執事(責任役員)とは
定期総会において、次年度の計画と前年度の報告が承認される。そして、その決定に基づき、執事会が、その執行に関して話し合い、決めて運営していく。それは、総会から執事会(責任役員会)に委託されていることである。執事(責任役員)たちは、選挙で選出され、具体的な教会運営を任せられている。そして、代表役員である主任牧師(牧師)が、執事会の招集権をもっている。
また、決議機関は、当教会においては、定期総会、臨時総会、そして、執事会だけであり、常会は、意志疎通を図るための報告の場である。しかし、そこで質問を受け、意見を聞いているところが、当教会の民主的な教会運営をさらに実現ならしめていると言える。執事としてどのような人々がふさわしいかは、それほど難しいことではない。
執事は、代表役員を支え、共に協力して教会運営にあたる。仕事や諸々の事情で礼拝に出席できないことは誰でもあるが、それでも、何とか礼拝を生活の第一に据えようと努力しているか。それから、これもまたスチュワードシップ(神様からいただいている賜物を神様のために使う:時間、能力、献金など)を心がけているかということも大事である。
また、キリストのお体である教会を愛し、信徒一人一人を牧会する姿勢をもっているか。牧師と同じく、執事会で提出された個人情報などの守秘義務などもある。しかし、それ以上に神様の御用に用いられる喜びは大きく、恵みと祝福を感じる。
平良牧師