SERENDIPITY

求めずして思わぬ発見をする能力。私が一番大切にしている感覚です。

内田樹×後藤正文 習合と音楽~創造と創作をめぐる対話~☆彡

2021年04月10日 18時43分45秒 | DAILY LIFE
2021年2月23日(祝)の事。

ミシマ社さんのオンライン配信イベントを視聴させて頂きました☆



<イベント内容>
新たな代表作『日本習合論』にて、
「外来のもの」と「土着のもの」が共生(=習合)するとき、
日本文化の創造性がもっとも発揮されると指摘した内田樹先生。
本書のなかでは、習合と音楽の関係性について、
バンド「はっぴいえんど」のエピソードを引用しつつ
「ここで記憶してほしいことは、日本のロック音楽作品の中で、
その際立った独創性によって世界性を獲得したのは
『ロックの旋律に英語詞を載せた』作品ではなく、
『ロックの旋律に日本固有の叙情と音韻を載せた』作品だったということです」
と論考されています。

そして今回の対談相手を務めるのは、
「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のフロントマン、
そしてソロではGotchとして楽曲制作をし、
第一線でロックの旋律に日本語の歌詞を載せることを深めてこられた後藤正文さん。
日本の音楽は「習合」という切り口から語ることができるのか、
また習合と創作の関係をめぐって縦横無尽にお話しいただきます。

<内容>
・『日本習合論』の着想は、音楽にあり!
・競争と多様性はトレードオフ
・親切に書こうとすると、エネルギーが湧いてくる
・根を断つからこそ、外来のものと出会える
・プロデューサーの仕事は「床のゴミを拾うこと」
・ロックンロールこそ、雑種文化の成果

めちゃくちゃ楽しく視聴させて頂きました。
勉強にもなりましたし、面白くて、素敵な時間でした~☆彡
また面白い企画を期待しています!!
コメント
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