日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「牛乳を飲み過ぎると骨粗鬆症になる 」 新谷弘実氏 

2009-02-11 09:25:18 | 菜食・正食
 3年前に新谷弘実氏の「病気にならない生き方」を読みました。新谷氏も牛乳を飲むと骨粗鬆症になると言われていますが、先日紹介した菜食のススメの内容とほぼ同じになります。
 それにしても、牛乳を飲み過ぎると骨粗鬆症になるとは、何とも皮肉なことです。そもそも学校給食で毎日飲んで来たわけですから、日本人のほとんどが、「牛乳は丈夫な骨を作る」と考えているのも無理からぬことだと思います。
 この半年間、この牛乳の件といい、肉食の害といい、常識を覆すことがあまりに多くありました。自分が常識として、正しいと長年考えてきたことが、実は間違っていたわけです。そう考えると、まだまだ常識で正しいとされている事も、実は正反対だったということが、今後も数多く出てくるのだと思います。
 こういうビックリな真実は、最初は「そんなバカな!」と批判しますが、理論的に説明されると「なるほど」と意識が転換されます。これは、自分にとって大きな発見ですし、楽しみでもあります。
 ただ、宴会の席で、酔っ払った勢いで「牛乳を飲むと骨粗鬆症になる」などど言うと、変な人だと思われるので、最近は注意してます。昨年末の宴会で、フリーメーソンの話になり、「坂本竜馬や山本五十六はフリーメーソンだった」と言ってしまい、相当変な人だと思われたことがありました。一瞬その場の雰囲気がおかしくなったのを感じました。「こいつはオカルトっぽい奴だな。注意しよう」と思われたのかも知れません(笑)。いい歳して、宴会で面白ネタを披露しようとして、墓穴を掘った典型でした。

<病気にならない生き方より転載>
-----------------------
市販の牛乳が悪いということを、35年前に私に最初に教えてくれたのは、私の親戚の子供たちでした。その子供たちは、2人ともアメリカで生まれ育ったのですが、生後6、7カ月でアトピー性皮膚炎を患いました。
  子供たちの母親は、かかりつけの小児科医の指示に従っていたのですが、いくら治療を受けてもアトピーは改善されず、3~4歳になったころから、ひどい下痢を起こすようになったのです。そしてついに血便まで出るようになってしまいました。びっくりした母親が私を頼ってきたので、すぐに内視鏡を入れて中を見ると、その子供は潰瘍性大腸炎の初期でした。
  私はすぐ子供たちが普段からよく食べている食物を調べました。そして、彼らがアトピーを発症した時期が、医師の指導のもとに授乳を打ち切り、牛乳を与えるようになった時期であったことがわかったのです。
  私は子供たちの食事から、すぐに牛乳と乳製品をすべてカットするよう指示しました。すると案の定、血便も下痢も、アトピーすらもピッタリ治まったのです。
  のちに私の患者さんたちに食歴のアンケートをとるとき、牛乳・乳製品をどれぐらいとっているかという項目を設けたのも、この時の経験があったからでした。その臨床データによれば、牛乳や乳製品の摂取はアレルギー体質をつくる可能性が高いことが明らかになっています。
  妊娠中に母親が牛乳を飲むと、子供にアトピーが出やすくなるという最近のアレルギー研究の結果とも一致しています。
  日本ではここ30年ぐらいの間に、アトピーや花粉症の患者が驚くべきスピードで増えました。その数はいまや5人に1人といわれるほどです。なぜこれほどアレルギーを起こす人が急増したのか、さまざまな説がいわれていますが、私はその第一の原因は、1960年代初めに始められた学校給食の牛乳にあると考えています。
  過酸化脂質を多く含む牛乳は、腸内環境を悪化させ悪玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを崩します。その結果、腸内には活性酸素、硫化酸素、アンモニアなどの毒素が発生します。こうした毒素がどのようなプロセスを経て、どのような病気を招くかはまだ研究段階ですが、牛乳はさまざまなアレルギーだけではなく、子供が白血病や糖尿病などシリアスな病気を発症する原因となっているという研究論文がいくつも出ています。こうした論文はインターネットなどで見ることができますので、ぜひご自分の目で確かめていただくといいでしょう。
  いろいろな健康被害をもたらす可能性をもっている牛乳ですが、最大の誤解は、牛乳が骨粗鬆症の予防に役立つといわれていることです。これは大きな間違いです。牛乳の飲み過ぎこそ骨粗鬆症を招くのです。
  牛乳のカルシウムは、小魚などの食物に含まれるものより吸収がよいと言われますが、それは少し違います。
  人間の血中カルシウム濃度は一定しています。ところが牛乳を飲むと、血中カルシウム濃度は急激に上昇するのです。そのため、体は血中のカルシウム濃度をなんとか通常の状態に戻そうというコントロールが働き、血中の余剰カルシウムを腎臓から尿に排泄してしまうのです。
  つまり、カルシウムをとるために飲んだ牛乳は、かえって体内のカルシウム量を減らしてしまうという皮肉な結果を招くのです。牛乳を毎日たくさん飲んでいる世界四大酪農国であるアメリカ、スウェーデン、デンマーク、フィンランドの各国で、股関節骨折と骨粗鬆症が多いのはこのためでしょう。
  これに対し、日本人が昔からカルシウム源としてきた小魚や海藻類に含まれるカルシウムは、血中カルシウム濃度を高めるほど急激に吸収されることはありません。ですから、牛乳を飲む習慣のなかった時代の日本には、骨粗鬆症はなかったのです。
----------------------------
 ●新谷弘実氏
  http://www.drshinya.com/index.html

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほどです (石臼)
2009-02-11 12:02:02
 新谷先生は、世界で初めて内視鏡を考案し使用した先生だったと思います。

新谷先生は、水についても、いろいろと提言しています。
現代病[がん、心筋梗塞、脳梗塞等]の原因は、食生活にあると提言し、一番の原因は活性酸素だとも言っており飲料水の重要性を説明しています。特にガン細胞は誰でも一日に何百と発生しているそうで、通常は元来ある免疫力によって消滅してさせているそうです。

乳製品や炭酸飲料の良し悪しの前に毎日最低2~3ℓの水は摂取するわけですので、まず水そのものを考え直すのが早道だとも言っております。

世界各国に奇跡の水と言われる水があります。
最近の研究で分かった事は、奇跡の水と言われる水には、多くの水素が含まれている所まで判明しました。

そこで、今注目されているのが水素豊富水と言われるものです。
実際私も飲んでいますが、明らかに改善された症状で中性脂肪と血圧の正常化です。

日本の水は世界一安全と言われていますが、塩素が大量に含まれているという事を認識し水素豊富水でなくとも最低限は、塩素を除去するフィルター位は、通した水を飲まれることを勧めます。

あまり神経質になる事は、ないと思いますが少しでも元気に長生きするためにチョットした見直しを心がけたい思います。
返信する
水が基本 (yasai)
2009-02-11 14:40:25
 石臼さんが言われるように、新谷先生は水が基本と言われています。お茶を飲むより、水のまま飲むほうがいいと言われてました。
 私の両親も4年間、水素豊富水をイオン浄水器で作って飲んでますが、体調はかなり改善されたようです。父親は高血圧・動脈硬化だったせいか、脳梗塞で1ヶ月半くらい入院したことがあります。水素豊富水の効果も手伝って、今では復活して車の運転もできるようになりました。
 私は近所のドラッグストアで11リットル200円で販売されている、逆浸透幕でろ過した水を飲んでます。重金属やウイルスなど全てを除去しますので、ミネラルなども全く含まれていません。つまり蒸留水のような水です。水素含有量も普通なので、毒は全く無いが益もそれほどないという水のようです。水素豊富水の効果は知ってますので、今後検討したいと思います。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-08-24 20:16:04
 牛乳が骨粗鬆症やアトピー性皮膚炎の原因物質だと最近しりました。信じられませんでした。
 全く逆のことを言われてだまそうとしてると思ったので少し調べました。
 しかし、今は納得してなるべく摂取しないようにしています。特にイライラしたり元気がなくなったりと悪影響はなく過ごしています。どちらかというと下痢が減って調子がいいです。
 そこで、こんな大事なことは友達にも教えてあげたくて話すと全然信じてもらえません。
 それを言い続けるのがこれからの課題です。でも他人に興味をもってもらうのは難しいですね。
返信する
逆のことが多いですね (yasai)
2009-08-25 07:20:00
コメントありがとうございます。
私も新谷先生や菜食のススメを読むまで、牛乳を飲めば骨が強くなると思ってましたので、まさか牛乳を飲むと骨粗鬆症になるとは。本当に世の中は真逆が多いですね。
私も母が毎日飲んでいた牛乳を、豆乳に変えたところ、骨密度が0.1ポイント上がったそうです。10月にまた母は骨密度を調べるそうですので、その結果をまたお知らせしたいと思います。
返信する