命と不思議に満ちた旅でしたが、ツアー中はお天気にも恵まれ、皆さん和気あいあいととても楽しく過ごせ、ご当地グルメもたっぷり味わえました♪



【一日目】
●橿原(かしはら)神宮にて正式参拝


 まず最初は、奈良県橿原市にある橿原神宮を訪れました。
 ここは広い敷地に立派な建物があり、境内の掃除も行き渡り、七五三の時期ということもあり、多くの人でにぎわっていました。
 ここでは正式参拝をさせていただきました。

橿原神宮。すばらしいお天気に恵まれました。


●飛鳥資料館見学

 つぎに、飛鳥時代や飛鳥地方の歴史と文化をわかりやすく解説した飛鳥資料館を訪れました。館内や館外には、飛鳥の貴重な(本物そっくりの)レプリカがあります。「飛鳥のあちこちをじっくり見てまわりたいけど、時間がない!」という方にはオススメだと思います。


●飛鳥坐(あすかにいます)神社参拝

 その後、一行は飛鳥坐(あすかにいます)神社を訪れました。この神社は、一般にはほとんど知られておらず、参拝する人もとても少ない神社です。そして最初は別の神社を訪れる予定だったようですが、ツアーの企画で詣でる神社を選ぶ際、中矢先生が無意識のうちにこの神社にマルを付けたのだそうです。
 ところが選んだ中矢先生自身がなぜ、ここを選んだのか分からないのだそうです。「きっと待っている存在がいて、呼ばれたのでしょうね。今回訪れることに大きな意味がありそうです」と話されました。実際に訪れてみると、こじんまりした、感じのよい神社でした。



●飛鳥散策:亀形石造物~石舞台古墳

 ところで、この飛鳥地方に卑弥呼が住んでいた可能性が高いという情報は、90年代前半に日本のテレビや雑誌にも出て有名になった"世界一の超能力者"の異名をとるブルガリア人のベラ・コチェフスカさんがリーディングして得られたものでした。
 ベラさんは、「日本は地球のヘソのようなもの。日本は宇宙からのエネルギーをいちばんストレートに受ける特別な聖地なのです」と語りました。そして"卑弥呼(ひみこ)"という名を知るはずもないのに、この飛鳥地方に「昔ヒミコという女性がおり、ここに国を築いていた」とリーディングしました。中矢先生は、いろいろな観点からこの情報を有力と捉えているようです。

ベラさんによると、石舞台古墳に隣接するこの広場あたりに卑弥呼は住んでいたようです。
 ベラさんのリーディングによると、ここ石舞台古墳のあたりに卑弥呼は住んでいたことがあるようです。そして今、卑弥呼は現代人にその歴史的事実に気づいてほしいと願っているように中矢先生には感じられるそうです。


●高鴨(たかがも)神社参拝


 一日目の最後に訪れたのが、高鴨(たかがも)神社です。予定より遅れて、閉門の時間を過ぎていたにもかかわらず、ご厚意で開けてくださいました。ここは地元の人に大変愛されている神社だそうです。
 それもあってか、敷地内は掃除も行き届き大変さわやかなで、「気」の良さが感じられました。とはいえ、この神社も最初のスケジュールでは訪れる予定にはなっていませんでした。「ここにも来てほしいと思っている存在がいるのかな、と感じられますね」と中矢先生。



●飛鳥藍染館にて夕食+同館館長の渡辺誠弥さんのご講和


 しっかり歩いたこともあり皆さんお腹ペコペコで、夕食は飛鳥藍染館でいただきました。ここの館長の渡辺誠弥さんは元NHKのアナウンサーで、石笛演奏家の横澤和也さんとご友人でもあります。渡辺さんには今回のツアーの立案でも大変お世話になりました。
 ここでは、丹精こめて打たれたお蕎麦や奈良の郷土食、田楽など素朴で体に良さそうな夕食でもてなさしてくださり、皆さんとても満足されていたようです。



【二日目】
●加夜奈留美命(かやなるみのみこと)神社参拝


 二日目にはまず、宿泊先だった橿原ロイヤルホテルからバスで30分弱ほど行ったところにある加夜奈留美命(かやなるみのみこと)神社を参拝しました。
 この神社に至るまでのバスの窓から見られる風景は、段々畑があり、まさに日本の原風景といった感じで、日本人なら誰にとっても懐かしさが感じられる風景なのではないかと感じました。そこに流れる川(稲淵川)の水もとてもきれいで、清清しい空気が漂っていました。
 加夜奈留美命(かやなるみのみこと)神社は柏森(かやのもり)の集落北東の小高い森にひっそりとたたずんでいました。

 加夜奈留美命神社:奈良県高市郡明日香村栢森358



●大神(おおみわ)神社参拝


 次に訪れたのが大神(おおみわ)神社です。この神社は奈良県桜井市にあり、日本で最も古い神社の一つだと考えられています。この神社での参拝は、今回のツアーのメインの一つといえるものです。この神社は大物主(おおものぬし)神が御祭神で、拝殿はありますが、本殿はありません。三輪山そのものをご神体(神体山)として成立した神社なのです。この神社では、多くの人がエネルギーの強さを感じていました。


●昼食は三輪そうめんランチ


 昼食は、大神神社にほど近く、地元の人でにぎわう手延べ三輪そうめんで有名な「千寿亭」で、そうめんと、大和野菜をベースにしたお鍋などをいただきました。


●箸墓(はしはか)古墳にて、ひふみ祝詞を皆で唱える


 そして、次に訪れたのが箸墓(はしはか)古墳です。中矢先生は先述のベラさんのリーディングもあり、箸墓古墳の被葬者は卑弥呼である可能性が高い、と考えられています。
 そして箸墓古墳を前にして「ひふみ祝詞」を唱えることが、今回の旅のメインイベントだったのです。いよいよこの旅の大きな目的を果たす時がやってきました。



●大和(おおやまと)神社参拝


 今回の旅のメインイベントを終え、ホッとした後は、大和(おおやまと)神社を訪れました。「大和」と書いて「おおやまと」と読むこの神社。実は世界最大最強を誇る「戦艦大和」の守護神ともされた神社なのです。同艦は昭和20年4月7日に沖縄南方で轟沈しました。それを描いた映画『男たちの大和』の監督が上映にあたって、ここ大和神社まで参拝に来られたそうです。


●石上(いそのかみ)神宮参拝


 次に訪れたのが石上神宮です。『日本書紀』に記された神宮は、伊勢神宮と石上神宮だけであり、その記述によれば、日本最古設立の神宮だそうです。


●中矢先生の講義


 その後は、宿泊先ホテルのほど近くの会場にて、中矢先生の講義が1時間弱行われました。「お話したいことが山ほどある」という中矢先生は、時間が限られていることもあり、早口でお話しされました。
 「これからミロクの世に向かっていくことは間違いない」と話され、イギリス人の物理学者でヒーラーのジュード・カリヴァンさんも「これから第8のチャクラが開くだろう」とおっしゃっていることもあり、これからの世の中の変化のサイクルはどんどん早くなるだろう、とお話されました。
 そして「日月神示」的な考え方がこれからは急速に主流になっていき、日本がこれからの世の中を救うキーの国になる、と強調されました。そのことについて、日本内部よりもむしろ海外の外国人から気づきはじめているのだそうです。ちなみに作家で、オカルト研究家の山口敏太郎さんに、中矢先生が発行する『たまゆらpremium』でご執筆いただいている関係から、今年末に、タレントのビートたけしさんのテレビ番組で、日月神示のことが紹介される可能性もあるそうです。



●奈良パークホテルにてお鍋の夕食



夕食はお鍋で和気あいあい♪
 この日の夕食はお鍋を用意していただきました♪ 日中は多くの神社などをしっかり巡り、みっちり学んだことで、皆さんには充実感が漂っていました。
 そしてなんといっても今回の旅のメインであった、箸墓古墳の前での参加者全員によるひふみ祝詞の奏上も無事終わり、中矢先生もホッと肩の荷がおりたようでした。
 ちなみに船井ビジョンクリエイツが企画した別のツアーで知り合った方同士がカップルになり、結婚にまで至ったというお二人が今回のツアーにも参加されていました。夕食の席でその発表がされ、皆でお祝いするというハッピーなムードもあり、終始楽しく過ごせませした♪


【三日目】
●春日大社参拝


 三日目のスケジュールは比較的ゆったりしたものでした。
まず、春日大社を参拝しました。今回のツアーで、誰もが知っている観光地と言ったらこの春日大社くらいだったかもしれません。奈良公園内にある神社なので、鹿があちこちにいて、訪れる人を楽しませてくれました。


 また、この日の昼食は宿泊先でもあった奈良パークホテルで、約1300年前の宮廷貴族の食膳を復元したという宮廷料理「天平の宴」をいただきました。黒米や赤米、そして、奈良時代の唯一の酪農食品という、牛乳を数時間煮詰めてつくった古代のチーズ「天平の蘇(そ)」などの珍しい品々が並びました。さっぱりした味で、おいしくヘルシーな感じでした。



●枚岡(ひらおか)神社にて正式参拝


 その後、バスは生駒の方に向かい、このツアー最後に訪れたのが、東大阪市にある枚岡(ひらおか)神社です。768年に先の春日大社を創建するにあたり、ここ枚岡神社の祭神二柱を分祀したことから、「元春日」とも呼ばれています。
 この枚岡神社の宮司の中東弘さんは、春日大社の宮司を永年務められたそうです。そもそもこの枚岡神社を訪れることになったいきさつは、以前、中矢先生が春日大社にて中東宮司の講話を聴き、大変そのお話に感銘を受け、ぜひまたお会いしたいと思ったことにあります。

 ツアーの企画を立てている際、中東宮司は春日大社の宮司をすでにお辞めになっていると分かり、(お会いすることができないと)残念に思っていたら、ここ枚岡神社で宮司をされていることが判明したことから、ここ枚岡神社を訪れることになったのです。
 訪れると早速、中東宮司が快活な笑顔で出迎えてくださいました。

 正式参拝の後は、中東宮司が皆に講話をしてくださいました。言霊やシュメールにかかわる興味深いお話をしてくださいました。「この枚岡神社をぜひ多くの人に訪れてほしい。ここでやりたいことがいっぱいあるのです」と、さわやかな笑顔でお話しくださいました。12月25日のクリスマスの日に同神社では、本殿に向かって皆が声を出して「ワッハッハ」と笑う「お笑い神事」もあるそうです(興味のある方はぜひご参加してみてください)。
 最後の締めくくりとして、中矢先生の講義があり、今回のツアーは無事終了しました。


●ツアー終了直後に"卑弥呼の宮殿跡"発見のニュースが!


 そして今回のツアーが11月9日に無事終了し、ホッとしていると、その2日後の11月11日の新聞に、大きく「邪馬台国の卑弥呼の宮殿跡と思われる大型建物跡発見」と出ているではありませんか!卑弥呼の居館とみられる遺跡が発見された場所は、あの皆で「ひふみ祝詞」を唱えた箸墓古墳のある纒向(まきむく)遺跡です。この発見で、邪馬台国畿内説がさらに有力になったようです。
 それにしてもニュースになったタイミングがあまりにも絶妙だったため、ちょっと興奮せずにはいられませんでした。もしかしたら本当に、私たちの思いが卑弥呼に通じたのでしょうか!?


 私たち日本人の原点はやはり奈良にあるのかもしれません。皆さんもぜひ、奈良の飛鳥・大和路を訪れ、はるか古代、卑弥呼に思いをはせてみてはいかがでしょうか。原点を見つめることはきっと、現在の私たちにも通じているのです。

(文責:船井本社 藤原)



【中矢伸一先生からのコメント】

今回のバスセミナーでは、日本建国ゆかりの地で重要なところをまわりました。不思議なことに、始まる前はなんとなく「重たく」感じられ、何か歴史の彼方に葬られた人々、とくに国津神系の神々の思いがのしかかっているようでした。ですが、予定された神社をまわるたびに晴れやかな気分になり、最後はすっきりと軽くなり、感激のうちに終了しました。参加された皆様と一緒に「まことごころ」で祈りを捧げたお蔭です。御役目ご苦労様でした。そして本当にありがとうございました。




【ツアーを企画した船井ビジョンクリエイツの林 彩子からのコメント】

「邪馬台国は、どこにあったのか?」「卑弥呼とは、どのような人物だったのか?」。誰しも一度はロマンを抱くテーマでしょう。今回のセミナーは、そのロマンとともに、日本人のルーツを辿(たど)り、個人や社会の「過去・現在・未来を繋ごう」という志をもって、行われました。和気あいあいながらも、真摯なテーマのもと、緊張もありつつの3日間でした。恒例の旅の最後の参加者の感想交換では、「旅が終わり、ひとつ自分の課題がクリアになった」という晴れ晴れしい声が多かったのが印象に残り、とても素晴らしいセミナーになり、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!

 <転載終わり>
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 この飛鳥・大和の旅には是非参加したかったのですが、日程が合わなかったということと、参加費が簡単に捻出できなかった(10万円以上の出費は家内の承認が必要)ため、参加することはできませんでした。

 ただ、卑弥呼の時代の断絶をひふみ祝詞で修復するという、大仕事を成し遂げられたことを知り、無理をおしてでも参加すればよかったと、少し後悔しました。

 日本のテレビや雑誌にも出て有名になった"世界一の超能力者"のブルガリア人のベラ・コチェフスカ氏は、以下のように言われています。「日本は地球のヘソのようなもの。日本は宇宙からのエネルギーをいちばんストレートに受ける特別な聖地なのです」と。更に、伊勢神宮は世界でも最高峰の聖地とのことです。

 また、世界一の聖地は日本のほかに、イスラエルだとも言われています。やはり日本と共にイスラエルも、特別なところのようです。

 2000年に会議と研修でイスラエルに行きましたが、歴史の重みというものを、少し重たい雰囲気と共に感じました。トルコなどとも違う歴史の原点のようなものでしょうか。また、誰に媚びることもない、孤高なる国民性にもふれました。現在の白人系のイスラエル人は、欧米人とそれほど変わらないと思いました。しかしながら、白人ではなくアラブ人と同じような顔のイスラエル人は、元々のイスラエル人だそうです。アダム、ノア、モーセや、アブラハム、イサク、ヤコブの末裔たちです。イスラエルには、そのアラブ人のような人たちと、白人系の人たちの二通りの人たちが住んでますが、テルアビブやエイラットなどの街場では、やや白人系の人たちが多かったように思います。

 また、ベラ・コチェフスカ氏は、"卑弥呼(ひみこ)"という名を知るはずもないのに、この飛鳥地方に「昔ヒミコという女性がおり、ここに国を築いていた」と、リーディングされたそうです。やはり邪馬台国は九州ではなく、奈良にあったのかと考えてしまいました。
 
 その卑弥呼が住んでいたとされる箸墓(はしはか)古墳の前で、中矢氏とともに参加者のみんさんで、ひふみ祝詞を奏上されたそうです。死者をも甦えらせるという秘術のひふみ祝詞は、翌日大きな効果を現したようです。「箸墓古墳の程近くで、卑弥呼が居住していたと思われる大型建物跡の発見が発表された」というニュースが新聞に出ていたそうです。びっくりです。


 ●悠久の飛鳥・大和路 ~日本人のルーツを探る旅~
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「世界を救う鍵は日本が握っている」 中矢伸一氏

2009-11-28 13:32:16 | 日月神示の実践
 <記事転載>
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 「世界を救う鍵は日本が握っている」

                       中矢伸一

11月21日(土)、東京・西新宿にて、『たまゆらpremium』9月号に登場した「Z氏」を
お迎えしての講演会を開催しました。
Z氏の話の具体的な内容はここでは書けませんが、闇のエリートたちが何をしてきたか、
HAARPなどの軍事兵器の姿、9.11テロの真相、フリーエネルギーなどの超技術とは
どういうものか、日本の果たすべき役割などについて、画像をふんだんに交えながら熱く
語って頂きました。

参加者には受付で一人一人身分証明書まで提示して頂きましたので、Z氏の方も、
本名とともにご自身の素性を明らかにされました。
普通のメディアを通して絶対に知ることのできない内容だっただけに、誰もが真剣に、
非常に興味深く聞いていらっしゃったことが印象的でした。
話の中には、本当にここまで言ってしまっていいのかという部分もありました。
映像による「デモ機」の公開もありました。

ともかく、日本にはこのような革命的と言ってもいい新技術が現実にあるということを、
知って頂きたかったのです。
同時にそれは、「闇の勢力」がどうしても手に入れたい技術でもあるということです。
ただし、これが出るためには人類の意識の向上が不可欠である。そしてこれができるのは
日本しかない。今行動を起こせば間に合う・・・というのがZ氏のメッセージでした。
30年間も闇の勢力と闘いながらも、密かに研究開発を続けてきたZ氏が、いよいよ表に
現われてきたことは、まさに時代が、地球意識が、「ミロクの世」実現に向けて動き始めた
ことの顕れであろうと思われます。

「三四五(みよいづ)の仕組み」から「五六七(みろく)の仕組み」に移ると日月神示で
言われていたように、世の流れはすでに「普及」から「実践」の時代に移っています。
「地(くに)の岩戸」がここで開けるのか、開けないのか。
その鍵はあくまで、日本が握っているようです。
この日の講演会で、ウェブボットの予測にあった「11月下旬に“新しい電力”が表に出る」
ということの「型」くらいは出せたのではないかと思っています。


 <転載終わり>
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 11月21日のZ氏の講演会は、身分証明書を見せて本人確認をしてからの、入場となりました。Z氏の行動や研究が、闇の勢力にとっては大変都合が悪いことのようで、何度か危険な目に遭っているそうです。闇の勢力は、直接Z氏を狙うだけでなく、Z氏の家族や親しい人も狙ってくるとのことです。まるで映画のようです。

 私は40分も前に会場に着いたにもかかわらず、既に100人くらい並んでいました。ところが、何故か運よく一番前の席に座れました。お陰で目の前でZ氏の講演を聞くことができ、緊張感が直に伝わってきました。

 今までに聞いたこともない内容だったので、忘れないように必死でメモを取りました。全てをお伝えすることはできますが、闇の勢力は今でもZ氏を狙っていますので、私から講演内容をお話しするのは差し控えたいと思います。来月号の「たまゆら」にその内容が掲載されますので、そちらをご覧ください。Z氏の承認を得て、「たまゆら」に載るそうです。

 ただ、闇の勢力には関係の無い話しもありました。合気道開祖 植芝盛平翁先生の裏話しなども大変興味深かったです。


 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/

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「東京円、一時1ドル86円台…14年ぶり円高水準」 読売新聞

2009-11-27 07:39:07 | 政治・社会
 <記事転載>
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 「東京円、一時1ドル86円台…14年ぶり円高水準」

                    読売新聞

 26日の東京外国為替市場で、円相場は1995年7月以来14年4か月ぶりの円高水準となる1ドル=86円台に突入した。

 米国の超低金利政策が長期化するとの観測が広がっているためで、ドルは対円だけでなく他国の通貨に対しても売り進まれている。急速な円高は輸出企業の業績悪化を招き、国内景気の回復に冷や水を浴びせかねない。

 26日の東京市場では一時、1ドル=86円52銭近辺まで円高が進んだ。

 午後1時現在、前日(午後5時)比1円62銭円高・ドル安の1ドル=86円73~75銭で取引されている。

 25日のニューヨーク市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で示された委員の発言がドル安容認ととられ、円が急騰。26日の東京市場はその流れが加速した。

 米国の景気回復の足取りが重いことなどを背景に、超低金利政策が当面続くとの見方が根強く、円相場は10月下旬以降、じりじりと円高基調が続いていた。

 藤井財務相は25日、記者団に対し「(為替相場が)異常に動いたときには、それなりの対応をしないといけない」と述べ、円売り介入の可能性を示唆した。しかし、市場では「日本だけが為替介入などに踏み切ることはできない」との見方が大勢を占め、円高圧力が当面続くとの見方が強い。

 円相場は今後、「86円台に突入すれば、85円は当然、視野に入る。さらに円高が進む可能性もある」(市場関係者)との見方も出ている。一層の円高が進めば、輸出企業を中心に企業業績への影響が懸念される。

 円は対ユーロでは26日午後1時現在、前日(午後5時)比1円51銭円高・ユーロ安の1ユーロ=131円3銭前後で取引されている。

 <転載終わり>
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 昨日家に帰って夕刊を見ると、一面に大きく「円、1ドル86円」と出ていました。字の大きさは昨年のリーマンの時よりかなり小さいですが、久しぶりに大見出しのトピックとなってました。

 いよいよドル崩壊が目に見えるようになってきたな、と心でつぶやきました。朝倉慶氏は、既に日本も世界も恐慌に突入していると言われていますが、実感としては全くありませんでした。ところが、いよいよドル下落という形で恐慌が姿を現してきたようです。 

 人間とは面白いもので、新聞やテレビで報道されると、信じてしまうという傾向があります。(これこそイシヤの3S政策の結実なのかもしれませんが)19時のNHKニュースでも、トップでドル86円を報道してましたし、21時のニュースも同じように重要な話題として解説していました。

 ドルが80円台に下落することは、昨年8月に読んだ副島隆彦氏の「恐慌前夜」で知っていました。驚くべきことに、副島氏はドルは80円どころか、50円になると言われています。先週読んだ副島氏の「ドル亡き後の世界」でも50円まで下落すると言われています。
 今日の読売新聞では、経済評論家が今後のドル円を予想していましたが、5人とも86円~90円台と一般人が予想する価格でした。副島氏のように、2012年までには50円に下がるなどと言っている人は一人もいません。誰でもできる普通の予想です。

 今回のドルの下落は、昨年のリーマン以来刷り続けているドル紙幣が、あふれて
その価値が薄まってきている状態です。一説には200年分のドルを、この2年でFRBは刷ったとも言われているように、サブプライムに端を発した金融崩壊の手当てには、ドルを毎日印刷するしか方法がなかったそうです。

 毎日せっせとドル紙幣を印刷していれば、やがてドルの価値が低くなっていくのは当たり前です。今回のドル下落は、ドルの印刷のし過ぎということになると思います。金本位制であれば、金は印刷できないので、バブルは発生しませんが、紙はいくらでも刷れるのであふれてしまうわけです。

 丁度ソフトウェアと同じで、WindowsやOfficeをはじめ販売管理や会計のような様々なアプリケーションは、いくらでもコピーできるように(著作権では違法ですが)、ドルは印刷するだけですので、簡単に作ることができます。

 ところが、金は印刷することもできませんし、他の金属で合成することもできませんので、金本位制は安定していたわけです。

 副島氏は、今年2009年にはそれほど大きな動きはないと言われていますので、年内はドル円は86円前後を行き来するのだと思います。
 来年2010年の3月に大きなドルの下落があると、副島氏は予測されています。今まで全て予測通りでしたので、今度もそのようになると思います。

 
 ●読売新聞
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091126-00000590-yom-bus_all


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「デフレとインフレ」 朝倉慶氏

2009-11-25 17:22:47 | 船井幸雄氏
 <記事転載>
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デフレとインフレ
 日本政府は11月20日に「日本経済は物価が持続的に下落する緩やかなデフレ状態ある」と正式に表明しました。2006年6月以来、3年5ヵ月ぶりです。一方で世界の市場を見渡すと、金(ゴールド)の価格が新高値に躍り出るなど、インフレの兆しが現われてきています。このデフレとインフレという正反対な状況が同時に叫ばれているわけですが、いったいどのように判断したらいいのでしょうか?

リーマンショック以来、日本経済が回復しない理由(わけ)
 デフレと宣言された日本経済ですが、実は今インフレに苦しみだしています。世界中で余った資金が金(ゴールド)や石油、銅、ニッケルなどの資源に向かっていて、この資源価格は年初から倍近くなっているのです。当然、日本には資源はありませんから、海外からの輸入ということになります。このため、この輸入代金が膨らんでいくという、まさにインフレの影響を受けているのです。ポリエステルなどの繊維原料も上昇していますし、まだ日本への波及はしていませんが、コメなどの食糧価格も海外では上昇中ですので、やがて影響が出てくるでしょう。

 ではいったいなぜ、デフレになるのでしょうか?
 これは単純に物が売れずに余っているからです。日本のGDP(国民総生産)は約500兆円ですが、このうちの40兆円が、“デフレギャップ”といって余剰なのです。一生懸命つくった、40兆円分の仕事でできた製品の売り先がないのです。勢い、叩き売るしかありません。現金にできなければ、在庫になり、資金回収とならないからです。
 昨年まではアメリカをはじめ、世界経済も好調で、つくった製品もさばけたのですが、リーマンショック以来、世界は変わりました。特に、日本の大事な輸出先であるアメリカの“借金消費”が音を立てて崩れたのです。借金消費ですから一度買えなくなると、もう元のような放漫消費はできなくなってきているのです。日本経済の場合は、この放漫消費に支えられた需要を作っていたわけなので、元の状態には戻れないのです。アメリカの消費は爆発的だったわけで、中国や新興諸国の消費とはわけが違います。特に日本は高付加価値の商品を得意としていますし、このアメリカ消費の腰折れは致命的なのです。日本国内は見渡せばわかりますが、基本的に物は行き届いていますから、余った40兆円分の製品を買う余力などありません。
 となるとどういうことになるか? と言いますと、各企業が我先にと生き残りをかけて、物を売る、いわゆる安くても売りきるという行動に日本全体として動いてきているわけです。一般国民の懐(ふところ)状態を見ると、これも大変な状況になりつつあります。冬のボーナスは14%減というかつてない厳しい状況で、とてもお気楽に消費するというような状況ではありません。生活防衛のためには節約しかないのです。実際、この20年近くの日本経済の状況を見れば、名目、いわゆる我々が肌で感じるお金の面でいえば、ほとんど成長していないわけです。所得は20年間ほとんど変わっていないと言ってもいいでしょう。
 今回、GDPの発表で4.8%増ということで如何にも成長しているような感じを抱きますが、この数字は「実質GDP」と言って、物価下落を調整した数字です。我々が実感するのは名目値、まさにもらったお金の額になりますので、この感覚からすれば、日本経済は全く成長していないのです。成長していないどころか名目GDPは0.3%のマイナスです。1,000円以下のジーンズが話題となりましたが、980円が出たと思いや850円の出現、さらにはドンキホーテは650円という破格のジーンズを発売、3万着は瞬く間に売り切れとなったのです。同じくユニクロの開店には2,000人の列ができるという有様です。これは景気がいいのではなく、消費者の悲鳴を現している状況というしかありません。
 政府は、9月の全国消費者物価指数の下落率を2.3%(前年同月比)と発表しましたが、これら統計には今値下げ競争の先陣を走っている、いわゆるプライベートブランド(PB)は調査の対象には入っていません。現実にはもっと激しい安売り合戦が日本中で展開されつつあるのです。
 ところがこのようなデフレ合戦を繰り返す各企業の原料仕入れ価格は、先に言ったような世界的なインフレの影響で上昇するばかりです。値下げが命題なのに、値上げして売れるわけはありませんから、どうしてもこのコスト上昇分は各企業の負担となるしかありません。それが回り回って収益の低下、支払い賃金の引き下げ、儲からないから税金を収める額も減り、結果として国庫収入の悪化というサイクルになってしまい、日本全体がまさにデフレスパイラルに陥っているのです。

インフレの影響を受けながらのデフレ状態
 今回のデフレ状態が普通のデフレよりタチが悪いのは、先にも言ったように、インフレの影響も受けながらのデフレ状態の出現だからです。悪いところばかりを受けていると言っていいでしょう。
 解決策はあるのでしょうか? 残念ながらないのです。このデフレギャップの40兆円部分は、もう戻らない消費に対しての余剰な供給部分と捉えなければなりません。政府が今、一時的にエコ減税とかエコカーに対しての補助をして消費を盛り上げようとしていますが、これら耐久消費材は一度買ったらしばらく買いません。世界中で、政府のお金で需要の先食いをしているだけなのです。ですからかろうじて経済はもっていますが、この40兆円部分の過剰設備は基本的には削減するしか方法はないでしょう。今のように無理やり援助してもたせれば政府の借金が余計に膨らんでいくわけですが、この日本政府の借金ももはや限界にきているわけです。今「政府で国債を発行しろ」とか「財政規律を守れ」という議論は究極的に考えると、「いくら国債を発行したら日本という国が破綻に至るのか?」という考えを述べ合っているようなものかもしれません。国債をさらに発行しろ、という意見はまだ借金しても大丈夫、と言っているわけです。また、今の状態で緊縮の財政を組めば、経済はさらに悪化し、ますますデフレスパイラルに陥ってしまいますから、先は考えずにとりあえず借金、国債発行に走れというわけです。
 民主党政権も仕分けという作業で歳出削減に努めていますが、なにしろ税収は30兆円台しかないのです。予算は90兆円以上の話です。ここで2兆円とか3兆円とか削減しても体制に影響はありません。国債を出せと言っている方も、今政府の必死の歳出削減作業も、大局的に見れば大きな変化をもたらすものではありません。残念ながら国家として財政破綻方向に向かうのは避けることはできないでしょう。結果、日本国内ではある時点から想像を絶するインフレとなるのです。
 日銀にすがって、国債の買い取りを頼んだり、日銀のさらなる資金供給にて円安に持っていくことを目指すべき、という考えもありますが、基本的には紙幣増刷ということで、今度は円安に振れた時に歯止めの効かない円安となってしまい、日本の国家破綻のスピードを早めるだけと言えるでしょう(恐らく今後は政策にかかわらず破壊的な円高がきて、経済破綻が起こり、その後激しい円安が予想される)。
 現在も日銀はゼロ金利という史上最低の金利体制を敷いています。本来なら金利が下がれば、資金需要が出て経済は活性化するわけですが、もう15年もほとんどゼロ金利という状態に慣れますと、あえてここで資金調達をして、という行動にもなりません。繰り返される安売りと同じで、ゼロ金利の常態化ということが金融政策の経済に対してのインパクトの効果を失わせているのです。

助け合いの精神で、この経済危機を乗り越えよう!
 日銀をはじめ、アメリカの中央銀行であるFRB(米連邦準備理事会)や、世界各国の中央銀行の切れ目のない資金供給は、結局、儲かるところ…、今でいうと金(ゴールド)や石油、銅にまわり、さらにこれらの資源で儲かるところの株式、ないしはそれらの国、また新興国など発展する地域への投資に化けているわけです。そして現在のようなグローバルな経済においては、資金は国境を超えてどこでも行く関係から、日本でいくら金融を緩めても国内の経済には効かず、世界市場に流れ、回り回って、自分の打ち出したインフレ政策が資源高という風になって返ってくるだけです。
 個人の投資を考えればわかることですが、今、日本株などは運用成績が悪いから海外へ投資しようというふうに、国民全体も誘導されているようです。それだけ海外への投資が簡単になったわけで、この事実は裏返せば、日本でいくら金融を緩めても国内にはお金が回らないということです。
 もう経済が良くなるというような幻想を与える、ないしはそのような事実誤認ははっきりと否定しなければならない段階にあると言えるでしょう。政治家や評論家が様々なアイデアを最らしく話しますが、上手くいくものはありません。今は現実を直視して、これからくる未曽有の経済混乱に備える心の準備や、価値観の変化、日本国全体としての経済破綻の中での生き方を模索しなければならない段階です。仕事がない、という悲鳴が日本中に響いています。年間3万人もの自殺者が出ています。今、みんなが沈もうとしているのです。一生懸命頑張るのも大事。しかし、「お金が稼げなくなったら最後」というような考えを、日本中で捨て去らなければいけないと思います。
 とにかくできる人から周りと助け合う、そういうムーブメントが必要とされています。そうなるしか全体として生き残れないし、日本人だけがこのような経済破綻にも、助け合いの精神で乗り越えたということを世界に見せようではありませんか! 本当の意味で我々が試される時が来つつあるといっていいでしょう。

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(※朝倉慶氏は、(株)船井メディア企画の『朝倉慶の21世紀塾』でも詳しい経済レポートやCD情報、セミナーを開催、お届けしています。よろしければご活用ください。)


 <転載終わり>
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 現在は本当にものが売れない状況になってきています。各企業は、安売りをせざるを得なくなってきており、西友なども地デジ32インチテレビを4万円弱で販売していますし、ジーンズも1000円以下が当たり前になってきています。

 自動車や家電のように政府が支援してくれている業界は、何とか売れていますが、その他は散々な状況です。

 自分の最近の消費行動を見ても、食料品や水光熱費、携帯電話、書籍、飲み会、セミナー参加費、住宅ローン、車ローン、生命保険などには支出していますが、それ以外の家電や衣料、旅行などにはほとんど消費していない状況です。以前は外食も月に3度くらいは行ってましたが、今はほとんど行かなくなりました。友人や会社の人たちも似たようなもののようです。

 朝倉氏はデフレとインフレの悪いところだけ反映されているのが、今の日本経済だと言われています。そして、ある時点から、ハイパーインフレになり、私たちの生活を直撃するそうです。1929年からの世界恐慌のときには、米は100倍に暴騰したそうです。10Kgで3,500円の米が、35万円に高騰するという計算になります。

 もっとも、このようなハイパーインフレが来年には来る、などということを今話をしても、頭がおかしい人だと思われてしまいます。家内もそんなに物価が高くなるわけない、今は酷いデフレなんだからと言って取り合ってくれません。両親は私の言うことに耳を傾けてくれているので、実家に玄米60Kgを備蓄させてもらってます。
 一般的に云えば、これだけヒドいデフレなら、「米が35万円に暴騰するよ」というほうが、余程おかしな理論かも知れません。

 ただ、理論的に考えれば、朝倉氏が云われるように、給料30万円の人が、毎月90万円支出しているのが今の日本経済です。当然お金が足りないので、国債を発行して工面しているわけですが、このような借金体質ならいつかはお金の価値が暴落して、ハイパーインフレになるだろうということは、それほど難しい理論ではないと思うのですが。

 朝倉氏だけでなく、副島隆彦氏も同じように予測されていますし、WebBotでは「ドルの死」と言って同じ予測をしています。更に、コルマンインデックスの予測もシンクロしています。来年にはハイパーインフレが到来するでしょうが、朝倉氏の云われる「助け合いの精神」でこの危機を乗り切るしか、残された手は無さそうです。阪神大震災の際にも、みんなで助け合って乗り切ったように、来年2010年に来る未曾有の大危機も、隣近所がお互い思いやりをもって助け合えば、何とか乗り切れるのではないでしょうか。その大峠を越えた後には、戦後無くしてしまった思いやりと信頼という最も大事なものを手に入れていると思います。


 ●朝倉慶氏
  http://www.funaiyukio.com/money2/
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「LEAP/E2020 GEAB39の予測」 ヤスの備忘録  

2009-11-24 08:43:22 | 日月神示関連の情報
 <記事転載>
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 <ヤスの備忘録より>

LEAP/E2020 GEAB39

また、11月16日、LEAP/E2020の最新レポート、GEAB39が出た。LEAPの紹介は久しぶりだが、今回はその要約を掲載する。すでにいくつかのサイトに内容は紹介されているが、ここでは有料版の内容を中心に要約する。

前回のコルマン博士の最新論文では、意識の変容に主導されて現在の経済システムが放棄されるという流れであったが、今回のGEAB39はこの意志変容の過程を「消費性向の変化」という別な角度から分析していおり、コルマン論文とシンクロしているところが実に興味深い。

2010年の世界経済

・今回のレポートは来年2010年にどのようなことが起こるのか予測する。

・まずはっきりしていることは、われわれのGEABレポートで繰り返し主張してきたように、2010年にはアメリカの覇権の失墜に基づく地政学的配置転換の過程が加速し、世界経済は危機的な状態に陥るということである。

・それというのも、現在の主要先進国の経済は政府による巨額な財政出動を伴う景気刺激策と極端な金融緩和政策によってかろうじて崩壊がくい止められているからにほかならない。

・しかしこのような政策は最終的には1)膨大な通貨供給を背景としたハイパーインフレ、2)政府財政の破綻を防止するための増税という2つの事態を招来し、これによって経済は逆に機能しなくなる可能性が大きい。

・だが、景気刺激策と金融緩和策の景気浮揚効果が大きければ上記1)と2)のマイナス効果は相殺されるだろうが、それもまったく期待することはできない。それというのも、アメリカを中心とした主要先進国の国民の消費性向が根本的に変化しつつあるからである。

主要先進国の国民の消費性向の大きな変化

・これまでグローバルな世界経済の拡大を牽引してきたのは、アメリカの止まるところを知らない旺盛な消費であった。

・だがこの消費は所得の伸びに支えられたものではまったくなかった。それは無限に借金することを可能にした金融的なテクノロジーによって作り出されたバーチャルな需要でしかなかった。

・このようなバーチャルな需要を作る出すメカニズムは今回の金融危機で完全に崩壊し、もとに戻ることはまずない。あとには、支払い不能な莫大な借金に苦しむ国民だけが残ったのだ。

・アメリカのみならず、主要先進国の国民は多かれ少なかれ似たような状態にある。しかしいま、金融危機ならびにその後の世界不況に直面し、国民は政府、企業、メディアなどの社会組織に対する信頼を完全に喪失してしまった。逆に、いま彼らは信頼できる仲間との関係を樹立し、地域コミュニティーに回帰する方向に動いている。

・これは、大きな車に乗り、家を何軒も持ち、ほしいものを手に入れるためには借金もまったく厭わないというこれまでの消費行動とは正反対に動きである。地域コミュニティーに回帰した生き方は、幸福の源泉を家族や仲間との人間関係に見いだすのあり、車や耐久消費材などのものの消費へとは向かわなくなる。

・いまこのような消費性向の変化は主要先進国で加速している。したがって、アメリカの莫大な消費が支えてきたかつての状態に世界経済が戻ることはまず考えられない。それを実現しようとする政府のどのような努力もむだに終わる。

もの中心の消費性向を強化させている新興国

・では、もの中心の消費性向が世界から完全に消えたのかといえばまったくそうではない。よりよい耐久消費材を求める消費の動きは、中国を始め新興諸国へと移った。これらの国々の国民は、60年代からつい最近まで先進国の国民がそうであったような消費性向を示している。

・だが、こうした新興諸国がかつてのアメリカのような位置を世界経済で占め、世界経済の牽引力となるかといえばかならずしもそのようには言えない。これらの新興諸国の経済はアメリカへの依存度が極めて高く、アメリカが消費大国でなくなればこれらの国々の成長も止まるからである。

・さらに、中国を始めとした新興諸国の経済は、やはり政府の巨額の景気刺激策と金融緩和策に依存しており、主要先進国同様そうした政策はハイパーインフレと増税の引き金となる可能性が大きいので、これらの国々の成長も早晩止まってしまうからである。

地政学的配置転換とトルコの台頭

・以上の動きは英米の覇権の喪失であり、それはこれまでの国々の政治的な陣営が根本的に変化する地政学的配置転換を招来することは間違いない。

・そのような配置転換の全面に立っている大国がトルコである。トルコは1952年にNATOに加盟し、またEUに再三加盟の申請をしている国である。これまでのトルコの外交はヨーロッパおよびアメリカとの関係を軸に展開してきた。

・だがそのようなトルコは、反イスラエルの立場を鮮明にし、イランとの協力関係を深める方向に動き始めた。最近ではトルコは、イスラエル軍とNATO軍との合同軍事演習の実施に強く抗議する一方、やはり反イスラエルの姿勢を強く打ち出しているシリアと合同軍事演習を実施した。

・このようにトルコはもはや米英、そしてEUの側にはいない。将来的には1)どのブロックにも所属しないでEUと中東のどちらともよい関係を保ち、両者の橋渡し役となれる国、2)中東のイスラム共同体の盟主としての大国という2つの可能性がある。むろん、EUにとっては1)が望ましいわけだが、EUの姿勢によっては2)になる可能性もある。

以上である。

コルマン論文とのシンクロ

前回の記事で紹介したが、コルマン博士はその最新論文の中で意識の変化や進化に関して以下のように述べている。

「貨幣というものは完全になくなるのだろうか?おそらく、われわれを過去に縛りつけるような貨幣の機能は崩壊するが、そうではない部分は残るだろうというのが答えだ。つまり、利益を目的とした投資という考え方は完全に的外れなものと見なされるようになるだろう。なぜなら新しい世界は、抽象的な価値の蓄積を目的に経済成長を続けるような世界ではないからである。大きな混乱の後に出現する新しい世界は、人類が統合された意識を構成するもとして一つになり、メンバーが互いに面倒を見合うような世界だからである。これから始まる第6の夜は、このような変容の実質的な側面が明確に現れ、人々がテストされる期間である。(中略)もしユニバーサルアンダーワールド(第9サイクル)で統合した意識が顕現するなら、多くの人がともに共有することで成り立つ人間の支配を伴わない経済は十分に実現可能である。エネルギーのシフトはとても速く進行しているが、新しい経済システムが姿を現すには2011年からさらに数年を要することだろう」

LEAPの最新報告書がして指摘する次のような消費行動の変化の背後には、国民の意識の大きな変化があるはずである。

「これは、大きな車に乗り、家を何軒も持ち、ほしいものを手に入れるためには借金もまったく厭わないというこれまでの消費行動とは正反対に動きである。地域コミュニティーに回帰した生き方は、幸福の源泉を家族や仲間との人間関係に見いだすのあり、車や耐久消費材などのものの消費へとは向かわなくなる」

その意識とは以下のようなものである。

「アメリカのみならず、主要先進国の国民は多かれ少なかれ似たような状態にある。しかしいま、金融危機ならびにその後の世界不況に直面し、国民は政府、企業、メディアなどの社会組織に対する信頼を完全に喪失してしまった。逆に、いま彼らは信頼できる仲間との関係を樹立し、地域コミュニティーに回帰する方向に動いている」

だとするなら、LEAPが指摘するこうした意識変化の果てには、コルマン博士の言う「人類が統合された意識を構成するもとして一つになり、メンバーが互いに面倒を見合うような世界」が開け、そこでは「言葉を媒体とするのではなく、直観的な知を媒介にする」ような「精神の覚醒」が達成されるのだろうか?

実に興味深いが、今後もどうなって行くのか見て行く必要があるだろう。

続く

 <転載終わり>
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 フランスのシンクタンクの予測のLEAP/E2020 GEAB39とコルマンインデックスやWebBotがシンクロしていることが大変興味深いと思いました。3者の予測がだいたい同じことを言ってます。

 今まで借金で大規模な消費をしてきたアメリカ国民が、2007年のサブプライムと昨年のリーマンショックで、その経済基盤が破壊されてしまったため、消費は一気にしぼんでしまい、細々と生活するようになってきたようです。

 今までは家を何軒も持って、大きな車に乗って、欲しいものは何でも手に入れるというアメリカ人の贅沢な生活スタイルが、面白いことに、家族や仲間との絆を大事にするように変わってきたようです。お金が無くなって、大事なことを再発見したアメリカ人は、ある意味幸せだと思います。

 日本では恐慌に突入したといっても、まだまだ生活に大きな影響が出ているわけではありません。

 昨日は法事の後、川越まで移動して、日本料理屋で食事をしましたが、かなり値段の高い料理屋でしたが、満席で40分ほど待たされました。「こんな高い店が混んでるなんて、どこが恐慌なんだろう?」と思わず感じてしまいました。川越の街は、観光客でとてもにぎやかでした。5年くらい前に来た時より、テレビ番組の影響もあってか更にごった返していました。「どこが不景気なんだろう?」と思いました。土曜日に買った朝倉慶氏の「既に世界は恐慌に突入した」を読みましたが、金融は既に崩壊に向かって進んでいるので、来年には実体経済に影響が出てくるとのことでした。

 また、LEAP/E2020 GEAB39によると、今まで欧米に近い政策を取ってきたトルコが、欧米を離れイスラム圏に近い位置に政策を変更し初めているとのことです。

 8年前に会議でトルコに行った際、会議の合間にイスタンブールの街を探索しました。グランドバザールでトルキッシュコーヒーを飲み、ブルーモスクを見学しました。日本の家屋と同じで、靴を脱いでブルーモスクの中に入りました。下には絨毯が敷き詰められてあり、多くの人々が祈りを捧げていました。翌日、ボスポラス海峡をクルージングしましたが、アジアの街とヨーロッパの街が内海を挟んで対照的に見えました。その時トルコという国が、アジアとヨーロッパのつなぎ目に位置していることを、肌で感じました。

 トルコはイスラムの一員でありながら、今までは欧米に近い政策を取ってきましたが、今後はイスラムに近づいて行くのでしょうか。アメリカやイギリスの力が落ちて来た現在は、イスラム国家に近づいて行くように思います。

 ●ヤスの備忘録
  http://ytaka2011.blog105.fc2.com/


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金価格の史上最高値更新(終値) Nevada

2009-11-22 06:33:32 | 政治・社会
 <記事転載>
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 「2009年11月21日金価格の史上最高値更新(終値)」

                         Nevada

【ゴールド】が終値ベースで史上最高値(1オンス1151ドル)を更新して終わっています。

今回緊急に参加しましたサンタクララコンベンションでは【稀少金貨】はほとんど買えませんでしたが世界中から例えば20ドルセントゴーデンズ金貨に3000枚、1000枚という買いが入り市場から現物を吸い上げる動きになっているとの専門家の話がありましたがまさに【現物】が消滅しているのです。

そして【ゴールド】の現物も同様の動きになっているのです。

徹底的に【金】の現物が市場から吸い上げられているために下げては買われ結果的に上値追いになっているのです。

金融危機が終わったと思う個人・投資家は株式を買い、これから金融危機が訪れるかも知れないと思う個人・投資家は稀少金貨や現物を買っています。

【金融崩壊最終章】が迫っていると判断している個人・投資家は現物への資産逃避を加速させています。

 <転載終わり>
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 「金融危機が終わったと思う個人・投資家は株式を買い、これから金融危機が訪れるかも知れないと思う個人・投資家は稀少金貨や現物を買っています。」

 テレビや新聞などは、景気は底を打ちこれからは徐々に上向いて行くとキャンペーンをやってますので、金融危機は終わったと思ってる人も、結構多くいると思います。そのように思っている人は、また株やデリバティブを買い始めているのでしょうが、来年3月、7月に来る第2・第3のリーマンショックで大きな損失を被ることになると思います。株やデリバティブを買う人と、金を買う人とでは、今後は天地の差が出てくると思われます。

 更に、副島隆彦氏や朝倉慶氏が指摘されているように、仕組債という金融博打商品を野村証券や三菱東京UFJなどの大手が、今でも平気で販売しているとのことです。野村や三菱が変な商品を薦めるはずがないと思って買うのでしょうが、断末魔の企業は、自分の一番大切な顧客すら食い物にしてしまうということです。

 尚、副島隆彦氏の「今こそ金を買う」という著書を読みましたが、金を買うなら金貨などではなく、金地金(きんじがね)を買うのがいいそうです。注意点としては、変なところから買わないことだそうです。どこから金を買えばいいのか分かるように、一覧表がありますので、参考にするとよいと思います。副島氏のお奨め購入店舗の中に三菱マテリアルがありました。仕事関係でお付き合いのある企業ですが、有楽町の国際フォーラムから徒歩3分くらいですので、個人的にはここが良いと思いました。

 また、昨日開催された中矢伸一氏主催の「Z氏の講演会」に参加しました。45分前に会場に着いたので、多分一番乗りだろうと思って悠々と入って行ったところ、既に100人が列を成して並んでました。びっくりです。あまりに開場前から、多くの人が並んでおり、他のセミナーの人たちにも迷惑がかかっているので、イベント会場側も困ってました(笑)。

 その内容は今は言えませんので、12月号の「たまゆら」を読むとよいと思います。何故、今は内容を言えないのかということも分かります。

 その講演会の際に、中矢氏から船井幸雄氏と朝倉慶氏の共著である「すでに世界は恐慌に突入した」が一昨日発売になったと紹介がありました。発売と同時にあまりに売れすぎて、今アマゾンに注文しても3週間待ちだとのことです。ただ、大きな書店にはまだ在庫があるようなので、探してみるとよいとのことでした。

 その開場の近くの「ブック1st」という書店に、まだその著書が販売されているとの案内があったので、帰りに寄ってみました。同じセミナーに出ていた方々も三々五々、書店に入っていったので、みな一様に「すでに世界は恐慌に突入した」を買ってました。私の隣で、レジで精算してる人も「すでに世界は恐慌に突入した」を持ってました(笑)。



 ●Nevada
  http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/


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「買い控え著しい米国民・今年の年末商戦は危機的」 、「ガタガタになってきた日本の消費」

2009-11-21 12:01:34 | 日月神示の実践
 <記事転載>
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 「買い控え著しい米国民・今年の年末商戦は危機的」

                      Aifence

 現在米国は、金融システムの崩壊を食い止めるため前代未聞の超低金利政策を実施している。
 
 だが、ウォール街と実体経済では適用される金融政策が全く異なっており、対照的である。
 
 ウォール街には溢れんばかりの税金が投入される一方で、実体経済(メインストリート)側からはどんどんお金が巻き上げられている。
 
 実体経済からお金を引き抜いて、そのお金を投機に費やして大儲けするウォール街だが、そろそろその副作用を無視できなくなるだろう。
 
 個人向けローンの破綻や、個人消費のかつて無い落ち込みによって、ウォール街のバランスシートも大いに脅かされるからである。
 
 特に今年の年末商戦が非常に旗色が悪く、年明けには「失業率の急増」及びそれに伴う「個人ローン破綻の嵐」が予想されるのである。
 
 米国では、なんと2ヶ月前倒しで年末商戦を始めたのであるが、それでも挽回が難しそうな状況である。
 
 というのも、今年の場合、クレジットカード等、消費者向け融資を使う人が大幅に減少するようなのだ。
 
 逆に手元にある現金の範囲内で買い物を済ませる人が増えているのである。
 
 クレジットカードを使わないと、消費額が一気に減る傾向があるため、これは小売業界にとって死活的問題になる可能性がある。
 
 さらに追い打ちをかけるように、クレジットカードなど融資の利用限度額も引き下げられている。
 
 また、消費傾向からしても、高額商品ではなくディスカウント商品に流れ込んでいるようだ。
 
 年末商戦期だというのに、米国人がディスカウント商品なのである。
 
 2010年第1四半期において、小売業界はかなりの雇用喪失の憂き目に直面することになるかもしれない。

 ●Aifence
  http://kabu.sakiyomi.com/aifence/?PAGE=top



 「ガタガタになってきた日本の消費(コンビニ・デパート)」

                         Nevada

10月のコンビニ・デパートの売上が発表になり、総崩れになったことが明らかになっており、冬のボーナスが過去最悪の落ち込み方をすると見られており、年末にかけて日本の消費は異常な落ち込み方をすることは避けられない事態になってきています。

<10月売上高統計>
コンビニ - 5.5%(5ヶ月連続マイナス)
デパート -10.2%(20ヶ月連続のマイナス:10月としては過去最悪)

デパートの売上が激減してきているのが分かりますが、特に外商部門が悲惨な状況に陥っています。
この不振の理由に<不況がある>と言われますが、むしろ販売側に問題があるといわざるを得ません。

売りたいが為に自分(デパート外商)の事だけを考えて商売をしている為に、客が不信感を抱き、上客を取り逃がしているからです。

例えば、デパートといえば信用があると思われていますが、必ずしもそうではありません。
先日、【三越】の外商と取引をする際、重大な『事実』を隠して商談を進めようとしていたからです。
通常なら全ての状態を開示して商談に望むべきところをこちらが指摘しない事項に対して隠蔽して売買を進めようとしたのです。

こちらが『事実』を指摘しましたところ内容を開示し『事実』を認め、結果購入に至らなかったのですが、不信感を持った次第です。
天下の三越とあろうものがこのような商売をしているのかと愕然としたと共に情けなくなった次第です。

付き合っている【西武】も似たりよったりであり、これでは上客はデパート(外商)では物を買いません。
買いたくても買おうと思わないからです。
結果、客が離れデパートから活気が薄れ、客が寄り付かなくなります。
今、これが起こっているのです。

このままいけば【デパート】は消えるしかありませんが【コンビ二】も同様です。
定価販売に胡坐をかいていましたが、今や一億総デフレになれてきており、定価では買わなくなり、これに対して長崎屋を買い取った【ドンキホーテ】が生鮮食料品をはじめあらゆるものを24時間安売りと”称して”販売に入っており、これではとても【コンビニ】は太刀打ちできません。

【ドンキホーテ】が勝ち組になれば【コンビニ・スーパー】は衰退する負け組みに転落します。

下克上が進む日本の消費関連産業ですが、今後更にデフレが進めば淘汰されるコンビニ・スーパー・デパートが続出し、そこで働く従業員は失業することになります。
一種の単純労働者であるコンビニ店員・スーパー店員の職が失われば、職を失った者がいくところは殆どありません。
そしてこれが更に消費を減らします。

消費関連産業の総崩れが近づいてきています。

 ●Nevada
  http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/


  <転載終わり>
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 AifenceもNevadaも日米の消費が落ち込んでいる状況を伝えていますが、確かに自分自身の消費傾向も安いものにシフトしていると思います。

 昨年まで100円ショップは行ったことがありませんでしたが、今年からはノートやゴミ袋などは100円ショップで購入しています。
 また、以前は居酒屋は比較的安い価格の「天狗」が主でしたが、最近は激安の「さくら水産」に多く行くようになりました。そのさくら水産も最近は空いていることもあります。ビールも発泡酒になり、更に第三のビールに落としています。

 自動車もトヨタのディーラーはエコカー減税を使って、新車を奨めてきましたが、やはり車検を取ることにしました。3年で12,300Kmしか乗ってませんので、車検を取るのが当然ですが、今までは3年毎に新車に替えてましたので、今思うと節約していなかったと反省しています。トヨタの言いなりでした。
 
 私の周りの人もみんな似たような傾向ですので、この傾向は当分続くのではないでしょうか。
 

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「私の知っている安心できる医師」 船井幸雄氏

2009-11-19 07:32:25 | 船井幸雄氏
 <記事転載>
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 「私の知っている安心できる医師」

                          船井幸雄

 11月2日のこのページで「私の知ったよい歯科医師」を紹介しましたところ、多くの人から「医師」も紹介しろ…との要求がありました。
 そこで紹介することにしますが、あくまでもここに書くのは私見であることを断っておきます。しかも2007年からの私の経験内のことです。
 2007年3月まで、私は患者として、ほとんど医師との付きあいはありませんでした。病気にならなかったからです。
 ただ病院経営については「船井幸雄の病院経営道場」を十余年も中心になってやって来ましたので、かなりよく知っていました。ここでは毎年20-40人の病院トップと付きあってきました。今年も40人くらいと付きあっています。それを通じて日本の医療制度には、根本的な矛盾があることもよく分っていましたし、その中でどのようにすれば「良心的で患者にとってよい病院になれるか」の手法もよく知っている方だと思っています。ここで勉強している病院には、良い病院が多くあると思います。
 ところが自分が病気になり、主として東京の有名病院や多くの名医と言われている人に診てもらって私は、一挙に有名病院や医師について不信感を持ちました。多分2年半で50人くらいの医師に診てもらったでしょう。
 名医や良医というか、それは1000人に1人も、まともな客志向型(患者に親身になって付きあうことをする)の医師のいないことを実体験で知ったからです。医師のほとんどは、人間的には社会的適性に欠けた人と言えそうです。なぜなら、私の場合は、有力な紹介者があって診てもらいに行っているからです。ふつうの患者に対する医師は、私への対処法からみても、「最低の人間性の人々がほとんどだ」と思いましたし、いまも思っています。早く、この思いを断ちきりたいものです。
 ともかく彼らは患者に対して、詳しく症状も聞かないし、なぜ、このような検査をするかとか、検査の結果の説明も分るようにしてくれない人がほとんどです。
 薬を処方したり、このように対処しなさい…とは言いますが、その理由とか説明もあまりありません。
 しかも一般にいばって高圧的です。お金を払ってもらう客に対して、こんなに「人でなしの人たちの集団」は、日本では役人という名の人間のカスのような人に多く見られますが、それ以外にはあまりいないでしょう。
 病気は待ったなしなのに、医者の都合で、休日を決めたり、休みの時間を決めます。夜などは患者さんから連絡させないようにしている人が、ほとんどのようです。彼らに使命感はあるのでしょうか。
 しかも、処方した薬や手術の失敗の責任もとろうとしません。
 それなのに、皆、あんがい高額所得者です。
 …と言いましても、いい医師も1000人に1人くらいはおりそうです。
 そういう意味で、私が2年半余で付きあった50余人中、「この人なら安心して診てもらい、指示を受けられるな」と思った人は、いまのところ、以下の6人です。強力な紹介者があって、50人中6人ですから、なければ1000人中1人くらいだと思います。
 一人は昔からの親友の矢山利彦さんです。九州大学の医学部を出た外科医ですが、東洋医学やドイツ振動医学にも詳しい勉強家で、腕もいい医師です。
 彼の経営するクリニックの電話番号は0952-62-8892。入院施設もあり、おいしいカラダによい食事でも有名です。佐賀から熱海の私宅まで10回以上も来てくれましたし、毎回1-2時間は診てくれました。これでこそ医師です。
 二人目は篠原佳年さん(TEL:086-428-8525)で、岡山で開業しているリウマチについては日本一の権威者です。
 血液検査を正確に読める名人でもあり、絶対的にクライアントを勇気づけてくれます。この人も昔からの友人です。
 三人目は龍見昇さん(TEL:079-294-8117)で、姫路で泌尿器科を開業していますが、「気」の凝りをほぐすと痛みのとれることを見つけた研究熱心な名医です。専門外のことでも親切にじっくり診てくれます。安心できる人です。
 四人目は島博基さんで、この間まで大学教授でした。いまは名誉教授ですが、オールマイティの医師です。関西に住んでいますが、熱海まで何回も来てくれました。
 この人が私の苦しんだ三叉神経痛に「船井先生には職業的にも体質上もテグレトールは絶対に合わないですよ。すぐにおやめなさい」と言って、アタマが変になりかかっていたのを救ってくれた人で、生命の恩人です。
 量子医学を研究している日本の第一人者だと思います。親切なよい先生です。どんな病気にも対応してくれます。彼の研究所の電話番号は、0797-76-5778です。
 あと東京では慈恵会医科大学附属病院の消化器内科の桑野和善部長が名医だと思います。ともかく薬を奨めませんし、ムダな検査もしないし、患者のいうことをよく聞いて親切にムダなく対応してくれます。
 それともう一人、私の住んでいる熱海在住の渡辺修一さん(TEL:0557-81-6396)が良医だし、信用できる人だと思います。私との相性もよいのです。
 彼は、私が肺炎になった時、応急処置をしてくれましたが、前述の桑野さんが感心していましたし、先日は私の三叉神経痛に「船井さんにはテグレトールは絶対に向かないよ」とまず言ってくれました。その後で、某医科系大学の神経内科の教授の処方でテグレトールを飲んでひどい目にあったのです。
 渡辺さんは腕のよい耳鼻咽喉科医で、私は中耳炎と蓄膿症の手術をしてもらいましたが、見事なものでした。
 それに24時間、いつでも対応してくれます。これは渡辺さんだけでなく、前記5人の全ての医師もそうですが、患者にとってこんなに当り前ですが、ありがたいことはありません。病気は医師の休み明けを待ってはくれないからです。
 ここに書いた以外に今度の病気(2007年3月12日)以前にお世話になった名医を何人か知っていますが、きょうはあくまでも最近知った私にとって、親身につきあってくれ、24時間対応し、そのうえどんなことがあっても変な薬を処方しない医師だけをあげました。
 ちなみに私は薬はなるべく飲まない方がよい。検査はレントゲンと血液検査以外は、ほとんど役に立たない…と、いま思っていますし、病気になった時は自分で、とことん自分の病気のことを調べ、知った上で、信頼できる医師に診てもらうべきだと思っております。『ザ・フナイ』11月号の船瀬俊介さんと私の対談をぜひお読みください。
                                             =以上=

 <転載終わり>
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 『しかも一般にいばって高圧的です。お金を払ってもらう客に対して、こんなに「人でなしの人たちの集団」は、日本では役人という名の人間のカスのような人に多く見られますが、それ以外にはあまりいないでしょう。』

 船井氏に言わせれば、「人でなし」で「人間のカス」という人たちは、医師と役人に多いということになります。
 私もいつもこのように感じていました。ちょっと船井氏にしては過激な表現だと思いましたが、心底そのように感じておられるためだと思います。

 医師も役人も、公に尽くすという立場であるが故に、給与も優遇されているわけですから、患者のため、国民・市民のために思いやりをもって、熱意ある対応をしてもいいと思います。

 本来であれば、医師も役人も民間の平均給与の半分くらいでいいかも知れません。そうすれば、お金だけで医師や役人になる人がいなくなります。現在では荒唐無稽かも知れませんが、実際にやってみれば、民間の半分の給料でも熱意をもって取り組む人も結構多くいるのではないでしょうか。
 
 医師と役人がまともになれば、日本はもっと素晴らしい国になると思います。それだけ重要な立場だと云えると思います。


 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/

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「全米15%世帯が食料不足=不況直撃、子供の飢えも急増」 時事通信

2009-11-18 08:01:05 | 政治・社会
 <記事転載>
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 「全米15%世帯が食料不足=不況直撃、子供の飢えも急増」

             11月17日10時13分配信 時事通信

 【ワシントン時事】米農務省が16日発表した2008年の食料安全保障報告によると、全米の14.6%に当たる1714万世帯が、同年中に収入不足などから家族全員に十分な食事を与えられない「食料不足」を経験したことが分かった。前年比で3割強の増加で、1995年の調査開始以来で最悪。未曾有の経済危機が国民生活に深刻な影響を与えている実態が浮き彫りとなった。
 報告は、子供の食事まで制限せざるを得ない世帯が50万6000世帯に達し、前年比56.7%も増加していると指摘。「通常は保護されるはずの子供まで、食料を確保できないケースが増えている」と警告した。 


 <転載終わり>
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 先ほどこのニュースを見てとてもびっくりしました。昨年、全米で15%の人々が食糧不足を経験したそうです。アメリカの金融システムが破綻して、その後実態経済をも破壊していくという朝倉慶氏や副島隆彦氏の予測は何度も読みましたが、既にこれほど実態経済に大きな影響を与えて始めているとは、全く知りませんでした。

 15%の1714万人といえば、東京と埼玉県の人口を合わせたくらいの数です。それほど多くの人々が食糧不足を経験したということは、大変なことです。朝倉氏や副島氏、船井氏の予測通りの結果になっているわけですが、やはり多くの人々が食糧不足を経験するということは、とても気の毒なことだと思います。

 このニュースでは、15%の人々が食糧不足を経験したという過去形になってますが、今年・来年はもっとひどい状態になると思います。 

 日本でも23万人が年末には収入が無くなるとの報道がありましたが、金融破たんの影響が徐々に出てきているといえます。既に恐慌に突入していると船井氏や朝倉氏は言われてますので、来年は日本でも食糧不足を経験する人も相当多くなってくるのではないでしょうか。私もいつ食糧不足を経験するかわかりませんが、恐慌に入ったということが分かっている以上、出来る限りの備えは必要かと思ってます。

 自分だけでなく、親戚・会社・近隣の人々にも役立ちますので、ある程度の備えは必要かと考えてます。先日親戚の農家から、玄米60Kgを買いました。8,000円ととても安くてびっくりしました。日本ではまだまだ食糧不足の実感はありませんが、せめて覚悟だけでもしておいたほうがいいように思います。


 ●時事通信
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091117-00000055-jij-int
コメント (2)
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